2015年01月07日

傷心

先日読みましたコミックの感想です。
短編集です
□傷心
■ユキムラさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.4)
 ○内容評価:★★★★☆(4.4)
 ○百合度評価:★★★★☆(4.0)
 ○総合評価:★★★★☆(4.0)

こちらは過日色々なコミックとともに購入をいたしましたものとなりまして、百合が確実な作品ということで購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなりつつございますけれども(元となるアンソロジーが廃刊していることもあり)発展性は残念ながらあまり望めないひらり、コミックスとなります。

内容としましては、7+αの短編を収録しました短編集となります。
収録作品の傾向はいかがでございましょう、はじめのお話はいかにも大人な雰囲気あふれるお話でございましたけれど、その他のお話を見ますと概ね百合の常道ともいえます学生さん同士の淡い雰囲気のお話になっておりましたかと思います。
それでも中には中世ファンタジーな趣のお話もございましたり、学生さん同士のお話でも大正時代あたりなお話もございましたりと、なかなかバラエティ豊かな印象を受けます…そして概ねハッピーエンドといってよい終わりかたな作品になっておりましたかと思います。
作品たちは1つだけ直接繋がりのある続編なお話がございまして、その他のお話たちは特に繋がりのない完全に1話完結な読み切りのお話になっております。

収録作品たち、単行本のタイトルにもなっております『傷心』は振られたばかりの頃に遊びで付き合って、と告白をしたかたと2年関係の続いた女のかたのお話…それだけ一緒に過ごしている間にもちろんもうその人のことが好きになっておりまして、でもきちんとした告白などはできていなかったのでございますけれど…?
『きつね姫』はかつて狐憑きになったことがあるという女の子と、何だかその人を見ているとそのときのことを思い出してしまうという素敵な雰囲気な(でも同級生な?)女のかたの関係を描いた、大正時代あたりの雰囲気のお話…これは実はその狐というのが、というもので…?
『おにあいのわたし』は写真家で憧れのかたと一緒に撮影に行けることになりました女の子のお話…出かけた場所はその子にとってかなり意外な場所でしたのですけれど、でもその人の新たな一面を知れたり、またお互いの想いを伝えることもできまして…。
『Armet』は中世ファンタジーの趣な、お姫さまと彼女を護る騎士のお話…これはこれで百合の常道といえるお話でございましたけれど、それもやはりよきものなのでございました。
『あさってにはハワイ。』は修学旅行前に同級生の水着を選んであげる女の子のお話ででございまして、そうしているうちに何だか不思議な気持ちになってまいりまして…?
『あさってにはハワイ。』は上のお話の続きで修学旅行当日のお話…その先のお話の結果お二人はお付き合いをされることになったのでございますけれど、はじめてな気持ちなために色々不安もありまして…?
『ねがい』はかつては仲がとてもよろしかったものの、とある出来事をきっかけにしてちょっと疎遠になっていってしまった幼馴染なお二人のお話…これまたとあることがきっかけでお二人の距離は再び縮まりまして、これから物理的な距離は離れてしまいますけれど関係は大丈夫そうでございましょうか。
その他、巻末には描きおろしといたしまして『傷心』の続きにあたる番外編として『告白』というお話も収録…こちらは晴れてきちんとお付き合いをされることになったお二人の朝の風景を描いたもの、となるでしょうか。

イラストは悪くございません。
百合的にはやはりお話によってまちまちともいえますけれど、もちろんどのお話もよきものとなっております。
ということで、こちらはなかなかよき短編集でございました…と、百合が確定しているレーベルから発行される短編集、というもので外れがあった記憶がございませんけれども。
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