
□ハナヤマタ(1〜6/写真は第6巻のみ)
○イラスト評価:★★★☆☆(3.3)
○内容評価:★★★★★(4.9)
○音楽評価:★★★★★(4.9)
○声優評価:★★★★☆(3.5)
○百合度評価:★★★☆☆(3.3)
○付加要素(おまけなど):★★★★☆(3.5)
○総合評価:★★★★★(4.5)
こちらは先日最終巻が届きましたものとなりまして、原作が好きなこともあり購入をいたしましたものとなります。
こちらは以前原作を読んでおりまして以前読んでおります様にアンソロジーも出ておりましてさらにゲームも出ている作品のアニメ版となります。
内容としましては、よさこいを頑張る女の子たちのお話、となるでしょうか…よさこいとはもちろんあのよさこいでございます(何)
と、こちらの作品につきましては基本的に登場人物など上で触れました原作と同じでございますからそのあたりの説明は省略することにいたしまして、また過去の巻に収録されたお話の感想もその個々のものを観ましたときに書いておりますので、ここではこの第6巻収録のお話のみについて触れることにいたします。
…なんて、説明が以前観ております、この『ハナヤマタ』同様にきらら系で以前原作を読んでおります『ご注文はうさぎですか?』などと同じとなってしまいましたけれど、仕方ございません(何/このあたりの説明文は好きなきらら系原作作品がアニメ化した際の感想で毎回同じになってしまっているという…/何)
第11話は『スマイル・イズ・フラワー』ということで、もうすぐいよいよよさこい祭り本番、というところで訪れた最大の波乱のお話…。
衣装なども準備できて、またヤヤさんが歌をつけてくださったりいたしまして、準備も順調…なのでございますけれど、その様な中でハナさんが元気をなくしてしまっておりました…。
なるさんはその様な彼女の様子に気づいて不安になるのですけれど、その様なある夜、ハナさんがなるさんのお部屋へやってきて…明日アメリカへ帰らなくてはいけない、ということを告白してまいりました。
ハナさんの家族は今まで母親の多忙のせいでばらばらになっていたのでございますけれど、その母親が家族の大切さに気づいて皆さんで一緒に暮らそうと奔走され、それで皆さんでアメリカで暮らすことになって…その様な母親の想いを受けてハナさんはよさこい部のことをどうしても家族に話せないまま、でもよさこい部の皆さんも大切ですのでどちらにも告白できないままに今に至ってしまったのでございました。
その様なハナさんの告白を受けて、なるさんはさすがに衝撃を受けてしまいますけれど、でも大切なお友達のハナさんに対し、彼女が幸せになる道を選べばいいとおっしゃり、その日は一緒に過ごされたのでございました。
翌日、ハナさんは手紙を残して姿を消してしまっていて、その別れの手紙をなるさんは他の皆さんへも読んであげまして…気持ちを抑えられなくなった皆さんは空港へ見送りにいき、何とかハナさんとお会いすることができました。
皆さんとっても悲しいですけれど、でも何とか笑顔でハナさんを見送り、ハナさんの分まで…彼女の想いと一緒によさこい大会を頑張る決意をされたのでございました。
このあたりの展開は以前第2期を観ております『ラブライブ!』の第1期の終盤と重なりやっぱり観ていてもどかしい気持ちになりますけれど、こちらはあちらとは逆にハナさんがいなくなるということを知った皆さんの関係がより固まるというものとなっておりまして、どちらのほうが観ていてよい気持ちになるかといえば…?
