2008年04月09日

わたしの王子さま

先日クリアしたゲームのレビューをば♪
その花びらにくちづけを 〜わたしの王子さま
□その花びらにくちづけを 〜わたしの王子さま
 ○イラスト評価:★★★★★(4.5)
 ○グラフィック評価:★★★☆☆(3.3)
 ○システム評価:★★★☆☆(3.0)
 ○内容評価:★★★★☆(4.4)
 ○音楽評価:★★★☆☆(2.5)
 ○難易度:★☆☆☆☆(1.0)
 ○百合度評価:★★★★★(5.0)
 ○付加要素(おまけなど):★★☆☆☆(2.0)
 ○総合評価:★★★★☆(4.0)

これは今年の冬に購入をしたもので、先日クリアをした『その花びらにくちづけを』の第2作となる作品です。
『その花びらにくちづけを』は私が過去にやったゲームの中でもっとも衝撃の大きかった作品となったわけですけれど、こちらは第1作で多少慣れたのでまだ…大丈夫だったかもしれません。
ちなみに、第1作に続いてこちらも18歳未満のかたはしてはいけないゲームとなりますので、ご注意ください。

内容としては、舞台は第1作と同様に聖ミカエル女学園というお嬢さま学校に通う、今回は2年生となる楓さんが主人公となります。
楓さんは眼鏡をかけた三つ編みのかたで、見た目どおりクラス委員に選出されるところからゲームがはじまりました…本人は不服みたいでもありますけれど。
彼女がその様な格好をしているのは、眼鏡のほうも視力が悪いからというわけではなく、一種の変装みたい…つまり、目立ちたくないからということです。
楓さんは非常にネガティブな思考の持ち主で、考えていることなどが結構私と合ったりしてしまったのです…ま、まぁ、私もそんな性格ですから…。
…といっても楓さんはスタイル抜群ですし、そのあたりは私とは全然違いますけれど、ね?

そんな中、1年生に紗良さんという、モデルをしていてとっても有名な女の子が新入生としてやってきます。
紗良さん、それに楓さんも苗字は北嶋…お二人は従姉妹同士で、昔は一緒によく遊んだりしたものの紗良さんが引っ越してしまったといいます。
でも、紗良さんは昔からずっと楓さんのことが大好きで、そばにいたいためにこうして戻ってきた、と…何だかどこかで聞いたことのある感じかも?(綾瀬千歌音さんと咲夜さんもそんな感じだったかも…)
この後意気投合…
…真ん中のかたが楓さん、右のかたが紗良さんです…左のかたは第1作からの友情出演っぽい優菜さんです。
紗良さんはかわいらしい性格のかたなのですけれど、天然なところが多分にあるのはその優菜さんと似ているかもしれません…現に、お二人は出会ってすぐに意気投合いたしましたし。
その第1作と今作とは、なかなか違いがありますね…今回は主人公が年上ですし、お二人の関係も前回ほど隠しているわけではありませんし…。

モデルをしていたりと華やかな紗良さんと、目立つのが嫌いな楓さん…紗良さんはずっと一途に楓さんを想ってきたのですけれど、楓さんには戸惑いなどがあり…。
楓さんも明らかに紗良さんに恋をしているのですけれど、自分では気づいていなかったり、あるいは華やかな紗良さんに自分などは釣り合わない、と考えてしまい、一時は紗良さんを避けてしまったりもします。
それに傷ついた紗良さんが想いをぶつけ、楓さんも想いを抑えられなくなるシーンは本当によきもので…思わず、涙が出てしまいました。
全然雰囲気が違う…?
…最後には紗良さんが楓さんを改造して華やかな人にして学園の人を見返すのですけれど、それが度を過ぎてしまってやきもちを焼いてしまう紗良さんがかわいい…よき終わりかたでした♪
楓さんは、いつでも紗良さんを護る王子さまなのです♪
…でも、まさか本当に昔、楓さんが紗良さんをいじめる人の靴に接着剤を入れたりしていたとは思いませんでしたが…。

第1作に続いて年齢制限ありということで、もちろんそういったシーンも非常に多々あり、やはりものすごく過激です!
絵とともに言葉も相変わらずものすごく直接的ですし、声もついていますし…声優さんも、大変なお仕事です…(何)
やっていてやはりものすごく恥ずかしくもなり、変な気持ちにもなってしまいます…。
で、でも、愛し合う、さらには百合なお二人ですから、悪いことではございませんし…ね?

