
□オパパゴト(2)
■白梅ナズナさま
○イラスト評価:★★★☆☆(3.4)
○内容評価:★★★★☆(4.2)
○百合度評価:★★★☆☆(3.3)
○総合評価:★★★★☆(3.6)
こちらは先日色々なコミックとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『お嬢さまは武道会で踊る』と同じものとなります。
内容としましては、お嬢さま学校で擬似家族生活をすることになりましたかたがたを描いた作品、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第1巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻では、まずは前巻の最後で春日さんが生徒会長さんと対立した件についての顛末から…春日さんは生徒会長さんの非道な行いがどうしても認められず、正面切って対決をして彼女を生徒会長から引き摺り下ろす決意をいたしました。
その決意をするに至るまで彼女はそれを自分一人の問題だと考えていたのでございますけれど、擬似家族の皆さんにも影響が及ぶのでは、と指摘されて少し悩んでしまいますものの、家族の皆さんも従ってくださるということで結束が固まる結果となったでしょうか。
…ちなみにその生徒会長さんは常に仮面をつけたかなりの変わり者なのでございますけれど、けれど一般生徒からは絶大な人気を誇っている模様…。
その様な今巻の本題は、料理対決…家族ごとに母親と長女役のかたが学園のお偉いさんに料理を振舞う、という企画の顛末が描かれます。
紫さんも鮎美さんも料理はしたことなかったっぽいのでございますけれど、紫さんは一度見た工程はすぐに覚えられるということで料理はまずは安心となりました。
あとは鮎美さんの上がり性かつ自信のないところを、なのでございますけれど、ここは春日さんがうまくしてあげまして…?
料理対決本番はなかなか激しい様相を呈しておりましたけれど、これもおバカで楽しいものとなっておりまして、そちらは無事に終了いたしました。
けれど、そのお偉いさんのお一人が本物の春日さんのことを知る人でございまして、春日さんは危機的状況に…というところでこの巻は終わっております。
…巻末には作中で約束された鮎美さんのお話のその後が描かれておりました。
イラストは悪くございません。
百合的には設定上そこはかとなくございまして、あとは特に鮎美さんの春日さんへの気持ちがなかなかよきものでございまして…?
ということで、こちらは相変わらずおバカで楽しく、キャラクターもよい作品…第3巻は2015年の初旬発売予定とのことで、引き続き見守ってまいりましょう。
とっても大好きでお会いできない日々が長く続いてしまいますけれどもご無事やまたいずれ…を陰ながら願っておりますあのかたもお好きなシリーズな『サモンナイト』は『クラフトソード物語』のほうで、引き続きのんびりレベル上げでございます。
『バズー!魔法世界』は失意のうちにヴァメルを去り、その道中でロットさんが田舎の地でパル教を広めたいといいミマスさんもそれについていってパーティから抜けました。
さらにセラスに戻ると報告のためにロマールさんもパーティから抜けます。
こういうとき、今までですと町を出ようとすると大抵主人公のラティーナさん自身がはやく報告に行かないと、といったことを言って町から出られなくなるのでございますけれど今回は普通に出ることができ、またマップ移動も制限がございませんでした(目的がある場合、違う地域へ移動しようとすると制止されることが多々…)
つまりレベル上げが一人でできる、ということでございますのでまたしばらくのんびりレベル上げをすることにいたします。
その中でちょっと衝撃の展開もあり…いえ、ヴァメルのあった砂漠で戦っておりますと、フィールド上に突如あのジャラという古代の王が出現し戦闘になってしまったのでございます。
どうもヴァメルが滅ぼされた際に封印が解かれてしまった模様…一撃で倒せる上に戦闘BGMもよいものでさらに経験値が2,000も得られるというおいしいところだらけの敵でございますのでまた現れてもらいたいのでございますけれど、どうなのでございましょう(一応倒した後でラティーナさんが不死者なので倒せない、はやく逃げようといったことを口にしておりましたけれど…?)
『ふたりのクオリア』は以前しております『ひとりの』のドラマCDでも出てまいりました遊園地でのお話から…ナツメさんは来夏さんは幼馴染が怪我中ということで誘うのはやめておき、すっかり背景と化している友人お二人をお誘いしたのでございました。
ただ、その『ひとりの』でもゲーム本編では遊園地でのことは飛ばされた様に、こちらでもその友人が合流されるまでのことしか描かれず、友人たちとギンザさんがどの様なこと話されたのかとか、遊園地で花梨さんに遭遇したことも後で軽く触れられるのみ…こちらは果たして『ふたりの』のドラマCDで語られるのかどうか…?
翌日はギンザさんとお好み焼きを作ったり、駄菓子屋さんでは子供の相談に乗ってあげたりしていたのでございますけれど、その後花梨さんから電話があり、花梨さんに来夏さんを引き合わせることになりました…この際のお二人の会話、ちょっと認識にずれがあったのでございますけれど…。
昨日はここまででございましたけれど、『ひとりの』ではもうゲーム終了まで1週間を切っているところまできており、でもこちらではギンザさんが内心ではナツメさんの元を離れる決意はしておりますものの表面上のお二人の関係には特に変化はなく、果たしてこれからどうなりますか…。
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