…そういえば、ハナさん家族の日常会話が日本語…これはあくまでイメージ映像、ということでございます?(何)
第12話は『ハナヤマタ』…このお話でいよいよ最終話、最後はもちろん花彩よさこい祭当日のお話となります。
お出かけ前、なるさんはようやく父親によさこいをしていることを告白…どうして今まで黙っていたのか、ハナさんが黙っていたほどの理由はないだけに少し不思議にもなりますけれど、でもその父親も晴れの舞台を見にきてくださることになりました。
本番の舞台を前にして、さすがに皆さん緊張、さらにハナさんがいないことをどうしても意識して落ち込みそうにもなりますけれど、それを立て直しましたのはなるさん…彼女が確実に成長している姿が見られ、彼女自身がかつて憧れていた姿に近づけておりよきものでございます。
そうしていよいよ本番30分前というとき、突如ハナさんから電話があり、今会場へ向かっていると報告されます…母親に想いを告白してわがままを聞いてもらえたわけですけれど、車が渋滞に巻き込まれてしまいちょっと間に合いそうにない気配…。
ハナさんが舞台に間に合うことを願いつついよいよ舞台に立つ皆さん…一方のハナさんは様々なかたの力を借りつつも何とか会場に到着、飛び入りで舞台に立って皆さんで踊ることに成功したのでございました。
そうして満足のうちに舞台は終わり、ハナさんはもっと皆さんといたいということで何とか日本に残れる方法を考える、ということで次の目標は文化祭の舞台、と定めるのでございました。
これで物語は完結…原作はまだ続いているのでございますけれども、物語としてはここで一区切りとなりますので確かにここで最終回にするのが自然でございましょう。
正直に言いますと第11話は似た展開の『ラブライブ!』第1期を思い返してしまって期待より不安のほうが大きいお話だったのでございますけれど、なかなかどうして、このお話から最終話にかけての盛り上がりはとてもよきものがございました。
この2話の盛り上がりもありまして、最終的な今作の印象はその『ラブライブ!』にも負けないほどよきものとなりました。
今作と同じクールで放送されたアニメとしましては以前原作を読んでおりまして今月DVDの最終巻の出ます『ろこどる』があるのでございますけれど、こちらもおそらく内容評価は今作と同等かそれ以上になることは私の中で確定しておりますので、このクールは非常に素晴らしい作品揃いでした、と感じるのでございました。
その様な今作、原作を読んでおりますから物語やメインの皆さんの友情、なるさんの成長物語としてもよきものだということは解っていたのでございますけれど、こうして改めてアニメを観てみますと、その皆さんを支える周囲の大人たちが皆さんよきかたがただと感じられました。
先生も終盤ではしっかりしておりましたし、お人よしの店長さんも面白くまたとってもいい人でございますし、ハナさんの両親も彼女をしっかりと想っていることが伝わってきましたし、なるさんの父親も面白いかたでございましたし…あの警察官すらあの様な漢の姿を見せてくださいましたし(何)
大人の皆さんの見所が多々あったところも含め、やっぱりこの作品の終盤の盛り上がりは相当よきものでしたと感じるのでございました。
イラスト…作画は原作イラストを観ておりますとどうしても見落としてしまいますけれど、悪いというわけではございません。
内容のほうは終盤の展開は文句なしということもあって、ちょっとシリアスな面が目に付いてつらくなってしまうところもありますながらとてもよきものでございましょう。
音楽面も特に主題歌やエンディング曲がとってもよきもの…これもまた『ろこどる』に通じるところがあるのでございますよね…。
声優さまはもちろん何の問題もございません。
百合的には原作同様、といったところ…やっぱり特にヤヤさんがよい感じでございましょうか。
付加要素といたしましては、毎巻CDなどついてまいりまして、収納BOXもあって普通によいものでございます。
ということで、こちらは個人的には相当、上で引き合いにあげてしまいました『ラブライブ!』などにも負けないとってもよい作品でしたかと思います…さすがきらら系で『けいおん!』『GA』『ひだまりスケッチ』しかなし得ていないゲーム化をなした作品ともいえ、原作のストックがたまれば第2期をしてもよいのではないでしょうか。
そのきらら系作品…とっても大好きなあのかたのお話では、上で触れました『ご注文はうさぎですか?』がいつ放送なのかはまだ未定ながら第2期制作が決定しているといいます。
