
□部長に威厳はありません(3)
■高橋真弥さま
○イラスト評価:★★★☆☆(3.4)
○内容評価:★★★★☆(4.0)
○百合度評価:★★★★☆(3.8)
○総合評価:★★★★☆(3.8)
こちらは先日色々なものとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『篠崎さん気をオタしかに!』や『邪神ちゃんドロップキック』『生徒会のヒメゴト』などと同じものとなります。
内容としましては、とある高校の卓球部の日常を描いた作品となります。
と、説明がやはり以前読みました第2巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻では、恵澄さんと色々因縁のある人物が多々通っております聖オリンピア学園という学校の卓球部と試合をすることになりました。
その部の部長であり中学校時代の恵澄さんの先輩に当たる人物、茨木一華さんはいかにも王子さまタイプといったかたでございまして、また全てにおいて完璧なかたなのでございますけれど、絵夢さんがその一華さんについて部長として尊敬しているといったことを言うのでございますけれど、恵澄さんはそれを一華さんへ対し好意を持っている、と勘違いをしてしまい…?
恵澄さんはその一華さんと対戦をすることになりまして、お互いかなりレベルの高い試合をされるのでございますけれど、絵夢さんに関する勘違いがございますので気が晴れない…その様な彼女へ対し、絵夢さんは応援するつもりでそれ以上のことを言ってしまって…?
…ちなみに絵夢さんも黒い雰囲気漂う副部長さんと対戦をいたしますけれど、1ページで敗北してしまいます(何)
そうして、案外普通に卓球漫画として描かれていた試合も終わりまして日常へ戻るのでございますけれど、絵夢さんはどうしてあそこまで実力のある恵澄さんたちがこの様な弱小部に入っているのか思い悩みまして、それで良かれと思ってしたことでかえって恵澄さんの気を害してしまいます。
ここでお互いに少しすれ違うのでございますけれど、最終的には恵澄さんが自分の気持ちをほぼ全てぶつけて、絵夢さんも鈍感なりにでも明らかに恵澄さんのことを想っている雰囲気を見ることができまして…?
結局絵夢さんは伝説の部長として卒業後も部長として君臨することとなり(何)、威厳は得られずじまいではございましたけれど二人の関係がまずまずよろしい感じになってめでたしめでたし、といえるでしょう。
はい、この作品はこの巻で完結、最終巻となっておりました。
最後にはエピローグとしてその後の皆さんを描いた4コマが収録されておりまして、絵夢さんと恵澄さんは相変わらず、またみろくさんと五十鈴さんなどの関係もなかなかよき状態を維持している様子が見られてよろしゅうございました。
こちらの作品はやはり恵澄さんの性格や絵夢さんに対する態度がとても面白かったりしてよろしいところ…個人的には大好きでございます(私の物語に登場する里緒菜さんに通じるところが外見ややる気のなさ含め多々ございますし…/何)
…その他、カバー下にはカバー表紙絵に関する4コマが収録されております。
イラストは悪くございません。
百合的にはやはり恵澄さんの想いでございまして、最終的には絵夢さんもまんざらでもないご様子になってくださり、また周囲のかたがたにも色々感じられます。
ということで、こちらは恵澄さんがよいキャラである上に百合的にもよろしい作品で、これで完結というのは少々さみしいでしょうか。
とっても大好きで少しお会いできない日々が続いて心配ではございますけれども陰ながらご無事でいらしてくださいますことをお祈りしておりますあのかたもお好きなシリーズな『その花』は引き続き『天使たちの約束』の続きから…晶さんが足を捻挫してしまったあたりのお話でございます。
皆さんでベッドメイキングの練習をしている際、千秋さんと寮監とのかたのお話が出てまいりましたけれど、これって結局何か意味はあったのでございましたっけ…何だか思わせぶりなものでございましたけれど…?
その後現場実習がはじまりますけれど、晶さんは足が痛いからか午後になるととてもつらそうに…と、ただこれ、その後のお話を見ると多分足が痛いからつらい、というわけではなかったのでございましょう。
看護師のかたに怒られて出て行ってしまった際には泣いておりましたし…?
その様な晶さんのことが気になった成美さんは夜に彼女のお部屋を訪れるのでございますけれど、晶さんは自分の口の悪さに泣いてしまっていたりして…?
ここから一緒にお風呂へ入ったりするのでございますけれど、ちょっと晶さんは微笑ましくかわいらしすぎ…いわゆる「青文字系」はこの晶さんと天然なりんごさんが非常に微笑ましゅうございます。
昨日はそこまででございましたけれど、成美さんもその様な晶さんを放っておけなくなってきたご様子…このカップリングは非常によろしゅうございますし、引き続き見守りましょう。
一方の『サモンナイト5』は素材集めなのでございますけれど、イェンファさんが強すぎな気が…。
いえ、2回移動でも2回攻撃でもなく、2回行動が可能、というとんでもない仕様でございますから…いくら何でもやりすぎな気がしてしまいかねません?
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