2008年07月04日

スケッチブックの日

―みんなの色々な色があって…
その中にはきっと…私の色もあるのだろう…


先日観たアニメのレビューをば♪
ついに完結…
□スケッチブック 〜full coler'S〜(1〜6)
 ○イラスト評価:★★★☆☆☆(3.0)
 ○内容評価:★★★★☆(4.4)
 ○音楽評価:★★★☆☆(3.3)
 ○声優評価:★★★★☆(4.4)
 ○百合度評価:★☆☆☆☆(1.2)
 ○付加要素(おまけなど):★☆☆☆☆(1.0)
 ○総合評価:★★★★☆(3.5)

これは先日購入をしてきた『スケッチブック』の第6巻…これでこの作品は最終回となりますので、一連のレビューをつけておきます。

第11話は『風邪の日と、ねこねこpart3』ということで、空さんが風邪を引いてしまうお話です。
その風邪を引いてしまった空さんを、外から猫さんたちが観察をしておりました…ところが、空さんがそれに気づいて風邪の身ですのに猫さんたちへ餌を持ってきました。
それはよいことなのですけれど、空さんの持ってくる餌はたいてい賞味期限切れのものとなってしまっているのでした…。
猫さんたちは人間とのコミュニケーション方法について語ったりしていましたけれど、この世界の猫さんは日本語が書ける…それはともかく、ずいぶん微笑ましいものです♪
猫さんたちは最終手段としてお社で妖しげな儀式を行っていましたけれど、それが通じたのか翌日の空さんは賞味期限の切れていないものを出してきました。
一方の空さんのもとには、美術部の1年生のおなじみの3人…葉月さんと麻生さんとケイトさんがお見舞いにやってきます。
彼女たちが帰ると、栗原先輩と佐々木先輩がやってきて、彼女たちが帰るとさらに空閑先輩が、その後はさらに涼風コンビまで…弟が変な人ばかりと言っていましたけれど、それは間違っていません。
…笑うヒゲの人ー!(谷だ…)

第12話は『スケッチブックの日』…冒頭、幼き日の空さんと青くんの姿を夢の中で見ることができました。
ともあれ、お話としては休日にお買い物をする空さんたち1年生たちのお話…なぜかこのお話はオープニングテーマが『夏の記憶』に変わっておりました。
葉月さんは銀行の通帳にふくだとくのすけのデザインがないことにショック…麻生さんは急いで渡った信号が無駄骨だったことにショック…。
そんな皆さんが向かったのは美術部員らしく画材やさんです。
その画材やさんで画材を見る男の人に遭遇…絵は初心者さんらしいですけれど、絵の好きな妹さんのお誕生日に贈るものを探しているといいます。
そんな男の人にケイトさんと空さんがどんなものを贈ればよいかというアドバイスをしてあげ…最終的にはスケッチブックを贈ることになったのでした。
画材やさんへ行き、食事をした後の空さんたちは公園で根岸兄妹を目撃…根岸先輩は相変わらず騒がしい人ですけれど、犬男には押され気味?
今回は兄弟姉妹のお話でもありましたね…ちなみに、画材やさんで遭遇した男の人は神谷先輩の兄でした。

第13話は『ひとりぼっちの美術部』…いよいよ最終回となりますね。
季節は春…って、この作品、途中まできちんと季節を追ってお話が進んでいましたけれど、冬らしい冬のエピソードは吹き飛んでしまっていた気がします。
桜の咲きはじめた季節、学校で皆さんお花見をします…今回は最終回らしく美術部員さんにみなもさんを加えた皆さんが全員登場いたしました。
そして、最終話で大庭先輩がついに台詞つきで登場…その存在に皆さん驚いてしまったりと、かわいそうなかたです。
春日野先生がかなり壊れておりました…意外と、あの『あずまんが大王』のゆかり先生にも勝るほど無茶苦茶な先生かもしれませんけれど、最後はちゃんと先生らしいところを見せていきました。
そして、桜が満開となったある日、その日の美術部は空さんお一人だけで誰もいない…と、他の部員がいなくてなぜか涼風コンビだけがくるという、奇妙な現象が起こりました。
その現象に自ら恐れた涼風コンビは慌てて帰ってしまいました…その後は徐々に皆さんがやってきては帰っていく感じでしょうか。
今回のお話は最終話にして美術部員全員の紹介という感じとなっておりました…そういうのも悪くないかと思います♪
ただ、ケイトさんや神谷先輩といった私の特に好きなかたが非常にあっさりとした紹介になっていました…少し悲しかったです(大庭先輩の存在が忘れられていなかったのは一安心です)
最後に空さんがあんな声をあげたのは少し驚きかも…そして最後に店員さんにきちんと自己紹介ができたのも…。
エンディングテーマが今回のみ『たんぽぽ水車』に変わっておりました。
…エンディングに朝倉先生が出ていましたけれど、あのかたは本編には…?