すでに以前原作を読んでおりまして以前第1期を観ております『きんいろモザイク』は来期に第2期制作が決定しておりますけれど、どちらもとっても微笑ましい作品でございますのでこのあたりは納得でございましょうか…以前原作を読んでおりまして以前観ております『キルミー』や以前原作を読んでおりまして以前観ております『ゆゆ式』に以前原作を読んでおりまして以前観ております『桜Trick』が飛ばされてしまいましたけれど、『ゆゆ式』に『桜Trick』は原作のストック待ちなのでございましょう!(『キルミー』は…以前購入しておりますCDの特典で『ぶつぞうけがってにせはろうぃーん』という最高傑作を使ってしまったのが痛すぎ…)
きらら系アニメは来期は『きんいろ』第2期、夏期は某学校暮らしが決定していて2作品重なることはないかと思いますので、『うさぎですか?』ははやくても秋以降の放送になるのではないかな、と感じます(某城下町の蒲公英、は本当にアニメ化するのでしょうか/何)…あとは以前原作を読んでおりまして以前観ております『のんのんびより』の第2期がいつになるのか、これがお金の面で不安…。
また、その様な先日はこちらを読みましたので…。

□放課後リトリップ Afterschool Little-Re-Trip
■msさま
○イラスト評価:★★★☆☆(3.3)
○内容評価:★★★★☆(4.0)
○百合度評価:★★★☆☆(3.0)
○総合評価:★★★★☆(3.5)
こちらも上の作品とともに同じタイミングで届きましたものとなりまして、何となくよさそうに感じられましたことから購入をいたしましたものとなります。
同人誌と一緒に購入しておりますことからも解ります様に、こちらは以前読んでおります『ゆりろぐ』などと同様にコミックサイズながら同人誌となっております。
作者のかたは以前読んでおります『少女公団アパートメント』などを描かれたかたとなります。
…上の作品と同じタイミングで届いた、ということから一緒に読んでみました。
内容としましては、高校生として放課後を過ごす女のかたを描いた4コマとなります。
主人公の佐倉ハナさんは26歳の女のかた…よく言えばかわいい、ちょっと悪くいえば子供っぽい性格をしている気のするかたとなります。
彼女は転職に失敗し無職となってしまいまして、鬱積した日々を過ごしていたのでございますけれど、ある日気分転換に高校生時代の制服を着て出かけたところ、同じ制服を着た女の子に声をかけられ、高校生と勘違いされて遊びに誘われてしまったのでございました。
ハナさんに声をかけてきたのは橘みなみさんという高校2年生の女の子でございました。
元気で活発、初対面のハナさんを引っ張りすぐに仲良くなれる様な子なのでございますけれど、実は元々身体が弱くって学校を休みがちだった、というところがあるといいます…今は熱を出してしまうことはあるものの大丈夫ではあるみたいでございますけれども。
みなみさんは何だか落ち込んでいる様に見えたハナさんが気になって声をかけてくださったわけ…ハナさんが落ち込んでいたのはもちろん就職に悩んで、なのでございますけれど、みなみさんはその様なことには気づかずハナさんを同じ高校生だと思って遊びに連れ出すのでございました。
お話のほうは、その様な高校生だと勘違いされた大人の女性と高校生の女の子を描いたお話…。
ハナさんもみなみさんと過ごすのは楽しく、また普段のつらいことも忘れられますので、放課後の時間になりますと制服を着てみなみさんと一緒に遊んだりいたしまして、普通に仲の良いお友達となっていきます。
その様なお二人は見ていて普通に微笑ましく、それだけで楽しくなる作品…このあたり、同じ作者さまの『少女公団アパートメント』に通じてよきものでございます。
この作品はこの1冊で完結、ということで最後はやっぱりハナさんが本当のことを話されるのでございますけれど…エピローグではさらに交友関係が広がったりと、お二人の関係はもちろん続いていくのでございました。
…あとがきによりますとこちらの作品はまんがタイムきららにて連載されたものの単行本にできるだけの分量がないうちに完結してしまった作品とのこと…確かにこちらはコミックサイズで表紙カバーもしっかりついた作品とはいえページ数は約50ページでございますので、仕方のないところでございましょうか…。
イラストは悪くございません。
百合的にはお二人の友情がよい感じ、といえるでしょう。
ということでこちらはちょっと短めの作品とはなりますけれども微笑ましくってよき作品でございましたかと思います。
『艦隊これくしょん』は恒例の建造結果から…戦艦の金剛さんと水上機母艦の千歳さんができました。
戦艦はまだ全然出ておりませんのに、何と二人めの金剛さん…空母も数が少ないのに祥鳳さんが二人になっておりますし、特にこういうまだ総数の少ない艦種のかたが重なるのはやっぱりちょっと悲しい…。
