
□ルイは友を呼ぶ(1)
■井藤ななみさま
○イラスト評価:★★★★☆(3.5)
○内容評価:★★★★☆(4.2)
○百合度評価:★★★☆☆(3.2)
○総合評価:★★★★☆(3.8)
こちらは先日色々なものとともに購入をしたものとなりまして、何となくよさそうに感じられたことから購入をしたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなりますまんがタイムきららコミックスとなりますけれど、こちらは大判サイズでも4コマでもないものとなります。
作者のかたは以前読みました『トモダチログイン』を描かれたかたとなります。
内容としましては、角のある世界に生きる落ちこぼれな女の子の日常を描いたお話、となるでしょうか。
物語の舞台はどこかにあるというとある国…文明レベルは現代と同等なのですけれど、その国は現実世界とは違うところがありました。
それは、暮らしている皆さんが(多分)漏れなく頭に角を持っている、ということ…このかたちは様々なのですけれど、この国ではその角が大きなステータスになっており、角の立派さなどでランク付けされてしまう世界となっています。
それとともに、個人個人にはそれぞれ特有の特殊な能力が1つ備わっていたりもします。
主人公のルイさんは明るく元気で前向きな女の子、能力は植物を芽吹かせるというものなのですけれど、悲しいことに角が極小レベル、髪に隠れて見えないレベルでして、ですので常にランクは最下位…高等部(多分)へ入学したのはよいものの、やはり落ちこぼれが入れられるという最低ランクのEクラスに入れられてしまいます。
しかも、1年でそのクラスを脱しなければ退学の上さらに恐ろしい処分を受ける、なんて脅しを受けてしまうのですけれど…?
そのEクラスには他にも2人の生徒が同時に入りました。
ちょっとツンデレの気配の見えるネルさんは元はアイドルだったのですけれど、ストレスから角が肥大化してしまい辞めざるを得なくなって今のクラスになってしまった、ルイさんとは初等部時代にお会いしたこともある、ちょっと使いづらいテレパシー能力を持ったかたです。
もうお一人はミアさんという眼鏡をかけた大人しい雰囲気の、でも科学が大好きでそれが絡むとちょっと人格が変わる気のする、そして角が現在片方折れてしまっているのでこのクラスになってしまったかた…能力は相手を5分程度眠らせる能力となります。
その他登場人物としましては、何も持たないルイさんと対照的な位置にいるかたとして、Sランクでありまた文武両道スタイル抜群な長い黒髪のお嬢さまなレイナさん…このかたはルイさんを一目見て気に入り、どうにかして友人になりたいと考えるのですけれど、一方のルイさんはレイナさんがその様な雲の上の存在の立ち位置のかたですのでかなり警戒心、あとライバル心も抱いてしまい…?
そのレイナさんと同い年でAクラスながら彼女のメイドをしているアイリさんはかなり冷たい印象を受けるかたなのですけれど…?
お話のほうは、その様な角がステータスの世界で落ちこぼれとされてしまったかたがたの日常を描いたもの…。
1年でランクを上げなければ何が待ち受けているのか解らないので、何とかしようと色々試行錯誤をするのですけれど、同時に3人が仲良くなっていく様子が描かれていて、そのあたりが微笑ましくてよいものです。
また、レイナさんがルイさんと距離を縮めようとされ、他の皆さんには何か裏があるのでは、と警戒されるのですけれど、当人はちょっと天然気味なだけで悪意は全くない様子…この様なお話、どこか他でも見た様な気がしないことも…?
ともあれこの3人がこの先角の問題をどうしていくのかなどはまだまだこれから、というところ…お話は全体的には明るく楽しいものになっており、登場人物もよいかたがたですので、楽しみに見守りましょう。
イラストはなかなかよきものです。
百合的にはレイナさんのルイさんへ対する様子がなかなか悪くありません。
ということで、こちらは同じ作者さまな『トモダチログイン』同様にちょっと百合的にも感じられるよい友情のお話となりそうで、引き続き見守りたいものです。
また、同時にこちらも読みましたので…。

□セントールの悩み(11)
■村山慶さま
○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
○内容評価:★★★★☆(4.0)
○百合度評価:★★★☆☆(3.2)
○総合評価:★★★★☆(3.5)
こちらも上の作品とともに購入をしたものとなりまして、過去に既刊を読んでいることから購入をしたものとなります。
コミックスとしましては『まんがの作り方』や『満腹百合』『ねこむすめ道草日記』などと同じものとなります。
作者のかたは以前読んでいる『きのこ人間の結婚』を描かれたかたとなります。
…こちらの作品の主人公さんも上の作品の皆さん同様に角を持っていましたっけ、ということから一緒に読んでみました(何)
内容としましては、とある高校に通う皆さんの日常を描いたものとなるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第10巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をします。
この巻でもやはりこの現実世界とは少々進化の道の違った人類の日常が描かれていまして、この巻では皆さん1学年進級をすることになります。
それによって後輩さんが入学をしてくるのですけれど、姫乃さんを慕いつつも弓道の面ではライバル視している綾香さんや、あるいは委員長さんを慕う二人の女の子など、百合的になかなかよい感じでしたりして…?
