2016年01月16日

魔法少女なんてもういいですから。

先日読みましたコミックの感想です。
アニメ化しています?
□魔法少女なんてもういいですから。(1)
■双見酔さま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
 ○内容評価:★★★★☆(4.2)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.0)
 ○総合評価:★★★★☆(3.5)

こちらは先日色々なコミックとともに購入をしたものとなり、何となくよさそうに感じられたことから購入をしたものとなります。
コミックスとしましては『まんがーる!』や『世界でいちばん強くなりたい!』『東京自転車少女。』などと同じものとなります。
作者のかたは以前読みました『空の下屋根の中』を描かれたかたとなります。
帯によりますとこちらは今期アニメが放送されている様子で、そういうことで気になり少し優先して読んでみました…ただ放送時間を見る限りショートアニメの様子です。

内容としましては、ひょんなことから魔法少女になった女の子の日常を描いたお話、となるでしょうか。
お話の主人公は葉波ゆずかさんというごくごく普通の…家事や勉強など色々完璧なところはありますけれど、ともかく普通の中学生の女の子です。
その彼女は買い物からの帰り道、ゴミ捨て場に謎の異生物がいるのを発見、その生物に魔法少女にならないかと勧誘をされます。
とはいえ今の世界ではもう魔法少女が戦うべき相手もおらず、完全に趣味の領域なのですけれども、多少興味のあったゆずかさんはその提案を受け入れ魔法少女になりました。
魔法少女になった際の衣装は勝手に決まるのですけれど、ゆずかさんはなぜか水着になってしまい以降そのことで苦労をすることに…また扱える魔法も1つなのですけれど、彼女は水の魔法を得たのでした。
…ちなみに彼女の父親は明らかにブラックな企業で働いている雰囲気が見えるのですけれど、でも本人はそれに生きがいを感じているみたいですのでよいのでしょうか。

彼女が見つけた異生物はミトンという目と口だけのついた球体に羽のついた姿をした、性格は結構適当というか…ゆずかさんを魔法少女にしたのも、自分の住む場所を得るためというのが大きい気がします?(それまでゴミ漁りをしていた模様ですし…)
作中の台詞を聞いていると機械的な何かにも感じられるのですけれど、今はともかくとして昔は確かに魔法少女の激闘を見守っていた節があります?

そのミトンさんは魔法少女になれる素質を持つ者にしか見えないのですけれど、ゆずかさんの親友な坂上ちやさんという、おかっぱで無表情でちょっと黒いところの見え隠れする、そしてゆずかさんのことを好きそうな子にも見えました。
ただ使い魔(?)が契約できる魔法少女は同時に1人だけということもあり、ちやさんはゆずかさんを見守りつつ(別の意味で)ミトンさんを見守る存在になるのでした。

その他登場人物としましては、同じく魔法少女になっている篠木真冬さんという上級生の女の子…魔法少女は16歳で定年を迎えるということで、もうすぐ定年になるそうです?
彼女の使い魔のポチ…ポケンチッス・ディール・プラフソラフはミトンさんと知り合いですけれど、仲が良いというわけではなく、でも最近の境遇(魔法少女がいないとゴミ漁りをしなければならない…)で共感を得ることができたみたいです?

お話のほうは、その様なことで魔法少女になった女の子のお話…。
とはいえ上で触れた様に特に戦う相手もおらず、魔法も非常に限定的な効果、さらに水着になってしまうということもあり、ほとんど魔法を使うことはなく、主にミトンさんとの会話などを楽しむお話、となるでしょうか。
魔法少女もの、というと最近は妙に殺伐としたものが多い印象がありますけれど、こちらはその様なこともなく楽しいコメディ作品…何やらそこはかとなくシュールさを感じる作品なのですけれど、そこがまた面白くてよきものです。

イラストは悪くありません。
百合的にはちやさんがゆずかさんのことを好きな雰囲気が見られます。
ということで、こちらは一風変わった魔法少女作品ですけれど、面白くてよいものでしたかと思います…アニメはショートアニメっぽいですし、それでしたらあまり負担にもなりませんし、DVDを購入する方向で動こうかなと思います。
…本当、この作品のタイトル通り、(殺伐とした作風の)魔法少女なんてもういいですから(何)


