2014年06月23日

ゆりめくるお仕事

先日読みましたコミックの感想です。
『日々』の第2巻みたいな…?
□ゆりめくるお仕事
■海月れおなさま
 ○イラスト評価:★★★★☆(4.0)
 ○内容評価:★★★★☆(3.8)
 ○百合度評価:★★★★☆(4.4)
 ○総合評価:★★★★☆(4.0)

こちらは先日色々なコミックとともに購入をいたしましたものとなりまして、色々と気になりましたことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『ミカるんX』や『ぽかぽかばんぱいあ』『猫神やおよろず』などと同じものとなります。
作者のかたは以前読みました『ちゅーちゅーブレインわーるどS』などと同じかたとなります。

内容としましては、女子校に通う後輩さんと先輩さんの日常を描いた作品、となるでしょうか。
と、説明が以前読みました『ゆりめくる日々』の感想と同じとなりましたけれど、登場人物は基本的にその作品と同じ…沙柚理さんとより子さんという先輩後輩さんのお話となっております。
ですのでこの作品は実質的に『ゆりめくる日々』の第2巻、といっていい作品になっております。

その『ゆりめくる日々』は学校での日常メインのものとなっておりましたけれど、今回のものについて、前半は学校外でのお二人の日常を描いたものとなっております。
それは二人で旅行へ行かれたり、勉強会をされたり、クリスマスパーティをされたりと…もちろんより子さんはいつも通りどこか抜けたかたでございます(何)

では今回のタイトルが『ゆりめくるお仕事』になっているのはなぜか、といいますと…収録作品の後半は、お二人が様々なお仕事に就いてその日常を描いた、というシチュエーションのお話になっているからでございます。
それは例えば『ゆりめくる刑事』ということでタイトルどおりのものでございましたり『ゆりめくるペン』ということで漫画家でございましたり『ゆりめくるエレガ』ということでエレベーターガールでございましたり、他にも色々…このあたりはお仕事の場でも先輩後輩の関係でございます。
終盤のお話になると少々趣が異なってきて、沙柚理さんがお客さんとしてより子さんのところへやってくるお話がいくつかございましたり…『ゆりめくるNEET』『ゆりめくる・オブ・ザ・デッド』に至っては完全にお仕事でもないものになっておりましたり?(後者のお話で思い出しましたけれど、以前読んでおります『がっこうぐらし!』という作品について、以前のアサミーナさんとかなさまの放送によりますと来月新巻が出るそうながら内容があまりにつらく読むのに苦痛しか覚えないレベルになってまいりましたのでそろそろ切ろうと思います/何)
お仕事もので女のかたお二人のおバカなお話、ということでちょっと以前読んでおります『受付の白雪さん』を思い浮かべたりもして…?
一応、巻頭のカラーページでこれらはいずれも沙柚理さんの見ている夢、という扱いになっていそうな雰囲気がございますけれど…ともあれ、いずれのお話もやっぱりおバカで楽しいものになっているのでございました。

イラストはよろしゅうございます。
百合的にはやはりお話はおバカなのでございますけれど、それでもお二人の関係はよきものでございます。
ということで、こちらは『ゆりめくる日々』の続きということでやっぱりおバカなのでございますけれど、以前読んでおります『うつゆり』といい、相当おバカさを強調した百合要素のある作品というのが何気に面白くよきもの…あとがきによりますとあるいはシリーズ3作めが出てくださるかもしれない雰囲気があり、期待をしたいところでございます。


ゲームのほう、昨日はとっても大好きでご無事でいらしてくださいますことを陰ながらお祈りしておりますあのかたもお好きなシリーズな『その花』はお休みをいたしまして、思うところあり以前しておりましてあのかたがお好きな作品でもある『スズノネセブン!』のドラマCDを聴いてみました。
いえ、今までずっと聴けていなくって、そして先日こちらの作品のPSP版が存在することを知った際にそういえば…とこのドラマCDの存在も思い出しまして、さらにそのPSP版を購入しようか迷っているところでございましたので、これを聴いてから考えよう、ということにしたわけでございます。

その様なこのドラマCD『転写世界の憂鬱』は合宿がはじまって1週間ほど…ちょうどトアさんたちが合宿へ参加されるほんの少し前を舞台にしております。
ある夜、柚子里さんが自動販売機へ行くと行ってそのまま姿を消してしまいまして、皆さんで彼女を探しに行くのでございますけれど、その自動販売機の他の人なら遠慮する様な飲み物のボタンには仕掛けが施されておりまして、そのボタンを押した皆さんは転写世界と呼ばれる世界へ飛ばされてしまいます。
その世界は学園長がもしものときのためのバックアップのために作っておいた、学園などそっくりそのまま作られた異世界でございまして、なぜか人間のバックアップも取ってあり、皆さんそっくりそのままな姿の分身がおりました。
ただ、その分身は性格づけはされておらず、抜け殻の様な存在…それを知った皆さんは、自分たちで好き勝手に分身たちに性格付けをしていくことになりまして…?

この作品はその様に、分身なキャラクターたちが面白い性格になっていくさまを楽しむ作品、となっております…特にこの時点で面識のないトアさんと真夜さん、あるいは結局皆さんが手をつけずにおいた幸村さんは最後にひどいことになってしまっていたりして…?
ともかくおバカで楽しいものになっておりまして、やっぱり特に三峰兄妹とすみれさんが楽しく仁乃さんとトアさんは微笑ましい…ちなみに柚子里さんは全く登場しないままに終わってしまい、キャストにも名前がございません(何)
…そうそう、突然違和感満載ではじまって何かと思ったら、そういえばゲーム本編では幸村さんには声はなかったのでございましたっけ…ドラマCDはもちろん声があり、メンバー唯一の常識人かつツッコミ役な立ち位置になっておりますけれど、分身は最後は哀れなことに…(何)

ということで、百合とは関係のないこの作品なのでございますけれど(でも実は百合要素が皆無というわけでもなかったりして…?)、ドラマCDを聴きますとやっぱりとっても楽しくって…やはり次のお買い物の機会にPSP版は買ってしまおうと思います。
楽しくキャラクターもよい作品でございますし、あのかたのお好きな作品であり、また私の物語におけるすみれさんの名前の由来になっておりましたり(この作品のすみれさんはむしろ里緒菜さんに近しいかもですけれど/何)真綾さんのお相手な幸菜さんの元ネタになっておりましたり、あるいはこちらにフィンさまがファンサイトを作ってくださっておりますこちらの『私立天姫学園』におけるティナさんやエステルさんにいちごさんたちに多大な影響を与えたりと思い入れも深い作品になっておりますから、すでにPS2版を持っているとはいえ購入して損はないでしょう(アニメ化でもすれば誰のルートになるのかにもよりますけれどDVDを買ってもいいのでは、と思えるほどでしたりして…?)
…あのかたはこのメーカーさまの作品全般がお好きなご様子で、ですのでPSPで出ておりましてイラストの雰囲気などから多分同じメーカーさまの作品なものを購入してもよいのかもですけれど、ただストーリーなどに一抹の不安がありましたので、あのかたにお話をうかがえたりするまではそちらはひとまずは様子見かな、と考えております…以前しております『あまつみそらに!』が大丈夫でございましたので大丈夫な気もいたしますけれど…。
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