
□倒錯少女症候群
■shimazakiさま
○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
○内容評価:★★★☆☆(3.4)
○百合度評価:★★★★☆(3.6)
○総合評価:★★★☆☆(3.4)
こちらは先日色々なものとともに購入をいたしましたものとなりまして、百合が確実な作品ということで購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなります百合姫コミックスとなります。
内容としましては、4+αの短編を収録しました短編集となります。
収録作品のうち2つは前後編となっておりまして、それらはもちろん直接繋がっているお話でございますけれど、その他のお話ごとは特に繋がりはなくって独立した読み切りなお話たちとなっております。
お話の傾向はいかがでございましょうか、タイトルや表紙の雰囲気からも解ります様に少し怖いといいますか、狂っているといいますか…病んだ雰囲気のお話が多い印象を受けます?
ちょっと残虐描写もあったりと、そういう要素が苦手な私には多少きついところもございましたけれど、でもそこまできつい描写というわけでもございませんから、そう気にしなくっても大丈夫といえば大丈夫でございます。
その他、この作品独特の表現といたしまして、登場人物のお名前は全てA子・B子・C子…と、全く別のお話、別の登場人物であっても統一されております。
収録作品たち、『貴女にすべてをささげると私の眼球はそういった。』は2話構成のお話で、いわゆるオッドアイな女の子と彼女の目が気に入ってお付き合いをすることになった女の子とのお話…こちらは読んでいてかなりぞっとしてしまうお話でございまして、百合的にはよいお話ながらかなり怖かったかも…。
『ショウケースガール』はペットショップの猫の擬人化のお話でございまして、今回収録のお話では一番安心して読めるというか、特に怖い要素などはないお話…以前読んでおります『ゆりどりみどり』収録の『あたしとあなたと彼女のソファ』を思い出させるお話でございます。
『シスタス』は声の音量などを自由に調整できる謎のリモコンを持った姉妹のお話…少し不思議なお話でしたりもいたしますけれど、姉妹はお互いに依存し合う関係でございまして、お互いがそれでよいと思っておりますのでそれでよいのかなと思え、またいわゆる性的な描写ではこちらが一番濃厚なものとなっていたりもいたします。
『ブレンツ・ガール』は2話構成のお話で、ときどきもう一人の自分が物理的に現れる病気を持った女の子のお話…そのもう一人の自分が自分に成り代わろうとしますので日々それを殺害している、というなかなか血なまぐさいお話で、その様な中で自分に親しくしてくれる女の子がいたのでございますけれど…?
巻末にはその『ブレンツ・ガール』の後日談となります『待ち遭わせ』も収録…後日談といいますか死んでしまった子たちのお話になっておりまして、こちらも救いはあまりございませんかも…?
その様なこちらの作品、『貴女にすべてをささげると私の眼球はそういった。』を百合な同人誌として見かけたことがあったりしますことからも(でもちょっと怖そうで購入はしなかったのでございました…)解ります様に過去に同人誌として出された作品の再録、となっております。
つまり以前読んでおります『サイダーと泣き虫』や以前読んでおります『にじいろシークレット』などの様に、最近の百合姫コミックスで多く見られます同人誌を再録した単行本となるわけでございました。
この流れはまだ終わっていなかったみたいで、まだまだ私の知らない、あるいは知っている同人誌が単行本になってくださるかもしれず、この流れはこの先も期待をしておきたいところでございましょうか。
イラストは悪くございません。
百合的にはどのお話もそれぞれになかなか高めとなっております。
ということで、こちらはちょっと怖いお話の多い短編集となっておりまして、個人的な好みとは少し外れたところにはおりましたけれど、でも悪いものではなかったかと思います(でも個人的な好みはやっぱり『ショウケースガール』の様なお話かなと…?)
