2008年07月10日

とりねこ

最近は『焔』と『月奏』をよく聴いているのですけれど、これを聴いていると『アオイシロ』で異彩を放っていた名曲『海淵の玉座より立ち上がる一千の地獄』あたりはこれら『アル・トネリコ』の曲の影響を受けているのでは、と思えてきます(歌い手さまのみとせのりこさまですし)
それほどに雰囲気が似ているわけで…いずれにしても、よい曲なのですからそれは影響を受けていても全然構わないと思うのです♪


では、先日読んだコミックのレビューをば♪
鳥と猫…
□とりねこ
 ○イラスト評価:★★★☆☆(2.8)
 ○内容評価:★★★☆☆(3.0)
 ○百合度評価:★★☆☆☆(2.0)
 ○総合評価:★★★☆☆(2.7)

これは過日『百合姫S』などとともに購入をしたもので、お世話になっている骨董屋さまにお勧めをしていただいて購入をした作品です。
コミックスとしては非常におなじみになっているまんがタイムきららコミックスです…けれど、これは一般的なきらら系とは違って普通のコミックサイズでさらには4コマではありません。
丁度、過去に読んだ『のののリサイクル』た『わさびアラモードっ!!』『みのりスクランブル!』と同じ感じ…これらは全て『きららフォワード』という雑誌で連載されている(いた)という共通点がありました。
…こうなると、普通のきらら系サイズで4コマでなかった『最後の制服』がますます異端に見えるのですけれど…(何)

ともかく、この作品の内容のほうは鳥好きでペットの鳥と一緒に暮らせる場所を探していた梅田ちはるさんが、ひょんなことから猫好きで猫をペットとして飼っている七北田亜希さんと同居をすることになって…というお話になります。
ちはるさんは中学生の男子に間違われてしまいがちながらも成人した女のかた…大福と名づけた文鳥を溺愛しています。
一方の亜希さんは長い黒髪のきれいなかたなのですけれど、趣味などが一時代前くらいの感じになっているみたいなかた…でっぷりとしたマカロンという黒猫を溺愛しています。
その他旅行先の娘さんやちはるさんが亜希さんと同居をするきっかけをつくった犬好きのおばさま、亜希さんの弟さんあたりも登場しますけれど、はっきり言うといないも同然の存在です。
つまりは鳥好きのかたと猫好きのかたのお二人の交流を描いた作品…ですのでタイトルも『とりねこ』です(『トリコロ』ではありません)

同居中は性格的に真面目なちはるさんが亜希さんに振り回されることが多い感じでしょうか。
ペットのほうも鳥と猫ということで、鳥が猫に食べられてしまうのでは…と当初は気を張り続けておりましたし。
それでも、最後にはペットもお二人もずいぶん仲がよくなりました♪
ですので、別にちはるさんは新しい部屋を見つけて出て行くことはなかったのでは…とも思ってしまうのでした。
…はい、この1冊で完結です。

イラストのほうは悪くないかと思います。
百合的にはないのですけれど、お二人の友情が…というところでしょうか♪
ともあれ、悪くない作品だったかと…と、ちなみにこの作品の作者さまは『姉妹の方程式』と同じかたになります。
…上で触れた『アル・トネリコ』のせいでこの作品のタイトルを『とねりこ』と書いてしまいそうに…(何)


先日購入をしたゲーム『信長の野望』は、自分で好きな武将を作れることがすでに解っていましたけれど、いざ作ってみると名前や顔はもちろん能力値や出自や誕生年や、さらに親子関係までとあらゆるものを自由に設定できることが解りました。
ものすごく自由度が高い…ということで本当にこの物語の再現、つまり北条氏康公の娘に九条叡さまを設定するということも考えてみました(小田原の戦のシナリオもありましたし)
けれど、結局は違う道を選択してみました。
時は1570年、長慶公没後斜陽をたどる三好氏…最後の当主となった三好義継に代わって三好琴音さんを当主につけて、三好琴音さんの野望ということにして開始しました(上の物語では十河琴さんが出ていますけれど、今回は琴音さんですので長慶公の娘という設定を組みました)
かつては畿内を席巻した三好氏も1570年の時点では長慶公もその弟たちもすでに亡く、松永久秀まで独立してしまっており、そして織田信長の勢力が目前にまで迫ってきていたりと、かなり厳しい状況です。
それでも大名が三好琴音さん、家臣に綾瀬千歌音さん、綾瀬咲夜さん、霧碕春華さん、草鹿彩菜さん、草鹿瑞葉さん、根方宗次氏とその娘の根方維巳さんに相沢保美さん、高町なのはさんなど錚々たる人々を取り揃えております♪
他にも色々なかたを登場させてしまっていたりして…本当はV系の人も作りたかったのですけれど漢字がありませんでした(流石に日本人でない名前の人は文字数制限もありますのでやめておきました)
琴音さんや千歌音さんあたりは統率能力はあの上杉謙信、政治能力は北条氏康、智謀能力は松永久秀などをはるかに上回るという(卑怯な?)能力値ですので、初心者の私でも多少は楽に進められそうです。
…お金や兵士の数までいじれるという卑怯極まりない仕様です。

状況としては、琴音さんは畿内1国に四国の半分を支配している感じで、周囲に脅威となりそうな勢力は織田信長くらいでしょうか。
とりあえずの方針としては、東の織田信長に対してはまだ足利将軍家が京に健在なのでそれを盾にして、将軍家が滅ぼされるまでに松永久秀を取り込みつつ四国を統一していこうかと思います(三好氏はもともと四国の勢力ですし)
四国には長曾我部氏がいるものの、他の勢力とあわせいずれもまだ弱小な感じですし、九州の大勢力な大友氏とは同盟が結べましたから大丈夫でしょう…何だか山陽山陰の大勢力の毛利氏には嫌われました。
畿内のほうは気分的に一向一揆勢力を追放したい気がしてしまいますが…。

ともあれ、なかなかに難しそうなゲームですけれど、のんびりと頑張ってみようかと思います。
百合とは無縁かと思われたのですけれど、女のかたな武将を結構作ってみましたし…♪
…結局『ARIA』ゲームや『リリーのアトリエ』あたりはしばしお預けです。
この記事へのコメント
シャッス☆

ゲームの方、やられたみたいで…☆
私にも出来そうでしょうか…♪

かなり楽しそうですけど…☆
Posted by 桜花 at 2008年07月10日 07:37
桜花さまへ>
シャッス!です♪
はい、『とりねこ』はまずまずの作品だったかと…と、こちらではなくてゲームのほうですね。
えっと、かなり取っつきづらい雰囲気はありますけれど、この時代に興味があればできないことはないかも…?
Posted by 桜乃彩葉 at 2008年07月10日 08:24
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