
□このはな綺譚(1)
■天乃咲哉さま
○イラスト評価:★★★★☆(4.0)
○内容評価:★★★★★(4.9)
○百合度評価:★★★☆☆(3.3)
○総合評価:★★★★★(4.5)
こちらは過日色々なものとともに購入をしましたものとなりまして、気になる作品でしたことから購入をしましたものとなります。
コミックスとしましては『うつゆり』や『ふたりべや』『ユリ熊嵐』などと同じものとなります。
作者のかたは以前読んでいます『此花亭奇譚』などを描かれたかたとなります。
内容としましては、舞台は中世日本の雰囲気漂う宿場町にある此花亭という狐のお宿で仲居として働く女の子たちのお話となります。
と、感想が上で触れました『此花亭奇譚』の感想と同じとなってしまいましたけれど、こちらはそれの直接的な続編、普通に第3巻と扱ってよい内容となっておりますので当然なのでした。
物語の舞台はもちろん登場人物も完全に同じで、そして普通に続きですから…ですので詳細な説明は省略をいたします。
…一応第1巻、ということで冒頭にて物語の舞台の解説となるお話も収録されたりしています。
タイトルとコミックスを変えて登場いたしました今回もやはり此花亭というお宿で起こる日常が描かれていきます。
そこで働く皆さん、そしてそこへやってくる様々なお客さんのことが描かれていくのですけれど、そのお客さんたちを巡るお話が毎回少し切なかったりもいたしますけれども心あたたまるよいお話…ちょっと、いえ結構泣かされてしまいました。
この作品の新たなお話をこうしてまた読むことができる様になった、これは本当に素直に喜ぶべき幸せなことでしょう。
イラストはよきものです。
百合的には前作同様になかなか悪くない雰囲気もありまして…?
ということで、こちらは個人的にはとっても大好きといえる作品でして、大満足…これを打ち切った『百合姫』の見識を疑ってしまうほどかもしれません(何)
そのかつて百合姫コミックスで出ました『此花亭奇譚』、改めて新装版としてこのコミックスで5月に上巻、6月に下巻が出るみたいです。
…『百合姫』は最近はそうでもないながらもこうして数々の良作を「なかったこと」にして葬ってきた過去がありまして、その記憶が残っている身といたしましては今でもちょっと信用の置けない雑誌、という認識があるわけですけれど、こうして他のコミックスへ移って新たに続きが描かれるというのはありがたいもので、ですので以前読んでいます『オトメキカングレーテル』や以前読んでいます『Sweet Peach!』とか以前読んでいます『EPITAPH』に以前読んでいます『紅蓮紀』や以前読んでいます『flower*flower』などといった同じ様な扱いとなってしまった作品群も別コミックスで続きを出してくださってよいのですよ?(特に『紅蓮紀』や『flower*flower』は複数巻出ていますのにこの扱いって…やっぱり納得いきかねるのでした)
また、同時にこちらも読みましたので…。

□お友達からはじめましょう。(2)
■乙ひよりさま
○イラスト評価:★★★★☆(4.0)
○内容評価:★★★★☆(4.0)
○百合度評価:★★★☆☆(2.6)
○総合評価:★★★★☆(3.5)
こちらも上の作品とともに購入をいたしまして、過去に既刊を読んでいますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては他には持っていないものとなります。
作者のかたは以前読んでおります『オレンジイエロー』『水色シネマ』などを描かれたかたとなります。
…こちらの作者さまは昔の『百合姫』ではおなじみのかたで、上の作品も昔の『百合姫(S)』での連載作品の続きということでそういう昔の百合姫系繋がりで一緒に読んでみました(何)
内容としましては、双子の姉弟、それぞれの高校生活を描いたお話となります。
と、説明がやはり以前読みました第1巻の感想と同じとなりましたので詳細な説明は省略をいたします。
この巻でも姉弟それぞれの高校生活を描いていまして、まずは弟さんの料理部設立の顛末…顧問候補の先生に自分たちの料理を作って認めてもらおうと皆さんで味噌汁作りに挑戦したりします。
