2015年03月05日

演劇部の魔女と騎士

先日読みましたコミックの感想です。
1冊完結…
□演劇部の魔女と騎士
■犬丸さま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
 ○内容評価:★★★★★(4.6)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.4)
 ○総合評価:★★★★☆(3.8)

こちらは先日色々なコミックとともに購入をしてまいりましたものとなりまして、百合が確実な作品なことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『加瀬さん。』や『終電にはかえします』『星をふたりで』などと同じものとなります。

内容としましては、中学校の演劇部を描いたお話となります。
物語の舞台は領邦中学校という学校で、主人公はその演劇部に所属するお二人…物語冒頭ではそのお二人がすでに高校生になっているところからはじまりますけれども(新たな描きおろしでは、メインの物語はそのうちの片方の子が別の子へ想い出話をしている、という形式となっていたことになるでしょうか)
お一人は内藤彼方さんという短髪で元から髪の色が抜けている中性的な容姿をされた、幼少時は病弱でしたらしいながら今は快活な子…この学校は付属小学校もある様子ながら、彼女は中学からここへやってきたといいます。
一応当初は水泳部に入っていたのでございますけれども…?
その彼方さんはクラスメイトの子の髪型が気になって触ってもいいか、と気軽に声をかけたのでございました。

その声をかけられた相手がもう一人の主人公な唯地みことさんという、こちらは付属からこちらに通っている子…(中学1年当時は)比較的短髪ながらふわふわしていそうな髪をされた、クールでかなり口数の少ないかたでございます。
クールといっても里緒菜さ…『シンデレラガールズ』の凛さんの様な感じではなくって、どうでございましょう、以前しておりまして現在リプレイを進めております『百合霊さん』の比奈さんと音七さんを足した様なイメージを受けますかも?(口数が前者、態度が後者…?)
そのみことさんは小学生時代は文芸部でしたのですけれど、その文才をクラスメイトの子に目をつけられ(?)演劇部に誘われますことに…脚本志望で入部をされたのでございました。

お話は基本的にはそのお二人と周囲の演劇部の皆さんの関係を描いておりまして、彼方さんが部員に目をつけられ演劇部に誘われたり、そのこともあって2年生から演劇部に入ったりする様子が描かれていきます。
彼方さんはよくみことさんに懐いているのですけれど、みことさんは非常にクールでございますので感情がよく見えなかったり…でも、(音七さんの様に)周囲はとてもよく見えていたりもするのでございました。
その様なお二人の関係がゆっくりと進展していく様子がお話の見所の一つなのでございますけれど、その百合要素はあくまで多くある見所の一つ、といったところかなと思います。

こちらの作品はこの1冊で完結なのでございますけれど、結構正統派な部活ものとなっておりまして、その部活動を通じての皆さん…メインのお二人だけではなくって周囲の皆さんも含め、そのあたりの関係などが楽しいものでございます。
後半はその周囲の皆さんに焦点を当てた短編がいくつか収録されておりまして、そちらもそれぞれによろしいもの…特に部長さんたちが1年生の頃のお話は興味深いものでございます。
…その他、巻末には小説の巻末を思わせる、他のかた(SF作家さん?)による解説文が寄せられております。

イラストは悪くございません。
百合的にはメインのお二人の関係でございますけれど、他のかたがたにもそこはかとなくございましたり…あくまでかなり淡い感じでございますけれど、それもまたよいものでございます。
ということで、こちらは登場人物もよろしく、よき部活ものでございましたかと…以前読んでおります掲載誌な『ひらり、』が終わったときはどうなるかと思いましたけれど、単行本になってくださってよろしゅうございまいた(あとはあの作品やあの作品もなってくだあれば…『ほんとのかのじょ』は今月出ることが確定しておりますけれど)


また、同時にこちらも読みましたので…。
短編集です
□私の嫌いなおともだち
■雁須磨子さま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(2.5)
 ○内容評価:★★★★☆(4.0)
 ○百合度評価:★★★★☆(3.5)
 ○総合評価:★★★★☆(3.5)

こちらも上の作品とともに購入をいたしましたものとなりまして、同様の理由で購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましても上と同じもの…そういうことかつ上の作品の帯にこちらの作者さまの推薦文が書かれておりましたこともあり一緒に読んでみました。

内容としましては、7+αの短編を収録しました短編集となります。
収録作品は一部お話が繋がっているものもございましたり…とはいえそれはごく一部でございまして、やっぱり基本は独立した読み切りのお話となります。
お話の傾向はいかがでございましょう、百合というよりは友情のお話、といったほうがよさそうなお話からすでにお付き合いをしているかたがたのお話など様々で、またカップリングも学生さんから社会人なかたまでこちらも様々となります。
ちょっと、全体的にお話の先のことも読みたい、と感じさせる終わりかたをしているものが多かった印象を受けますかも…?

