2022年05月24日

単行本『忘れえぬ魔女の物語(1)』紹介

【単行本紹介】
『忘れえぬ魔女の物語(1)』
□忘れえぬ魔女の物語(1/ガンガンコミックスUP!)
■宇佐楢春さま(原作)/やまだしゅらさま(漫画)/かも仮面さま(キャラクター原案)

(個人的度数)
 ○おすすめ度:★★★★☆
 ○百合度:★★★☆☆

(特記事項)
 ○原作はノベル、そのコミカライズ版

(作品について)
1日を5日繰り返し、さらに一度得た記憶は絶対に忘れないという特性を持ったかたのお話です。
主人公の綾香さんはその様な特性を持った人で、ですので見た目年齢は高校生ながらもう老人になるくらい生きているという状態の人…その様なことはもちろん本人以外は一人以外は知らず(あるいは理解せず)、そのために孤独に生きていました。
ところが高校へ入学した際、同じクラスになった未散さんという女のかたが声をかけてきて、その距離の近さから仲良くなっていくのでした。

お話のほうはその様な特殊なかたを主人公にしたお話…。
物語冒頭、未散さんが綾香さんへ対し将来魔法使いになりたい、と告白するのでタイトルは彼女を指しているのかと思いましたけれど、現状では魔女とは完全に彩香さんのことを指しており、この特性のために両親との断絶などかなり嫌な過去も描写されています。
さらにはこの巻の最後では唯一の理解者が悲劇に見舞われてしまったりしますけれど、果たして…引き続き見守ってみましょう。
posted by 桜乃 彩葉 at 06:57 | Comment(0) | 作品紹介