毎回DVDに収録されているピクチャードラマも第6話…最終話の『あぁ…。海辺のスケッチ』となります。
夜、皆さんが眠る中で空さんはスケッチブックを持って海辺へ向かいました。
そこで一匹の猫さんに出会いました…ドスのきいた声だというその猫さんは海の三毛猫ということでウミケなんて微妙な名前をつけられてしまいました。
猫さんが去ると、徐々に皆さんが海岸へやってきて朝日を眺めます…葉月さんはいつの間に現れたのか謎ですけれど。
原作ではあまり目立たない主人公さんとなっていた空さんでしたけれど、アニメのほうではしっかり主人公さんになっておりましたね。

では、『スケッチブック』アニメはこれで完結ということで、総評をば。
イラストのほう…これはこの作品に限らず最近のアニメ全般に言えることですけれど、背景は問題ないながらキャラクターのほうが微妙でした。
何だか『スケッチブック』『ARIA』『バンブーブレード』『みなみけ 〜おかわり(第1話)』と見てみて、キャラの顔がみんな同じに見える…というのは極論でしょうか。
『スケッチブック』の場合は原作もそれほどですのでまだ気にはならないレベルですけれど、ともかく10年前のアニメに劣っている気がしてなりません(2014,1,10修正:この意見はいくら何でも厳しすぎ…平均は維持しております)
内容のほうは、個人的にはこうしたお話は大好きだったりします…お金の関係で『バンブーブレード』を切ってもこちらは切りませんでしたし。
原作よりギャグ成分が減少してほんわか成分が上昇していた気がしますけれど、それもまたよしでしょうか。
登場人物は本当に男女に犬猫問わず全員好きです…キャラクターの好き嫌いの激しいところのある私にとり、これはなかなか珍しいことです♪(特に男キャラを含めて、というところが)
特に好きだったのはケイトさんと神谷先輩ですけれど、神谷先輩は出番がやや少なかったのが残念です(原作で一番好きなのは栗原先輩ですが…)
声優さんのほうは声も全般的に皆さんに合っていましたし、それになかなか豪華でもあったと思います…ただ、やはり栗原先輩の声が風邪を引いたなのはさんに聞こえてしまうのでした。
音楽はまさにBGMというもので、本編の物語の邪魔にならない落ち着いた感じだったでしょうか…オープニング、エンディングテーマともによきものです♪
百合的にはないとは思われます…麻生さんとケイトさんや栗原先輩と佐々木先輩、涼風コンビなど、気になるお二人はいますけれど。
付加要素…ピクチャードラマはあったのですけれど、DVDボックスどころかブックレットすらなかったりと、ややさみしい感じがします。
総じて、百合作品ではありませんけれど、こういった作品は大好きといえます♪
…ただし、お金の関係で今後はこうした作品には手が出ないかと思います…『ひだまりスケッチ×365』も見送り決定ですし。
この記事へのコメント
しゃっすー…。

うゅ♪
全部見られたのですね…☆
風邪の回は一番好きなお話しだったりします♪
にゃにゃん☆

デジタル処理になってから手抜きし放題ですし…
京アニ作品なんか正に…(何)

ARIAやスケッチブックの所はそうでも無いんですけどね…?

うにゅー…
暑くて…眠れなくて…溶けそうです…;
雨降りなさいよっ!(何)

ではでは☆


Posted by 桜花 at 2008年07月04日 06:31
桜花さまへ>
シャッス!です♪
はい、一応全て観ることができましたけれど、やはりもう一度観てみたいものです♪
風邪の日のお話も確かによいもので…♪

便利さにかまけて…ということでしょうか。
『なのはA's』もDVDではきれいでしたけれど、TVの際はなかなか…だったそうですし。

う〜ん、『ARIA』の場合は顔が何だか特徴がない感じになってしまっているというか…。

ざ、残念ながら今日にも梅雨明けになってしまうかも、ということらしくて…はやくも地獄の季節が到来…?
Posted by 桜乃彩葉 at 2008年07月04日 08:26
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