
□小百合さんの妹は天使(2)
■伊藤ハチさま
○イラスト評価:★★★★★(4.8)
○内容評価:★★★★☆(4.4)
○百合度評価:★★★☆☆(3.4)
○総合評価:★★★★☆(4.0)
こちらは過日色々なコミックとともに購入をしたものとなりまして、過去に既刊を読んでいることから購入をしたものとなります。
コミックスとしましては『Candy boy』のコミカライズ版や『ガールズ&パンツァー』の一部コミカライズ版などと同じものとなります。
作者のかたは以前読んでいる『もうひとつのユリトピア』を描かれたかたとなります。
内容としましては、文字通り天使な妹のいる姉を描いたお話、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第1巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をします。
この巻ではその第1巻の最後、小百合さんたちの母親から電話があったというお話から…母親は久しぶりに美琴さんに会いたいと言ってきます。
小百合さんと母親は以前からうまくいっておらず、また小百合さん自身色々思うところはあるのですけれど、ただ母親が久しぶりに娘に会いたい、というのは至極全うなお願いですので小百合さんはうなずきます。
ただ、その母親と美琴さんを会わせることになっていた日、というのが美琴さんがどうしても小百合さんに予定を空けておいて、とおっしゃっていた日で…その約束を破ったことで美琴さんは激怒してしまうのでした。
そのことがきっかけでその当日に至るも美琴さんの機嫌は直らずじまいで…小百合さんはどうしてそこまで彼女がその日にこだわるのか解らなかったのですけれど、理由を知ると確かにそれは小百合さんがほぼ全面的に悪い、となって仕方のないものでして…?
さすがに罪悪感にさいなまれることになった小百合さんは雨の中美琴さんを捜しに行き…見つかった美琴さんの改めての告白に危うくうなずきそうになりますけれど、一片の理性でふみとどまってしまいました(何)
ただ、このお二人の関係についてはこの一件でさらに深まりましたし、もう心配はいらなさそうな気がします。
お二人の関係が落ち着いたからかどうかは解りませんけれど、後半はゆうきさんが主役のお話になっていきます。
ひょんなことからゆうきさんは姫子さんという美琴さんと同じ学校に通う女子高生に一目惚れをされるのですけれど、ゆうきさんが女性だと知った姫子さんはあっさり去っていきます。
それで終わりかと思いきや、姫子さんは友人に付き合っている人がいることにされてしまい、仕方なくゆうきさんを彼氏役に仕立てて学園祭に挑むことになるのですけれど…?
姫子さんはかわいいことを至上とする、でもちょっと口調などきついツンデレの傾向のある子…もちろん当初の姫子さんは嫌々、仕方なくゆうきさんをそういう役に仕立てていたのですけれど、次第に惹かれていくことになって…?
ただ、ゆうきさんは周囲から王子さまの様に見られたりすることに色々複雑な思いを抱いており、この巻の最後ではそういうこともあって姫子さんに別れのメールを送るのですけれど、果たしてどうなるでしょうか…。
…ちなみに巻末にはゆうきさんに関するちょっとおバカなおまけ漫画が収録されています。
イラストはかなりよきものです。
百合的にはもちろんよきものなのですけれど、本格的に百合だというにはあと一歩、というところでしょうか。
ということで、こちらはこの巻も波乱の予感を思わせるところで終わりましたけれど、果たしてどうなるでしょうか…また小百合さんと美琴さんメインのお話に戻ってくださるでしょうか(何)
巻末によると第6巻は2016年の初春発売予定ということで少し間が空きますけれど待つことにしましょう。
『艦隊これくしょん』は昨日はメンテナンスがあったっぽいのですけれど、その際に初夏の台詞をおっしゃるかたが結構追加されたっぽいです?
五月雨さんにはないっぽかったのですけれど、それでも以前からの皆さんもあわせ、結構な人数のかたがしゃべる様になった印象でしょうか…でもやっぱり高雄さんにはないっぽい…。
演習で空母5+まるゆさん、というお相手がおり、その様なお相手ですのでこちらははじめから空母なしで挑んだのですけれど、また制空権が得られてしまいました…やっぱり謎です。
その演習のお相手に軽空母の千歳さん改二仕様、という存在がいたのですけれど、彼女ってそこまでなれるのですか…水上機母艦の状態から何段階改造できているのか、何だか羨ましくなってしまいます、かも?
