2015年02月25日

喋喋喃喃

先日読みましたコミックの感想です。
1冊完結…?
□喋喋喃喃
■竹宮ジンさま
 ○イラスト評価:★★★★★(4.5)
 ○内容評価:★★★★★(4.8)
 ○百合度評価:★★★★☆(4.0)
 ○総合評価:★★★★★(4.6)

こちらは過日色々なコミックとともに購入をいたしましたものとなりまして、百合が確実な作品ということで購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなります百合姫コミックスとなります。
作者のかたは以前読みました『想いの欠片』などを描かれたかたとなります。

内容としましては、高校を舞台にした4人の女の子の恋愛模様を描いたお話、となるでしょうか。
物語の舞台は関西、大阪あたりにあるという高校でございまして、主人公はそこに通う高校1年生のあおいさん…長い黒髪をされたかわいくていい子な、でもちょっとまわりに流されやすい傾向のあるかたとなるでしょうか。
そのあおいさんは親友のことが好き、という想いを持っていて、でも誰にも言わず心に秘めていたのでございますけれど、でもある日突然その気持ちを友人に見透かされまして…?

あおいさんの気持ちを読み取ってきましたのは、高校入学後に仲良くなったクラスメイトな奈緒さん…ちょっと口も態度も悪めに感じられる、でもそこがかっこいいとも感じられる、ちょっとがさつさのあるかたなのですけれど、彼女は他人のそういう気持ちに気づきやすいといいます。
それから奈緒さんはときどきあおいさんに色々口実を作ってキスをしてきたりとちょっと距離を縮めてまいりまして、奈緒さんは当初その行為に深い意味を持たせていなかったのですけれど、その様なことをしているうちに次第にあおいさんのことを意識する様になりまして…?

そのあおいさんが好きだという想いを秘めている相手というのは、中学校時代からの親友な千尋さん…面倒見のいいとされる細目をされたかたなのでございますけれど、そこはかとなく黒い雰囲気を纏っておりまして、実際なかなか黒くて怖いかたでございます。
彼女は当初あおいさんや奈緒さんですら勘違いをした様にもう一人の子のことを好きかと思われたのですけれど、実はあおいさんのことが好きで、あおいさんの気持ちにも気づいていたりいたします…それでも告白したりせずにそのままにしている理由も、なかなか黒いといってよろしいかもしれません?

もうお一人のかたは奈緒さんの中学校時代からの親友な志乃さんという明るく元気で素直でまっすぐでちょっとちみっこというかわいらしい女の子…彼女はこの作品の恋愛模様という点に関しては蚊帳の外という立ち位置になりますけれど、でもその性格から要所で皆さんを締めるなくてはならない子でございましょう。
あおいさんと千尋さん、奈緒さんと志乃さんの2組は高校の入学式で偶然出会いまして、そこから仲良くなっていつも4人一緒に行動される、という関係になっていったのでございました。

お話のほうは、その様な皆さんの恋愛模様を描いたもの…。
高校を舞台にした百合なお話、ということでその点では百合の正統派といえるお話…そしてあおいさんを巡る奈緒さんと千尋さんの対立、そしてそのお二人の狭間で揺れるあおいさん、という三角関係がメインとなってまいります。
この奈緒さんと千尋さんの対立はなかなか怖いところもありましたり、千尋さん自身もちょっと怖かったり、また三角関係の決着もつきますけれどさすがに誰も傷つかない、ということにはならない…とはいえ、そういう点も含めまして面白い作品になっておりましたかと思います。
そう、こちらの作品はこの1冊で完結でございまして、その三角関係も一応の決着を見たところで終わりでございました。
…カバー下の裏表紙にはちょっとしたお話が収録されておりまして、志乃さんが新たなフラグを立てられます?(というより、当初は奈緒さんも勘違いするほど千尋さんは志乃さん好きに見えた、ということでしたはず…/何)

その他、タイトルの由来はそのままの単語なのですけれど、同時に作中の皆さんがよく「ちょおちょお」「なんなん?」と声を掛け合ったりもしております。
その皆さんは基本的には関西言葉を使っておりますけれど、カバー下のあとがきによりますと関西以外の読者のかたに解りやすくするためにあえて本当の関西言葉とは用法を変えていたりするみたいでございます?

イラストはよきものでございます。
百合的にも申し分のないものといえるでしょう。
ということで、こちらはこの1冊で完結とはなりますけれどよきもの…あとがきで機会があればまたこの4人のお話を描いてみたい、とおっしゃられておりまして、もしその様なお話が展開されましたらそれはぜひ読みたいところでございましょうか。


先日のすみれさんと里緒菜さんの放送で触れました様に、昨日からは以前しております『百合霊さん』のリプレイをすることにいたしました。
こちらはPCを今のものにする前にプレイしたものでございましたので今のPCにはデータが残っていなくって、改めて残しておくという意味でも悪くないかなと思いまして、それに以前届きましたサントラを聴いておりますと無性にしたくなってきたのでございました。

そうして改めてやってみますと…やっぱりこの作品、個人的には『その花』にも負けないくらい大好き、といえてしまうくらいのものかなと感じます。
まだまだ序盤なのでございますけれど、主人公の結奈さんに百合霊なお二人、それに比奈さんやカップルの皆さんなど、キャラクターはどなたも魅力的でございますし、お話のほうもよい百合のお話で、それを見守るのはとっても楽しゅうございます。
また、結構さくさく進みますので、このまま最後まで見守ってまいりましょう。
…アサミーナさん分補充については、やっぱりすみりおの放送で触れました様に、『百合霊さん』が終わるまでは以前しております『マイソロ3』を少しずつして補充をしようと思います?


ゲームといえば、こちらの『白衣性愛情依存症』の公式サイトをのぞいてみますと、発売予定日が4月30日と確定をしておりました。
『FLOWERS』夏編の予約を制作メーカーさまの公式通販で行いましたのでこちらもそうしてみようかと思いましたものの、こちらはまだ予約受付をしておりませんでしたので、結局いつも予約しているところで予約をしてしまいました。
…しかし、4月30日とは、やはりその『FLOWERS』夏編の発売予定日な4月17日との間隔がほとんどございません…あとはやはり今春発売予定となっております『そのはなびらにくちづけを にゅーじぇね!』がいつになるかなのでございますけれど、こちらの公式サイトではまだ出演声優さまのオーディションを行っている段階でございますし発売は他の2作品よりは少なからず後になるのではないかな、と今のところは感じられます?

あと、すみりおの放送で触れました今後やってみようと思っておりますゲームの残り1つ、『艦隊これくしょん』については、インターネット回線の遅さが不安視もされますけれど、ひとまず実際にブラウザ版を登録してみて、どうしてもダメそうでしたら諦めてヴィータさん版を購入する、という流れにしてみようかな、と考えております?
登録をまでしてその後ダメでしたので諦める、なんてしてよいのかどうかなど、ちょっと不安も残りますけれど…でも、ブラウザ版かヴィータさん版、どちらかをやってみるのはもう確定でございます。
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