2014年08月08日

ビビッドレッド・オペレーション

先日観ましたアニメの感想です。
よきものでした
□ビビッドレッド・オペレーション(1〜6/写真は第6巻のみ)
 ○イラスト評価:★★★★☆(4.0)
 ○内容評価:★★★★★(4.8)
 ○音楽評価:★★★★★(4.5)
 ○声優評価:★★★★☆(4.0)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.2)
 ○付加要素(おまけなど):★☆☆☆☆(1.0)
 ○総合評価:★★★★★(4.5)

こちらはDVDの最終巻を以前色々なものとともに購入をいたしましたもので、色々と気になりましたことからお買い物のたびに少しずつDVDを購入していったものとなります。
こちらはアニメのDVDでございまして、以前コミカライズ版を読んでおりますほか以前には4コマ版も読んでおりますものとなります。
こちらが放送されたのは以前DVDを観ております『ラブライブ!』第1期と同じでしたはず…そのスクールアイドルと今作の2作品をとっても大好きで暑い日々が続いてしまいますけれどもご無事でいらしてくださいますことを願っておりますあのかたにお勧めをされまして、でもその際には1作品のみをDVD購入しようと迷ってその際は前者を選びましたものの、その後コミカライズ版を読みましてこちらの作品もとても気になりましたことから改めて購入をしたのでございました。

内容としましては、謎の怪獣と戦う少女たちを描いたお話、となるでしょうか。
と、説明が上で触れましたコミカライズ版の感想と同じとなりましたけれど、コミカライズ版はこのアニメ本編をベースに描かれたものでございますからそれも仕方ございません。
ですので、世界観の説明などはそちらでしておりますのでこちらでは省略…物語自体も、コミカライズ版は一部序盤など一部省略はされておりますものの概ねアニメのストーリーを忠実に描いており、また個々のお話の感想は過去にそれぞれの巻を購入しました際にも触れておりますのでここでは省略し、第6巻収録のお話のみについて触れようと思います。

第11話は『つたえたい想い』ということで、れいさんはあかねさんだけでなくあおいさんたちも今まで戦っていた存在だと知り、裏切られた気持ちのままに捕らえられ、隔離されてしまいます。
そして調査の結果れいさんはこの世界とは別の世界の存在であり、彼女を目印にしてアローンが送られていることが判明…それを知った防衛軍の幹部などは即刻彼女を処分する様に言いますけれど、おじいさんはそれを止めます。
おじいさんは今までの描写からマッドサイエンティストにしか思えないのでございますけれど、それでも生命や友情の大切さは心得ているご様子…。
一方のあかねさんたちはれいさんが暮らしていた部屋へやってきて何もないという感想を抱いておりましたけれど、その何もない部屋の隣にはれいさんが示現エンジン破壊のために色々していた部屋があったかと思うのでございますけれど…?
ともかく、あかねさんたちはれいさんともう一度話したいという結論に至り、会わせてもらう許可が下りないために強硬手段に出ることに…おじいさんはそうくることを予測しておりましたけれども。
障害を乗り越え、れいさんへ想いの丈をぶつけ、あかねさんの気持ちは届いてくださいます…そしてれいさんは自分が何者なのか語りますけれど、それ以上に気になるのは、カワウソと化したおじいさんをれいさんが見るのはこれがはじめての気もするながら全くの無反応というところで、これはその様なことを気にしている場合ではない、ということなのでございましょうか。
と、ようやく分かり合えたところで代弁者を名乗るあのカラスが登場、本来なら高次に存在する者の試練を人類は乗り越えたことになるながらそれを認めたくないということで、そしてれいさんの世界を蘇らせる必要もないということで、カラスはれいさんを取り込み彼女の持っていた矢の力を得、強大な力を得るに至ったのでございました。

第12話は『ビビッドレッド・オペレーション』ということで、こちらで最終話となります。
れいさんを飲み込んでしまい強大な力を得たカラスは代弁者の地位に飽き足らず、自らが全ての次元で最強の存在として君臨すると宣言…完全に力に取り込まれた絶対悪、何のためらいもなく倒せる最後の敵となりました。
そう自負するだけに力は強大であり、もちろん地球の既存兵器では太刀打ちできない…さらにカラスは示現エンジンを用い世界を消滅させることにし、示現エンジンを動力にしている全てのものが麻痺、ですので世界中で電力の供給が止まったばかりでなく、軍艦や戦闘機も使い物にならなくなります。
おじいさんももう手の打ちようがないと諦めるのでございますけれど、カラスの体内でれいさんがまだ生きていることを知ったあかねさんたちは諦めず、立ち向かうことを決意いたします。
そして皆さんの力を合わせ、カラスを追い詰めていきます…この際、はじめの一撃でカラスが身体を傷つけられたことを怒っておりましたけれど、これ以前に先の戦闘機から放たれた爆弾で再生はしたものの一応傷つけられてはいた気がするのでございますけれど…?(何)
友情の力がカラスの力を勝り、れいさんをたすけることに成功したあかねさん…最後はそのれいさんとユニゾン、いえドッキングをしてカラスを消滅させました。
それを見届けた高次の存在は地球の存続を認めるとともにれいさんの世界の再生も行い、れいさんは皆さんと友情を確かめ合いつつ、そしてまたいつか会えることを信じて去っていくのでございました。
エピローグ…なぜだかおじいさんは普通の姿に戻れたみたいでございますけれど、ともかくさいごはあかねさんが海辺でかつてれいさんが飼っていたインコと遭遇、そのインコの飛び去った先に見たものは…?

