
□艦隊これくしょん -艦これ- 水雷戦隊クロニクル(2)
■深山靖宙さま(漫画)/「艦これ」運営鎮守府さま(原作)
○イラスト評価:★★★☆☆(3.4)
○内容評価:★★★★☆(4.0)
○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
○総合評価:★★★★☆(3.6)
こちらは先日色々なものとともに購入をしたものとなりまして、過去に既刊を読んでいることから購入をしたものとなります。
コミックスとしましては『悪魔のリドル』や『なのはViVid』『しままん』などと同じものとなります。
こちらは元はゲームとなり以前読んでいるものなど別のコミカライズ版や以前読んでいるものなどアンソロジーも出ていて、アニメも放送された作品のコミカライズ版の一つとなります。
内容としましては、タイトルどおり水雷戦隊なかたがたを描いたお話、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第1巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をします。
その第1巻の説明で主人公は天龍さんかと思われます、と書いてしまいましたけれど、この第2巻を読むとそれは誤りだということが解ってしまいます…天龍さんと龍田さんのお二人は主人公たちを鍛え、見守る教官的な立ち位置のかたがた、となるでしょう。
では主人公はどなたなのかというと、第六駆逐隊の4人、つまり暁さんと響さんと電さんと雷さん…この4人の中では特にどなたが、ということはなさそうです?
お話は第1巻の終盤、第六駆逐隊の4人と天龍さんと龍田さんがヲ級さんと戦う、というところの続き…この戦いは非常に激しく、最後には天龍さんとヲ級さんの肉弾戦にまで発展しますけれど、何とか撃沈に成功しましたけれど、このシーンがちょっと切ない…。
このヲ級さんが現れた場所は鎮守府近海、通称1-4と呼ばれる場所とのことで、ゲーム中に重なりますけれど、ただし今回現れたヲ級さんはeliteだったっぽい…いずれにしろ、今までその海域に深海棲艦が現れたことはなく軍令部は緊張の度合いを増します。
ただ、この巻のメインは深海棲艦との戦いではなく、舞鶴鎮守府にて行われる第1回海軍大演習…これに呉鎮守府代表として第六駆逐隊が選ばれ、参加することになります。
その際、先任で練度も高い曙さんが不満を漏らしたりしますけれど、そこから残された皆さんと交流をしていくお話もよいもの…そして演習当日にも他の鎮守府の駆逐艦なかたがたと交流を深めていきます。
その大演習はちょっと特殊な条件が課せられており、各鎮守府から選出された駆逐艦4人は金剛型戦艦4人+改二仕様駆逐艦2人(夕立さん、綾波さん)の6人で編成された特別艦隊と夜戦で交戦、これに勝利せよ…というもので、人数も不利かつ相手は戦艦4人ということで、皆さん不安な思いを抱いてしまいます。
さらに、皆さんの演習の前に模範演習としてその特別艦隊と天龍さんや龍田さんも入った艦隊との演習が行われたのですけれど、それで天龍さんたちが敗れたことも不安を大きくする要因になって…?
その様な中ではじまった大演習、まずは佐世保鎮守府のかたがたが挑みますけれど、五月雨さんと白露さんが衝突した、とか言われたりしてあっさり終了…この巻はそこで終了なのですけれど、五月雨さん好きとしては切ない…。
と、確かに五月雨さん好きにとってはちょっと残念な展開もありましたけれど、それでもその五月雨さんたちをはじめ、メインの第六駆逐隊以外の、主に駆逐艦なかたがたが結構たくさん、1コマでしたりするながら登場するのは嬉しいものです(カレーの屋台で弥生さんもおり…)
戦闘シーンもちょっと激しすぎでは、とかえって思えてしまうほど激しいものとなっています…ヲ級さんとの戦いや演習での夕立さんとの一騎討ちと、この巻では天龍さんの見せ場が強かったでしょうか。
その他、巻末にはちょっとしたおまけ漫画も収録されています。
イラストは悪くありません。
百合的にはどうでしょうか、皆さんの関係は戦友という意味でよいものといえるでしょうか…また、「なかったこと」にしている要素が現状ありませんので、その意味では安心です。
ということで、こちらはなかなか戦闘の激しい作品…駆逐艦メインのお話でその意味でもなかなか面白く、続きを見守ってみましょう。
また、同時にこちらも読みましたので…。