また、同時にこちらも読みましたので…。

□間宮さんといっしょ(2)
■ガオシさま
○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
○内容評価:★★★★☆(3.5)
○百合度評価:★★★★☆(3.5)
○総合評価:★★★★☆(3.5)
こちらも上の作品などと一緒にに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては他には持っていないものとなります。
…病んでいる様な雰囲気などちょっと上の作品と感じが似ている印象も受けましたことから一緒に読んでみました。
内容としましては、幽霊となった女の子とお付き合いをすることになった女の子のお話、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第1巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻では第1巻の終盤に登場いたしました恋さんがほぼ主人公となっておりまして、彼女が姉を何とかするために佐々良さんたちに近づいていき、そこから姉のこと以外でも佐々良さんたちに頼っていくのですけれど、その中で色々振り回されたりする様子が描かれております。
ただ、この恋さんというかたも他の皆さんに負けず劣らずちょっとおかしいと感じるところもありまして…というより、相当面倒くさい性格をされているかなと思います。
もちろん恋さんが頼ってしまった佐々良さんも相当に面倒くさい性格をしておりますので、その面倒くさい性格と面倒くさい性格が絡まってもう相当お話はかみ合わずに面倒くさい事態に…この第2巻はその面倒くさいところを楽しめばよいお話になっておりますけれど、ちょっと疲れます…。
また、その恋さんのクラスメイトとして、彼女のことをいじめてくる2人の女の子や佐々良さんの弟も登場いたしますけれど、やっぱり皆さんちょっとおかしい印象…そしてこの巻の最後でその恋さんはその二人の女の子のとあるシーンを目撃するのでございますけれど…?
その他、巻末には第1巻同様に恋さんが主役のおまけ漫画があるのでございますけれど、やはり例によって…(何)
イラストは悪くございません。
百合的には間宮さんと佐々良さんのお二人なのですけれど、どうも恋さんのクラスメイトお二人も…?
ということで、こちらは相変わらず登場人物がみなさんおかしくって全体的に病んでいる雰囲気のある作品なのでございますけれど、悪いものではないかと思いますし、引き続き見守ってみましょう。
『艦隊これくしょん』のほう、建造結果は先日の日誌で触れましたとおりでございまして、また開発のほうも何もできませんでした…同じものでよいので、航空機でまたよいものが出ていただきたいのですが…。
戦いのほうは2-2へばかり向かっておりましたので、はやくもろ号作戦が終わってしまいました。
すると新たに海上輸送路の安全確保に努めよという、何と1-5へ反復出撃する任務が出現…そういえばこの様な任務を何度か受けた記憶はございましたけれど、ろ号作戦完了が条件でございましたか…。
1-5は以前はレベル上げに最適の地でしたけれど、アサミーナ提督のレベルが80を越えた現在となってはまさに地獄でございまして、その地獄へ赴かなければならない、ということでちょっと憂鬱…。
ただ、今まで何の考えもなしに大破を繰り返してまいりましたので、今回は今までの経験をもとにちょっと編成などを軽くいじってみました…といいましても、出撃はもちろん五月雨さんと由良さんと山城さんと隼鷹さん、というのは確定でございますけれども。
ここが地獄になった原因は第1戦の潜水艦が必中の開戦同時雷撃を放ってきてそれで大破してしまうことなのですけれど、どうも今までの印象では3人めにいる人が一番よく狙われている感じがございましたので、そこに一番HPの高い山城さんを配置いたします。
あと、単横陣は対潜攻撃には有効みたいながらこの第1戦は敵は1人しかいないわけですし、攻撃力より防御や回避にすぐれた陣形はないものでしょうか、ということで思い切って別の陣形にしてみることに…輪形陣が一番防御力が上がりそうでしたながら4人ではそれは選択不能でしたので、ちょっと実験的に完全に謎な陣形な悌形陣というものを選択してみたのでございました。
そうして迎えました1度めの出撃、第1戦は何と相手が開戦同時雷撃を放つ様になってはじめて、完全ミスをしてくださいました…ちなみに狙われたのはやはり山城さんでしたみたいで…?
第2戦以降は敵が複数な上にこれらはこれまでもほとんど攻撃が当たらなかったこともあり、攻撃重視で単横陣で切り抜けていきます。
ボス戦のほうはこちらは由良さんと山城さんが軽微なダメージを受けただけなものの反航戦となってしまい、ボスのHPが2だけ残ってしまいました…これでも一応勝利ではございますけれども。
…というより、この1度めの出撃は全て反航戦…ですから、反航戦はやめてくださいって…。
2度めの出撃の第1戦も何とまた雷撃が山城さんを狙ってきましたものの外れました。
ボス戦では隼鷹さんが中破いたしましたもののT字戦有利側に働いてくださったこともあり敵の全滅は容易にできました。
3度めの出撃では初戦で山城さんに雷撃が命中、でも小破ですみましたので先へ進めます。
ボス戦は同航戦となってくださり、また敵の雷撃も外れたこともあり危なげなく勝利を得られ、この3回めの出撃を終えたところで任務クリアとなったのでございました。
3度の出撃で問題となった初戦は3度とも山城さんが狙われた、ということでやっぱりどうも3人めのキャラクターが狙われやすい、という印象は間違っていなかったみたいでございます。
また、謎の陣形ということで一度使ってみました悌形陣について、これまで必中でした初戦の雷撃が2回外れたということで、これも効果があるとみてよさそうな印象…少なくとも初戦はこれで切り抜けられる確率が増した気がいたします。
でも、3戦めでは大破はいたしませんでしたものの命中はいたしましたので、過信はできそうになくって、やはりここをレベル上げの場として使うのはもう無理そう…あとは毎月のゲージ破壊時にボス戦で反航戦にならないことを願いましょう(一度の出撃で4回戦闘があってそれが3度で計12回戦闘があったのですけれど、T字有利1度に同航戦2度に反航戦9度と圧倒的に反航戦ばかりでしたのが悲しい…今作って反航戦が一番出やすいのでございます?)
