□メイドさんと百合についてのアンソロジー(百合姫コミックス)
■アンソロジー
(個人的度数)
○おすすめ度:★★★★☆
○百合度:★★★☆☆
(参加者で日誌に記載のある作品作者さま(※最新1作品のみ取上))
○相崎うたうさま:『瑠東さんには敵いません!』など
○樫風さま:『ロンリーガールに逆らえない』
○七路ゆうきさま:『もし、恋が見えたなら』漫画担当
○あおと響さま:『明日、きみに会えたら』など
(作品について)
タイトル通りのものを主題としたアンソロジーです。
つまりメイドさんの百合なアンソロジーなわけですけれど、メイドさんとしかタイトルにない通り、百合としてのお相手はお嬢さまだけでなく同じメイドさんといったお話もあったりします。
収録作品は6つと、アンソロジーとしてはやや少なめになるかもしれません?
それでも個々のお話はおバカなコメディなものから切ない雰囲気のもの、百合的によきものまでバラエティ豊かでどれもよきものとなっており、よいアンソロジーでしたかと思います。
【その他】
昨日は先日届いたアニメDVDたちのうち『閃光のハサウェイ』を観てみました。
こちらは劇場版なアニメとなるのですけれど、こうしてその他扱いで軽く触れるにとどめたことからも解る様に(?)、3部作らしいものの第1作となっています(ナンバリングは振っていませんけれども…)
つまり今現在購入をしている『プリンセス・プリンシパル』『Gのレコンギスタ』『ガールズ&パンツァー』同様に劇場版ながら続き物ということになり、ですのでそれらに倣って最終的な感想は完結したものを購入した際にまとめることにします。
そうした今作は『スパロボV』にも登場したものの、あれは今作の主人公がテロリストにならなかったという全然違うお話で描かれているので、実質機体のみといった扱い…ですので私がちゃんとお話として触れるのはこれがはじめてとなります。
原作はノベルとのことで、『逆襲のシャア』の先のお話…アニメ媒体としてはこれら2作の間に『UC』『NT』が挟まりますけれど、どうもこの2作は富野由悠季氏原作ではない(道理でお話がおかしく気持ち悪い印象ばかりでしたはずで…/何)のに対し、この『閃光のハサウェイ』は富野氏が原作を手掛けたものになっています。
…富野氏が原作を務める作品でしたら『クロスボーン』をアニメ化してもらいたい気も…?(少なくとも『NT』なんて気持ち悪い作品をするくらいなら…)
ともあれ今作ですけれど、『逆襲のシャア』でかなり人生を狂わされたハサウェイさんの未来を描いたものとなっており、何とシャア・アズナブルと同じ様なことをするテロリストになってしまっています。
敵対関係となる地球連邦の人と交流を持ったりするさまが描かれますけれど、全体的にはかなり地味なお話な印象…とはいえ上で触れた某2作品の様な気持ち悪さはないのでそこは一安心です。
そして3部作らしいということで今作ではお話は完結せず、普通に続くといった趣…『F91』を3部作にしてくれればいいのにと思ってしまったりもしますけれど、ともあれ(前の時系列にあることになってしまっている『UC』『NT』要素はなさそうですし)悪い印象はない作品でしたし、続きも見守ってみましょう。