
□薄光スノウフレーク
■Haya.さま
○イラスト評価:★★★☆☆(2.8)
○内容評価:★★★★☆(4.0)
○百合度評価:★★★☆☆(3.3)
○総合評価:★★★★☆(3.5)
こちらは先日『百合姫』などとともに購入をいたしましたものとなりまして、百合が確実な作品ということで購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなります百合姫コミックスとなります。
内容としましては、雪国を舞台にしたちょっと不思議な日常を描いたお話、となるでしょうか。
物語の舞台は石川県は能登半島を舞台にしているらしく、季節は冬…主人公の千代子さんはごく普通の高校生といったところでございます。
その千代子さんはある日、ひょんなことから不思議な女の子に出会いまして、そこからお二人の交流がはじまっていきます。
その出会った女の子というのは、白い着物を着たちょっと古風な雰囲気を感じる、おっとりしていてちょっと天然さも感じるかたでございました。
当初は名前もなく、千代子さんが雪子と名づけた彼女はどうやら千代子さん以外の人には見ることも触れることもできない存在…つまりは幽霊でございました。
千代子さんがはじめに感じた様に、雰囲気としては雪女っぽくも感じたのでございますけれど、ともかく雪子さんは彼女の住まう古い家とその周囲でしか活動できず、その外には出られなくなってしまっております。
彼女がどうしてそこにいるのか、といったことはちょっと解らないのでございますけれど、特に気にしなくってもよいのかなと思います。
お話のほうは、そのお二人が一緒に過ごす日常を描いたものとなります…お話はもちろん全てお二人のお話ながら一話完結なものとなっておりまして、単体で読んでも大丈夫なものとなっております。
こちらは雪子さんが幽霊、ということを除けば本当に雪国の田舎で二人でのんびりした日常を過ごす、といったものを描いておりまして、季節は冬ですので寒いわけながら読んでいるこちらは心があたたかくなってくる様なお話でございます。
お二人の関係はどちらかといえば百合というよりは友情に見えるのでございますけれど、最後に雪子さんが行った行動で少しそれ以上の関係をにおわせるものもあって…?
あと、こちらの作品はお二人とも方言を話される、というのも特徴…方言にはルビが振ってありますので意味も大丈夫でございます。
その様なこちらの作品は、同時に購入をしておりまして以前読んでおります『ぱすてるディズ』や以前読んでおります『秘密のカケラ』同様に、こちらの作者さまが過去に出された同人誌を単行本とした総集編、といった趣のものとなっております。
それら2作品と違うところは、その2作品は短編集となるのに対し、こちらは同人誌とはいえ全て同じかたがたの物語、となっているということでございましょうか。
この作品は一応この単行本1冊で完結、とはなっておりますけれど、物語自体は日常のものでございますので、続けようと思えば続きは描けそうで…?
イラストは悪くございません。
百合的には上で触れましたとおり…どちらかといえば友情のお話になるかなとも思えますけれど、でもお二人の関係はよきものでございます。
ということで、こちらはなかなか微笑ましくあたたかいよいお話…と、上で触れました2作品といい、今回購入をいたしました同人誌由来の百合姫コミックス3冊、全て微笑ましいものとなっておりました様な…?
とっても大好きで長くお会いできない状態が続いてしまって不安や心配など色々思ってしまいますけれども陰ながら日々ご無事でいらしてくださいますことを願っておりますあのかたもお好きなシリーズな『サモンナイト』は『クラフトソード物語』で地下迷宮の先へ進んでみますことに…道をふさぐボスに挑むのでございますけれど、このボスがものすごく弱くって、剣で斬りつけているだけで相手は何もしてこず無傷で倒せてしまいました。
ここまで弱い敵は一般の敵を含めてもそうはおらず、でも経験値は莫大…特に無傷で倒せたということでボーナスポイントがとんでもないことになり、一気にレベルが2上がるという異常事態を引き起こしました。
ここからまた次のボスがいる場所まで進みますけれど、次のボスがいたのは結構奥地で80階…そこへいたるまでに転移ポイントが2箇所ございました。
また、ここへ至るまでの敵の経験値がかなり多いこともあり、またしばらくはボスへ挑むのは控えてレベル上げといたしましょう…ちなみにこの区間で現れる秘伝を落とす敵は1体のみでそれはもう落としてもらえましたので一安心でございます。
…と、何だか時々場違いに弱い敵が出てきて邪魔なのでございますけれど、その弱い敵はかつて地下迷宮以外の場所、つまりもう二度と行けない場所で現れた敵たちになっておりまして、これは召喚獣図鑑コンプリートに対する救済措置となっているのでございましょうか。
『バズー!魔法世界』はレベル上げでございまして、古代の王ジャラと延々戦えたりまた次のレベルに必要な経験値も上げ止まりましたのでこのまま延々レベル上げを続けることも可能ながら、現状すでに過剰といえる強さになっております。
ですので、レベルの数字が切りがよくなったら先へ進んでみようかなと思います。
『サクラメントの十二宮』ものんびり進行…アリッサさんがひつじさんに文字通り初めてを捧げたりいたしましたけれど、このアリッサさんというかたがもう相当な天然さんでございまして面白いです。
ひつじさんとのことを何の疑問も持たずに他人に話されたりして、そのあたり以前しております『白雪の騎士』の沙雪さんに通じるところもございますけれど、天然さではこのアリッサさんのほうが数段上といえるでしょう。
…そういえば、百合な年齢制限ありなゲームといえど、明確に初めてを捧げるシーンがある作品、というのは案外珍しい…記憶がある限りでは以前しております『天使たちの約束』の晶さんくらいしか思い浮かびませんかも…?
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