2014年11月24日

となりのロボット

先日読みましたコミックの感想です。
1冊完結…
□となりのロボット
■西UKOさま
 ○イラスト評価:★★★★☆(3.8)
 ○内容評価:★★★★★(4.5)
 ○百合度評価:★★★★☆(4.0)
 ○総合評価:★★★★☆(4.0)

こちらは先日色々なものとともに購入をいたしましたものとなりまして、何となく気になりましたことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては他には持っていないものとなります。
作者のかたは以前読んでおります『宝石色の恋』などを描かれたかたとなります。

内容としましては、ロボットな女の子とその子に恋をした女の子を描いたお話、となるでしょうか。
物語の舞台は現代の日本なのでございますけれど、ロボット技術は現在を凌駕している模様…いえ、もしかするともしかして、現実の世界でも陰で公表されずにここまでのことをしている可能性はないこともない、のかもですけれども…。
主人公の一人はとある研究機関で開発されたロボットな女の子…まだ試作段階ながら色々な種類のロボットが開発されている模様で、その子は汎用タイプな模様でございます。
外見は高校生くらいなボーイッシュな雰囲気を感じるかたで、社会勉強のために転校という名目で数ヶ月間学校生活を送ったりしているご様子…そのたびに名前が変わったりするのでございますけれど、研究所のかたがたは開発コードからプラハと呼ばれております。

その様な彼女には、研究所外の人間で唯一長期間にわたって接触をしている人間がおりました。
それがチカちゃんこと央子さんでございまして、物語本編の際の年齢は17歳、高校2年生ななかなかの美少女さんだと感じる子でございます。
そのチカちゃんはまだ4歳の頃に偶然そのロボットなかたとお会いしておりまして、それ以来よくお会いしているのでございました…そのはじめてお会いしたときの名前から、チカちゃんは彼女のことをヒロちゃんと呼んでおります。
チカちゃんはヒロちゃんのことが好きなのでございますけれど、相手は女の子である以上にロボットでございまして、事実自分が歳を取っていってもヒロちゃんはずっと同じ姿のままなこともあり、その気持ちはなかなか伝えられないまま…。
…そう、ヒロちゃんとチカちゃんがはじめてお会いしたのってチカちゃんが4歳のときのことで、その様な頃からあれほどのロボットの研究が進んでいたというのでございますか…そして一応の実用化発表がなされた2020年が10年後だということは…?

その他の登場人物としましては、研究機関のかたがた…。
こちらのかたがたもなかなか個性的で面白いのでございますけれども、あくまでメインはお二人でございますので、ここでの紹介は省略…(何)
…このかたがたがどうしてこの様なロボットの研究をしているのか、というのはなかなか遠大な構想の下に行っている様子で…。

お話としましては、その様なお二人の関係を描いたもの…。
基本的にはヒロちゃんかチカちゃんのどちらかの視点で日常に近いお話が進んでいく、というところ…チカちゃんの想いもそうなのでございますけれど、彼女と接することで色々と知識を深めて成長していくヒロちゃんの姿もよきものでございます(そしてそれに時として翻弄される研究機関のかたがたも面白い…)
ただ、やはり相手は歳を取らないロボットが相手ということもあり、一度はチカちゃんは彼女への想いを振り切って離れる決意をいたします…けれど、最終話にあたる10年後のお話でお二人は偶然再会して…?
この作品はこの1冊完結ということになるのでございますけれど、最後には特別編ということでその後の皆さんの様子も軽く見ることができまして、まずはハッピーエンドといえるものとなっておりよろしゅうございました。
その他、カバー下にはちょっとおバカな4コマも収録されたりしております。

イラストはなかなかよろしゅうございます。
百合的にはやっぱりもちろんメインのお二人の関係でございまして、チカちゃんはもちろんなのでございますけれど、ヒロちゃんのほうも好きという感情を覚えていくあたりよろしゅうございます。
ということで、こちらは百合的にももちろんなのでございますけれど、色々と面白くよきものでございましたかと思います。
…あと、上で触れました『宝石色の恋』に以前読んでおります『Collectors』に今作と、西UKOさまの単行本って全て表紙カバーが羊皮紙風といいますか、さわり心地が独特なものとなっております(何)


また、同時にこちらも読みましたので…。
よきものでした
□大科学少女(2)
■渋谷圭一郎さま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
 ○内容評価:★★★★☆(4.0)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
 ○総合評価:★★★★☆(3.5)