□艦隊これくしょん -艦これ- コミックアラカルト 舞鶴鎮守府編(8)
■アンソロジー
○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
○内容評価:★★★☆☆(3.4)
○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
○総合評価:★★★☆☆(3.0)
こちらも上の作品とともに購入をしたものとなり、過去に既刊を読んでいることから購入をしたものとなります。
コミックスとしましては上と同じものとなります。
タイトルから解る様にこちらも上の作品と同じシリーズのもの…そういうことかつ一緒に購入をした同じコミックスの作品、ということで一緒に読んでみました。
内容としましては、『艦隊これくしょん』のアンソロジーとなります。
と、説明がやはり以前読みました第7巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をします。
参加していらっしゃる作家さまで私が作品を持っているかたは…今回はどなたもいらっしゃいませんでしたけれど、時にはこういうこともあります。
お話のほうは、ということで『艦これ』なアンソロジーでして、アンソロジーらしく基本的にはコメディな作品たちになっています。
今回はどうでしょうか、良くも悪くも普通、といったところ…個人的に「なかったこと」にしている要素の作品が目立ちましたけれど、でもそれらも(個人的に)悪い意味で濃すぎる、ということもなく、やっぱり普通といったところでしたし。
深海棲艦側の視点のお話がほんの少しありましたけれど、こちらはおバカなお話ですのでそれはそれで楽しいものです…飛龍さんが小さくなるお話が微笑ましかったですけれど、装備品についている女の子たち、妖精さんというのです?(あの作品が思い浮かんでしまいますけれど…確かに似ていなくもない、です?)
この様に本当に今回は普通の内容だったのですけれど、練習巡洋艦な香取さんが主役のお話の準主役が五月雨さんになっていまして、そしてその五月雨さんが相変わらずかわいくってお話もとっても微笑ましいものとなっていましたので、個人的にはそれだけで満足でしたかもしれません?
イラストはアンソロジーですので玉石混淆ではありますけれども悪くありません。
百合的には今回は全体的に低め…ではありますけれど、それでもお話によってはよきものもありました。
ということで、今回は普通という印象の内容でしたけれど、それでも悪いものではなくって楽しさを感じるものでしたかと思います。
その『艦これ』のほう、昨日は開発で本当に久しぶりとなる九一式徹甲弾が登場…現在山城さんが装備している徹甲弾が9まで改修されていましたので、これを用いることでmaxにすることができました。
ただ、以前の任務成功の際に上位装備である一式徹甲弾を入手しているのですよね…無改修な一式徹甲弾と改修最大の九一式徹甲弾でしたら果たしてどちらのほうが効果的なのでしょう…?
…昨日は他にも九三式ながら爆雷も出ましたし、ここ最近の惨状からすると非常に幸運だった、といえる結果を得ることができました。
戦いのほうはのんびり3-2でレベル上げをしつつ日々の任務を行いますけれど、日々の任務のほうはやっぱり南西諸島制海権獲得任務で詰まることに…。
4回めのボス到達まではストレートでいったのですけれど、最後の1回が全くダメになってしまって…しかもはじめの分岐でボス手前へ進む→南下して輸送船エリア、という展開が何と10回中7回を数えるという悲劇に見舞われ、その様なことになるのでしたらまだ北上してそのままルートをそれる、という流れのほうが精神的にはよいです…(残り3回はその北上ルートで2回は高速建造材、1回は輸送船エリア…)
普段でしたら諦めるところなのですけれど、なまじ4回までたどり着けてしまっていますので、あと1回くらい…ということで粘ってしまい、結局2-2ではなく2-3の潜水艦隊がたどり着いてしまう、という結果になったのでした。
最後は恒例となっています五月雨さんたちによる最前線海域な3-4への出撃を敢行します。
はじめの分岐は北へ進み、水雷戦隊との戦い…ここは完全勝利で切り抜けます。
次の分岐は東へ進み金色の戦艦1と赤い軽空母2を含む艦隊との戦いとなりますけれど、相手が謎の陣形たる梯形陣を取っていたこともあってか完全勝利で切り抜けます。