…演習といえば、先日から4回連続で同じかたと対戦しています(コメントが記憶に残りやすく、また旗艦もいつも瑞鳳さんになっていますので覚えやすく…)…これは何気にものすごい偶然の様な気がしてしまいます?
遠征では秋津洲さんのレベルが30に達していましたので、以前軽巡洋艦と重巡洋艦を間違えてしまい失敗した水上機基地建設に再挑戦…水上機母艦が2人必要ですので、前回同様に今回ももうお一人は3-2で得られた千代田さんを使用し、遠征終了後に近代化改修へ回します(何)
いえ、やっぱり基本的に同じキャラを2人持つのは避ける方向で進むことにしたくって…ですので水上機母艦、秋津洲さん以外にもうお一人くらい出してもよいのですよ?(千代田さんと千歳さんが大鯨さんみたいに空母へ改造した際に名前も変わる、でしたらまだ水上機母艦と空母とで両方持っておいた可能性はありますが…)
ともあれ何とか無事に遠征には成功し、次は東京急行というものが出現しましたけれど、こちらはとっても大好きなあのかたに教えていただけたところによると要求レベルが高めで主力である由良さんor鬼怒さん+お気に入り駆逐艦でないと成功の見込みはなく、しかもドラム缶を装備しなければならないということでちょっと面倒です…。
所要時間は3時間以下と短めということもあり、北方鼠輸送の様なものかと思いますけれど、その様な面倒さがありまた現状遠征は低めのレベルのかたのレベル上げに用いている面が大きいので、こちらはとりあえず1回実施するのみ、でしょうか…低いレベルのかたがいなくなれば活用しそうですけれど、そんな日はいつ訪れるのか…(せめて由良さんと鬼怒さん以外の高レベル軽巡洋艦なかたがいれば、まだ…)
…ちなみにもう一つ、遠洋潜水艦作戦というものが現れていましたけれど、こちらは30時間も要するので今すぐにはする気が起きず…大鯨さん+潜水艦4人+αで合計レベルが180必要とのことで、一応レベルはぎりぎり足りますけれど…?
戦いのほうはまずは日々の任務を行っていこうとしますけれど…南西諸島制海権任務、もう目指すのをやめようかと思ってしまいます…。
昨日もまたどんどん輸送船エリアへ飛ばされ、もうろ号作戦が終わっているので無意味なだけでなく、そこにいる戦艦に空母を狙い撃ちされて飛鷹さんや蒼龍さんなど中破続出…本当、ボス手前で輸送船エリアへどんどん流されますので心が沈みます…。
たまにボスへ進めたかと思ったら、重巡洋艦に筑摩さんなどが一撃大破させられたりもして…これは何でしょうか、高速修復材を貯めさせない、という意思表示なのでしょうか…。
何だかむしろ潜水艦による2-3のほうがボスへ進みやすい印象すら受けてしまい、以前は本当に潜水艦抜きで10回戦闘任務を終えないうちに終了できていた任務だったのですけれど、あの頃は一体何だったのでしょうか…そういうことがまたあるかも、ということで一応毎日目指してみようとは思うのですけれども…。
…普通のゲームでしたら輸送船エリアへ進もうとした時点でリセットするところなのですけれど、この作品もリセットしてもよい、ですか…?(でもエラー発生で再起動になってしまうと皆さんの疲労がひどいことになっていることがあり、リセットも同じ様なことでしょうから…?)
損害といえば、何だか長門さんや陸奥さんがすぐに小破してしまうのですが…。
しかもそれが大型艦の攻撃による損害ではなく敵駆逐艦などに毎回10程度のダメージを受け続けて、というのですから切ない…イベントの際のボス敵への攻撃の際にも感じましたけれど、やっぱりこの作品ってHPが高いほど相手が弱くても受けるダメージが大きくなっている印象を受けます?
…そしてこのあたりは相手が大破していても全く関係なく、3-2でのレベル上げの際に航空戦で大破状態で残った駆逐艦などに長門さんや陸奥さん、それにレベル80超の翔鶴さんや瑞鶴さんが微少ダメージを受けてしまうのが、修理時間という意味で非常に悲しいのでした(特にここ、翔鶴さんor瑞鶴さんばかり敵が狙ってくる感じが強くって…?)
