
□秘密のカケラ
■藤沢誠さま
○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
○内容評価:★★★★☆(4.2)
○百合度評価:★★★★☆(3.5)
○総合評価:★★★★☆(3.8)
こちらは先日『百合姫』などとともに購入をいたしましたものとなりまして、百合が確実な作品ということで購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなります百合姫コミックスとなります。
内容としましては、5+αの短編を収録しました短編集となります。
収録作品は巻末に収録された描きおろし作品を除けば、全て特に繋がりのない独立した読み切り作品となっております。
作品の傾向は、ボリュームを見ても扱いを見てもメインといえる2作品はファンタジー寄りのお話となっておりまして、その他のお話は日常といえるお話になっていたかなと思います…その3つの作品、『冬の日』はてっきり同級生に見えましたものの、あとがきによりますと全て先輩後輩の関係らしいです?
いずれのお話もどちらかといえば淡い雰囲気、といえるかなと思われ…?
収録作品たち、以前同人誌を購入しております『それは想いのカケラ』は人間の姿をした白ヤギさんの黒ヤギさんのお話で、想いを込めて書いた黒ヤギさんの手紙を白ヤギさんがいつも食べてしまう、というものでかなりかわいらしいお話といえるでしょう。
以前同人誌を購入しております『ショートストーリー』収録の『冬の話』はタイトルどおりある冬の日の二人の一こまでございまして、とても短いお話ながらこちらも可愛く微笑ましゅうございます。
同じく『ショートストーリー』収録の『ちいさなきっかけつみかさねて』は部活前のささいなことをきっかけにして後輩さんのことをかわいがるのもいいかな、と感じる先輩さんのお話でございまして、こちらもやっぱり短いお話ながら微笑ましく…?
同じく『ショートストーリー』収録の『マリさんとあおいちゃん』は周囲から王子さま扱いされてしまう女の子とその様な子のことがかわいいと感じる先輩さんのお話…やがてその先輩さんが卒業されてしまう日がくるのでございますけれど…?
以前同人誌を購入しております『本当と嘘と秘密』は現代に生きる空を飛ぶ魔女な子と、その子とひょんなことから知り合った普通の女の子のお話…こちらはこの単行本の半分のページを使っているなかなか長いお話となりますけれど、こちらもまた微笑ましくよきものといえるでしょう。
巻末には『まじょっこ』という4コマと『もうひとつの本当』というどちらも『本当と嘘と秘密』の後日談となります描きおろし作品が収録されておりまして、またカバー下には『それは想いのカケラ』のおまけ漫画も収録されております。
全ての作品について過去に同人誌を購入しておりましたことから解ります様に、こちらの作品は以前にも『月夜のことだま』という同人誌を購入したりしておりますサークル【Caramel Crunch】さまの同人誌の再録、というものとなっております。
つまり先日読みました『ぱすてるディズ』と同様なものとなっておりまして、そして今作のあとがきを見ますと、やっぱり『百合姫』の編集部さんが面白い百合な同人誌を探してそのサークルさまに単行本化の声をかけた、というご様子みたいでございます?
となると、将来的にあのサークルやあのサークルの同人誌も単行本化するのかな、と思ってみましたり…実際、来月出ます単行本『ハミングバード』の作者さまな野中友さまというと以前同人誌を購入しております『Lalala Melody』などを描かれたサークル【UnisonBell Lilac】のかたになりますし、これもまたこのサークルさまの同人誌の総集編となるのかもしれません?
イラストは悪くございません。
百合的にはいずれのお話も淡いものとはなっておりますけれど、それでもそれがまた微笑ましくよろしゅうございましょう。
ということで、こちらは結果的に描きおろし以外過去に全て読んだことのある作品となっておりましたけれど、それでもよきものでございましたかと思います。
とっても大好きでお会いできない状態が長く続いてしまいますけれどもいずれはまた…と陰ながら想いを寄せてご無事をお祈りしておりますあのかたもお好きなシリーズな『サモンナイト』は『クラフトソード物語』で地下迷宮の奥でレベル上げでございますけれど、同時に秘伝を落とす敵から秘伝を落としてもらえるまで粘ってみることにいたしました。
幸い、昨日のうちに秘伝は落としてもらえましたので、今日は先へ進んでもよいかもしれません…先へ進む基準は、どうやら一定の場所ごとにボスが控えているみたいでございますので、その手前で、ということになるでしょうか。
『バズー!魔法世界』はのんびりレベル上げなのでございますけれど、こちらの作品、レベルをある程度上げますと次のレベルに必要な経験値が100,000で固定となる模様でございました。
つまり上で触れました『サモンナイト』シリーズの正規ナンバリングタイトルのうち以前しております『4』までの様なものでございまして、延々必要経験値の上限が上がっていくわけではなく上げ止まりがあってそこまでたどり着けたということで、これはレベル上げをする上で今後楽になってくるということ…これならレベル99も目指せるでしょう。
その様な昨日は以前終えました『クオリア』に代わり、まだ未プレイな百合ゲームから『サクラメントの十二宮 乱れる仔ひつじと手懐く狼』をはじめてみました。
こちらは年齢制限ありな同人ゲームとなります。
物語の舞台はミッション系の学園となりまして、主人公は天然な女の子な母小瀬アリッサさんと転入生でかっこいい雰囲気もある女の子な周防ひつじさん…ひつじさんがアリッサさんに一目惚れをいたしまして、アリッサさんも彼女の情熱に打たれてお付き合いをされることになったのでございました。
出会ってあまり間もないうちに一線を越えましたので物語としてどうなのか少し心配もいたしましたけれど、その後きちんと普通の日常のお話もございましたので一安心…昨日進めた限りではなかなか悪くない作品でございます。
その様なこの作品、今までに見たことのない、ちょっと斬新とも思えるシステムがついておりました。
それは主人公二人の視点を任意でほぼいつでも変更できる、というもの…これでお二人の心情など、気になった際にいつでも変更して見ることができるわけでございます。
また、どちらの視点にしているかで物語の展開も多少の変化がある模様…ちょっとややこしくもありますので、一応1周めはアリッサさん視点固定、2周めはひつじさん視点固定で進めてみようかなと思っております。
…その他、『クオリア』もそうだったのでございますけれど、なぜかフルスクリーン仕様を保存してくださらなくって、ゲームを再起動するとウィンドウモードになってしまう…。
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