ひとまず、下で触れます2-5へ挑むよりは地獄ではなくなった、といえそうでございましょうか…昨日は本当に厳しすぎる戦いになってしまいましたから…。
最後の恒例イベントその1、2-5への出撃、初戦は完全勝利を収めることができまして幸先がよいかと思われたのですけれど…全然甘かったです。
第2戦ではやくも比叡さんが小破、第3戦では高雄さんと隼鷹さんが中破ということで、もうダメそうですのでここで引き返すべきでしたのかもですけれど、一応ボスへ挑んでみることにいたしました。
すると案の定といいますか、五月雨さんは無事でしたものの比叡さんと高雄さんと隼鷹さんは大破、山城さんと鈴谷さんは中破というここ最近では見られないほどの大損害を受けてしまいました…。
しかもその損害は昼戦の時点でそうでございまして、昼戦終了の時点ではボスはほぼ無傷、その他戦艦1と駆逐艦1が残っておりこれは夜戦に持ち込んでもどうしようもなさそうでしたながら一応挑んでみまして、五月雨さんがボスを、中破な比叡さんが駆逐艦を撃沈、同じく中破な鈴谷さんも残る戦艦を大破まで追い込みましたけれど後一歩のところで全滅はさせられませんでした…昼戦の時点であの損害ではこれも仕方なく、全滅させられなかったということで戦闘終了後に得られましたのも最上さんということでやはり残念…。
ここまでぼこぼこにされてしまうとさすがに悲しい以上に気持ちが沈みきってしまいますけれど、まだまだアサミーナ提督の実力が足りない、ということなのでございましょう…。
…さらに、修理時間のほうも山城さんと比叡さんが12時間以上、高雄さんと隼鷹さんは8時間以上と、ちょっと高速修復材を使いたい損害…ここまで結構使わずに貯めてこられたのでございますけれど、残念です…。
最後の恒例イベントその2の建造のほうは空母狙いを行いまして4時間10分…何でございましょう、蒼龍さんか飛龍さんが予想されます?
ということで、今日はちょっと最後の大損害で気持ちが沈んでしまいましたけれど、何とか持ち直して…今日はどうしましょう、先へ進みますか、それとも昨日の2-5で実力不足が改めて解りましたのでレベル上げをいたしますか…?
『FLOWERS』夏編は子うさぎ事件から1週間…もうすっかりえりかさんが授業に出るのが普通の光景となったみたいです。
ただ、千鳥さんはやはり他人と仲良くなろうとすることはなく孤立気味で、それを見たバスキア教諭はえりかさんに他の人との橋渡し役をお願いしてまいります。
えりかさんは案外(?)義理人情に厚いところがございますので、お世話になっているバスキア教授のお願いなら無碍にはできない…ということになるのでした。
その様な折、林檎さんや苺さんに料理部の試食会に誘われましたので、そこへ千鳥さんを連れて行って少しでも行動をしたということを見せておくことにいたしました。
料理部では譲葉さんとネリネさんとお会いいたしまして、さすがの千鳥さんもこのお二人の前ですとちょっと圧倒されていていつもの態度は取れなくってなかなか面白い…もちろんえりかさんでもお二人には勝てないご様子でございますけれど、譲葉さんは相変わらずよいキャラクターでございます。
そして、千鳥さんは歌が上手ということで半ば冗談で合唱部の見学をしたらどうか、とえりかさんが提案をするのですけれど、実際にそういうことになって…どうなっていくのか、引き続き見守りましょう。
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