その様なこともあり少し心が沈みかけたりもしましたけれど、ともかく先日に続いて拡張海域のゲージ破壊に挑戦…残る1-6のゲージ破壊を目指します。
はじめの出撃、問題の航空戦では赤と黄色の軽空母でしたながら浜風さんが小破し、最後の戦いはまた軽空母のいる相手でしたながら航空戦は被害なく切り抜けられ、でも雷撃戦で潮さんが中破した上に全員が残された敵2人のうち軽空母のみに雷撃を放ち500の過剰ダメージ与えたのに対し敵旗艦が無傷で残ってしまいます…安全のため夜戦は控え燃料500を得ました。
2度めの出撃では対潜戦で夕立さんが微少ダメージを受けた上にT字不利となり全然沈められず、航空戦は金色と赤色のヲ級さんが相手となり弥生さんと潮さんが中破という、この時点で今ままで最悪の被害…最後の戦いは普通の水雷戦隊との戦いとなったながらT字不利となりつつも雷撃戦でさらに夕立さんが中破、そして敵は2残ってしまいますけれど安全のためは夜戦は控え燃料1,000を得ました。
これで何とか無事に1-6のゲージ破壊も終了、プレゼント箱を入手しました。
この1-6、やはり損害が大きい割に得るものがあまりない印象…燃料1,000が3回出ましたけれど、でも同時に鋼材100も2回出ましたし、勲章もありませんし…。
それでも一応ゲージがある以上は破壊する努力は毎月しようかと思います…と、そういえばプレゼント箱、まだ一度も開けていませんけれど、どうしましょうか…。
ともあれ、これで今月のゲージ破壊は現状行けるところは全て行いましたので、あとはのんびり3-2でのレベル上げに勤しむことができます。
…もしも3-4を突破できてしまったら3-5へ挑戦する権利が与えられ、しかも現在勲章は3つであと1つあればもうすぐレベル50な葛城さんか2人めの大鯨さんを得ましたので1人めを龍鳳さんにするか、あるいはリットリオさんかに改装設計図を用意できるのですけれど、どうしたものでしょう…。
『にゅーじぇね!』はすっかりお二人も幸せいっぱいで、周囲からも一目置かれる様になった模様…葉月さんも「葉月さま」と呼ばれる様になったみたいです?
その様な中、クリスマスが近いということで何かプレゼントしようかと考える葉月さんですけれど、周囲の皆さんがクリスマスパーティなどについて話しているのを耳にし、庶民の自分とは違う世界に愕然としてしまいます。
そして愛実さんからもパーティへのお誘いがあり…ここで受けるか断るかの選択肢が登場しますけれど、断るなんてあり得ないでしょう。
ただ、そのパーティでは愛実さんが父親に葉月さんのことを紹介したながら相手にされずに終わったみたいで、愛実さんはかなりの屈辱でちょっとお怒り気味で、パーティ後に二人きりになった際に冷静さを欠いてしまっていました。
それに対して葉月さんは驚くほど冷静さを保てていて、かなり大人な態度で愛実さんを諭します…その先は改めてこの先も、あらゆる手を使ってでも二人で一緒にいようと誓うのですけれど、終始葉月さんのほうが立ち位置が上になっていたのが意外ながら面白い…。
…そして愛実さんも意外と、葉月さん同様にネガティブ方向な妄想をされることもあって…?
昨日はそこで終わり…にする予定だったのですけれど、ふとCGがどれだけ埋まっているかを確認したところ、何と葉月さんと愛実さんのものは空きがあと1つしかなく、それはエピローグのものとなりそうな感じで、ですのでもうすぐ終わりな気配でしたので思い切って先へ進めてみました。
葉月さんはすっかり周囲の皆さんの憧れの存在となり、ベストカップルとして認識されていました…でもやっぱりお嬢さまな愛実さんの家のことについては色々驚かされることばかりみたいで…?
それでももちろん葉月さんのお気持ちは揺るがず、これから迎える冬休みも一緒に過ごす計画を立てます…そんなお二人、クリスマスにはお揃いのアクセサリを買ったみたいでそれを一緒に身につけたりもしていました。
そして、皆さんの見守る中で口づけを交わされたりして、大歓声が巻き起こったりして…?
ということで、葉月さんと愛実さんルート、無事にハッピーエンドで終了しました。
案外と、いえかなりさくさくとすすんであっさり終わった印象がありますかも…愛実さんの家庭の問題が未解決のまま終わりましたけれど、こういうことって過去作にもありましたし、続編の予定がある、のかも…?
多少の物足りなさを覚えますけれど、でもまだ2カップリング残っていて…この2カップリングのルートへどう入るのかまだ解りませんけれど、とりあえずはまたはじめからやり直してみましょうか。
【(更新終了)百合(かも?)作品感想の最新記事】