また、委員長さんの妹さんたちも小学校へ入学、こちらの皆さんは相変わらずかわいらしく微笑ましいものです。
そうしたこともありながら、皆さんの学校生活は穏やかなもの…委員長さんの完璧っぷりを改めて見ることができたりします。
また、サスサススールさんの姉(前巻の感想では妹と書いてしまっていましたが…)がアイドルを目指すお話などもあったりして…。
また、日常のお話の合間には哺乳人類と両棲人類との対立について描かれた、なかなか物騒なお話も収録されていますけれど、この作品の世界観を味わう上では興味深く悪くないものです。
その他、お話の合間の解説については、今回は南極人類についてのものとなっています…この調子ですと次巻は両棲人類について、になりそうな予感です?
イラストは悪くありません。
百合的にはいかがでしょう、後輩さんたちになかなかよい感じのかたが多い印象を受けます?
ということで、こちらは11巻となかなか長くなってきましたけれど、同じコミックスで以前読んでいる様にやはり巻数が12巻に及んでいる『ねこむすめ道草日記』同様になかなか面白い作品ですので、どちらも今後も長く続いてもらいたいものです。
『艦隊これくしょん』の開発は失敗、失敗、20cm連装砲、九七式艦攻と、いつも通りの惨状…。
また、ビスマルクさんがレベル50で改二仕様(?)になれる様になりましたけれど、先日の日誌でローマさんについて触れた様な状況ですので、彼女のために改装設計図を用意できる日はいつのことになるか…。
その他、演習ではこちらが5人攻撃可能でお相手はHP10で大破のかたを残し残り全員行動不能状態で夜戦を挑むと5人全員が攻撃を外し弾薬を無意味に消費する、という悲しい結果…やはりこちらの艦隊の命中率が壊滅的…。
戦いのほうはいつも通り輸送船3撃沈任務遂行のために通商破壊艦隊を2-2へ派遣、昨日ははじめの出撃で輸送船エリアへ到達、さらに輸送船4編成に遭遇できたのですけれど、T字不利となり昼戦で輸送船2しか撃沈できず夜戦となってしまうもののもちろん敵は敵の全滅はでき任務達成となります。
引き続き南西諸島制海権任務にも挑戦、3回連続でボスへ進み順調かと思われたのですけれどそこから突如羅針盤さんが不安定化、最終的にはボス5回撃破までに輸送船エリアへ2回、高速建造材へ3回流され、順調だったとはいえない結果に…それでもボス到達率は50%、ということにはなるみたいですけれど…。
そのボス戦ではヲ級さん編成に遭遇し光り輝いていてレベルも95な羽黒さんが航空戦で中破したり、赤いリ級さんにレベル95の飛鷹さんが(また)中破させられたりと、損害は大きめ…ただ、他にダメージを受けたのは利根さんと足柄さんの微少ダメージのみ、となっていましたので人数で見るとわずか4人とかなり少なくすんだといえたりもします。
…漣さんに明るい調子で「ご主人さま、調子に乗るとぶっ飛ばしますよ」なんて言われて思わず笑いが出そうに…(何)
先日でろ号作戦が終了し1-5へ3回出撃する任務が出現していましたので、南西諸島任務後の潜水艦撃沈任務ともどもそれを実施…出撃メンバーは高波さん、瑞鳳さん、伊勢さんor日向さん、夕張さんとします。
はじめの出撃、恐怖の初戦は日向さんの微少ダメージ、第2戦は瑞鳳さんが微少ダメージ、ボス戦は相手が攻撃を全て外してくださり敵の全滅に成功、さらに秋刀魚を発見、同回収に成功しました。
経験値調整のため(何)日向さんを伊勢さんへ変更した2度めの出撃、恐怖の初戦は伊勢さんが10のダメージとなり、ボス戦は瑞鳳さんが大破しますけれど敵の全滅には成功、けれど例のものの回収はできませんでした。
3度めの出撃、恐怖の初戦は相手が攻撃を外してくださり、けれど第2戦で夕張さんが小破とここでは名取さんが中破したりした記憶もあり第1戦同様に気の抜けない厳しい場所となっている様子、ボス戦では高波さんが微少ダメージを受けるものの敵の全滅に成功、ただし例のものの回収はありません。
ということで1-5出撃任務はそこそこ順調に終了、新しいかたこそ出なかったものの秋刀魚を1尾回収に成功しましたので悪くありません。
あとは、阿武隈さんたちの任務も先日で終わったこともあり最前線海域の出撃…ではなく秋刀魚を探す旅へ出ることにし、まずは先日同様に3-3へ先日同様の編成の艦隊を派遣してみます。
はじめの出撃は渦潮→ボス前→家具箱となり、ボス前では航空戦で赤いル級さんの撃沈に成功したこともあり大きな損害なく勝利し、さらに秋刀魚を発見、同回収に成功しました。
