
□咲 -Saki-(13)
■小林立さま
○イラスト評価:★★★★☆(3.8)
○内容評価:★★★★☆(3.8)
○百合度評価:★★★☆☆(3.0)
○総合評価:★★★★☆(3.6)
こちらは過日色々なものとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『シンデレラガールズ あんさんぶる!』や『夏色キセキ』などと同じものとなります。
作者のかたは以前読んでおります『FATALIZER』と同じかたとなります。
こちらは以前DVDを観ております様にアニメ化もしており第2期も放送されまして、またゲームも出ており、その他以前読んでおります『阿知賀編』や下で触れます『シノハユ』などの原作にあたる作品となります。
内容としましては、宮永咲さんたちが所属する清澄高校が麻雀の大会を戦っていく、というものでございましょうか。
と、説明がやはり以前読みました第12巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻ではなぜかいきなり水着のカラーページからはじまりますけれど、本題は先の巻に引き続きましてインターハイの準決勝でございまして、まこさんの次鋒戦が終わったところからでございます。
この巻のメインは久さんの中堅戦でございまして、この巻ほぼ丸一冊を使ってその試合の趨勢を描いております。
久さんの相手となる臨海女子のかたは世界2位の実力者らしく苦戦が予想されたのでございますけれど、久さんは逆境を糧とする人でございますので、それが快感にすらなっていらした模様でございます?
そういえば、前半が終了した後の休憩時間での久さんの回想の最後を締めましたのが美穂子さんになっておりよろしゅうございました(何)
中堅戦も終わりまして、ここまで扱いも成績も一番悪くこのまま背景で終わってしまうのかも、と思っておりました有珠山高校なのでございますけれど、この巻の最後はその皆さんの回想のお話となっておりました。
やはりこの作品はどの学校にも背景があることを見せてくださり、そのあたりがよいところ…そしてキャラが多くてなかなか覚えられなくなるところ…(何)
その他、何だか解説の野依プロが非常によいキャラをしていて面白い…あと、照さんについてやはり何かありそうな描写も見られましたけれど、果たして…?
…カバー下はいつものタコスなおまけ漫画になっておりますけれど、今回で完結となっておりました。
イラストはよろしいものかと思います。
百合的には麻雀の試合中心でございますのでそうは感じられないかもですけれど、でもそこはかとなく…?
ということで、準決勝も山場に指しかかろうとしておりますけれど、果たしてどうなりますか…?
…と、帯によりますと、こちらの第14巻にはこちらの第12巻と同時に読みました『咲日和』のOAD…つまりはオリジナルアニメのDVDがつくことになっているそうでございます?
また、同時にこちらも読みましたので…。

□シノハユ the dawn of age(2)
■小林立さま(原作)/五十嵐あぐりさま(作画)
○イラスト評価:★★★★☆(3.5)
○内容評価:★★★★☆(4.4)
○百合度評価:★★★☆☆(2.5)
○総合評価:★★★☆☆(3.8)
こちらも上の作品とともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては他には持っていないもの…一応ガンガン系ではございますけれど…?
作画担当のかたは上でも触れました『阿知賀編』などと同じかたとなります。
…上の作品のスピンオフ作品、ということで同時に読んでみました。
内容としましては、麻雀で繋がった関係な女の子たちを描いた作品、となるでしょうか。
と、説明が上の作品の第12巻と同時に読みました第1巻の感想と微妙に異なるものになりましたけれど、それは第1巻を読みましたときとは事情が異なってまいりましたから…。
第1巻では一貫して慕さん視点のお話となっておりましたので彼女が主人公であり今後もずっとそうなるのかと思っていたのでございますけれど、この巻に入り視点が変わったのでございます。
つまりこちらは何人かのかたに焦点を当てたいわゆるオムニバス形式のお話、となるみたいでございます?
その様なこの第2巻では誰の視点で物語が語られたのかといいますと、まずはその慕さんのお話でも登場いたしました石飛閑無さん…彼女の物語は慕さんと出会う少し前からはじまります。
彼女は何でもこなす完璧なかたで周囲からも慕われていたのでございますけれど、ふとはじめてみました麻雀の大会ではじめて敗北というものを喫しまして、そのために本気で麻雀に打ち込んでその汚名を返上しようと頑張っていく、というお話になります。
閑無さんはちょっと高飛車でツンデレなのでございますけれど、根はいい子でございまして、個人的には現状の主役3人の中では一番好印象な子と思います…お話が進むと成長もしてまいりますし。
終盤ではまた視点が移りまして、次は瑞原はやりさん…その閑無さんさんを大会で破った女の子の視点のお話になります。
こちらは彼女が麻雀をはじめたきっかけが描かれていくことになりますけれど、それは謎の女のかたとの出会いがあったご様子…上で触れました『咲日和』に登場する28歳現在のはやりさんはその女性と同じ道を歩んでいる様に見え、相当な影響を受けたと思われますけれど…?
そう、『咲』本編と同じ時系列と思われる『咲日和』に28歳で登場するはやりさんがまだ小学生な今作は、『咲』のかなり昔を描いているご様子で、スピンオフとはいえこれほど昔ですとなかなか直接的な繋がりは見えづらく、これが何を意味するかは今のところはあまり見えてこないのでございますけれど、単体のお話としても個人的にはかなり好きな印象でございますので、そのあたりも含め引き続き見守ってみましょう。
…20年程度過去のお話になるながら、家電製品などは現在とそう変わらないものに見え…あれっ、『咲』本編が近未来を描いたお話なのでございましたっけ?(何)
イラストは悪くございません。
百合的にはいかがでございましょう、小学生のお話ということもあり、それほど気にすることもないのかなと…よい友情のお話には発展しそうな雰囲気がございますけれど…?
ということで、こちらは『咲』の過去を描いたスピンオフながら単体としても面白い作品ではないかなと…引き続き見守ってまいりましょう。
とっても大好きで少しお会いできない日々も続きますけれども陰ながら日々想いを寄せてご無事とお元気でお過ごしくださっておりますことを願っておりますあのかたもお好きなシリーズな『サモンナイト』の『クラフトソード物語2』は武器の熟練度上げ、一方の『永遠のフィレーナ』はレベル上げということで、どちらも特筆すべきことはなし…。
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