□泣き顔百合アンソロジー(百合姫コミックス)
■アンソロジー
(個人的度数)
○おすすめ度:★★★★☆
○百合度:★★★☆☆
(参加者で日誌に記載のある作品作者さま(※最新1作品のみ取上))
○つみきつきさま:『今日の授業は恋愛です!』
○くわばらたもつさま:『あなたと私の周波数』
○白玉もちさま:『わたしはサキュバスとキスをした』
(作品について)
8つの作品を収録した百合なアンソロジーです。
こちらはタイトル通り、百合に加えて泣き顔…どんなかたちであれ何らかの意味で泣いているかたがいるというものを主題としたものとなります。
主題ははっきりしている様に見えて結構曖昧ですのでなかなかバラエティ豊かなお話になっていますけれど、とはいえ涙ですので切ない傾向が見られるかもしれません?
中にはかなり後味の悪い作品もあったりしますけれど、百合的には概ね淡い傾向のほうが強い印象…悪いアンソロジーではなかったと思います?
【単行本紹介・その2】
□わたしはサキュバスとキスをした(2/電撃コミックスNEXT)
■白玉もちさま
→前巻(第1巻)
(個人的度数)
○おすすめ度:★★★★☆
○百合度:★★★★☆
(特記事項)
○上で紹介したアンソロジーにこちらの作者さまが参加していらしたことから同時に紹介
(作品について)
サキュバスであることを隠し生活をするかたと彼女をサキュバスらしくしようとしてくるサキュバスなかたと人間のかたとの関係を描いたお話です。
この巻では雪子さんの妹さんやその妹さんとお付き合いをしている(?)かたが登場したりしつつ、雪子さんとフウさんが喧嘩をしてしまうことを中心とした様子が描かれていきます。
お二人の関係はその喧嘩の和解を経てより深いものになるのですけれど、この巻の最後では何やらさらに関係をややこしくしそうな謎の存在が現れます?
上のアンソロジーでのこちらの作者さまの作品同様なかなか過激な作品ではありますけれども悪いものではなく、続きも見守ってみましょう。