ということでこちらはこれで完結となります。
結末までの流れはやはりコミカライズ版同様でございまして、そのコミカライズ版の感想に書きました様に熱い友情のお話、というバトルものの中でも清々しさを読後に覚えることのできるジャンルなお話になっていてとてもよろしゅうございました。
どうしてれいさんがドッキングできたの、とか色々細かいところは気にならなくもございませんけれど、その様な細かいところなんて気にしなくってもいいと感じられる熱さと勢いのある王道路線な作品で、あら捜しをしたり難しいことは考えずに素直にまっすぐな気持ちで楽しめばよい作品といえるでしょう…まさに私の物語のすみれさん向きな作品といえます(何)
…贅沢を言えば結末は4コマ版のほうがよりよろしかったのでございますけれど、これは本当に贅沢なことでございますので…。

お話の雰囲気はということで熱い友情と戦いの、観ているこちらも泣けたりもしますものの元気にもなる視聴後によい余韻を味わえる作品でしたわけでございますけれど、ジャンルとしては魔法少女ものに近しい印象(おじいさんがカワウソになったのは使い魔的な扱い、ということで?)…皆さんは科学の力で戦っておりますので科学少女、ではございますけれども。
ただ、皆さんが完全に色別に変身をしていたりするところから、戦隊もの、あるいはプリキュア的な印象も強いかも…?

登場人物は皆さんとてもよい感じ…中でもやはり個人的にはれいさんが大好きでございまして、あの様に何か譲れない重いものを背負って戦うかたが友情の力で心を開いていく、というのは下で触れます作品のアニメ第1期や第2期を観るまでもなくよきものでございます。
主人公のあかねさんも明るくちょっとおバカなよい子でございまして、こういう作品の主人公はああいうタイプであるのが一番気持ちよく観られるのではないかなと思います(ただ、ごはんにマヨネーズをかける行為はちょっと…/何)
おじいさんもマッドサイエンティストなのは間違いないところながら、でも愉快さのほうが勝っていてよいキャラではございますよ?
…登場人物がそれぞれ私の物語の登場人物のイメージと結構重なる印象…あかねさんがかなさま、あおいさんはアサミーナさん、わかばさんはすみれさんでひまわりさんは里緒菜さん、それにれいさんは彩菜さんでももさんはいちごさん、ではなく妹のりんごさん?(何)

イラスト…作画のほうは特に問題なくよきものでございました。
内容のほうは、すみれさんというわけではないのでございますけれど、でもやっぱり個人的にはとっても好き…しいていえば2クールくらいにしてもう少し個々のお話をもう少したくさん観てみたかった、というボリュームが物足りないことと、上でも触れました贅沢な問題があり、そのあたりがちょっとだけ残念でしたでしょうか。
音楽もよきものでございまして、サントラがほしいかもしれません?
声優さまももちろん問題なく、皆さん違和感などございません。
百合的にはコミカライズ版と同等かそのコミカライズ版にはなかったわかばさんとひまわりさんのお話がある分ちょっと上に感じられるかもしれないくらいで4コマ版よりは下かも、という印象…よい友情のお話なのは間違いのないところでございます。
付加要素としてはオーディオコメンタリーつきでございます。
ということで、こちらは以前読みましたコミカライズ版がよかったために以前DVDを購入した『モーレツ宇宙海賊』と同じ流れでDVDを購入してみましたけれど、個人的にはとても大好きな作品といえ、購入して正解でございました…そしてアニメ放送時にお勧めしてくださったあのかたにはやっぱり感謝で、本当にありがとうございます。


また、同時にこちらも読みましたので…。
拳で語る作品…
□魔法少女リリカルなのはViVid(12)
■都築真紀さま(原作)/藤真拓哉さま(漫画)
 ○イラスト評価:★★★★☆(3.5)
 ○内容評価:★★★★☆(3.5)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.4)

こちらは過日色々なものとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『悪魔のリドル』や『しままん』『JA』などと同じものとなります。
こちらはタイトルから解ります様に以前アニメ第2作の劇場版DVDを観ておりましたりあるいは以前アニメ第1期のコミカライズ版を読んでおりましたり、あるいは以前謎のスピンオフ作品を読んでおりましたりと色々展開されております『なのは』シリーズの作品となります。
…「Vivid」繋がり、ということで上の作品と同時に読んでみました(何)

内容としましては、『なのはStrikerS』から4年後のお話、小学4年生の高町ヴィヴィオさんを主役とした物語となります。
と、説明がやはり以前読みました第11巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻では先の無限書庫での一件もありより過去…自分が記憶を引き継いでいる存在の過去を引きずってしまう様になってしまいましたアインハルトさんに対し、ヴィヴィオさんが自分の想いを語りかけるお話でございます。

ただ、ヴィヴィオさんは母親となったかたからちょっと無茶なことを学んだご様子で、アインハルトさんへ語りかける方法というのが拳…拳で語り合う、というわけでございます。
ですので練習試合の形式でお二人が相対するわけで、相当激しい戦いが繰り広げられます。
本来アインハルトさんはヴィヴィオさんよりも格上の相手なのでございますけれど、今回はヴィヴィオさんが相応の覚悟を持って戦っていることもあり互角の戦いでございます。
その戦いの末に、アインハルトさんはヴィヴィオさんの想いを知って気持ちに変化が生じます…?

