2016年03月06日

アイドルマスター シン選組ガールズ

先日観ましたアニメの感想です。
ちょっと惜しい…
□THE IDOLM@STR CINDERELLA GIRLS(1〜9/写真は第9巻のみ)
 ○イラスト評価:★★★★☆(3.5)
 ○内容評価:★★★★★(4.9++)
 ○音楽評価:★★★★★(5.0)
 ○声優評価:★★★★☆(4.0)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.0)
 ○付加要素(おまけなど):★★★☆☆(3.0)
 ○総合評価:★★★★★(4.5)

こちらは先日最終巻が届きそのまま観てみました、気になる作品ということで購入をしたものとなります。
こちらは元はゲームとなり下で触れるものや以前読んでいるものなどコミカライズ版や以前読んでいるものなどアンソロジーも出ている作品となります。

内容としましては、アイドルの女の子たちを描いたお話、となるでしょうか。
お話の舞台は346プロダクションというお城の様に立派な事務所、アイドルの皆さんはそこで新規に発足するシンデレラプロジェクトのメンバーとして集められます。
前半はその皆さんが一人前のアイドルとしてデビューをして大きなライブに出るまでを、後半は色々な妨害や混乱を皆さんで何とか乗り切ってさらに大きく成長する姿を描いていく、ということになるでしょうか。

その皆さんの中でも主人公となるのは島村卯月さんでしょう…彼女と凛さん、未央さんの3人でニュージェネレーションズというユニットを組むことになります。
そのユニットあたりは以前読んでいますコミカライズ版の1つでもありましたから自然な流れですけれど、プロジェクトの他の皆さんは結構目新しく感じる組み合わせでユニットを組むことになっていきます。

その様な皆さんのプロデューサさんは寡黙で強面の男性…かなり強面でして不審者に間違えられることも多々あるかたです。
この作品を観る上で一番の不安要素はプロデューサの扱いだったのですけれど、このかたは本当に陰から皆さんのことを、それもとても真摯に支えるかたになっていますので、かなり好感の持てるかたとなっているのではないでしょうか…終盤では普通に笑顔を浮かべる様になっています?

その様な今作のDVD第8巻までの内容についてはその個々の巻が届いて観た際に触れていますので、ここでは昨日届いた第9巻の内容についてのみ軽く触れようと思います。

第24話は『Barefoot Girl.』ということで、自信喪失してしまった卯月さんを立ち直らせようと組まれたクリスマスライブに至るお話…。
久しぶりに事務所へやってきた卯月さんに凛さんや未央さん、そして他の皆さんも色々言葉をかけ、でも卯月さんはライブ当日になってもまだ不安をぬぐいきれないでいて…。
ライブ会場へ向かう途中、プロデューサさんにその不安な気持ちを吐露する卯月さんの姿はやはり切なく、けれどプロデューサさんの言葉もあり、卯月さんは覚悟を決めてライブ会場へ向かい、凛さんと未央さんに涙で迎え入れられます。
そしてライブがはじまり、ステージに立った卯月さんはでもやっぱりまだ気持ちが完全に整わないのですけれど、ライブを見守る皆さんのかける言葉によって…?
…第1期の未央さんに対してだけでなく、第2期ではこうして卯月さんに過大な試練を与えて…いかに主役格のユニットとはいえ、ちょっと過酷すぎないでしょうか、23話に続いて切なくって泣かされてしまいました…。

第25話は『Cinderella Girls at the Ball.』ということで、いよいよ冬の一大イベント、シンデレラの舞踏会が開かれます。
このイベントに失敗した場合、シンデレラプロジェクトは解散ということになっていたのですけれど、もちろんライブは大成功に終わります。
このお話はほぼ丸々そのライブの様子を描いており、第1期の最終話同様によきもの…あの頭のおかしい人とプロデューサさんとの問答もありましたけれど、結局あの人は何だったのでしょうか…。
最後は春を迎えた皆さんの姿を見ることができますけれど、その中でシンデレラプロジェクトの2期生を迎える話が出ていますので、もちろんシンデレラプロジェクトは存続したということになるのでした。

