2014年08月23日

はいたい七葉

先日観ましたアニメの感想です。
謎のショートアニメ…
□はいたい七葉(第1期・第2期/写真は第2期のみ)
 ○イラスト評価:★★★★☆(4.2)
 ○内容評価:★★★★☆(4.0)
 ○音楽評価:★★★☆☆(3.3)
 ○声優評価:★★★★☆(3.5)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
 ○付加要素(おまけなど):★★★☆☆(2.5)
 ○総合評価:★★★★☆(3.8)

こちらは先日第2期のDVDを購入いたしましたものとなりまして、何となく気になりましたことから購入をしてみましたものとなります。
こちらは以前DVDを購入しております第1期と今回のものとで2期放送されたといいますけれど、いつ放送されたのかなどはちょっとよく解りません…こちらの作品、DVDを目にするまで存在すら知らない作品でございましたから。

内容としましては、妖精さんのいる日常を描いた作品、となるでしょうか。
物語の舞台は沖縄でございまして、主人公の喜屋武七葉さんは沖縄そばのお店を営む家に暮らす3姉妹の真ん中で中学3年生…ちょっと天然なところもございますけれど、明るく元気な女の子でございまして、ちなみにお名前は「ななふぁ」と読みます(ですのでタイトルもそうなります)
その様な七葉さんの家の庭にはガジュマルの木があるのでございますけれど、ある日ひょんなことからその木からキジムナーと呼ばれる木の精霊が現れ、一緒に暮らすことになりました。

現れたキジムナーは二人でございまして、一人はニーナさんというちみっこな女の子…ちょっと毒舌なトラブルメーカーで、だらしないところなどあったりいたします?
もうお一人はラーナさんというこちらはすらりとしたスタイルでツインテールのかた(服がどう見てもスクール水着でございますが…/何)…元気で明るくまたニーナさんよりはしっかりしている様に感じられますながらちょっとドジなところがあり、それ以上になぜか損な役回りを受けてしまうことが多めでございます?

その他の登場人物、まずは七葉さんの姉妹…姉で高校3年生の七緒さんは長い髪のクールな雰囲気なかたで高校の女子生徒から人気の高いかたでございますけれど、実はかわいらしいもの好きという以前DVDを観ております『ビビッドレッド』のわかばさんの様な一面もございます?
妹の心七さんは小学4年生で年齢相応の素直でかわいらしい子…霊感が強いみたいでございます?
家族としましてはあとはしっかりしていらっしゃる祖母がいらっしゃり、また祖父は亡くなられているのでございますけれど霊体で見守っている模様…?
また、喜屋武家のシーサーのイーナさんもいらっしゃり、こちらはちみっこでちょっと負けず嫌い…ニーナさんをライバル視していらっしゃいますけれど、ラーナさん同様に損な役回りになることが多めです?

あとはそれぞれの姉妹のご友人たち、といったところ…七葉さんのご友人にはかなりおかしな性格のお嬢さまがいらしたり、七緒さんの後輩には彼女のことを強く慕う女の子がいたりいたします。
妖精さんとしましては他にも水の精霊でおっとりした雰囲気のカーナさんがいらっしゃり、この精霊さんと同居している先生は当初は大人しいかただったのでございますけれど、お嬢さまの特訓を受けた結果とんでもないことに…?
…また、ニーナさんとラーナさんの母親として(この二人って姉妹なの?)ナーナさんいうかたが終盤に登場し、これで妖精さん系の登場人物のお名前の頭文字を登場順に取るとニライカナ…ニライカナイ、で間違いないでしょう(何)

お話のほうは、その様な皆さんによる愉快な日常を描いたコメディ作品となります。
こちらは以前第2期のDVDを観ております『ぷちます!』や以前DVDを観ております『犬神さんと猫山さん』といった作品の様にショートアニメとなっておりまして、ですのでよりストーリー性よりもコメディのほうに力を置いている、といったことになるでしょうか。
ショートアニメでございますので個々のお話の感想は省略…キジムナーのお二人は(特にニーナさんは)本当にトラブルメーカーなのでございますけれど、そこがまた愉快さを強めておりよきものでございます。
また、こちらの作品の特徴としまして妖精さん以外のほとんどの皆さんはしっかり沖縄言葉を使っている、ということ…タイトルの「はいたい」は挨拶の言葉とのことで、男性は「はいさい」になるそうです?(上で触れました『ぷちます!』に出てまいりました響さんは「はいさい」を使っておりますけれど、ただ最近の若者は女性であっても「はいさい」を使う傾向があるそうで間違ってはいないっぽい…?)
基本はその様におバカで楽しいお話なのでございますけれど、第1期と第2期、それぞれの終盤にはちょっとシリアスなお話が入ってきますけれど、でも最後はまた皆さんで一緒に、という展開になるので一安心でございます。
…そういえば、特異なお話としてイーナさんを宇宙最強の怪獣として宇宙人が迎えにくるお話があったのでございますけれど(オープニングもそれらしいものになっており…)、思いっきりウルトラマンという名前を出していたりして大丈夫なのかと思いきや、きちんとそちらの元となる円谷プロという会社が協力しているみたいでございました…そこに出てきた宇宙人はどうやらウルトラマンに出てくる怪獣を擬人化したものらしい?

