2015年01月03日

あまゆる。

先日読みましたコミックの感想です。
最終巻でした
□あまゆる。(2)
■マウンテンプクイチさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.3)
 ○内容評価:★★★★☆(4.4)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.4)
 ○総合評価:★★★★☆(3.8)

こちらは過日色々なコミックとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなりますまんがタイムきららコミックスとなります。
作者のかたは以前購入をしております同人誌『すきなひと』などを描かれたサークル【ぽんぽんお】さまとなる模様でございます。

内容としましては、田舎の学校の通う、同じ学生寮に入っているかたがたの日常を描いた4コマ、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第1巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻でも学生寮で同室となっております2組の女の子たちの日常を描いておりまして、この巻では巻頭のカラーページで夏休みの様子を描いて、その後は2学期からの日常が描かれていきます。
きらら系の常道といえます学校を舞台にした日常ものの2学期、といえばやっぱり学園祭や体育祭といった一大イベントを描く傾向があるわけでございますけれど、意外なことにこちらの作品ではその両方ともスルーしてしまわれました。

とはいえ特に変わったことがないのかといえばそうでもなくって、田舎の学校らしく稲刈り実習のお話がございましたり、秋のお祭りへ皆さんで遊びに行かれたりするお話などございます。
それらのお話でもやっぱりアヤさんの農業大好きっぷりや田舎暮らしが長かったご様子が見られるのでございますけれど、その彼女がかなりはしゃがれてしまいましたのは年末のこと…お正月はマオさんのご実家へお泊りして初詣へ行くことになったのでございますけれど、それが東京でございまして、都会に憧れるアヤさんにとってはとっても大変なことで…?
ちょっとツンデレな雰囲気のある彼女なのでございますけれど、そのあたりのギャップも微笑ましくてよろしいのでございました。

そうした年末年始も過ぎ、3学期も終わりを迎えようとした頃に唐突に新キャラさんとしてアヤさんをライバル視するツンデレお嬢さまとその子に仕えている雰囲気もある、でも同級生な女の子のお二人も登場いたしますけれど、次のお話では皆さん2年生へ進級されてお話自体が終わってしまいますので出番はそれだけ、というちょっとさみしい感じ…。
はい、こちらの作品はこの巻で完結、最終巻となっておりまして、2年生に進級して学生寮に新たに入る新入生を出迎える、というところで終わっております。
こちらは皆さん微笑ましゅうございまして、それにその新キャラさんたちもよい感じでございましたので、もう少し見守りたかったのでございますけれど、仕方のないところなのでございましょうか。
…メインの4人、何となく以前しております『はなひらっ!』の4人に似た感じ…という印象を受けたかと思いましたら、それは第1巻でもそういう印象を受けたみたいで感想で触れておりました(何)

イラストは悪くございません。
百合的にはタイトルどおり(?)甘くてゆるい感じでございますのでそこまでではないのでございますけれど、それでも学生寮で同室なお二人ずつがそれぞれによい関係でございます。
ということで、こちらはこの巻で完結でございましたけれども、百合的にもゆるい感じながらなかなか悪くなくって内容も微笑ましい、個人的にはなかなか好きな作品でございました。
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