第3巻までは以前の様にもう3年前の発売だったのですけれど、ここにきてこう短期間で出すということは、これは本気で全放送分をDVDで出す様な気配が見えてきました、か?
…けれどこれ、収録時間が4時間もありますので、いつ観るかが問題…。
では、先日読みましたコミックの感想です。
□ふるえる総集編(1〜5)
■鈴宮きりはさま
○イラスト評価:★★★★★(4.5)
○内容評価:★★★★★(4.6)
○百合度評価:★★★★☆(4.0)
○総合評価:★★★★★(4.5)
こちらは過日色々な同人誌とともに届いたものとなり、これまで単体の作品を購入していることもあり購入をしましたものとなります。
こちらは単行本と同日に届いているとはいえ同人誌と届いていることから解る様に、以前読んでいる『ななあつしゅがなな。とらいあど』などと同様にコミックサイズながら同人誌となります(といってもこちらは表紙カバーもなく装丁も普通の同人誌な雰囲気ですけれども…厚さは十分ながらそういう作品をコミックサイズとして扱うか普通の同人誌として扱うかは、気分によるところが大きいかも?/何)
…ナンバリングが振ってありますけれど、こちらはこの1冊に過去に出た5冊分が収録されている、という意味ですので今作自体は1冊です。
内容としましては、先輩さんと後輩さんの関係を描いたお話、となるでしょうか。
物語の舞台は中高一貫の学校で、主人公の中村苫子さんは物語がはじまった当初は中等部3年の、おっとりほんわかした雰囲気のかたとなるでしょうか。
彼女は食堂で昼食を取っているのですけれど、いつもそばで食事をしている後輩さんのことがちょっと気になって…?
苫子さんの1年後輩となるその子は倉知薬子さんという、身長は普通なものの短髪でクールでかっこいい雰囲気をした、スポーツ万能な女の子…。
お二人の接点はそれまで本当にそれだけのことだったのですけれど、苫子さんが中学校を卒業する直前、ひょんなことから声をかける機会が生じ、それから一緒にお話をする機会ができてきます。
その他登場人物としましては、もう1組の先輩さんと後輩さん…。
高校から編入してきた外部入学の川瀬夕貴さんはちょっと身長の高めな快活な女の子…一方の酒井久美さんは彼女より1つ年下でちょっと人見知りなところはあるものの友人想いで成績もよいかたとなります。
夕貴さんは久美さんを想って同じ学校へ入学をしてきまして、また夕貴さんは苫子さんと、久美さんは薬子さんと同じクラスになったりもします。
お話のほうは、その2組の先輩さんと後輩さんの関係を描いたもの…。
苫子さんと薬子さんは声を交わせる関係になってすぐに中等部と高等部とに分かれてしまい、同じ敷地内に校舎はあるものの多少距離があり、それをさみしく感じることもあります。
お話の導入部から解る様に当初は苫子さんが薬子さんに惹かれていたのですけれど、それは次第に逆転をし、いつしか薬子さんが苫子さんを熱く想う様になっていき、一方の苫子さんは自分の気持ちが何なのかよく解らない状態が続いていきます。
もう1組のお二人を交えた、そのあたりの様子がまさに正統派の百合のお話としてよいもの…最後もハッピーエンドで終わってくださいます。
その様なこちらは同人誌、そして総集編となっていることからも解る様に、こちらはサークル【カーテンウォールの家】さまが出され以前購入をしている第1巻から以前購入をしている第5巻までをひとまとめにしたものとなっています。
1巻から5巻まで結構な間が空いていますからそれを単体で読むとお話の記憶が曖昧になって困っていたのですけれど、こうして総集編としてまとめて読むことができたのはよかったです。
…ちなみにこの総集編からサークル名をそちらから【星屑宝石】へ変えられたご様子です?
イラストはよきものです。
百合的にはまさに正統派といったよいものとなっています。
ということで、こちらはまさに百合の正統派たる先輩さんと後輩さんを題材としたよい百合なお話でしたかと思います…お話はこれできれいに完結していますけれど、今後もこの皆さんを題材としたお話を描くかもしれないご様子で、そのときは見守りましょう。
…百合姫コミックスはよい同人誌をたくさん単行本にしてくださっていてその点では非常によい仕事をしてくださっていますけれど、これや以前読んでいる『ゆりろぐ』を見逃したりと、まだまだ…他にもよい百合同人誌はたくさんあるかと思われますし、引き続き(雑誌よりもそちらに)力を入れてもらいたいものです。
その様な先日はこの様なものが届いてもいました。
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○ゆるゆり さん☆ハイ!(2)
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…こちらはDVDとなり、過去に既刊が届いていて一連で予約をしているアニメシリーズの第2巻となります。
ということで、昨日はこちらをさっそく観てみました。
第3話は『自覚無し』ということで、まずは1年生の皆さんの美術の授業風景から…。
あかりさんとチーナさん、向日葵さんと櫻子さんがお互いの似顔絵を描いていくのですけれど、くしゃみが流行っている様子で色々大変なことに…チーナさんの絵はその様なことがなくても大変なことになりますけれども。
放課後のごらく部の皆さんは相変わらずなのですけれど、生徒会では櫻子さんが向日葵さんのアドバイスから綾乃さんの真似をする様になって色々波乱を巻き起こしていきます?
また、チーナさんのお家でごらく部の皆さんが集まる際にチーナさんのお姉さんが登場され、京子さんを結衣さんと勘違いされたりもするのですけれど…?