また、同時にこちらも読みましたので…。
スピンオフです?
□うさかめ(1)
■ルーツさま(原作)/桐沢十三さま(漫画)/Piyoさま(キャラクター原案)
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
 ○内容評価:★★★★☆(3.5)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.9)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.3)

こちらも上の作品とともに購入をしたものとなり、少し気になったこともあり購入をしたものとなります。
コミックスとしましても上の作品と同じものとなります。
原作のかたやキャラクター原案のかたは以前読んでいる『てーきゅう』の原作や作画のかたとなります。
こちらは以前読んでいる『高宮なすのです!』同様にその『てーきゅう』のスピンオフ作品となっています。
…上の作品の巻末にこちらの作品の広告漫画が収録されていたことから一緒に読んでみました。

内容としましては、兎亀高校テニス部の皆さんの日常を描いたお話となります。
物語の舞台はその兎亀高校で、主人公は2年生でキャラクター紹介ではクールとされていましたけれどもはっきり言って変わり者の田中きなこさんです…多分、一応?
…いえ、キャラクター紹介では主人公とされていましたけれども、明らかに後述のあやこさんのほうが立ち位置として主人公っぽい雰囲気を感じましたので…。

テニス部には他に3人の部員がおり、まずは3年生から長い黒髪をして至ってまともで真面目な常識人の鈴木あやこさんとなります。
もうお一人の3年生は元気でどちらかといえば変わり者寄りの印象も受ける気のする、でも結構頑張り屋さんな佐藤くるみさんとなります。
あとお一人は1年生でちょっと口数の少ない、バイクに乗って通学をしている西新井大師西さんとなり、彼女はあやこさんをかなり慕っている様子です?
その他、ちょっとやる気のない顧問の先生などがいらっしゃいます。

お話のほうは、その様な皆さんの日常を描いたもの…。
上で触れたとおりこちらは『てーきゅう』のスピンオフ作品となり、こちらの皆さんが『てーきゅう』に登場したこともあります。
『てーきゅう』はかなり吹き飛んだ何でもありのお話となっていましたけれど、こちらは比較的落ち着いたまともなお話になっていて、部活の風景も普通にあったりします。
とはいえやはり基本はおバカなコメディとなっており、あくまで『てーきゅう』と較べると常識的な範囲に収まるお話になっている、というところでしょうか。
部活ものとしても一応機能しており、もうすぐ引退の3年生に対しあやこさんと最後にダブルスを組みたいくるみさんと、あやこさんを慕っているのでやはり組みたい西さんの対決などもあったりして…また、『てーきゅう』の皆さんと練習試合をするお話もあります。
巻末にはあやこさんとくるみさんのお二人の出会いのお話も描き下ろしとして収録されています。

イラストは悪くありません。
百合的にはいかがでしょう、西さんのあやこさんへ対する様子がわずかに、というところです?
ということで、『てーきゅう』のスピンオフ作品としては『高宮なすのです!』を1巻で切ってしまったこともありましたけれど、こちらは引き続き見守ってもいいかなと感じます。


『艦隊これくしょん』は龍驤さんがレベル75で改二仕様となれました…2つめの二式艦上偵察機並びに爆戦を持ってきてくださいました?
開発は3連装魚雷、12cm連装高角砲、7mm機銃、天山となり、いつも通りの惨状…。

戦いのほうは、いつも通り輸送船3撃沈任務を実施するために通商破壊艦隊を2-2へ派遣、けれどはじめの出撃は高速建造材という完全無意味な場所へ飛ばされてしまい任務失敗…。
しかも2回めの出撃さえも同様に高速建造材という完全無意味な場所へ飛ばされ、通商破壊艦隊は何らの益もなく任務に完全失敗しました。
仕方ありませんので南西諸島任務用艦隊その1から空母を外して出撃を実施、輸送船エリアへ到達し輸送船4の当たり編成と遭遇し任務完了となりました。

引き続き南西諸島制海権任務を実施、4回連続でボスへ直行するという非常に素晴らしい出だし、というよりもそれだけで一気に任務終盤に進みました。
さすがに5回めの出撃ははじめの分岐で北上させられたもののその先はボスへ進め、それで南西諸島任務は完了と、恐ろしく順調に終わることができました。
ただボスでのヲ級さん編成が5回中4回とこちらも多く、そのため損害はかさむ傾向…とはいえ高速修復材も3,000個であふれ返っていますので問題ないといえばそうかも…?