収録作品、単行本のタイトルにもなっております『私の嫌いなおともだち』はかわいいながら自己中心的で口の悪い子と仲良くなった女の子のお話…その口の悪さからその子は孤立していきまして、主人公な子もちょっと言いすぎだというのは感じているのですけれど、でも何故だか気になって離れられないのでございました。
『私の嫌いなおともだち2』は別に上の作品と繋がりはなくって、共通の友人を通じて知り合った、似たもの同士であるがゆえに反発してしまう、でも少しずつ仲良く、あるいは惹かれたりしていくお二人を描いたもの…。
『little by little』は『私の嫌いなおともだち2』をそのもう一方の子視点で描いたお話…こちらはそのお話で一緒にお店へきていた先輩さんのことをその子が好きになるお話でございます。
『誘われ温泉』は突如会社が潰れてしまった中、同僚でしたお二人が一緒に温泉旅行へ行くお話…お互いに惹かれているのは確かで、でもなかなかそれを口にできなかったのですけれど…?
『ともだちのつくりかた』は同じ地元出身で妙に積極的に絡んでくるお客さんに辟易する店員さんのお話…そう、当初は辟易していたのですけれど徐々に仲良くなっていくのですけれど、その先に踏み込むことはためらわれて…。
『もちに願いを』はすでにお付き合いしている高校生のお二人なのですけれど片方の子が東京の大学への受験を受けることになって、というお話…離れ離れになるのはもちろんさみしいわけでございますけれど、でもこちらのお話はその待つ側の子のよい意味でのおバカさや行動力がとっても楽しく面白いお話でございました。
『コールアンドレスポンス』はルームシェアをしていてなおかつ5年もお付き合いをしている二人の女のかたのお話で、最近そのお相手のかたと一緒にお食事をしたりする時間が取れなくって不安になっていくお話…これはその不安が、思っていたかたちとは少し違ったながらでも的中してしまった、ということになってしまうでしょうか…。
最後には描きおろしとして『それからの』が収録されておりまして、こちらは『私のきらいなおともだち2』『little by little』の後日談でございまして、やっぱり今のところは友情関係の続いているお二人のお話となって、ちょっとこのお二人のやり取りは微笑ましく面白い…。

イラストは普通でございましょうか。
百合的にはお話によって結構ばらつきがございますけれど、でも友情な関係も含めてやっぱりよきものでございましたかと思います。
ということで、こちらはよい短編集…いえ、ですから、基本的に短編集っていいものにしか出会っていない気がするのでございますけれど…?(何)


『艦隊これくしょん』はまずは恒例の建造結果からで、軽巡洋艦の那珂さんと戦艦のカレンさ…金剛さんができておりました。
那珂さんはもう何度も出ているのでございますけれど(何と5人も…まだまだ一度も出ていない軽巡洋艦も多いのに…)、戦艦は今回で山城さんに次ぐ二度めとなります。
燃費の面でちょっと不安もあるのでございますけれど、金剛さんもなかなかよいかたでございますので、加古さんと交代して第1天姫艦隊へ編入をすることにいたしました。
…金剛さんは山城さんより装備枠が1つ少ない…やはり元は巡洋戦艦だから、ということなのでございましょうか(今作は速力の優越性もどうもよく解りません…?)

まずはいつも通りに演習からでございましたけれど、レベル110超の対戦相手が軽巡洋艦二人という編成になっておりまして、旗艦はレベル110超(指輪マークつき、というのはあれでございますよね、(仮)をしている、という…?)でしたものの夜戦にまで持ち込んで勝利を収めることができ、多大な経験値を得ることができました。
他の同レベルの提督との戦いではレベルの低い金剛さんを旗艦として彼女を中心に鍛えることにしたのでございました。

