2023年05月06日

単行本『白魔導士はゾンビの夢を見るか?(1)』『転生したらあかりだけスライムだった件(2)』紹介

【単行本紹介】
『白魔導士はゾンビの夢を見るか?(1)』
□白魔導士はゾンビの夢を見るか?(1/まんがタイムKRコミックス)
■バニライタチさま

(個人的度数)
 ○おすすめ度:★★★★☆
 ○百合度:★★☆☆☆

(作品について)
異世界から地球へ飛ばされた白魔導士のかたを描いた4コマです。
主人公のお一人はその白魔導士のリルーさんという、17歳ながら小さいララフェルの様な、魔力は少なく回復魔法は1日に3回しか使えない様な女の子です。
その彼女、ファンタジーな世界に生きていたのですけれど、ひょんなことから地球へ飛ばされてしまい、しかも今作における地球は謎の奇病により世界崩壊状態にあり、ゾンビなる存在が跋扈する状態となっていました。
リルーさんはその世界で生き残っていたアヤさんという元気なかたと出会い、行動を共にすることになるのでした。

お話のほうは、ということでその様なお二人が崩壊した世界を旅するもの…。
この手のお話は結構あるのですけれど、片方のかたが別の世界から飛ばされてきた魔法使いであるというのはなかなか珍しいものかもしれません?
また、アヤさん以外にも少ないながら生き残りがおり、その中には黒魔導士を自称する女の子がいたりもし…そうした重い世界観ではあるものの、基本的にはかわいさや微笑ましさ、おバカさのほうが前面に出ているコメディ作品となっています。
個人的にゾンビという存在は大嫌いですので読むのが後回しになりましたけれど、なかなか楽しくよい作品で、続きも見守りたいものです(本当は今作と同時に購入したお姉様はV何とかという作品を先に読もうとしたのですけれど、開始数ページで強烈な拒絶反応が出たので「なかったこと」にしてしまいました…あそこまで即座にページを閉じるほどの拒絶感は滅多にないことですので仕方ありません/何)


【単行本紹介・その2】
『転生したらあかりだけスライムだった件(2)』
□転生したらあかりだけスライムだった件(2/百合姫コミックス)
■水鳥なやさま(漫画)/なもりさま(原作)
前巻(第1巻)

(個人的度数)
 ○おすすめ度:★★★★☆
 ○百合度:★★★☆☆

(日誌に記載のある関連作品(※最新1作品のみ取上))
 『ゆるゆり』:原作
 『大室家』:今作と同一の作品のスピンオフ作品
 『幻日のヨハネ』:今作と似た設定の作品

(特記事項)
 ○『ゆるゆり』のスピンオフ作品
 ○上の作品同様いわゆる異世界の関わる作品ということで同時に紹介

(作品について)
異世界へ飛ばされたごらく部のかたがたを描いたお話です。
今巻では綾乃さんたちと再会できたのですけれど、それが新たなる戦いの引き金となり…?

巻末の描き下ろしにある櫻子さんと向日葵さんのお話を見るとこの世界はやはりゲームの世界の様な印象が強く、雰囲気としては『痛いのは嫌なので(以下略)』に近しく感じられますけれど、ともあれあまり深くは考えずに楽しめばよいのかなと思います?
…個人的に「転生」という単語があれやあれと並んでちょっと、なので…と、上の「ゾンビ」といい、結構拒絶感の出る単語が多めになってしまっていますけれど、今回の2作はそこまで気にしなくてもよい内容ですので大丈夫です(何)
posted by 桜乃 彩葉 at 06:38 | Comment(0) | 作品紹介