2022年03月04日

単行本『ポンポコたぬきとへっぽこ王子(1)』紹介

【単行本紹介】
『ポンポコたぬきとへっぽこ王子(1)』
□ポンポコたぬきとへっぽこ王子(1/まんがタイムKRコミックス)
■桜Qりさま

(個人的度数)
 ○おすすめ度:★★★★★
 ○百合度:★★☆☆☆

(作品について)
演劇部に入った化け狸を描いた4コマです。
主人公の豆子さんは小さくかわいらしい女の子なのですけれど、実は狸でして、人間の姿に化けて人間の高校へ入学をしました。
そこで舞台の上ではかっこいい王子さまなものの普段は目立たない女の子になっている玲音さんというかたをお見かけし、その切り替え振りが見事なため自分と同じ化け狸だと勘違いし弟子入りを志願します。
もちろん玲音さんは人間でありその誤解はすぐに解け、また豆子さんが狸であるという事実を玲音さんも知ることになるのですけれど、それでも一応弟子入りというのは認められ、後に豆子さんも演劇部へ入ることになるのでした。

お話のほうは、ということで化け狸さんと舞台の上では王子さまなかたのお二人を中心とした演劇部のかたがたのお話となります。
演劇を主題としたお話はこれまでも結構ありましたけれど、化け狸というのはもちろん他にはなく、その点で独特なものとなっており、また豆子さんが狸の姿であるときも含めかわいかったりと面白いものとなっており、続きも見守りたいものです。
posted by 桜乃 彩葉 at 07:03 | Comment(0) | 作品紹介