
□citrus【シトラス】(4)
■サブロウタさま
○イラスト評価:★★★★★(4.8)
○内容評価:★★★★★(4.8)
○百合度評価:★★★★☆(3.8)
○総合評価:★★★★★(4.7)
こちらは過日色々なものとともに購入をしたものとなりまして、過去に既刊を読んでいることから購入をしたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなる百合姫コミックスとなります。
内容としましては、義理の妹さんのことを好きになってしまった女の子のお話、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第3巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をします。
この巻では前巻の続きということで、クリスマスのお話の顛末から…先の波乱も終息し、柚子さんは芽衣さんに想いを伝える機会が得られたのですけれど、そこで頭が真っ白になってしまってうまく伝えられず…結果、かえってお二人の関係は気まずいものとなってしまいました。
なかなか芽衣さんときちんとお話しできない…その様な状態のままに、お二人は修学旅行を迎えます。
修学旅行先は京都なのですけれど、柚子さんは当日に寝坊をしてしまい何と電車に乗り遅れ…けれど、そのおかげで一つの出会いを果たします。
駅でたまたま出会ったのは、柚子さんと同じく修学旅行へ向かう予定でした、でも彼女と同じく電車に乗り遅れた別の高校の同じ学年の女の子…タチバナ・サラさんという小柄で元気で素直な子でした。
サラさんもまた行き先が京都ということで一緒に向かうことにしたのですけれど、サラさんも女の人のことを好きになったことを知り、柚子さんは今まで誰にも相談できなかった気持ちを彼女に打ち明けたりと、目的地に着く頃にはお二人は完全に意気投合していました。
偶然は積み重なるもので、お二人の宿泊するホテルも同じで…さらにいえば、好きになった人も同じ、だったのです。
そう、サラさんが好きになったお相手というのは、芽衣さん…もちろん柚子さんはその事実を知りませんし、サラさんも柚子さんが想いを寄せている相手が芽衣さんだということを知りません。
この巻では修学旅行でのその三角関係の顛末を描いていきます。
サラさんには双子の、でも彼女とは全然似ていなくって長身で少し黒いところも見え隠れするニナさんという妹さんがおり、彼女がサラさんを応援するために暗躍したりもして、一時はサラさんと芽衣さんがお付き合いすることになりそうになるのですけれど…?
でも、もちろん柚子さんは芽衣さんへの想いを諦められず、サラさんの好きな相手を知ってもなお…いえ、それだからこそなおさら芽衣さんへ想いを伝える決意をされます。
その甲斐あってか、この巻の最後ではいよいよ…ともあれこの巻はやっぱり柚子さんのまっすぐな想いが読んでいて気持ちよく、またこの巻のライバルキャラな立ち位置のサラさんも本当にいい子ですので、お話の展開の割にドロドロしたところは見られず、かなり気持ちよく読むことができました。
ただ、この作品は絶え間なく新キャラを出してその新キャラ中心に波乱の連続を重ねて盛り上がりを作っている作品ですので、もちろん次なる新キャラと波乱が最後に少し見え隠れ…果たしてどうなるでしょうか。
…その他、巻末には今日の日誌のタイトルにした番外編も収録…タイトルどおりなのですけれど、サラさんが本当にいい子だということの解るお話です。
イラストはよきものです。
百合的にはついにお二人がお付き合いをはじめる、というところまでやってきましたけれど、果たしてどうなるか…?
ということで、こちらは波乱の連続の作品ですけれど、この巻はかなりよいものでしたかと…柚子さんに副会長さん、そしてサラさんと、個人的にもかなり大好きといえるかたがたも多いですし、続きを見守りたいものです(その既存のキャラクターの活躍の場をまた出してくださるか、というのが大問題ですけれど…あ、あまり期待はないほうが…?)
…ちなみにこちら、新装版として通常サイズの単行本が1〜3巻まで出ており、第4巻も通常版はそのサイズで出ているものの、特装版となるこちらは過去と同じ大判サイズで、今後も特装版のみはこのサイズを維持するそうですので私は引き続きそちらのみの購入で…ちなみに特装版にはドラマCDがついてきていますけれど、それはまぁ、機会があれば聴くということで…(何)
『艦隊これくしょん』は開発ではやっぱり何も得るものなし…彗星などではもう外れといってよいくらいになってしまっていて…?
また、遠征では30時間に及ぶ遠洋潜水艦作戦が無事終了、それとともにこの作戦を継続実施、という任務もようやく終了しやはり艦首魚雷が入手できました。
新たな遠征任務は現れませんでしたので、これで週初めの東京急行任務の際以外は思う存分好きな遠征を行うことができます。
その遠征では巻雲さんのレベルも20となりましたけれど、改仕様にはなれず…どうも夕雲型の皆さんはレベル20ではなれない模様です?
…潜水艦による遠征任務が終わりましたので大鯨さんにはまた駆逐艦の皆さんを引き連れて遠征に出ていただきますけれど、もう改仕様になれていないかたがたは他の艦隊に入っていて、三日月さんたちも同様ですので、ここは(朧さんとともに)舞風さんと大潮さんを入れておきました…顔の角度といい視線の向きといい口元といい、色々重なっている印象で…?(そして両者とも大好きですし)
演習でははじめて改二仕様となった阿武隈さんにお会いしました…イラストはかなりよい感じで、あれでしたら迷うことなく改二仕様にしてよさそうです。
そして何と、航空戦の後に雷撃を放ってきて夕立さんを中破してきました…重雷装巡洋艦になったの、かと思いきやそうではなくって軽巡洋艦のままっぽいですし、艦種を変更することなく先制雷撃が可能になったというのです?
戦いのほうは、もうろ号作戦まで終了したこともあり3-2でのんびりレベル上げをしつつ日々の任務をこなします。
2-2では昨日はあまり輸送船エリアへ飛ばされず、ろ号作戦が終わっている身としては一安心…ただ、はじめの分岐で北に流されることがほとんどでしたのが悲しい…。
3-2でのレベル上げではレベル94の翔鶴さんに攻撃が集中、小破となり修理時間が10時間超に…。
最後はケ号作戦の遂行を行いますけれど、はじめの分岐で東へ進み渦潮に巻き込まれ、その次の分岐で何と北へ流されました。
そこで北に流されることにより水雷戦隊以外の艦隊で挑んだ際の外れルートと合流、鋼材110を入手した後に空母機動部隊との戦いとなってしまいます。
渦潮の分岐で北へ流されたのはこれがはじめてで、そして南ルートは空母がいないので対空兵装を考慮しておらず、ぼこぼこ…とまではいきませんけれど、でもC判定敗北を受けて終了となってしまいました。
ということで、3-2は北の機動部隊に艦隊が流される可能性がある、ということが解りちょっと悩ましい…でもボス方面には空母はいないはずですので、やはり基本は対空兵装を諦めて突破能力を高め、北へ進んでしまったら(色々と)諦める、ということでよいかもしれません?
…渦潮に流されても、南へ進めば最大2戦ですむので燃料減も特に影響はないと思われ、さらに1戦少なくなるだけ気が楽になるのですよね…そう、南へさえ進めば…。
今現在は以前オリジナル版をしている『FLOWERS』春編のヴィータさん版を進行しているのですけれど、以前している夏編についてもヴィータさん版とPSP版が発売決定していますので、先日はそちらも予約をしておきました。
夏編は何といっても千鳥さんがとっても素晴らしいキャラクターですので、またお会いするのが楽しみ…彼女は私の中では以前完全版をしている『白恋』のさゆりさん並に大好きなキャラになっています?
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