2014年11月27日

レンズ越しに私たちは、世界とつながる。

先日読みましたコミックの感想です。
最終巻でした
□彼女とカメラと彼女の季節(5)
■月子さま
 ○イラスト評価:★★★★☆(3.5)
 ○内容評価:★★★★☆(4.4)
 ○百合度評価:★★★★☆(4.0)
 ○総合評価:★★★★☆(4.0)

こちらは過日色々なものとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては他には持っていないものとなります。

内容としましては、不思議な雰囲気を放つ美少女に惹かれる女の子を描いたお話、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第4巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻では東京へ行ったユキさんを追っていったあかりさんが彼女にお会いし、そしてついになかなか見ることのできなかったユキさんの本音の部分を聞くことになっていきます。
ユキさんの弱い部分まで見ることになって、ここであかりさんはユキさんに自分の想いをぶつけて、さらに勢いで一線を越えますことにまで…?
けれど、翌朝冷静になるととんでもないことをしてしまったのでは、と気が動転してしまったりして、あかりさんは逃げてしまうことに…でも、逃げてしまったことについてユキさんは特に悪感情は抱いたりはしなくって…。

それから、お二人はお会いすることなく冬の日々…お正月を越え、もう3年生ということで受験シーズン、センター試験を受けるところまでやってまいりました。
そこでお二人、さらに凛太郎さんも含め三人が再会し、あかりさんは不思議と今までとは少し違った、悪くない感情を抱いて落ち着いたかと思いきや、ここでまたユキさんが心を乱しかねないことをおっしゃって…?
そうして迎えました卒業式の日、あかりさんは想いを我慢できずにユキさんにそれをぶつけて、ユキさんもそれを受け入れてくださるのですけれど、でもユキさんの夢を応援するためにこの場は離れ離れになるしかなくって…これはちょっとつらくはございますけれど、でもお互いに目指す道を歩むには仕方のない別れ、ともいえまして…。

卒業式、そしてその後離れ離れになって別々の道を歩むことになる、ということから解ります様に、この作品はこの巻で完結、最終巻となっております。
最後はエピローグとして7年後、7年振りに再会するお二人の姿が見られまして、お二人とも素敵な大人になっていて、そしてこれから先の関係に期待ができそうな終わりかたになっておりました。
片想いの物語でございましたけれど、最後は両想いになれた…と受け取ってよいのではないかな、と思います?

イラストはなかなかよろしゅうございます。
百合的には紆余曲折はございましたけれども、最後はなかなかよい終わりかたとなったのではないでしょうか。
ということで、こちらはこの巻で最終巻となりましたけれど、百合的にも青春のお話としてもなかなかよきものでございましたかと思います。
…今日の日誌のタイトルはこちらの作品にも通じそうなものがございますけれども、例によって(?)そうではなくって下の作品の帯から…。


また、同時にこちらも読みましたので…。
こちらも最終巻…
□しかくいシカク(3)
■ざらさま
 ○イラスト評価:★★★★☆(4.0)
 ○内容評価:★★★☆☆(3.4)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.5)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.3)

こちらは過日色々なコミックとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなりますまんがタイムきららコミックスとなります。
作者のかたは以前読みました『ふおんコネクト!』を描かれたかたとなります。
…上の作品同様にこちらもカメラ、写真が主要素となった作品ということで同時に読んでみました(というより、この作品の既刊を全て上の作品と同時に読んでおりましたので、今回もそうしようと思って…/何)

内容としましては、写真部の皆さんの活動を描いた4コマとなるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第2巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻でも写真部の皆さんの活動や日常が描かれておりまして、第2巻では秋、文化祭あたりまでが描かれておりましたので、この巻では引き続き秋の体育祭あたりからお話が描かれていきます。
そういえばお正月イベントはございませんでしたものの、クリスマスや節分など、季節に応じたイベントのお話がございまして、このあたりきらら系の王道路線たる学校を舞台にした日常もの、という趣でございます。

終盤、模型に関するイベントへ皆さんで行かれたりするお話がございますけれど、そこで出会った他校の先生が上で触れました『ふおんコネクト!』の英夕さんでございましたりして…?
また、姉と一緒にいたいということもあって同じ学校を受験した紅衣さんが何と風邪で受験に失敗してしまい、滑り止めで受けた名門私立高校に入ってしまい、これはちょっと切ない…と思ってしまったのでございますけれど、でも最終話でちょっと意外な展開が待っていて…?
その紅衣さんの入ることになった学校、というのがまた上で触れました『ふおんコネクト!』の舞台になった学校でしたりと、同じ作者さまの描かれた作品で繋がりが見られ…こういう形式のお話は個人的には好きでございます。

その様なこちらの作品は、魚さんたちが2年生へ進級されたところでおしまい…はい、この作品はこの巻で完結、最終巻でございました。
最後まで読んで気づきましたこと…この作品の主人公、そういえば魚さんなのでございましたっけ、ということ…(何)
いえ、どう読んでみましてもこの巻では茜さんや十子さんのほうが目立っておりまして、魚さんはカメラが初心者だとか実は腹黒いという設定があったっぽいながら特に目立っておりませんでした様な印象で…?
そのあたりは別によいといたしまして…最後も特に波乱はなく、2年生になっても皆さんの楽しい日常は続く、という終わりかたとなっております。
…その他、カバー下には謎のおまけ漫画がございます。

イラストはよろしいものでございます。
百合的にはいかがでございましょう、十子さんが男子生徒と親密になりつつあることもあり、このあたりはちょっと普通のきらら系4コマよりも低め、というところになるのではないかなと思います。
ということで、こちらもこの巻で最終巻となりました…やはり茜さんと紅衣さんの姉妹が個人的には好きで、それだけに同じ学校に通わせてあげたかったのでございますけれど、でもこの終わりかたも悪くないといえばそうでございましょうか。


とっても大好きで日々陰ながらご無事をお祈りしてこっそり想いを寄せておりますあのかたもお好きなシリーズな『サモンナイト』は『クラフトソード物語2』で引き続き武器の熟練度上げ…まず一通り終わりましたので、今日にも先へ進めそうでございます。


こちらもあのかたもお好きな作品な『スズノネ』は合宿生活の序盤…すみれさんが『スズスポ!』を作っているという事実が判明したり、主人公の幸村さんがどうやらすみれさんの父親に似ているっぽいことが解ったり…。
幸村さんは代官山一族に対しこの時点では非常にマイナスな印象しか持っていないご様子ですので、それが事実でもこの時点では願い下げといったところかと思われたり…事実、すみれさんに自分と感性が似ている、と言われたときにはやっぱり代官山一族ということで微妙な反応を示されましたし…。

放課後には合宿所の模様替えを無事に行いましたりして、昨日は柚子里さんの作ったおいしい夕食を楽しんだところまで…そういえば、ここへ至るまで選択肢が3つ現れましたけれど、その全てにすみれさんがいらっしゃいましたっけ。
ただ、1周めは背の順ということで(追加キャラな真夜さんを除いた中で)一番背の高いっぽい柚子里さんルートを目指すことにしたこともあって、その全ての選択肢ですみれさんではないほうを選んでおりましたりして…すみれさんも相当よいキャラで大好きなのでございますけれど、いずれ機会がまいりましたら…(というより、全員相当によいキャラ揃いでございますよね、この作品)
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