それでもその際にはまた断られたのですけれど、最終的には顧問になっていただけ…どうして今まで断られていたのかといえば、要するに三顧の礼なのでした(何)
姉の明さんパートでも彼女の部活入部のお話になってまいりまして、ひょんなことから誘われました写真部に興味を示します。
でもご友人お二人はどちらも写真部には入らず、一人で入ることに…ここでまた少し新たな世界が開けたりいたします。
その明さんの友人の明さんの実家の喫茶店にお客さんを呼びたいので知り合いを誘って、というお話になって、明さんは弟さんへ声をかけるのですけれど、その弟さんとその喫茶店にも繋がりがあって、でも今までお互いに気づいていませんでした。
最後はその繋がりに気づく、というところでお話はおしまい…そう、こちらの作品はこの巻で完結、最終巻となっておりました。
正直にいいますとかなり中途半端といいますか、お互いの高校生活はここからが本番なのではと思わせる内容でしたので残念…一応最後には描きおろしといたしまして写真部入部後の明さんが描かれたりもしていますけれども。
イラストはよきものです。
百合的にはタイトルどおりですので特にはないといえますけれど、男女それぞれのよい友情のお話といえるでしょう。
ということで、こちらはちょっと消化不良の残る、ここで終わりなのはどうなのかなって感じる終わりかたでそれはさみしいものでしたけれど、お話自体は面白いものでしたかと思います。
『艦隊これくしょん』は昨日は新たなかたとして駆逐艦の朝雲さんをお迎えできました…なかなか悪くない雰囲気のかたですから、遠征枠が空いたら彼女を入れてレベル上げを行おうと思います。
また、演習のみで明石さんのレベルが35に達しまして改仕様となることができました…これで修理可能なかたが増えることになるはず、です。
開発では10cm連装高角砲を優先して開発しますけれど、でも滅多にできるものではなくって…それでも昨日は1つできました。
あとは酸素魚雷も作れればいいのですけれど、過去に一度しか出ていないうえ、あまりに以前のことすぎて配合を忘れてしまったのでした…ただ、相当資源を投入したという記憶はあって…?
…装備改装で徹甲弾のレベルが6まできたのですけれど、これ以上改装をしようとすると徹甲弾を1つ消費する、といわれて断念…徹甲弾を量産しなければなりませんけれど、そんな余裕どころかどうすれば徹甲弾が出るのか明確な配合は覚えていません…(4つほど偶然の産物で出ているのですけれど、そのときは徹甲弾を重視していなくって…)
戦いのほうは先日でイベント海域その4を終えましたので、引き続きその5へ挑むこととなります。
その5からは拡張海域扱いとなっており、さらなる苦戦がよそうされるわけですけれど、ただここはその3と4で出撃をしたメンバーは難易度乙以上では出撃不可となってしまい、私の場合その2つの海域は難易度乙でクリアしたもののそこで戦力を使い切っていて出せるかたがもういませんでしたので、この海域からは難易度丙にして出撃をすることにしました。
とっても大好きなあのかたも連合艦隊で出撃する海域をしっかり教えてくださっていましたのに、なぜか私はここへくるまでこの海域5は連合艦隊で出撃、と思いこんでいたのですけれど、ここは普通の艦隊での出撃となっていました。
ですのでいつも通りの第1艦隊で出撃をすることにしたのですけれど、ただ空母が一人で対処しなければなりませんから耐久性や搭載機数の不安もあり隼鷹さんではなく瑞鶴さんを運用、それに烈風2、流星改2というちょっと防空重視の搭載機としておきました。
ということで出撃メンバーは五月雨さん・山城さん・扶桑さん・高雄さん・由良さん・瑞鶴さんという面々…その4での経験もあり戦艦なお二人には三式弾を装備させておきます。
はじめての出撃…これまでのイベント海域も道中BGMが通常海域とは違ったのですけれど、拡張海域扱いなここはまた別の、運営電文のいうところの深海棲艦側を意識した様な雰囲気の曲となっていました。
スタート地点からはルートが二分、西へ進むこととなり渦潮に巻き込まれました。
その先は重巡洋艦に輸送船も混じった艦隊との戦いで完全勝利で切り抜けられましたけれど、ここもBGMが変更、やはり深海棲艦側を意識した様な雰囲気の曲となっていました。