その後はろ号作戦後の1-5への3回出撃任務並びに海上護衛強化月間、そして南西諸島任務後の潜水艦撃沈任務を実施すべく萩風さんたちいつものかたがたを1-5へ派遣します。
その絶望の初戦は五十鈴さんが中破、恐怖の第2・3戦は無事切り抜け、ボス戦は龍驤さんが中破し無力化されさらに反航戦となってしまいますけれども無事に敵の全滅に成功しました。
これで海上護衛強化月間は80%以上達成となり、このペースでしたら問題なく今月中に終了しそうです。

来月上旬にあるというイベントですけれど、礼号作戦をモチーフにするそうで、ということはほぼ確実にあれ…秋のイベントに登場した最低最悪の敵、PT魚雷群が出てくるの、ですよね…。
魚雷艇のくせにどうしてあんなに強いのか、さすがに納得いきかねますし、何とかしてくださらないでしょうか…。


無印の『七竜』はアイゼン皇国東方の島にある洞窟のドラゴンを全滅させることができ、またその過程で里緒菜さんが全体状態異常回復のEXスキルを覚えることができたということもあり、最奥にいるドラゴンではない、けれどドラゴン以上に強い魔物に挑んでみました。
攻撃がかなり熾烈だということが解っていましたので、回復アイテムを結構買って挑んだのですけれど、アサミーナさんによる相手のスキル封印技が1回成功したこともあり、里緒菜さんのEXスキルを使うことなく勝利できました。
その先には伝説の冒険者が取ることのできなかった、けれど鍵がかかっておりそれを彼から託された宝箱がありましたけれど、中身はアサミーナさんたちのパーティでは誰も装備のできない鞭ということで残念…売るしかありません。

返す刃で思い切ってアイゼン皇国東方の森に出現する謎の触手とも戦ってみました。
こちらは思いのほか弱く、倒しても経験値が550と周囲の敵より少ないくらい…ただ、フィールド上でわざわざメッセージつきで出現する敵だけありちょっと特殊で、倒すと(パーティにはいない)プリンセスのEXスキルを覚えられました。

これで現状行ける範囲のダンジョンは全て行き倒せる限りのドラゴンやボスは全て倒した…といいたいところながら、ミッションを発動させると行けそうな雰囲気のマレアイア群島国東方の塔が残っています。
もうここまできたらネバンプレス帝国皇帝(皆さん「ルシェ王」と言っていますけれど、帝国なのではないのですか?/何)に謁見する前に本当にできる全てのことはしてしまおう、ということで先にそちらをしようと思います?
この記事へのコメント
度々、失礼します。

某魔法少女ものが大ヒットして以来、そういうダークとか、グロ(!)とかを前面に出した魔法少女ものを含めた百合が増えてきていますが、ホント、そういうのはもういいですよね(苦笑)

とはいえ、この作品も何やら意味深な引きがあったりしますが、そっちの方向(?)には行かないことを祈りたいものです(切実)
Posted by おーらんどー at 2016年01月16日 08:28
おーらんどーさま>
こちらにもわざわざのコメント、ありがとうございます。
やはりそのあたりはあの魔法少女なお話が元にあるのでしょうか…もちろんそういうものがあってもよいとは思いますけれど、微笑ましいお話が好きな身としてはやはりそういうものは敬遠してしまいます…。

この作品のミトンさんが見た夢は定年を迎えた元魔法少女なかたを出すためのきっかけだけで、さすがに今の作風から重いお話にはしないと楽観視していますけれど、どうでしょうか…まずは見守るしかなさそうです。
Posted by 桜乃彩葉 at 2016年01月16日 22:20
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