2014年11月25日

絵が描けない私が美大目指したっていいじゃないっ!!

先日読みましたコミックの感想です。
何ともいえない…?
□描けない私のびだいじゅけん!(1)
■さわらの五庵さま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.3)
 ○内容評価:★★★☆☆(3.3)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.6)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.0)

こちらは過日色々なものとともに購入をいたしましたものとなりまして、何となくよさそうに感じられましたことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなりますまんがタイムきららコミックスながらこちらは大判サイズでも4コマでもないものとなります。

内容としましては、美大を目指すために予備校へ入った女の子を描いたお話、となるでしょうか。
主人公は桜井りのという高校3年生の女の子…長い黒髪にスタイルもよい、明るめな女の子となるでしょうか。
その彼女は3年生になって進路を考えるにあたり、美大に入りたいと思っておりますのでまずは予備校へ通うことにしたのでございますけれど、彼女にはそれにあたってかなり重大な問題がございました。
それは、彼女の命名によるところの「未完症」という症状があるところ…これは絵を描いていてその絵が完成しそうになると突如発作が起きて絵を完成させられない、というものでございまして、こちらは描いた絵が上手でしたために他の人に描いてもらったではと疑われ目の前で描いてみせて、と迫られた過去があることが原因の模様なのでございますけれど、ともかくその様な症状があるのに何とか目指してみよう、となったわけでございます。

その他の登場人物、まずはりのさんと高校でも同じクラスで同じ予備校に通う斎藤さん(名前は出ていない、様な…?)…ちょっと小さくて人見知りでしたりする子でございまして、りのさんのことを「リア充」と呼んで避けているご様子でございます?
あとは同じ予備校になった他校の女の子たちでございまして、一緒に勉強をしたり遊んだりする仲になっていきます…結構人数がおりますので、ここでの紹介は省略…(何)
他は同じクラスで幼馴染らしい男子生徒ややはり同じクラスで同じ予備校に通う、こちらは予備校での成績優秀な男子生徒、といったところでございましょうか…りのさんは後者の人に気があるっぽい描写が序盤にあったのでございますけれど、今のところそれ以降は見られない気もして…?

お話のほうは、ということでその様な絵を描けない症状を持つ女の子が美大を目指す、というちょっと無謀とも思えるもの…。
ただ、りのさんの美大を目指したい、という気持ちは本物でございまして、予備校で何度もその発作が出て先生に最後通告を受けた際には、何とか発作を振り切って絵を描き上げることができました。
そうはいいましてもやっぱりそれ以降も普段は発作が出てしまい、どうやら極度の緊張状態になるとそうなる上にその際の記憶がないということになってしまうっぽくって、彼女はそれを「突き抜け症」と名づけたりいたしました。
そうした問題はありながら、基本は皆さんと美大を目指すための予備校生活を描いておりまして、きらら系王道の学校での描写を織り交ぜた日常ものといえるでしょうか…美術の予備校の描写もまずまずしっかりしている印象を受けます。
斎藤さんとの関係は少しずつ良化しているっぽいですけれど…?

イラストは悪くございません。
百合的にはいかがでございましょう、上で触れました男子生徒のことがございますので、ちょっと何ともいえないところ…。
ということで、こちらは百合的にはちょっと期待できないかもですけれど、悪いものではございませんので、ひとまずは見守ってみようかなとは思います…今後の展開次第では第2巻は読んでも感想を書かずに放擲するかもですけれども…(何)


また、同時にこちらも読みましたので…。
最終巻でした
□フラグタイム(2)
■さとさま
 ○イラスト評価:★★★★☆(3.5)
 ○内容評価:★★★★★(4.5)
 ○百合度評価:★★★★☆(4.4)
 ○総合評価:★★★★☆(4.2)

こちらも上の作品とともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては他には持っていないもの…『イカ娘』と同じ様にも見えますけれどこちらのほうがサイズが少々大きくなっております。
…上の作品が案外でしたことから、同時に購入をしておりまして内容の期待できそうなこちらも同時に読んでみたのでございました(何)

内容としましては、時間を止めることのできる女の子とその止められた時間の中で唯一動くことのできる女の子の関係を描いたお話、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第1巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻ではその第1巻の終盤で明らかになってきた問題、つまり森谷さんが時間を止めていられる間隔が短くなってきてしまっている、という事実が明らかになってそれで森谷さんが色々思い悩むところから描かれていきます。
そのことについて村上さんに言い出そうとしますけれど、森谷さんの性格もありなかなか言い出せない…言い出せないうちに、その止めていられる間隔が短くなってしまったことが原因でちょっとしたトラブルが発生してしまいましたり…。
…いえ、普通に考えましたらちょっとした、ではないのでございますけれども、でも大きな問題にならず終息しましたので大丈夫だったのでございましょう。