こちらは過日色々なものとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『和太鼓†ガールズ』や『女子かう生』『受付の白雪さん』などと同じものとなります。
…上の作品がそこはかとなく理系の香りを漂わせておりましたので、同じく理系な作品なこちらも同時に読んでみました(何)

内容としましては、大科学部の活動を描いた作品、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第1巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻でもその第1巻同様に皆さんの日々の部活動を描いておりまして、1話ごとに理系全般の何かしらのことをしているわけで、その説明も結構詳しく、このあたりやっぱり以前読んでおります『ふわふわ科学』に通じます。
部活ものな漫画は数多いですけれど、こういう理系関係を題材とした作品というのはあまり見かけませんので、その点でもなかなか楽しめるものとなっております。

この巻では夏から2学期にかけてのお話…夏休みは水晶を採りに皆さんで遠出をされたり、2学期になりますと天体観測のために夜の学校に皆さんで集まったりいたします。
主人公の美咲さんは初心者の立ち位置でございますので他の皆さんに色々なことの楽しさを教えてもらう立場でございますけれど、彼女を通して読んでいるこちらにも楽しさが伝わってきてよろしい感じでございます。
得意分野のある他の皆さんがそれを教えてくださるのでございますけれど、部長さんは…素敵なかたなのでございますけれど、この巻ではなぜかかわいそうな役回りになることが多かった印象を受けますかも…?(天体観測のときとか、副乳のときとか…)

その様な大科学部でございますけれど、第1巻の終盤で参加することを決めました高校生理科学発表会へ向けての活動も随所で行っていきます。
テーマも選定できまして、この巻の最後のお話でそれの発表を行うのでございますけれど、たくさんの人がいるのを見て美咲さんは緊張してしまい…このあたりはこの手の部活ものの王道といえるでしょう。
もちろん最後は無事に発表できまして、そのお話の最後を見ますと何だかこの巻で作品自体完結にも見えてしまいましたけれど、その様なことはないはずでございます(何)

イラストは悪くございません。
百合的にはいかがでございましょう、何ともいえないところはございますけれど、登場人物は女の子だけでございますのでそのあたりは安心でございます。
ということで、こちらは基本はよい感じな登場人物の織り成す日常のお話ながら科学な要素がたくさんある、楽しい作品…続きも楽しみにいたしましょう。


とっても大好きでお会いできない状態が長く続きますけれどもお元気でいらしてくださることを信じて日々陰ながらご無事をお祈りしておりますあのかたもお好きなシリーズな『サモンナイト』は『クラフトソード物語2』で引き続き武器の熟練度上げ…今回は少し長くかかりそうかもしれません。


同じくあのかたもお好きな作品な『スズノネ』は合宿初日ももうすぐ終わりを迎えそう、というところまで…ここまでは要先生が色々と中心にいらっしゃる感じでございましょうか。
それはもちろん笑いと涙を誘う、という意味で…お給料が現在3万円な上に合宿費用はそこから引かれることや、魔法ドームで学園長からメールがきた際のあの表情はかなり衝撃的でございました。
さらには性格的にかなり親しみが持てるということの裏返しでございましょうけれども皆さんにかなり軽く扱われてしまっておられますけれど、でも静穂さんには妙に大きな態度を取れていて静穂さんもそれを受け入れているのが不思議…?
…ところで莉里さんはどうしてセブンに選ばれてしまったのでございましたっけ…以前しておりますPS2版の感想を読みますと柚子里さんに付き合って、なんて書いてありますけれど、セブンを選ぶのはあくまで学園側でございますしその様なことが可能なのでございましょうか…(いえ、柚子里さんのあの活動に付き合っての結果、なのかもですけれど…思い出せません…/何)

その様な昨日ははじめて現れた選択肢のところまで…殺風景なプレハブに写真を飾ることにしました際、すみれさんと仁乃さんのどちらの案を採るか、とたずねられた際のところまででございます。
これは普通に考えればどう考えても仁乃さんの案を採るのがごくごく普通なのでございますけれど、今作の選択肢は個別ルート選択という意味を持っておりますから、ここは行きたいルートのかたを選ばなければならないわけでございます。
でも今のところまだはじめに誰のルートへ向かうか決めていなかったこともあり、昨日もそこまでにしましたわけで…どうしましょう、やっぱりはじめは無難に仁乃さんルートを目指します?(でも上のPS2版の感想を読みますとどうも仁乃さんルートがトアさんルートと並んで当時の私にとって一番好印象でしたみたいで、そうなると最後に取っておきたい気が…でも何だかすみれさんルートも相当よいものでしたという印象が残っているのでございますけれど、果たして…?)
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