一方の千歳さんは初の水上機母艦…多数の水上機を搭載しておりまして偵察任務な遠征で役に立ちそうで、それに千歳さんご自身もなかなか素敵な雰囲気のかたで使っていきたいものでございますけれど、ですから枠がもういっぱいなのですって…。
建造のほうでは、他に日々のクエストで建造する4人の中で重巡洋艦の古鷹さんが登場いたしました。
重巡洋艦もまだ高雄さんと加古さん、それに今回の古鷹さんの3人しか出ていないのでございますよね…クエスト一覧で艦隊編成をしよう、というものがどんどん溜まっていってしまいます。
その他、昨日の出撃で得られました中で特に目を惹きましたのは、駆逐艦の陽炎さんと子日さんあたり…このお二人も素敵なかたでしたので、使ってまいりましょう。
…と、出撃の際に千歳さんが普通に得られてしまいました…せめて千代田さんでしたらまだ…。
その様な昨日はあまり時間もなかったということで、いつも通り演習を行った後は例の拡張海域で普通にレベル上げができないか、通常編成の艦隊で何度か出撃してみました。
結論からいえばできそうなのでございますけれど、ただ戦艦などが一緒にいる場合燃料弾薬の消費がなかなか大きくなってしまって、そう何度も連続の出撃は不可能そうであまりレベル上げはできないかもしれません。
また、強力な艦隊で挑んだ場合、どうやら右下のエリア…ちょっと強めの敵軽空母艦隊のいる場所へ流されてしまうみたいで、そこにたどり着いてしまうとさすがにノーダメージではいられないどころか結構な大きさの被害を被ってしまいます(もう一つの果てはまだたどり着けず…)
ということで燃料弾薬のことを考えると戦艦などのかたを含む艦隊でのレベル上げはちょっと難しそうで、今日は駆逐艦4人編成で普通に挑んでみましょう。
航空戦艦や軽空母がいたほうが楽になるのでは、とも思ったのですけれど、軽空母の隼鷹さんが潜水艦に与えるダメージは駆逐艦の攻撃よりも弱かったので、航空戦艦を迎えてもそう結果は変わらなさそうで、これは駆逐艦のかたがたを強化したほうがはやそうでございますから。
ですのでしばらくお気に入り駆逐艦なかたがたのレベル上げをしようかな、と…駆逐艦なかたがたでしたら燃料消費もそう大きくございませんし。
ただ、これでは他の艦種のかたがたとのレベル差が開いてしまいそうでございますけれど、そこは演習でカバーしておこうかな、と…1-4や次のマップへ他のかたがたで挑むのも手かとは思いますけれど…。
…由良さん一人混じっているだけでもボスのところにはたどり着けないのでございます、よね…でも、軽巡洋艦でも潜水艦は攻撃できますし、レベル上げだけでしたら気にしなくってもよいのかも?(さらに、敵から得られる経験値も艦隊の人数での増減はなさそうな雰囲気に感じられて、ではレベル上げだけでしたら4人ではなくって普通に6人で挑んでしまってもよいかもしれません?)
昨日の出撃で夕立さんがレベル20に達しまして、五月雨さんについで改仕様に改装することができました。
この勢いでボスに挑もうとするかたがた全員を改仕様にしてしまうまで頑張ってみるのもあるいはあり、かも?(何)
…あとはせめて爆雷かソナーを開発できればもう少し楽になるのかもですけれど、昨日も結局作ることはできず…むぅ。
その様な感じで、しばらくは拡張海域突破を目指して駆逐艦なかたがたのレベル上げを中心にのんびりしてみようかな、と思います…何も急ぐことはないかと思いますし、満足のできる様に楽しんでまいりましょう。
最後は何とか物資が残りましたので恒例の建造で、1時間と2時間50分なものが建造されはじめました…戦艦ではないみたいですけれど、結果を楽しみにいたしましょう。
『百合霊さん』リプレイは9月の学園祭前日の個別シーンまで…そこへ至るまでの大きなイベントといえばもちろん聖苗さんのことで、本当にあそこは怒っていいところでございましょう。
その翌日、美紀さんは聖苗さんの想いを受け入れて晴れて恋人同士になって、一気に一線までこえるのでございますけれど、このシーンのことを百合霊さんたちは何も言ってきていない…と思いきやそれもそのはずでございました。
結奈さんルートを思い返せば解りますとおり、聖苗さんと美紀さんが一線を越えている頃といえばサチさんが過去の自分のことを話していらしてそれどころではなかったのでございました…。
そういうシーンを見ることが目的な百合霊さんたちにとっては少々残念なことともいえますけれど、ともあれ引き続き見守ってまいりましょう。
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