ともあれ森谷さんは村上さん以外で一番しゃべりやすい人に、遠まわしに相談をしてみたりするのでございますけれど、村上さんからしますとその様なことをしていたり、あるいは約束を破って他の人のために時間を止めてしまったりしてしまった森谷さんが面白くない…。
この時点で村上さんの気持ちも解る様なものでございますけれど、今まで極度に人を避けてきておりました森谷さんにはもちろん(?)解らなくって、村上さんが何を考えているのかも全く解らず、むしろ知りたくないと思ってしまうこともあって…?
それでも、やっぱりもっと距離を縮めたい、好きな人のことを知りたいという気持ちのほうが勝りまして、村上さんのお家に遊びに行くのでございますけれど、ここで村上さんが何を考えているのかの一端を見ることができまして…彼女は極度に周囲に合わせて周囲の望む自分を見せているご様子で…?
そうした村上さんへ、森谷さんは時間停止をあえて途中でやめて逃げ場をなくした上で自分の気持ちをぶつけて彼女にも素直になってもらおう、というかなり荒っぽい手段を使われて…もちろんそこまで無茶なことをしますとさすがの村上さんも怒られますけれど、それでお互いに本心をぶつけ合うことができたのでございました。

最後のお話では村上さん視点の今に至るまでの回想が見られまして、そして同時に結構前から森谷さんのことを気にしていらしたことが見られたりもするのでございますけれど、ともあれ森谷さんは時間停止の能力を完全に失うに至りましたもののそれよりも大切なものを得られたということで、無事にハッピーエンドといえるでしょう。
はい、こちらの作品はこの巻で完結、最終巻となっておりますけれど、時間停止云々のことは深く考えないことにしておくといたしまして、百合的にかなりよいお話といえるのではないかなと思います。
終盤で村上さんの心情もしっかり見られますし、その様な彼女の気持ちを実は友人も普通に気づいていたご様子でしたり…ともあれ、色々成長されて想いも結びついたお二人ですから、これからもきっと大丈夫でございましょう。

イラストはなかなかよきものでございます。
百合的にはもちろんお二人の関係でございまして、これは最終的には申し分のないものとなっております。
ということで、こちらはこれで完結となっておりますけれど、こちらは百合的にも内容のほうもよきものでしたと思います…この先のお二人のことも少し見たいと思ってしまいますけれど、そこは想像で…?


とっても大好きで日々陰ながらご無事でいらしてくださって幸せな日々をお過ごしくださっておりますことを願っておりますあのかたもお好きなシリーズな『サモンナイト』は『クラフトソード物語2』で引き続き武器の熟練度上げでございます。


こちらもそのあのかたもお好きな作品な『スズノネ』は2日めのお昼まで…要先生は相変わらずでございまして、生徒に食事を一口もらっていくという…。
ともあれその要先生と仁乃さんのお二人との会話で、今日の補習を柚子里さんかすみれさんのどちらと受けるか、という選択肢を選びますことに…魔法科の生徒から選ぶのでございますけれど、莉里さんは主人公の幸村さんが敬遠し、仁乃さんは山篭りへ行かれるとのことで残りの二人から選ぶことになったのでございました。
昨日はちょっとまだ誰のルートへ向かうか決めきれていなかったのでそこまでにしてしまいましたけれど…。

ということで昨日はそれからどのルートで進むかを考えまして、結論としましては登場人物の背の高い順で行こうかな、ということに…いえ、結局全員のルートを見ることになりますし、そのくらい軽い理由でいいのかな、って…。
ですので進む順番は柚子里さん→美奈都さん→仁乃さん→すみれさんの順になりまして、その後は追加キャラとなる真夜さん→トアさん、ということにいたします…すみれさんとトアさんはそれぞれに最後を飾るにふさわしいルートになっていた印象が以前しておりますPS2版の記憶に残っておりますから、なおさらこれでよいかなと感じられます(仁乃さんもその様な印象がありました様な…以前しております『あまつみそらに!』はあの演出を見ても妹さんが最後を飾るにふさわしいといえるでしょうけれども)
個々のルートについて、PS2版の感想を見直していけば詳細に思い出せるとは思いますけれど、ここはあえてそういうことはせずそのまま進んで新鮮な気持ちを味わおうかなと思います。
ともあれそういうことでまずは柚子里さんルートを目指しますので、今後の選択肢もそうなる様に選んでまいりましょう。
…と、立ち絵の印象から背の順にするとこの順番になると感じたのでございますけれど、この順番で間違っておりません、よね?
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