第26話は『Anytime,Anywhere with Cinderella』ということで、その後の皆さんの日常を描いたお話…。
いきなり新選組のパロディではじまって驚かされますけれど、それは皆さんが総出演される映画のお話でした…今日の日誌のタイトルはその映画のタイトルとなります。
シンデレラプロジェクトの皆さんそれぞれの活動などが全員分観ることができ、しかもどれもとっても楽しいお話になっていて、そうですそうです、私が元々今作に求めていたのはこの様なお話なのです、こちらは本当に楽しくよいお話でした。
特にダイエットについてかな子さんのアドバイスに振り回される莉嘉さんとそれを見守る未央さんと、トランプで向きになってしまう美波さんがとっても面白くって…?
…こういうお話だけでもう1期くらいアニメを作ってくださいませんか、か…ショートアニメでもいいですよ?(何)

ということで、2クールにわたって放送されたという今作もこれで完結となります。
ハッピーエンドに終わってよかったですけれど、終盤は卯月さんが本当につらいことになってしまって観ていて非常に切ない状態…いえ、それも無事に乗り切ることができましたので、今となってはよしとしてもよいかなと思います。
シリアス要素の強いお話よりも皆さんの楽しいお話を観たい、という個人的な希望も第26話で昇華されましたのでよしとしましょう…もっとも、第26話はTV未放送な話らしいですが…。

それでも今作について非常に残念でした点が一つ残ってしまい、それは言うまでもなく第2期に登場したあの頭のおかしい人の存在…この要素がなければ、不満要素のない作品で終わるところでしたのに…。
結局最後まであの頭のおかしい人を登場させた意図がよく解らずじまいで、要するに解りやすい悪役を立てて物語に波乱要素を作った、ということなのでしょうか…今作に果たしてその様な存在は必要でしたでしょうか…。
他の登場人物の皆さんが漏れなく非常に魅力的な皆さんでしたので、本当にその点が残念で仕方ありません…。
その登場人物でいえば、元から大好きでした卯月さんや凛さん、蘭子さんにあんきらカップリングなどは存分に堪能できましたし、今作では特にみくさんの魅力が際立っており、他の皆さんももちろんそれぞれに非常によかったのですけれど、その中でも特に彼女に対する印象が急上昇しました…ですので思わずみくさんのフィギュアを予約してしまいました。
第2期には仁奈さんが登場したのも嬉しいところ…仁奈さんがあの頭のおかしい人の方針に対して「あの人、何言ってやがるです?」というこちらの気持ちを完全に代弁する台詞を言ってくださったのがまたよくって…(何)

イラスト…作画は悪くありません。
内容については本当にあの頭のおかしい人とその人が原因で巻き起こされる混乱要素が惜しいところで、第1期だけで終わっていましたら確実に内容評価は5.0でしたところです。
音楽はやっぱりアイドルのお話だけあってその皆さんの歌う歌がそれぞれにとてもよきものです。
声優さんはもちろん問題なくよきものです。
百合的にはどうでしょうか、正統派たるあんきらカップリングなどを堪能できるお話もあり、プロデューサも陰に回るかたでしたので安心して観ていられるのではないでしょうか。
おまけとしては毎巻CDなど色々ついてきまして、最終巻の今巻にはDVD全巻+付属小冊子10冊+ポストカード全巻分を収納できるboxがついてきました。
ということで、今作は一点非常に残念なところがあったものの、そこに目をつぶればやはりかなり満足のできる作品でした…アイドルなアニメといえば以前観ているローカルアイドルな『ろこどる』に以前劇場版を観ているスクールアイドルな『ラブライブ!』などありましたけれど、やはり正統派アイドルなこちらもそれらに負けないほど、あるいはそれ以上によきものといえるでしょう。
上で触れた様に楽しいお話のみで構成されたアニメ第3期を希望したいのですけれど、それが無理でしたら…以前コミカライズ版を読んでいる『ミリオンライブ!』でもいいですよ?