2度めの出撃は赤い軽空母3→ボス前→ボス戦となり、ボス前ではビスマルクさんの初撃で赤いル級さんの撃沈に成功した上に敵旗艦の金のヲ級さんが艦載機を失ったのか何もしてこなかったので危なげなく勝利したものの例のものは得られず、ボス戦はT字有利となり金のル級さんにより葛城さんが、金のヲ級さんによりビスマルクさんが大破するという大損害を得つつも全滅には成功、でも例のものはやはり得られません…(加賀さんなんか出てこられても困ります…)
ただし大破したお二人以外は無傷で、12時間以上の修理になってしまうそのお二人には高速修復材を使用することが確定でしたので使用し、もう一度出撃を敢行、赤い軽空母3→渦潮→ボス戦となり、赤い軽空母3との戦いは対空カットイン発動かつ何と航空戦で敵が全滅し完全勝利、ボス戦は金のヲ級さんが存在しない編成となり航空戦で赤いヲ級さん2を両方撃沈となりつつもT字有利となり金のル級さんによりビスマルクさんが小破しつつその他は危なげなく勝利、でも例のものは得られない上になぜか2連続で加賀さんが登場…。
ということで、昨日の3-3出撃は3度実施し秋刀魚の入手は1尾にとどまり…ずっと考えていることながら、やはり他の海域へも旅に出たほうがよいのかもしれません。
でも適当な場所が思い浮かびませんし…羅針盤さんさえ敵に回らなければ楽そうに見える3-1へいってみます、か…?
ともかく、今月は最前線海域への出撃はやめて、1日に2〜3回、秋刀魚を探す艦隊を出撃させようかなと思います…それ以上になるとやはり燃料弾薬の収支が気になってしまって…?
『よるのないくに』はまずはやっぱり光は無視して、教授の邪妖ハントその2が発動していましたのでローズガーデンへ…やはり道中で教授の邪妖観察に遭遇したりもしますけれど、そのイベントともども邪妖ハントも終了します。
教授はただのギャグキャラクターではなくって一応しっかり研究もしている模様…彼は邪妖を手なずけることもできていましたけれど、成仏(?)させることもでき、将来的には元に戻すことを目指しているみたいですけれど…?
その他、遊園地へも行ってみるとやっぱり邪妖観察に遭遇…あと、交易商人を近場へ派遣しているのですけれど、ロシアから持ち戻ったマトリョーシカ、何の効果もないのですが…。
どうやらもう他には何も起こらないっぽいので、夢の中へ向かってみることに…同じく夢の世界にいるリュリーティスさんとお会いし、友好度が大幅に上がったみたいですけれど…?
目覚めたアーナスさんとリュリーティスさんはちょっと口論気味になるのですけれど、翌日になると何事もなかったかの様に普通に話している不思議…今作はお話の間の繋がりが不自然に感じられるところがあるかもです?(そのお二人の口論なシーンで最後にアーナスさんがリュリーティスさんに背を向けて歩いていくのですけれど、その先はさっき出たばかりのエレベータですし…/何)
リュリーティスさんは友人とお出かけ、ということで一人去っていきましたけれど、その後商人が黒の書の所在についてリュリーティスさんを疑ったりするのですけれど、アーナスさんの表現するところのバカメガネーズはやはりシリアスが合わず結局コメディになってしまいます、でもそれも悪くありません(何)
第3章に突入し、夜の君についての情報を提供する用意があるという妖魔と接触するために歌劇場へ…ただそこではボスと戦わされた挙句にあまり有用な情報は得られず…妖魔は夜の君に反抗しようとすると粛清されるっぽい…。
帰ってくるとまたアーナスさんとリュリーティスさんが、互いを心配するが故の口論となり、今回は翌日になってもそれが続いていて、バカメガネーズや支配人さん、果てには従魔のかたがたにも心配される始末…一部発生しないかたもいるながら、半数程度の従魔は心配する特殊イベントが発動しました。
昨日はその様な中、聖女を選考する時期に発生しているという失踪事件の調査をすることになったところまで…なのですけれど、幕間で出現した教授の邪妖ハントとリュリーティスさんからのお願いが完了していないのが非常に引っかかります。
特に後者は50%で停止している状態ですし…何か見落としをして取り返しのつかない事態になってしまったのでは…。
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