その他、最後のお話では『なのはStrikerS』と今作との間にあった出来事に登場いたします、そして今は眠り続けているイクスさんというかたに何か変化が起きますけれど、それが何なのかは次巻へ、というところでございます。
ともかくこの巻は拳で語り合うというお二人のお話でございまして、悪いお話ではないのでございますけれど、でも何か確実にずれてきている様な印象も受けてしまって…?
…そういえば以前しております『マイソロ3』でヴェイグさんとセネルさんが男は拳で語らわなければならないこともある、なんて会話をしていた記憶が…男でなくてもこの様にして拳で語るわけで…?(何)

イラストはなかなかよろしいものかと思います。
百合的にはいかがでございましょうか、ほのかに感じられないこともないのでございますけれど…?
ということで、こちらはジャンルとしては魔法少女ものでない何か別のものになっているとしか思えなくって、これを正統な第4期という扱いにするのであれば無印や『A's』の頃から見守っている身としては迷走している様に感じられ、某魔法戦記は論外としてもこちらも第4期とは扱いたくない様な印象を受けてしまいますながら、でも悪くはないものでございますしひとまず続きを見守りましょう…次巻は2015年1月26日発売予定とのことでございます?


上でも触れまして少しお会いできない日々が続いて心配でございますけれどもご無事でいらしてくださいますことを心から願っておりますあのかたもお好きなシリーズな『サモンナイト』は『5』のほう、無限界廊っぽい、でも結局は訓練なミッションで素材を集めつつレベルも上げている中、男性キャラのレベルが30にまで上がりましたので、この段階でどの程度戦えるかということで個別ミッションに挑戦してみました。
すると案外と普通に戦えまして、全ての個別ミッションを軽くクリア…これで男性キャラはもうレベルを上げる必要はなさそうでございます。
また、ミッションには番号が振られておりましてまだ出ていないものがあれば数字の抜けで解るわけでございますけれど、その数字の抜けがなくなっているところを見ると、個別ミッションにとどまらずフリーバトル的なミッションも出尽くしたのでございましょう…やはりもうゲームは終わる直前っぽい雰囲気で、あとは無限界廊っぽいミッションを最後まで進めるのみ、といったところでございます?


一方の『ひとりのクオリア』のほうは土曜日、花梨さんはまた真希理さんに行き先を告げぬままどこかへ出かけてしまいます。
真希理さんはさみしさを覚えつつも家で過ごすのでございますけれど、ふとしたときに花梨さんの荷物の中から缶でできた感じの人形を発見、それをチーちゃん人形なるまた意味深そうな人形とともにごっこ遊びをされたりいたします。
花梨さんは自分の荷物の中は見ない様に、と約束させておりましたので見ているこちらは冷や冷やしてしまい、それだけで終われば何よりだったのでございますけれど、真希理さんはその人形の他に花梨さんが書いたと思われる地図を見つけてしまいます。
その地図の場所が自分のものすごくよく知っている場所でしたことから、自ら出向いて何事なのか確認をすることにいたしました。

その場所とは駄菓子屋さんなのでございますけれど、そのお店は亡くなられた真希理さんの祖母が開いていらしたそうで、今は真希理さんがオーナーとなっているといいます。
店番は友人のナツメさん…そう、かつて花梨さんが声をかけようとしていたシーンを見ることのできた、真希理さんの友人がしているそうでございました。
ところが、様子を見にきた真希理さんの前に現れたのは、ちょっと胡散臭い女性…ギンザと名乗った彼女はナツメさんの知り合いで、彼女に頼まれて店番をしているといいます。

真希理さんは他人と距離を置こうとするかたで、さらにギンザさんの第一印象が非常に悪かったこともあり真希理さんはすぐにその場を後にしようといたしますけれど、ギンザさんの一言で固まってしまいます。
そう、ナツメさんは花梨さんと今会っている、ということ…。

昨日はここまででございましたけれど、その後の真希理さんの反応を見ることなく日曜日、しかも花梨さん視点へ移行する模様…果たしてどうなるでしょうか。
そして個人的に驚きましたのは、このギンザという人物…この人物はこの『ひとりのクオリア』と同時発売でセットで購入しております『ふたりのクオリア』のメインキャラでございました。
さらにいえばナツメさんというかたも『ふたりのクオリア』のメインキャラでギンザさんのお相手…ということで、この両作は完全に繋がっているお話、というわけなのでございました。
このあたりの繋がりもなかなか気になるところとなるでしょうか。
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