2014年11月05日

ダムとともに

先日読みましたコミックの感想です。
案外正統派な…?
□ダムマンガ(1)
■井上よしひささま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
 ○内容評価:★★★★☆(4.0)
 ○百合度評価:★★★★☆(3.5)
 ○総合評価:★★★★☆(3.8)

こちらは過日色々なコミックとともに購入をいたしましたものとなりまして、何となくよさそうに感じられましたことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては他には持っていないものとなります。

内容としましては、ダム部の活動を描いたお話となります。
物語の舞台は私立荒玉女子高校という学校でございまして、主人公の黒部弓見さんはその学校へ入学をされた新入生…普通の女の子なのでございますけれど、彼女はその苗字から男子生徒から「ダム子」と呼ばれいじめられてしまっていたという過去を持っておりました。
そのためにわざわざ男子生徒のいない女子校へ入学をしてその様な過去のトラウマから決別しようとしたのでございますけれど…その様な彼女、入学早々に運命の出会いをしてしまいます。

そのお相手は八田かなんという長い黒髪をされスタイルも抜群な、学校での人気の高い先輩さん…弓見さんはその様な彼女にほぼ一目惚れ状態になったのでございますけれども、そのかなんさんには衝撃の事実がございました。
それは彼女が無類のダム好きでございまして、ダム部なる部活を発足させているほどだということ…。
かなんさんはかなんさんで弓見さんの苗字を見て(ダムの方向で)運命の出会いを感じ、彼女をダム部へと勧誘してくるのでございました。

その他の登場人物としましては、まずは写真部の1年生な青山あきらさんという眼鏡をかけた写真好きのかた…いかにも新聞部、といった趣きなかたなのでございますけれど、とあるエピソードから新聞部と掛け持ちでダム部へ入ってくださいました。
ゲーム研究部の1年生な物部カルロッタさんは金髪をツインテールにした活発なボクっ子でございまして、カードゲーム好きながらゲーム研の皆さんはオンラインゲームに没頭しており失望していたところ、ダムカードなるカードの存在を知りダム部に入ってくださいました…
カードつき…
…ちなみにコミックにはダム部女子カードなるカードがついてまいりましたけれど、これは実在するダムカードをモデルに作られており、つまりダムカード自体は実在するわけでございます。

お話のほうは、ということでダムなお話…何だか突拍子もないお話に感じられますけれど、内容は題材をダムにしたという点を除けば、類似の部活ものな漫画と同じといえるでしょう。
類似、というのはつまりその題材としているものを解説しながら部活をしていく作品でございまして、最近は自転車などそういう作品に出会う比率が高く感じられますけれど、今作に一番近しい印象を受けますのは以前読んでおります電車を題材としました『ゆりてつ』でございましょう…今作も『ゆりてつ』が鉄道でそうしておりました様に1話ごとに様々なダムを訪れその解説をしております。
ダム要素以外のところではやっぱり部活ものらしく、部員を集めたりするお話…ちなみに弓見さんは熱心な勧誘を受けるのでございますけれど、上記のトラウマもあり入部をするのはあきらさんやカルロッタさんよりも後、この巻の最後となっております。
お話の最後にはダムに関する詳しい解説が書かれておりましたり、このあたりやはり『ゆりてつ』など類似の部活ものに通じるところがございます。
…今日の日誌のタイトルはカバー下や裏表紙にあるダム部発行の新聞の名前から…。

イラストは悪くございません。
百合的には弓見さんとかなんさんの関係がなかなかよろしい感じでございまして、お互いに少なからずダム関係なしに意識していらっしゃる雰囲気を感じます(ちなみに上記のダム部女子カードは弓見さんのものだったのでございますけれど、彼女の型式は「ポニーテール式百合妄想女子」になっております/何)
ということで、こちらはなかなか異色の作品にも感じられますけれど、なかなか面白い作品…ダムといえば以前読んでおります『しまいずむ』を思い出すところで、その作品はもちろん今作も百合的に高めになっていて、なぜかダムと百合が繋がることが少なからず…?(何)
…この『ダムマンガ』に以前読みました『ひみつの乙女ちゃん』に以前読みました『間宮さんといっしょ』と、久しぶりに全くの未知数の状態から何となくよさそうに感じて思い切って購入してみました作品たち、いずれもそれぞれに極端に個性的すぎて(変態と病みすぎとニッチジャンル…)タイプの違う作品たちでございましたけれど、百合的なことも含め全て当たりといっていいものとなっておりまして一安心でございました。


