2014年10月09日

女子かう生

先日読みましたコミックの感想です。
台詞がない…?
□女子かう生(1・2)
■若井ケンさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.3)
 ○内容評価:★★★★☆(3.8)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.4)

こちらは過日色々なものとともに購入をいたしましたものとなりまして、以前購入いたしました『百合姫』で紹介されておりましたことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『和太鼓†ガールズ』や『大科学少女』『受付の白雪さん』などと同じものとなります。

内容としましては、高校生の女の子たちの日常を描いたお話となるでしょうか。
物語は双葉女子高等学校という高校やその周辺を舞台にしたものでございまして、主人公は富戸もも子さんという女の子でございます。
このもも子さん、外見は長い黒髪(そう、表紙を見る限り黒髪なのでございますけれど、本編中ではなぜか色素が抜けている不思議…)にクールな雰囲気と以前アンソロジーを読んでおります『シンデレラガールズ』の凛さんあたりを思い返させるかたなのでございますけれど、内面は相当おバカ、というよりも子供っぽいかたとなりまして、やっていることは以前読んでおります『ゆるゆり』の京子さんか櫻子さんな印象を受けますかも?

その他登場人物はそのもも子さんのクラスメイトお二人となります。
まずは渋沢しぶ美さんというもも子さんとは小学校時代からの付き合いのある、眼鏡をかけた真面目な雰囲気をした、また実際3人の中では一番真面目なかた…登場人物紹介では思いのほか脳筋、なんて書かれてもおりましたけれど…?(もも子さんは「残念美人」となっており、これは妥当かと…?)
古井まゆみさんはちみっこで眉毛が少し太い女の子…転校生でございまして、以降なぜかずっとその転校時の制服を着続けております。

お話のほうは、その様な女の子3人の日常を描いたものでございます。
こちらの作品は本当にそれ以上でも以下でもなくって、4コマではないながらきらら系の王道たる学園ものな日常のお話、といった趣でございます。
ただ、こちらの作品には他の作品にはない特色が一つございまして、それが台詞がないというもの…サイレント漫画となっております。
それでもお話は十分に伝わってまいりまして、なかなか楽しいものとなっております…基本的におバカなコメディなのでございますけれど、何となく微笑ましさも感じるものでございましょうか(もも子さんとしぶ美さんの小学校時代のお話はちょっと泣ける…)
…カバー下にはおまけ4コマが収録されておりますけれど、こちらは台詞が普通にございます。

イラストは悪くございません。
百合的にはいかがでございましょう、登場人物は皆さん女の子でございますし、3人の関係はなかなか悪くない感じでございますけれど…?
ということで、こちらは台詞なしというちょっと独特な雰囲気を感じるものでございますけれど、なかなか面白い作品でございましたかと思います。


とっても大好きで愛しいあのかたもお好きなシリーズな『サモンナイト』など、ゲームは昨日は全てお休み…。
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