イラスト…作画のほうはかなりよいほうではないかなと思います。
内容のほうは楽しくよきものでございましたかと…キャラクターのほうも、主人公の七葉さんは多少地味ながら(何)皆さんよきものでございまして、私はラーナさんが特に好きでございましょうか。
音楽のほうも悪くないかと…エンディング曲もよい感じでございます。
声優さまについて、主人公の七葉さんをはじめ結構な登場人物の声優さまの苗字が沖縄っぽいものになっていて、もしかして沖縄のかたをメインで使われたのかもしれません?
百合的には登場人物は皆さん女のかたばかりで安心でございますし、また七緒さんを慕う後輩さんもいらして悪くございません。
付加要素といたしましては、第1、2期のDVDともに映像特典があり、第2期のほうには『おばぁのゆしぐぅとぅ』という沖縄言葉講座が14話くらい収録されていたりいたします。
ということで、こちらは何となく購入をいたしました、いつの時期に放送されたものかも解らないもの(第1期DVDが7月、第2期DVDがつい先日出たことを思うとそう古い作品ではないかと思いますけれど…?)よき作品でございまして、購入して正解といえるものでございました…第3期があってもよいのではないかな、と思います?


とっても大好きで暑くって厳しい日々が続いてしまっておりますけれどもご無事でいらっしゃいますことを陰ながらお祈りしておりますあのかたもお好きなシリーズな『サモンナイト』は『クラフトソード物語』のほうで、やっぱり引き続き素材集め…魔鉱石がなかなか集まらなくって大変でございます。
これは特定の敵しか落とさないのでございますけれど、その敵の出現率がやや低めで…武器を解体すれば回収できるのでございますけれど、でも作った武器は全部持っておこうかなと今回は思っておりますので、何とか集めていきたいものでございます。
…ちなみに作った武器を全て持っておく、というのは今作のみの方針…いえ、以前しております『2』以降は武器作成システムが大幅に変わっておりますから。


一方、『クオリア』のほうは以前『ひとりのクオリア』を終えましたので、引き続き『ふたりのクオリア』をはじめてみました。
こちらの主人公は『ひとりの』でも登場いたしましたナツメさんというおっとりした女の子…親元を離れて一人暮らしをしている彼女、どうやらあまりに悩んでしまうと二つの選択肢両方の未来が見えてしまう、という真希理さんの失顔症よりもある意味重大な症状を持ってしまっているみたいでございます。

『ひとりの』と『ふたりの』は舞台が同じでございまして、今回は『ひとりの』で真希理さんと花梨さんがすでに出会っていて、花梨さんがオンラインゲームをはじめたばかりの頃からはじまる…というのが冒頭のお話で解ります。
その様な雨の日、コンビニエンスへ行った帰り道、ナツメさんは大怪我をした女性をたすけることになります。
救急車を呼ぼうにも携帯電話が壊れていて、ここで二つの選択肢…誰かを呼びに行くか自分が彼女を連れて行くか、その二択の未来が見えます。
結局後者に意識を持っていかれ、後者を選ぶことになり、その女性を自宅まで連れて行くことになったのでございました。

昨日はここまででございまして、こうして見ると『ひとりの』の主人公な真希理さん同様にナツメさんもちょっと大変な症状を持っているみたいでございますけれど、問題は相手のかたでございましょう。
花梨さんについて最後の最後であの様な展開が待っていた様に、今回もそういう展開があると予想しておいたほうがよいのかなと…ともあれ、『ひとりの』の出来事と重ね合わせて進めていくとより興味深いでしょうし、のんびり進めてまいりましょう。
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