第4話は『その夜は、みんなの想いをつないでゆく。』ということで、お泊りのお話…。
1年生の皆さんはあかりさんのお家で、2年生の皆さんは結衣さんのお家でお泊りをします。
また同時にあかりさんのお家ではチーナさんの姉もあかりさんの姉のお部屋にお泊りにきまして、チーナさんの一族は姉も百合的によいかたがたなのでした(何)
それぞれの皆さんが繰り広げる賑々しさももちろん楽しくよいものなのですけれど、この姉お二人の関係が一番の見どころでした様な印象も…とはいえ、あかりさんのお姉さんは妹一筋なところがありますけれど…。
最後は普通の授業風景、櫻子さんの安定したおバカっぷりが見られます。
その様なこちらにはブックレットがついており、そちらには各話の後日談となる原作者のかたの描き下ろし漫画が収録されています。
第3話は綾乃さんの真似をされた櫻子さんの翌日の様子、第4話はお姉さんがあかりさんからいただいた指輪に関する想い出なお話…。
こちらも第3期ということで非常に安定して楽しめる愉快な日常ものということで、安心して観られるよい作品です。
今現在購入継続中な『のんのんびより』『うさぎですか?』第2期もその様な感じですから、やっぱり嬉しいところ…もう1つの『シンデレラガールズ』はどうなりますか…?
そしてこれら4作品に続くDVDは、(OVAで『ろこどる』があったりショートアニメの『ミス・モノクローム』がそのうち届くはずですが)今のところないっぽい…今期はショートアニメで気になるものはありますけれど、普通の長さのアニメは特に何もなさそうで、もしも本当に何もなく終わるのでしたら、お金の面でそれでかえってありがたく一安心になります。
…原作の新刊も発売しているはずで、そちらの掲載雑誌の購読をやめた関係や原作1冊くらいしかその時期に購入するものがなさそう、そしてさらに現状未読で読みたい作品がまだまだ溜まりに溜まっている状態、ということもあり発売日近辺での購入はやめてしまいましたけれど、もちろん月末のタイミングできらら系な作品などと一緒に購入をしてきますよ?
『艦隊これくしょん』の開発は失敗、35cm連装砲、25mm3連装機銃、九六式艦戦となり、いつも通りの惨状…。
戦いのほうは、まずはいつも通り輸送船3撃沈任務を目指して2-2へ通商破壊艦隊を派遣、けれどはじめの出撃はボスへ進まされてしまい任務失敗な上にヲ級さん編成かつT字有利というひどい戦い…ただ昨日は空母3撃沈任務も同時に発動していましたのでその意味ではここで2撃沈できて足しになりました。
2回めの出撃は輸送船エリアへ到達、輸送船4の当たり編成と遭遇でき任務達成となりました。
引き続き南西諸島制海権任務を実施、けれどいきなりはじめの3回で連続してはじめの分岐での北上からあらぬ方向の輸送船エリアへ吹き飛ばされる、とボス前にすら進めず波乱の予感を覚えてしまいます。
4度めの出撃も北上させられつつボス前へ進行はできたものの、そこから無残にも南下させられ南西諸島任務用艦隊が1巡してボス到達0回という、しかも輸送船3任務の際から通算して6回連続ではじめの分岐で北上し続けるという、この時点で大荒れとしか言い様のない展開になってきてしまいました。
2巡め、5度めの出撃でようやくボスへ直行できそこからはそこそこ順調に推移しはじめ、また3度めのボス到達でヲ級さん編成が登場しその時点で空母3撃沈任務は達成となりました。
最終的にはボス到達5回までにはじめの分岐での北上6回輸送船エリア5回うちボス前での南下2回と、はじめの大荒れ展開の割には、よくはないものの大荒れとまではいえない結果に落ち着いたといえそうです。
南西諸島任務後の潜水艦撃沈任務は、ろ号作戦終了後の1-5への3回出撃任務の最後の1回とともに実施するため霞さんを旗艦としたいつもの皆さんな艦隊を1-5へ派遣します。
その絶望の初戦は龍驤さんが3の損害、恐怖の第3戦で龍驤さんが中破し無力化、ボス戦は五十鈴さんが2の損害を受けるもののT字有利となり敵の全滅に成功します。
これで今週分の1-5への3回出撃任務は終了となりました。
無印の『七竜』は引き続き世界地図を埋める作業を進め、いよいよ真竜ニアラがいると目される北極へ上陸します。
北極周辺はかなりの量のフロワロに包まれているのですけれど、それを消滅させていくと北極中心部付近に真竜の領域かと思われる浮遊物が目に留まります。
それに近づくとボスへ挑む前に出る警告文が出現、それであえて挑んでみますとその場所を包む結界の様なものとの戦闘になりましたけれど、こちらから与えられるダメージは一律で0、つまり相手が無敵状態になっており、現状ではどうすることもできない様子です。
ですので、仕方ありませんのでそこをよけてフロワロを消滅していくことになりますけれど、その範囲が結構広いので結構なフロワロが残ってしまうのが残念…。
とはいえ、現状では北極のその地点のほか、ロラッカ山洞を越えて進むであろうと思われる場所も、船では行けませんのでフロワロが残った状態になっています。
さらには西の果てにある島も、山で囲まれていて現状足を踏み入れる手段のない場所にフロワロが残っていて手がつけられません…前者は何とかできる目途はありますけれど、後者はどうなるでしょうか。
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