イラストはやはりかなりよきものなのですけれど、第1作の主役お二人に較べるとやや劣る気がしないでもありません。
グラフィックならびにシステムは第1作と全く変わりません。
内容的には、やはり百合々々なものながらラブラブかと言われると終盤までそうとは言い切れないところなのですけれど、かえってそうしたストーリーが第1作よりも感情移入ができました…泣けてしまうところもありましたし♪
あと、第1作同様に笑えてしまったり思わず突っ込んでしまうようなシーンも多々あり…♪
音楽のほうも第1作と変わらないはずなのですけれど、こちらのほうがよいと感じたかもしれません♪
難易度のほうは、選択肢はあったもののやはりエンディングに影響があるのかは不明…1としたのは前回と同じ理由です。
百合度評価はまた文句のつけどころのないところ…楓さんが素直になった時点で、もう言うことはなくなりますから♪
付加要素も第1作と全く同じです…そういえばCGの数も第1作と全く同じだった気も?
総じて、やはり過激だったものの質の高いよき百合作品であったかと…♪
百合々々なお話のゲーム、というだけで非常によきものといえるかもしれません♪
ストーリーはこちらのほうが好きで、主人公は第1作のほうが好き…というのが私の中での結論です♪(お相手のかたは甲乙つけがたし…)
さ、さてさて、ここまできたら、第3作もやってみるしかない、ですね…!

それにしても、この作品を店頭で購入するなんて、ものすごい勇気が必要なのでしょうね…。
私は通販で購入をしたのでよかったのですけれど…むぅ。

…今回のタイトル画面、もしかしなくてもNGだったでしょうか(何)
も、申し訳ございません…。


ちなみに、昨日から『ストパニ』なアニメを観ていたりします…『なのはStrikerS』なDVDを放っておいて(何)
昨日は第2巻…第5話の『妹たち』まで観ることができましたけれど、やはりよいものですね♪
現状を見る限りでは、近い未来にこれ以上の百合々々なアニメを期待するのは難しいでしょうか…ゲームのほうもPS2としては貴重な部類ですし(PCを含めると…上みたいな作品が出てしまいますけれど/何)
この作品で難と感じるのは、背景はともかくやはりキャラの作画が劣ると言わざるを得ないところでしょうか…『なのはA's』はどうもDVD化に際して作画の修正が行われたといいますけれど、あれや『ひだまりスケッチ』程度のレベルに持っていくことはできなかったのでしょうか…。
あとは、個人的には玉青さんの声をゲーム版と同じ沢城みゆきさまにしていただきたかった、というところくらいでしょうか…清水愛さまも悪くありませんけれど、やはり二役というのは…。

さて、改めて観てみると感じかたも少し変わるのかもしれません…以前はそう好きと感じなかった夜々さんや静馬さまがよいと感じる様になっていたり…♪
特に、夜々さんはもしかすると天音さまよりもよいと感じてしまっているかもしれません…ただ、やはり渚砂さんりも光莉さんのほうがよいと感じるのは変わりのないところですけれど。
…第5話まででは、ル・リムの千華留さま以外のみんなの出番がほぼ全くなかったのですね…あと、ゲームやコミックに較べやはり蕾さんの性格に違和感が…。
この記事へのコメント
シャッスっ☆

みゅ♪
遂に2作目ですねっ☆
この二人も微笑ましく…♪
楓ちゃんはツンデレさんで…けれど押しに弱くって可愛らしく☆

紗良さんは素直で可愛らしく…☆
らぶらぶもーど全開ですし♪

まさか…楓ちゃんがあんな風になるとは…♪ 立ち絵が無いのが少し物足りない?

普通に店頭で購入している私は…あぅ;
もう…私は…汚れてしまっているのね…(何)

ではでは☆
Posted by 桜花 at 2008年04月09日 11:21
桜花さまへ>
シャッス!です♪
はい、ついつい第1作と連続でやってしまいました♪
確かに、とっても微笑ましいお二人で…楓さんは確かに一種のツンデレになるのですね♪

紗良さんも大好きで…想いが報われてよろしゅうございました♪

立ち絵がなかったのは確かにさみしゅうございましたね…むぅ。

は、はわわ、けっしてその様なことは…!
でも、お店へ行く勇気すら私にはないわけで…むぅ。
Posted by 桜乃彩葉 at 2008年04月09日 12:55
コメントを書く
お名前:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/13780703
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック