2014年12月02日

結城友奈は勇者である

先日読みましたコミックの感想です。
アニメのコミカライズ版…
□結城友奈は勇者である(1)
■かんの糖子さま(作画)/Project 2Hさま(原作)/タカヒロ(みなとそふと)さま(企画原案)/BUNBUNさま(キャラクターデザイン原案)
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
 ○内容評価:★★★★☆(3.5)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.2)

こちらは過日色々なコミックとともに購入をいたしましたものとなりまして、アニメの存在をとっても大好きで日々陰ながらご無事をお祈りさせていただいておりますあのかたに教えていただけましたことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『ラブライブ! School idol diary』や『天体のメソッド』『こもりクインテット!』などと同じものとなります。
こちらは今期放送されているというアニメのコミカライズ版となります。
キャラクターデザイン原案のかたは以前読んでおります『ニーナとうさぎと魔法の戦車』のキャラクター原案をされたかたとなります。

内容としましては、勇者部として活動を行う中学生の女の子たちを描いたお話、となるでしょうか。
物語の舞台は讃州中学校といいますから香川県にあると思われる中学校でございますけれど、ただどうもこの世界は神世紀300年なる現実世界とは異なる年号を用いておりますので、日本そのままと判断するのは早計かもしれません(何)
そしてメインのかたがたはその学校にある勇者部という部活に所属するかたがたでございまして、勇者部とはみんなのためになることを勇んで行う部活とのことで、以前観ております『ラグランジェ』のジャージ部の様なものでございましょう…表向きは(何)
主人公は作品のタイトルにもなっております結城友奈という中学2年生の女の子…その『ラグランジェ』の主人公のまどかさん同様にまっすぐ前向きな性格をされた明るく元気な女の子でございましょう。

その他の勇者部のメンバー、3年生で部長となる犬吠埼風さんは勇者部を結成されたかたでしっかりしたいかにも部長さんなのでございますけれど、勇者部結成には他のメンバーの知らないある重大な事情があり…。
その風さんの妹さんで1年生の樹さんはおっとりかわいらしい女の子で、お姉さんのことが大好きでございます。
友奈さんの同級生で親友の東郷美森さんは彼女の希望で皆さん苗字で呼んでおりますのでここでも苗字で呼ぶことにしますことに…ちょっと大人しい雰囲気の、過去にあった事故の影響で車椅子に乗った子でございます。

その様な皆さんなのでございますけれど、ある日突然携帯電話に謎の警告がやってきたかと思うと、周囲の人々が時間停止する中、大きな樹のある謎の空間へ飛ばされてしまいます。
その樹は神樹と呼ばれる神聖な樹で、それが滅ぼされると人類も滅ぶといい、そしてその神樹を狙ってバーテックスなる謎の存在がこの空間へやってきて侵攻をしてきているといいます。
勇者部として集められたメンバーは大祓という組織によって文字通り勇者として戦える適性を持った子たちだといい、その候補は結構いらしたそうながらその中からこの友奈さんたちのチームが選ばれ、この世界へ飛ばされたといいます。
このあたりの事情をはじめから知っていたのは風さんだけで、他の皆さんにとっては寝耳に水…ただ、人類の危機だといいますし、それに勇者らしいということもあり友奈さんはその戦いへ身を投じることにしたのでございました。

お話のほうは、その様な謎の勢力から世界を守るべく戦う勇者たちのお話…ちなみに勇者となって戦う際には皆さん魔法少女の様に変身をいたします。
ですので物語の雰囲気としましては、謎の異生物と変身して戦う女の子たち、ということで以前観ております『ビビッドレッド』などに通じますけれど、こちらのほうが幾分シリアスな雰囲気を漂わせているでしょうか。
この巻では12体いるらしい中の何体かのバーテックスを撃破しまた新たなそれを迎え撃っていた中、突如大祓から派遣された正式な勇者を名乗る三好夏凜なる態度の大きな女の子が現れ、皆さんはもう用済みと言われてしまったところまで…もう戦わなくてもいい、というのならそれはそれでよい様な気もいたしますけれど、でももちろんそうはならないでしょうし、果たしてどうなりますでしょうか。

イラストは悪くございません。
百合的にはいかがでございましょう、登場人物は女の子のみとなっておりますのでそのあたりは安心ではございますけれど…?
ということで、こちらはてっきりジャージ部的活動な日常を描くお話かと思いきやそうではなくって文字通り勇者となって異勢力と戦うお話でございました…なかなか悪くはないお話でございますしコミカライズ版はもちろん引き続き見守りますけれど、アニメDVDを購入するかとなりますと、今のところはそこまでは至らないかな、と思います?
今期のアニメは他にも以前コミカライズ版を読んでおります『天体のメソッド』がございますながらそちらもDVD購入はいまのところ見送る方向にしておりまして、他には何も把握しておりませんので、今期は久しぶりに何も買わずに終わりそうでございます(『勇者』『メソッド』ともに気になるところはある作品ながら、下で触れます様に来期以降に気になる作品が多すぎますので無理はできないのでした…どちらかを選ぶ、となりますとノエルさんがかわいすぎますので今のところは『メソッド』になりそうかもしれません?)


また、同時にこちらも読みましたので…。
アニメ化します?
□ユリ熊嵐(1)
■イクニゴマキナコさま(原作)/森島明子さま(作画)
 ○イラスト評価:★★★★☆(4.2)
 ○内容評価:★★★★☆(4.0)
 ○百合度評価:★★★★☆(3.8)
 ○総合評価:★★★★☆(4.0)

こちらも上の作品とともに購入をいたしましたものとなりまして、色々と気になりましたことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『うつゆり』や『まなつラビリンス』などと同じものとなります。
作画担当のかたは以前読んでおります『初めて、彼女と。』などを描かれたかたとなります。
帯によりますとこちらの作品は来期にアニメ化するといいます…上の作品も今期ながらアニメが放送されている作品ということで、そういう繋がりで同時に読んでみました(上はアニメのコミカライズ版、こちらは原作でございますけれども)

内容としましては、存在感のない女の子と他の人がクマに見える女の子の関係を描いたお話、となるでしょうか。
物語の主人公は椿輝紅羽さんという高校生の女の子…長い髪をされたかなりの美少女さんなのでございますけれど、過去の経験もあって周囲の人と接するのが怖いあまり自ら地味になって存在感を消してしまって透明状態の様になっているという、私の物語のアサミーナさんに通じるかた…。
性格も含めかなりかわいいかたなのでございますけれど、そういうことで目立たない日常を送っていたのでございますけれど、その様な彼女の日常に変化が訪れます。

紅羽さんの日常に変化をもたらしましたのは、百合城銀子さんという転入生の女の子…元気で明るい女の子でクラスの人気者になった銀子さんでございますけれど、彼女は紅羽さんのことにすぐ気がついて度々声をかけてくださいました。
紅羽さんはもちろんそれが嬉しいのでございますけれど、ただその銀子さんに違和感を覚えていて…実は彼女は人間ではなくってクマなのでは、という疑問を抱くのでございます。
その様な突拍子もないことをどうして思ったのか、となりますとその様な夢をよく見る様になったりしたからなのでございますけれど、それも案外的外れではなくって…?
ともあれお二人は友人となりまして、特に銀子さんは明確に紅羽さんのことを運命の人と感じているのでございました。

その他の登場人物としましては、幼少時に銀子さんと一緒に過ごし、銀子さんを運命の人と感じている百合ヶ咲るるさん…ツインテールのかわいい女の子なのでございますけれど、かなりのトラブルメーカーな子でございまして周囲から煙たがられる傾向がございます。
るるさんは紅羽さんのことをもちろんライバルと認識して敵対心をあらわにするのでございますけれど、でも紅羽さんが自分の存在を煙たがらず受け入れてくださいましたことから、ライバルなのは変わりませんものの親友として認識していく様になるのでございました。

お話のほうは、その様な二人、いえるるさんも加えた三人の関係を描いたものでございます。
基本的には学園ものな百合のお話、といえるのでございますけれど、クマというのが結構重要な設定になっておりまして、銀子さんは紅羽さんを除いた全ての人間がクマに見え、さらに自分はクマの王族と思っていたりいたします…これには過去の経験が影響しているご様子でございますけれど…?
そして紅羽さんと銀子さん、双方の母親にも過去に何かあったご様子でございましたり…ちなみに紅羽さんの父親はまたぎでございまして、自分をクマと思っている銀子さんにとっては天敵でございましたりして…(何)
銀子さんのその心情あたりなかなか不思議な感覚も受けるお話でございますけれど、なかなか面白いもので、そのあたりがこの先どうなるかなど、引き続き見守りたいものでございます。
…巻末にはおまけ4コマも収録されております。

イラストはよきものでございます。
百合的にはその3人の関係が三角関係となっておりますけれど、それぞれによろしいものでございましょう。
ということで、こちらはなかなかよい作品ではございましたけれど、DVDを購入するかどうかとなりますと…来期にはすでに以前原作を読んでおります『幸腹グラフティ』に以前アニメ化記念なDVDを購入しております『シンデレラガールズ』がすでにありさらに春期以降にもDVD購入確実なアニメが多々控えている現状を見ますと、ちょっと控えるしかなさそうでございます。
かなり見送るのは残念な気もしてしまいますけれど、過去にも以前原作を読んでおります『青い花』や以前原作を読んでおります『悪魔のリドル』に以前原作を読んでおります『さばげぶっ!』といった同じくとっても気になる作品たちを見送ってきてしまっておりますし、仕方のないところ…将来的に余裕ができれば以前観ております『ビビッドレッド・オペレーション』などの様に改めて購入するという候補には入れようとは思いますけれど…?


上でも触れましたあのかたもお好きな作品のうち『サモンナイト』は昨日はちょっとお休みをしまして、『スズノネ』のほうのみ…柚子里さんルートを目指したつもりがなぜか仁乃さんルートへたどり着いてしまいまして、これも一つの運命かなということで1周めは仁乃さんルートで進むことにいたしました。
ただ、ここへ至るまでに仁乃さんでない選択肢を選んでいるところもございましたので、改めてはじめから…課題について魔法科の人に話を聞いてみよう、というところで柚子里さんではなく仁乃さんを選んで彼女の特訓シーンを見せてもらいました。
…ここでしっかり柚子里さんを選択しましたのに仁乃さんルートへ行ってしまったのでございますよね…何故なのでございましょう…。

ともあれ仁乃さんと主人公の幸村さんは課題が全くといっていいほど進展していなくって、そのこともあって協力して課題に取り組まないかということになります。
といいましても昨日のお話のうちではお互いに課題に関して進展はなくって、昨日は仁乃さんの母親が色々気のはやいことを電話で言ってきたところまで…まだまだお話も前半といっていいと思いますし、さすがにこの時点では仁乃さんもまだそこまではっきりと幸村さんのことを意識しているわけではないご様子です?
その他、仁乃さんが箱舟を魔法で飛ばそうとしておりましたけれど、そういえばこのルートはこの箱舟が一つのキーワードになっていた記憶があります?
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