その様な昨日はいくつかクエストをこなしてみますとついに第3艦隊が開放されました。
第1だけでなくって第2も主力として使おうと検討していたところでございますので、これはありがたいところ…昨日は最終的にはこの様な艦隊編成といたしました(()内は現在のレベル…アサミーナ提督自体のレベルは11でございます)
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○第1:五月雨さん(18)・山城さん(12)・金剛さん(5)・高雄さん(12)・由良さん(8)・隼鷹さん(11)
○第2:夕立さん(11)・加古さん(7)・球磨さん(12)・木曾さん(7)・如月さん(6)・赤城さん(3)
○第3:天龍さん(5)・龍田さん(3)・川内さん(2)・神通さん(2)・那珂さん(2)・若葉さん(7)
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…第2艦隊にも空母を配属することができたのでございますけれど、この赤城さん、どこで仲間になったのか全く記憶にないのでございます…もちろん建造ではできておりませんし、昨日の戦闘の結果得られた、という覚えもございませんし、本当にいつの間にか艦隊に紛れ込んでいたのでございます。
それでも正規空母ということでありがたく使わせていただきますことに…その他、神通さんも建造で加わり、川内クラス3人を同じ艦隊にする、というクエストを終えることができたのでございました。
ただ、その後現れたクエストたちが大変…南雲機動部隊や三川軍一艦隊を再現しよう、なんて、これらの達成はかなり先のことになりそう…。
…新たに現れたかた、といえば涼風さんという子が五月雨さんの外見にちょっと似ていらしたかも…?(五月雨さんを活発にした感じ?)

昨日は開発のほうも順調でございまして、高角砲や九三式水中聴音機、零戦五二型といったものの開発に成功いたしました。
赤城さんには零戦二一型が載っておりましたものの隼鷹さんの戦闘機は九六式という旧型でございましたのでありがたく五二型を使わせていただきます。
ソナーについては対潜能力の高い由良さんに装備…その甲斐もあり、演習ではじめて遭遇した潜水艦を彼女が一撃で撃沈してくださいました。
…装備品に乗っていたりする子たちがかわいい…(何)

肝心の戦闘のほうは海域1-4に第1艦隊と第2艦隊で挑戦…さすがに第3艦隊は遠征用でございます。
何度か挑戦するうちに第1艦隊が敵主力と交戦、昼戦は不利側のT字戦でしたので厳しいかと思いきや、夜戦になると皆さんが発奮されたのか大ダメージを連発、恐ろしくあっさり敵を全滅させてしまいました(何しろ五月雨さんが90以上のダメージで無傷でした敵正規空母一撃でを沈めたりいたしましたから…とっても大好きなあのかたのお話では夜戦では火力と雷装を足した値が攻撃力になるみたいで、味方に大破艦がいなければ夜戦に持ち込むのは十分ありな様子です?)
これで次のマップに進んでもよい…と思いきや、1-4南方ルートにはやっぱりまだ一度も進めていなくって、こちらを埋めないことには先へ進む気にはならないのでございました…。

遠征に向かった第3艦隊なのでございますけれど、遠征を成功させて家具箱を回収してまいりました。
これで家具ポイントが400となりまして、ようやく0ポイントでもらった掛け軸以外の何かを…ということで、机をダンボールから艦娘専用デスクへ変更して、お部屋を少し華やかにすることができたのでございました。
家具はあまり気にしてこなかったのですけれど、整えられるものでしたら整えたいですし、そして必要ポイントが恐ろしく多いものが多いので、少しずつでも遠征などで整備していけたらよいことでございます。
…次に現れた遠征は観艦式予行なのでございますけれど、「海の一大ページェント」って、何だか某0083のコンペイ島でのワイアット大将(でしたっけ?)による観艦式の演説を思い出しますかも…(何)

昨日はその様なところでございましたけれど…2艦隊を運用すると、ドック運用が厳しくなってしまいます、かも?
高速修復材を活用するしかないわけでございますけれど、これも数が限られていて厳しい…そういえば、アイテムといえば給糧艦伊良湖、なるものが手に入りましたりして…?
最後の恒例の大量物資投入の建造は、無闇に全資材を投入するのではなくって、あのかたに教えていただけましたレシピに則って投入をいたしまして、その結果2時間半と4時間半の何かが建造されはじめました…これはなかなか期待できそうでございますけれど、現状の艦隊編成でもかなり充実していて、ここから特に第1天姫艦隊をどういじっていけばよろしいのか…。
また、同時に第2及び第3艦隊は遠征に出しておきまして、こちらも明日のゲーム開始時に結果を見ましょう…第1も出せればよいのでございますけれど(何)
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