
□化け猫システム(3)
■邪武丸さま
○イラスト評価:★★★☆☆(3.3)
○内容評価:★★★★☆(4.4)
○百合度評価:★★★☆☆(3.3)
○総合評価:★★★★☆(3.8)
こちらは過日色々なコミックとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『ネコミミデイズ』や『ココロ図書館』新装版あたりと同じものとなります。
作者のかたは以前読んでおります『える・えるシスター』を描かれたかたとなります。
内容としましては、化け猫のいる日常を描いたお話、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第2巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻でもそのひとねこと呼ばれる猫さんやしゃべる猫の普通にいるちょっと不思議な町での日常が描かれておりまして、この巻ではまなさんの通う学校の生徒会の面々が登場いたします。
いずれも素敵なかたがたでございまして、また生徒会長でちみっこな女の子を好きなご様子…彼女たちは自分たちだけで存在が完結している様に見えますので、色々優秀ということで生徒会に誘われている瑞葉さんも入るのを遠慮しているのでございました。
その様な中、東京にいるまなさんの母親から「死にそう」なんて物騒なメールが届きまして、まなさんが恵さんや瑞葉さんと一緒に急遽帰省を行いますことに…さすけさんは町から出ると猫の姿に戻る様子ながら、こっそり後をついてまいりました蒼さんはそのままの姿…。
波乱の予感かと思いきや、そのメールの真相は笑って済ませられる程度のものでございまして何事もなく…よい機会ということで、母親や蒼さんを交えて皆さんで海へお出かけをしたりいたします。
その海で、かつての母親や蒼さんを知る神さま見習いの女の子に会う、という意外な出会いもあったりいたしまして…?
町に戻ってまいりますと、夏祭りのお話へ…こちらでも色々あるのでございますけれど、お祭りの終盤では第2巻でも出てまいりましたゴスいおよーふく姿の謎の女の子に再会いたします。
今回も何か解りそうな、けれどまだまだ謎がたくさんな状態で去っていきましたけれど、あとがきでもそう大きな波乱を起こすつもりはないとされておりますし、そのあたりは楽観して、このままゆるく楽しいお話が続くことと願いたいものでございます。
その他、巻末には番外編として『さすけと運命のであい』というこちらも微笑ましいお話が収録…最後の最後には某自動運転掃除機のネガティブキャンペーンな4コマもあって…?(何)
イラストは悪くございません。
百合的にはやはりそこはかとなく感じられます様な…今日の日誌のタイトルは帯から取りましたけれど、まさにその様な感じでございます。
ということで、この手の作品は大体2、3巻で終わってしまう印象を受ける中こちらはまだ続いてくださるご様子で一安心…このまま長く見守りたい、よきものでございます。
とっても大好きでお会いできない日々が続いたりもいたしますけれども陰ながら日々想いを寄せてご無事をお祈りしておりますあのかたもお好きなシリーズな『サモンナイト』は『クラフトソード物語2』で引き続き武器の熟練度上げでございます。
『永遠のフィレーナ』は先へ進んでみますことに…フィロセラの民の生き残りである画家のおじいさんを訪ねますけれど、かのかたは病気で臥せっておりましてとてもフィロセラまでこられそうにございませんから、お願いをするのはやめておきました。
ただ、おじいさんはリラさんのことをかつてフィロセラにいたという女性と見間違えまして、また町の占い師も探し人は目の前にいる、と言ってきますので…?
フィロセラ王宮へ戻りますと、リラさんが自分が試してみる、と言って像に手を触れようといたします。
これはさっきのおじいさんの言葉からもしかするとその人が自分の母親で自分もフィロセラの民の血を引いているのではと思ったのと同時に、フィレーナさんのことが好きだからだといいます…フィレーナさんが止める間もなくリラさんは像へ手を触れますので、フィレーナさんも手を触れます。
すると門が開き…つまりリラさんもそういうわけだったのでございます。
王宮へは入れましたけれど、フィレーナさんはこれからどうすれば国を復興できるのか、と困り気味…リラさんはその様な彼女をなだめ、城内に何かメッセージなど残されていないか探してみよう、とおっしゃいます。
すると玉座の裏にメッセージが残されておりまして、世界にある6つの灯台の光を取り戻せば何かが起こるとのこと…その灯台は海の国たるフィロセラ王国が作ったもので、かつてはその力で陸の国たるデビス帝国に対抗していたといいます。
灯台は作られた順番に復活させなければならないそうで、一つめの灯台はすぐ北にありますのでそこへ向かいますことに…と、王宮を出ますと帝国に対する反乱軍がやってきておりまして、そのリーダーはフィレーナを名乗っておりました。
何でも元バトル作家が反乱軍向けの新聞を作っているらしく、そのトップ記事がいつもフィレーナさんのことでしたためにいつしかフィレーナという名が反乱の象徴となり各地のリーダーがそう名乗る様になっているとのことでございますけれど…?
ともあれ灯台へ向かいまして、かつてゼナさんから託されましたフィロセラの希望という宝石をはめ込みますと灯台に光が戻ります。
そしてフィロセラ王宮のある海岸で暮らすおじいさんの話では近くにある島にも灯台があるとのことで、船を借りてそこへ向かいます…けれど、島へ着いたところで船が流されてしまいました。
どうしようもございませんのでその灯台の光を同様に取り戻しますと、現れました灯台守のかたがフィロセラの民でございまして、フィレーナさんへ対して復活した灯台間を移動できるアイテムをくださいました。
そのアイテムを用いて一つめの灯台へ戻りまして、また海岸のおじいさんに話を聞きますと、怪しい人物がフィレーナさんを探していたらしいながら別の場所を教えてやったといいます…けれど、その人物はネストというらしくって…。
ちょっと戻ってみますと、フィロセラへと続く橋でネストさんと再会…ずいぶん久しぶりで存在を忘れておりましたけれど、一人でここまで切り抜けてきたというのでございますから大したものでございます。
しかも色々情報収集もしておられ、帝都にいる大祭司なる存在を倒せば帝国は崩壊するとおっしゃり、その者を倒しに行こうと提案してまいります…灯台のことはございましたけれど、ここは彼の提案に乗ることになりました。
昨日はこうしてネストさんが仲間になったところまで…ちなみにこの状態で第3や第4の灯台に向かってみましても入口に人がいて入れませんでした。
仲間が4人となり、得られる経験値はやっぱりさらに減少…ただ、現状レベルは80でございまして、これはもう最後が見えるまではレベル上げの必要はないのかなとも感じられ、次にレベル上げをするのはいわゆるラストダンジョンという場所があればそこで、となるでしょうか。
…そういえば、黒い悪魔はリーダーなど倒しましたけれど、組織としてはまだ存在する模様…。
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