その様な先日は先日届きましたDVDたちからまだ観れておりませんでした『ハナヤマタ』の第2巻を観てみました。

第3話は『ガールズ・スタイル』ということで、まずはなるさんとハナさんがよさこいのお店を訪れるところから…ここではよさこいについての簡単な知識が説明されます。
なるさんたちはこれまでも何度かここを訪れようとしておりましたものの逡巡をしておりまして、その理由が店長さんがかなり厳つい雰囲気をした怖そうな人に見えたから…でも実際にはかなり気のいい人でございます。
店長さんにお祭りのお話など聞きますけれど、やっぱり人数がもっと必要という話になり、またよさこい部を部として認めさせるためにも最低4人の人数が必要、さらに担任の先生に顧問をしてもらえる様にお願いをしてもやっぱりまずは人数を集めなさい、と言われますのでとにもかくにも人数を集めようといたします。
けれど部になっていないのに勝手なことをするな、と生徒会長の真智さんに怒られてしまったりして…それでもめげずに頑張るハナさんは本当に健気でいい子でございます。
そうしたある休日の日、ハナさんは偶然ヤヤさんの実家なお店へたどり着きまして、午後のひとときを一緒に過ごしますことに…そこでハナさんの人柄に触れまして、ヤヤさんはどうしてなるさんがハナさんと一緒にいるのか少し解った気がいたします。
その様な中、いつもよさこいの練習をしていた屋上について、またも真智さんから使用禁止を通達されて…?

第4話は『プリンセス・プリンセス』ということで、先のお話で屋上が使用禁止になりましたものの、皆さん懲りずに(?)普通に屋上でお食事をしてしまっておりました。
そこへ現れましたのが、生徒会の副会長でなるさんの幼馴染で憧れの存在でもある多美さん…屋上の件についてはしばらく彼女が黙認をしてくださることになりました。
後日またいらした多美さんになるさんとハナさんはよさこいを披露し、ちょっと興味津々な様子が多美さんに見られましたのでハナさんが部に入らないかお誘いし、その場では結構前向きなお返事がいただけましたものの、さらに後日になるとやっぱり無理と回答されて…。
その回答の理由は多美さんの家庭環境などにあったのでございますけれど、なるさんは今の多美さんが少し前の自分と似た状況に…新しい一方を踏み出したくってもその勇気がもてない状態でいると見て、手を差し伸べます。
そのなるさんに勇気をいただいた多美さんは…?

ということで、今回の後半は多美さんがよさこい部に入るにいたるまでの顛末…多美さんはともかく、この時点では真智さんがよさこい部に入るなんて想像もつかない様な状況に見え…(実際、以前読んでおります原作でも、私などは途中までタイトルの意味も解らず真智さんをただのサブキャラだと思っておりましたし…/何)
百合的にもやっぱりそこはかとなく感じられる気もいたしますけれど、そのあたりを気にしなくってもよいお話でございますし、この先の皆さんのことも引き続き見守ってみましょう。
…あと、個人的にはこの作品、オープニングとエンディングの曲がそれぞれにかなりよい感じな印象…。


その『ハナヤマタ』と同時にDVDが届いておりまして先日観まして以前には原作を読んでおります『ろこどる』のほう、そういえば魚心くんが(現実の世界の)ゆるキャラグランプリに出場していらしたご様子で、こちらの公式サイトをのぞいてみますと人気投票で総合順位で82位となったみたいでございます。
これ、総数で1500以上のゆるキャラがいたみたいでございますから、かなり頑張ったといえるのではないでしょうか。

そのゆるキャラグランプリ、魚心くんのようなキャラはご当地ではなくって企業やその他のキャラとして扱われるご様子で、そちらのランキングでは18位とのこと…こちらに詳細がございましたけれど、アニメキャラということからか地域が東京都になっているのが少し悲しい…(流川市は明らかに東京ではない…)
…ちょっと色々見てみたのでございますけれども、その企業やその他ランキングで82位にいたミス・モノクロームというあまりゆるキャラっぽくないキャラが妙に気になる…いえ、確か何かDVDを見かけた気がしまして、もしかしてアニメキャラクターです?


ゲームのほうは、昨日もとっても大好きでお姿を見ない日が続いてしまいましても陰ながら日々ご無事をお祈りして想いを寄せておりますあのかたもお好きなシリーズな『サモンナイト』の『クラフトソード物語2』で武器の熟練度上げを少し行ったのみ…。
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