2014年08月21日

philosophia

先日読みましたコミックの感想です。
元は同人誌?
□philosophia
■天野しゅにんたさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
 ○内容評価:★★★★☆(4.4)
 ○百合度評価:★★★★☆(4.0)
 ○総合評価:★★★★☆(3.8)

こちらは先日色々なコミックとともに購入をいたしましたものとなりまして、百合が確実な作品ということで購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなります百合姫コミックスとなります。
作者のかたは以前読んでおります『私の世界を構成する塵のような何か。』などを描かれたかたとなります。

内容としましては、大学生のかたお二人の関係を描いたお話、となるでしょうか。
主人公の愛さんは誰もが認める美人さんな大学生…ちょっと冷めたというかクールというか、恋愛など興味なくって、また馴れ合いを面倒と感じる様なかたでございました。
その愛さんは入学式の日に先輩となるかたにタバコの火を貸すのでございますけれど、その人のことが少し気になって、でもそれ以降再会することないままあっという間に1年が過ぎ去っていきました。
そして2年生を迎えたある日、また偶然にそのかたと再会をいたしまして…?

そのかたは知さんとおっしゃる、眼鏡をかけて本好きのかた…色々とらえどころのないところのあるかたなのでございますけれど、その様な彼女のことが愛さんは次第に気になり、そして惹かれていきます。
メインはこのお二人でございまして、あとは知さんの義理の母親あたりが重要キャラ、というところになるでしょうか。

お話のほうは、数年の大学生活におけるそのお二人の関係を描いたものとなります…時にはお二人の過去も交えたりしながら、距離が近づいて、でも恋愛関係にまでは発展しない様子を描いていきます。
愛さんは知さんのことが気になって、そしてそれが恋だと自覚するまでになるのでございますけれど、知さんのほうは愛さんへ対してなかなか本心を見せず、いつもそのあたりははぐらかしたり見えない壁を作っていたりして謎のまま…。
知さんももちろん愛さんに対しては好感情を抱いているのでございますけれど、彼女のことを想うがゆえに彼女を受け入れることはなくって…?

結末はとてもハッピーエンドとはいえず、むしろ結果だけ見ればかなりのバッドエンドとも受け取れますけれど、でも愛さんの心の変化、成長を見るのがこの作品の主題の一つかなと感じますので、これはこれでよいのではないかなと思います…切ない終わりかたではございますけれども、こういう作品もよいものでございましょう。
この作品はこの1冊で完結となっておりまして、最後にはちょっとしたおまけ短編もついておりますけれど、これが愛さんのこれからに何か影響するのかはご想像にお任せ、ということで…?
…主人公お二人の名は愛を意味する「philo」と知を意味する「sophia」から取ったわけでそのままなわけでございますけれど、当初の設定では「京」と「都」だったとのこと…京都から愛知になったわけでございます(何)

イラストは悪くございません。
百合的には恋人になったわけではございませんけれど、それでもお二人の関係は何ともいえずよいものでございましたかと思います。
ということで、こちらは少々の重さを感じるものではございますけれどもなかなかよきものでございましたかと…ちなみにこちら、元は同人誌でしたそうでそれを再録し単行本とした、つまり以前読みました『ゆりゆり』や以前読みました『初恋テクトニクス』などと同じ様なものとなるみたいでございます。


ゲームのほう、昨日は『クオリア』はお休みをしてとっても大好きで暑くて厳しい日が続いてしまっていたりして心配になりますけれどもご無事でいらしてくださいますことを陰ながら願っておりますあのかたもお好きなシリーズな『サモンナイト』のほうのみで『クラフトソード物語』のほう、素材の数に不安はございますものの敵から得られる経験値がかなり低くなってきたこともあり先へ進んでみますことに…このシリーズは以前しております『Fate/EXTRA CCC』などの様にこちらのレベルが高いほど得られる経験値が下がっていく、というちょっと苦しい仕様になっているのでございました。
御前試合ということで、ケノンという金の匠合の少年との戦い…相手の武器破壊を狙うわけでございますけれど、こちらの武器耐久度が1になるまで追い込まれやはりHPを犠牲にして戦うしかなく、でもそのHPも2度回復するまでに追い込まれてしまい、これは先が思いやられてしまいます。
…戦い終わった後、主人公の幸菜さんが汚い金の匠合の人には負けない、と言っておりましたけれど、はじめの相手はともかくこのケノンという人は正々堂々としていて別に悪い人ではなかったかと感じられるのでございますが…。

夜会話はもちろん護衛獣の真綾さんといたしまして、次のお話…何やら親方の妹の子供が地下迷宮で行方不明になってしまったらしく、それを探してほしいとお願いされます。
その前に先の戦いで得られました秘伝で武器を作ったりして町を回りますけれど、やはりその秘伝の武器を欲する人がおり、それと引き換えに新たな秘伝を得ましたり、あるいはお金で秘伝を購入できたりいたしました。
また、ファナンからきたという人の姿もあり、ファナンとはもちろん以前しております『2』に登場した場所…。

地下迷宮へ赴きますと、新たな階層からは敵が一段階強くなっております…数が多かったり空を飛ぶ敵が現れたりいたしますけれど、いずれも槍が効果的でございまして現状では槍が一番使いやすいでしょうか。
途中、床に開いた穴から人の声が聞こえますので飛び込みますと謎の女性がいたりいたしましたけれど、さらに下の階層に迷い人であるラジィさんがいらっしゃいます…この子、町の人の言葉を聞くと男性扱いでまた一人称も「ボク」なのでございますけれど、女の子だった記憶があるのでございますけれど…?(何)
ともかく探し人は見つけましたので、邪魔をする魔物を撃退して、サナレさんの力を借りつつも脱出いたしました。
ラジィさんとはすっかり打ち解けたのでございますけれど、次の試合の相手がそのラジィさんとのことなのでございました。

これで御前試合へは挑めますけれど、でも一気にたくさんの秘伝を得られて素材不足になっていたり、また敵も強くなったこともあり、またちょっと素材集めとレベル上げに勤しみましょうか。
そういえば、過去に作った武器、一部のものは魔鉱石を加えることにより新たな武器が作れますけれど、そのこともあいまって素材、特に魔鉱石が慢性的に不足…やはり、もう使わない武器を解体したほうがよいのでございましょうか…。
…レベルアップ時のボーナスポイント、現状全て攻撃力に当てているのでございますけれど、御前試合で武器破壊を狙っていることを思うと防御力のほうへ振っておいたほうがよかったのでございましょうか…。
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