2014年08月09日

星をふたりで

先日読みましたコミックの感想です。
短編集です
□星をふたりで
■カザマアヤミさま
 ○イラスト評価:★★★★★(4.8)
 ○内容評価:★★★★★(4.8)
 ○百合度評価:★★★★☆(3.8)
 ○総合評価:★★★★★(4.6)

こちらは過日色々なものとともに購入をいたしましたものとなりまして、百合が確実な作品ということから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『加瀬さん。』シリーズや『終電にはかえします』『ふわふわのきもち』などと同じ…ひらり、コミックスとなります。
こちらの作者さまは多分昔持っていた『ちょこっとヒメ』を描かれたかた…で間違いないはず、でございます(何)

内容としましては、5+αの短編を収録した短編集となります。
お話の傾向といたしましては、最後のお話は大学生のお話の気もいたしますけれど、基本的には高校を舞台にしたちょっと淡い雰囲気もある王道路線なものとなっております。
お話には特に繋がりはなくって全て独立した読み切りなものとなっておりますけれど、前半のお話には二人の関係を文学が繋いでいる、という共通項がございます。

収録作品、『星をふたりで』は内向的で人とうまく話せない女の子が『星の王子さま』を通じて転校生なハーフな女の子と仲良くなっていくお話…友達以上恋人未満、といった雰囲気でございます?
『銀河に広がる世界をふたりで』は孤立している女の子が『銀河鉄道の夜』をきっかけに宮沢賢治好きな子と知り合うもののことごとく意見が違い言い合いになる日々を描いたもの…喧嘩するほど、とよく言う様に微笑ましいお話でございます。
『思い出をふたりで』は幼馴染が八方美人過ぎて嫌になって距離を置いてしまった子のお話…お相手の子がどうして八方美人をしていたのかというとその主人公の子が『枕草子』好きと言ったのが原因で、ちょっと腹黒さを感じる、作品解説にある様にちょっと重いと感じるお話かも?
『健康診断ふたりきり』は普段接点のない子と二人きりで健康診断を受けることになってしまった子を描いたお話…そのもう一人の子が非常に人懐っこくって…?
『あなたと彩る世界の色』は親友に恋人ができ、それを一生懸命応援する子のお話…ちょっと切なくもなるお話なのでございますけれど、でも好きな人に幸せになってもらいたいと強く願う気持ちはとてもよきもので…。

そのそれぞれの作品について、本編終了後に1ページおまけ4コマがついております。
巻末には『バラ園にふたりで』という、『星をふたりで』の後日談を描いた描きおろしの作品が収録されております。
カバー下はそれぞれのお話の解説…。

イラストはよきものでございます。
百合的には全体的に淡い関係になっておりますけれど、それもまたよきものでございましょう。
ということで、こちらはイラストも内容もとてもよきもので、個人的には満足なよき短編集でございました…ちなみにこちらは以前読みました『終電にはかえします』と以前読んでおります『きれいなあのこ』の2冊同様にひらり、コミックスの中では大判サイズではないものとなっており、どうしてこの3冊のみそうされているのかはよく解りません(何)


とっても大好きで暑くて厳しい日々が続いているうえにご多忙なご様子が予想されてしまってお会いできない状態が長く続いてメールなども届いていない可能性もあって不安や心配などございますけれども陰ながらご無事とお元気でいらしてくださいますことを願ってやみませんあのかたもお好きなシリーズな『サモンナイト』は『5』のほうで素材を集めつつ無限界廊っぽいミッションを進めていきます。
昨日でサプレスな第2階層とメイトルパな第2階層を踏破したのでございますけれど、そのメイトルパな階層では敵からつぎはぎの石版なんていう以前しております『4』の白夜を継ぐ者たちから得られたものを押収で手に入れられる上、クリアいたしますと王の書なんていうその『4』や以前しております『3』で得られます最強のアクセサリまで入手できました(王の書は1冊しか入手できない模様…)

そう、つまりこの無限界廊っぽいミッションはこれで終わり、というわけ…ちなみに敵は最終的にはレベル50超にまで達しましたものの終始普通の敵や訓練生であり音楽も普通の訓練のものでございましたりと、微妙に気持ちが盛り上がらないものとなってしまっておりました。
そしてミッション自体ももこれで全てクリアしたっぽいのでございますけれど、特にイベントは発生せず…というさみしい状況でございます。
敵のほうも、こちらが過去作と違いイェンファさん以外の皆さんを物理と召喚両方のバランスタイプとして育ててしまっていたため火力不足が心配でございましたものの、普通に戦えるレベル…これが過去作の無限界廊でしたら絶対に火力不足に陥っていたかと思われ…?

ちなみに王の書は普通の状態異常を全て防ぎかつ全ての召喚ランクをSにしさらに初期MPを200にしてくれるというすぐれもの…初期MPの上がらないスピネルさんに装備させておきましょう。
つぎはぎの石版も全ての召喚ランクがAになるというものでございますので、これはこれでイェンファさん以外の皆さんが現在装備しております四界の指輪(全ての召喚ランクがB)よりも幾分有用でございますので集めてみることにいたしましょう。
…もっとも、召喚ランクAの召喚術、というものは存在しないに等しいのでございますけれども(何)

ここへ至った時点でレベルは90でございまして、素材はもう十分集まっておりますもののレベルは99まで上げたいですから、そこまで戦い続けることになるでしょうか。
それが終わったら、いよいよ最後まで進めてしまうことになりそうでございます?


一方の『ひとりのクオリア』は花梨さんがナツメさんと会っているという事実を知った翌日…花梨さん視点ではじまりますけれど、彼女は真希理さんが昨日何をしていたのか全く知らないご様子でございました。
そのナツメさんから電話があったりしたのでございますけれど、彼女の話す内容はどうも要領を得なくって私にも花梨さんにも何を言っているのか解らない…。
その様な中、花梨さんは一歩踏み込もうと真希理さんに学校へ行っていない理由をたずねますけれど、その瞬間彼女は(本当に)体調を崩してしまい花梨さんは激しく後悔をするのでございました。

ちなみに花梨さんがナツメさんと出会ったきっかけや話していた内容も解りますけれど、話していたことはもちろん真希理さんのこと…。
ただ、ナツメさんにもどうして真希理さんが不登校になったのか理由が解らず、少なくとも学校で何かあったわけではないとのこと…。
ではチーちゃんとは何者なのか…オンラインゲーム上の存在、ということなのかもしれませんけれど、まだよく解りません。

翌日は真希理さん視点…真希理さんのほうも、花梨さんがナツメさんと会っていた事実を問いただせないでいました。
その様な中、花梨さんがお風呂に入っているときにふとあのギンザさんの文句を言っていたのでございますけれど、それを花梨さんに聞かれただけではなくってそれを花梨さんに対する文句だと誤解されてしまいました。
険悪なムードが流れますけれど、その様な中で花梨さんが取った行動…それは、数日間お風呂に入っていないっぽい真希理さんを無理やりお風呂に入れる、というものでございました。
昨日はそこまででございましたけれど、果たして誤解は解けましたのかどうか…?
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