ボーキサイト115を入手した先は恒例のボス前エリア…今回は金色の戦艦2+赤色の戦艦2という最悪の編成と遭遇してしまいますけれど、何と由良さんが3のダメージを受けただけで昼戦での全滅に成功しました。
最後の分岐はついに北東へ進み、この海域へ挑戦してから初となるボス戦に挑むことに…ボスは金色のヲ級さん2に金色の戦艦1に赤色の戦艦という、やはりボスらしい強力な編成の相手となり、昼戦で由良さんが大破したのに対し敵は何とヲ級さん1と戦艦2がほぼ無傷で残るという厳しい展開となってしまいます。
もちろん夜戦を挑むこととなり、夜戦では無事に敵の全滅に成功、S判定勝利でついに3-4突破に成功です。
…ちなみに帰ってきてからよく見てみると、確かに由良さんは大破したのですけれど、他の皆さんは何と全くの無傷となっていました。
これで3-4をクリアしたこととなり、ただ西方海域は元々開放されていますので、次は4-4への挑戦、ということになります。
けれど、3-4クリアと同時に拡張海域である3-5が開放されてしまいました…2-5でも苦戦している私にとって完全未知の領域たるここへ挑むのは、ちょっと勇気がないかも…。
ただ、現状所持している勲章が3つで、あと1つあれば改装設計図が得られますから、突破できるものなら突破したい、という気持ちがあるのも事実なのでした。
ということで、3-4での被害も少なかったので、ちょっと様子見ということで一度だけ3-5への出撃を敢行することにしました。
とっても大好きなあのかたのお話では水雷戦隊で挑めばルート固定ができるそうなのですけれど、さすがにはじめからそんな艦隊で挑むのは不安が大きいので、まずは威力偵察ということでそれなりの艦隊を編成してみます。
説明文には中規模の水上打撃部隊を派遣、と書かれていますので、2-5よりも多少強力、といった程度の編成をしてみます…つまり空母と戦艦を入れつつ主力は重巡洋艦、といったところな、でもはじめての出撃で制空権が不安ですので空母を2とし、高雄さん・鈴谷さん・熊野さん・榛名さん・翔鶴さん・瑞鶴さんとしてみました。
そうして向かった3-5、はじめの分岐は北へ進み、何と初戦から赤い戦艦タ級さんを含む艦隊との戦い、しかもT字有利となってしまい危険を感じますけれど、今回は本当にこちらに有利にT字が働き完全勝利で切り抜けられました。
次の分岐は大外周りの北東へ進み、何と先のイベント海域その2で遭遇したHP160のヲ級さん改を含む正規空母3、金色のタ級さん1という強烈な艦隊との戦いとなってしまい、しかも改でないヲ級さんはあのタケシーの様な艦載機を放ってきます。
結果、翔鶴さんが大破したのでここで終了…しかも夜戦を挑んでもそのヲ級さん改のみ残ってしまい敵の全滅すら失敗ということで、気分としては惨敗、といってよい結果でしょうか…。
…ちなみにこの3-5の通常戦闘BGM、今現在母港BGMに設定していた『士魂の護り』となっていました。
威力偵察の結果は散々で、まさかあそこまで強烈な敵が待ち受けているとは…あのかたもここをクリアするのに相当の苦労をされたご様子ですし、私では無理かも、という気持ちが大きくなってきてしまいました?
あの敵編成の雰囲気からすると、ルート固定が可能だといいます水雷戦隊で向かうと南周りを進みそうですけれど、その場合2-5の様に敵が弱くなったりするのでしょうか…でも2-5はあくまで重巡洋艦なのに対しこちらは水雷戦隊、ということでちょっときつすぎかと思われます…?
上ルートにももっと最適な編成があるのかもしれませんし、ちょっとあのかたにご相談をしてみましょうか…連合艦隊でもないのにヲ級さん改と戦うことになるとは…。
とはいえ、今日はまた月曜日となりますので、復活する週間任務の消滅に注力することにしますので、少なくとも今日は3-5への挑戦はないかと思います。
…明日以降どうしようかは、かなり難しいところです?
一方、『にゅーじぇね!』が先日で終わりましたので、本来は以前している『FLOWERS』夏編が届く前にしようと思っていた、以前オリジナル版をしている春編のヴィータさん版をすることとしました。
こちらはオリジナル版をすでにしておりますから、それを振り返るという意味でのんびりと…1周めは百合ゲージが全て黄色に光って立花さんルートへ向かう様にしてみましょう。
…ちなみに、システム面は文字のフォント変更が可能となっていたりと、オリジナル版よりもかなり向上している模様です?
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