その先はルートが二分、さらに西へ進むこととなり1-6でも見られた航空戦のみのエリアへ到達しましたけれど、相手空母は軽空母のみ、そしてこちらは1-6のときとは違い空母ありの艦隊ということもあり輪形陣で無事に切り抜けられます。
その先はルートが二分しさらに西へ進み、その先は能動分岐が発動、ボスルートへの距離が短い南を選択します。
その先はまた輸送船を含む水雷戦隊で普通でしたら苦戦する要素はなかったのですけれど、何とはじめから夜戦固定…勝利はできたものの瑞鶴さんが中破し無力化されてしまいました。
その先はボス戦となり泊地水鬼さんという、海域4同様に戦闘開始時に台詞のあるHP330もあるボスとの戦い…BGMもまたさらに変更されて緊張感が高まりますけれど相手の編成はボスと要塞2、戦艦1、そして何と輸送船2とまた輸送船つきとなっていました。
瑞鶴さんがはじめから中破、さらにT字不利に働いてしまい昼戦では要塞と戦艦も残ってしまってさらにその瑞鶴さんは大破、由良さんが中破、山城さんと扶桑さんは中破してしまったものの何とか夜戦の末に敵の全滅に成功したのでした。
…泊地水鬼さんの台詞もやっぱりどことなく切なさを感じ、それに雰囲気がちょうどこの戦いに出ていた山城さんや扶桑さんに似ていた気もしましたかも…?
さすがに難易度丙ということもあり、多少の苦戦はありましたけれども無事にボスの撃破はできました。
ただ、帰ってくると何と燃料が空になっているというはじめての事態になっていましたけれども…戦闘回数は過去と較べてそれほど多いわけではないですし、やはり渦潮は皆さんが持っている分の燃料が放出されているみたいで、これは道中はやはり夜戦を避けて戦闘回数を減らすのがよさそうです。
そしてボスはやはりその4同様に陸上タイプの敵の様子で、戦艦なお二人に三式弾を装備させておいたのは正解でしたみたいです。
2度めの出撃は1度め同様に渦潮→巡洋艦隊との戦いとなり、支援艦隊が軽巡洋艦1中破、その他撃沈という大戦果をあげたこともあり完全勝利で切り抜けます。
続いても同じルートをたどり航空戦のみのエリア…今度はヲ級さんが相手となりましたけれども無事に勝利で切り抜けます。
さらに続いて同じルートをたどり水雷戦隊との夜戦へたどり着きますけれど、今度は全く同じ流れながら瑞鶴さんが中破ではなく大破してしまい、もちろん戦闘は勝利なもののここで撤退となったのでした…夜戦となると相手の軽巡洋艦も非常に危険な相手となりますし、このエリアが一番運の絡む場所となりそうです。
3度めの出撃は南へ進み、まずは敵影を見ず、次の分岐はさらに南へ進み戦艦を含み敵艦隊と遭遇しますけれど、T字不利に働いたこともあり大きな損害なく勝利を収められます。
航空戦を経て問題となる夜戦になりますけれど、今回は五月雨さんが早々に敵軽巡洋艦を撃沈してくださったこともあり完全勝利で切り抜けられました。
ボス戦は何とはじめの航空戦で山城さんが中破、扶桑さんが小破といういきなり三式弾による打撃勢力が半減という損害を受け、さらに昼戦で相手は泊地水鬼さん以外全滅できたものの由良さんが大破…それでも夜戦で撃破に成功したのでした。
そして戦闘終了後には新しいかたとして上で触れましたとおり朝雲さんをお迎えできました。
4度めの出撃はまた南へ進み3度め同様のルート…戦艦を含む敵艦隊と遭遇いたしますけれど、航空戦で4人撃沈できまた山城さんが真っ先に戦艦を撃沈してくださったこともあり完全勝利で切り抜けます。
航空戦を経ての夜戦は敵が攻撃を外してくださったこともあり完全勝利で切り抜けられました。
ボス戦は航空戦で由良さんが大破、さらに昼戦で扶桑さんと山城さんが中破し、夜戦で扶桑さんが大破してしまいましたものの何とか扶桑さんの前の山城さんで泊地水鬼さんを撃破することがで勝利を収めました。
昨日のイベント挑戦はそのくらいでしたけれど、難易度丙ながら海域その5も何とか、いつもの五月雨さんたちな編成で突破できそうな雰囲気が見られまして一安心です。
これを終えれば残るは海域その6のみとなるわけですけれど、こちらをどうするか…出撃制限はないとのことですので難易度を乙に戻してもいいのかもしれませんけれど、でも最後の海域ということで普通に難易度も高いでしょうし、そうなるとやっぱり無理はせずに丙にしておくべきなのかも…?
