2023年05月25日

単行本『魔法を捨てたい女の子(1)』『魔法使いロゼの佐渡ライフ(1)』紹介

【単行本紹介】
『魔法を捨てたい女の子(1)』
□魔法を捨てたい女の子(1/集英社ホームコミックスオギャー!!)
■袴田めらさま×新島あんさま

(個人的度数)
 ○おすすめ度:★★★★☆
 ○百合度:★★★☆☆

(日誌に記載のある関連作品(※最新1作品のみ取上))
 『ふわふわ・ふたしか・夢みたい』:(前者のかたと)同一作者さまの単行本

(作品について)
入ると何らかの魔法にかかってしまう学校に入ることになってしまった女の子を描いたお話です。
主人公のあるみさんは引っ込み思案な女の子のはずだったのですけれど、全寮制のお嬢さま学校である私立雪薔薇女学院に入学することになり、そこへ入った瞬間暴言が止まらなくなってしまい…心の声がそのまま出てしまうという魔法というよりも呪いにかかってしまったのでした。

お話のほうは、その様な不思議な学校での日常を描いたもの…。
他の生徒も概ね何らかの魔法にかかっているのですけれど、解除する方法がないこともないという話で…?
そうしたおかしな世界を描いたコメディ作品ということでなかなか悪くないもので、皆さんがどうなるのか、続きも見守ってみましょう。


【単行本紹介・その2】
『魔法使いロゼの佐渡ライフ(1)』
□魔法使いロゼの佐渡ライフ(1/まんがタイムKRコミックス)
■おみなえしさま

(個人的度数)
 ○おすすめ度:★★★★☆
 ○百合度:★★☆☆☆

(特記事項)
 ○上の作品と同じ単語がタイトルに含まれていたことから同時に紹介

(作品について)
タイトル通りのものを描いたお話です。
主人公のロゼさんことロゼスタリアさんは魔法のあるファンタジーな世界で魔法使いの王女でしたが、色々な理由により迫害されていました。
そのため、いわゆる異世界へ行こうと思い立ちその魔法を使った先が佐渡島であり、そこで偶然出会った親切な島民、紗菜さんの家で暮らすことになったのでした。

お話のほうは、ということで魔法の世界から佐渡へやってきたかたの日常を描いたお話…。
異世界云々は置いておくとして、舞台が完全に佐渡島であり、そこに実際にある諸々も描かれたご当地漫画になっているのが特色といえるでしょうか。
お話もメインのお二人の関係などなかなか面白い中、最後にどうもロゼさんと同じ世界からやってきて彼女を快く思っていないっぽい人が登場し、果たして…次巻は2023年9月発売予定とのことで引き続き見守ってみましょう。
posted by 桜乃 彩葉 at 06:55 | Comment(0) | 作品紹介