その他、先日入手できましたリットリオさんはやっぱり第3艦隊へ組み込むことにしまして、第3艦隊を弥生さん・リットリオさん・金剛さん・熊野さん・木曾さん・蒼龍さんという編成で準主力として使っていこうと思います。
ただ、伊勢さんや日向さんもなかなかよいかたですから第4艦隊を編成してみるのもありかな、とは思うのですけれど…ただ、旗艦をどなたにしようかで非常に悩ましくなるのでした。
第1〜第3艦隊までの旗艦の五月雨さん・夕立さん・弥生さんはもう迷うことがないのですけれど、もうお一人選ぶとなると…陽炎さんか曙さんか潮さんか朝潮さんか満潮さんか霞さんか子日さんか浜風さんか初雪さんか深雪さんか舞風さんかと、このあたりで迷ってしまってこれ以上絞れません…。
旗艦をローテーションしてもよいのかもしれませんけれど、でもやっぱり主力で使う艦隊の組み合わせは固定したいという気持ちも強く…もう少し考えましょう。
ともあれ、今日は引き続きイベント海域その5へ挑みましょう。
『FLOWERS』夏編はえりかさんと千鳥さんの関係もずいぶん良好となり、彼女が笑顔を見せるときもあったりしてより微笑ましさが増した8月も終わりに近づく中、1年生でバレエの発表会があることが伝えられます。
配役は試験を行って決める、とのことでバレエに熱心に取り組んでいて向上心もある千鳥さんは試験へ向け練習に明け暮れますけれど、常に本気なために少し危うさも感じられるのでした。
一方、立花さんもバレエの実力は確かなもので、こちらは技量は千鳥さんよりも少し下かもながら安定感があるのでこちらが主役に選ばれるのでは、とえりかさんは想像します。
そうして迎えました試験当日、両者とも見事な演技でしたためバスキア教諭はどちらを主役にするか決めかねます。
その迷ったバスキア教諭を見た千鳥さんは自分のほうが上だと言い再試験を要求、納得できるまで試験を行おうとします。
けれど、その熱心さゆえに立花さんが怪我をすることになってしまって…?
その夜、千鳥さんが見た夢のことが彼女視点で語られますけれど、彼女には過去にもバレエのことで少し似た、後悔してしまう出来事があった模様…。
そのことで千鳥さんは非常に心を痛めるのですけれど、一時その千鳥さんと反目していたとはいえ根は善人そのものな立花さん、何のわだかまりもなく千鳥さんへ主役を譲ります。
さすがにその様な彼女を前にして、あまり素直になれない千鳥さんも素直に謝り、特に不穏な空気になることもなくこの件は解決をしたのでした。
その千鳥さんが謝ったお茶会の席で立花さんから別のお話があり…もうすぐバスキア教諭のお誕生日とのことでそれのお祝いをしないか、という提案がされます。
もちろん皆さん異存はなくその方向で動くことに…昨日はここまででして、引き続き見守っていきましょう。
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