その様な先日はこちらも一緒に読みました。
まだまだ続く?
□シンデレラガールズ劇場(4)
■バンダイナムコゲームスさま(原作)
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
 ○内容評価:★★★★☆(4.0)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.7)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.4)

こちらは先日色々なものとともに購入をしたものとなり、過去に既刊を読んでいることから購入をしたものとなります。
コミックスとしましては『いおの様』や『わくわくろっこもーしょん』に下の作品などと同じものとなります。
こちらは上で触れたアニメのコミカライズの一種となるでしょうか…そういうことで一緒に読んでみました。

内容としましては、アイドルの皆さんの様々な様子を描いた4コマ、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第3巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をします。
この巻も引き続き、原作ゲームと連動しているかたちで公開されたっぽい4コマがフルカラーで収録…例によってお話1つ1つに公開日も書かれており、この巻に収録されたものは2014年の8月から2015年の3月に公開されたものまでとなっていますので、これはまだまだ続刊が出るのは確実でしょうか。

その様なこの巻も例によってたくさんのアイドルの皆さんのお話が収録…1〜2日に1話更新の頻度っぽいですし、結構季節感を感じることもできたりします。
今回はいつにも増して楽しいお話が多かった印象で、個人的に「なかったこと」にしている要素が薄めになってきていることとあわせ、これまでよりより面白く読むことができたかなと思います。
また、仁奈ちゃんの出番が比較的多かったのも個人的には嬉しいところでした。

イラストは悪くありません。
百合的にはお話によってはそこはかとなく感じるものもあったりします。
ということで、こちらはまだまだ続刊が出そう…『シンデレラガールズ』の原作ゲームが終わるまでは続きそうな雰囲気です?


また、同時にこちらも読みましたので…。
こちらもまだまだ…?
□ぷちます! PETIT IDOLM@STER(8)
■明音さま/バンダイナムコゲームスさま(原作)
 ○イラスト評価:★★★★☆(3.8)
 ○内容評価:★★★★☆(4.4)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
 ○総合評価:★★★★☆(3.8)

こちらも上の作品とともに購入をしたものとなり、過去に既刊を読んでいることから購入をしたものとなります。
コミックスとしましては上と同じものとなります。
こちらはアニメやゲームなど色々展開されている『アイマス』シリーズのスピンオフ、あるいはパロディ作品となり、以前観ている様に2期にわたってアニメ化もされたものとなります。
…元は上の作品同様に『アイマス』シリーズの作品となる、ということもあり上の作品と一緒に読んでみました。

内容としましては、不思議な生命体のいる日常を描いた4コマ、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第7巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をします。
この巻でも既刊同様にアイドルの皆さんやぷちどると呼ばれるちみっこな子たちの賑々しい日常が描かれていまして、そのあたりもう長い作品でもありますので良くも悪くも相変わらず…とはいえ悪くも、というところは特になかったりもしますけれども。

そういうことですのでやはり改めて特筆すべきことはなかったりしますけれど、安定して面白く楽しい作品といえます。
私は何気に『シンデレラガールズ』でない元々の『アイマス』の作品はこの『ぷちます』(と以前コミカライズ版を読んでいる『ミリオンライブ!』)しか手にしていなかったりするのですけれど、でもこちらのアイドルさんたちもよい感じで、やはり個人的には特に千早さんと貴音さんが好きで、このお二人でしたらフィギュアまで買ってもよいのかもと思えます?

イラストはなかなかよきものです。
百合的にはどうでしょうか、貴音さんや小鳥さんのぷちたちを見る目などが…?
ということで、こちらはやはり安定した楽しい作品で、これからも長く続いてもらいたいものです。


『艦隊これくしょん』は演習で余裕のある際に優先して旗艦として出していた鹿島さんがレベル98に達しました…そういえば私の艦隊にはまだ香取さんがいない…。
開発は10cm連装高角砲、失敗、水偵、零戦52型となり、10cm連装高角砲ができましたので悪くありません。
大型艦建造も一応実施、大鳳さんを目指すもののもちろんその様なかたは登場せず、飛鷹さんという結果…大和さんや武蔵さん、ビスマルクさんが出た頻度を考えると、はやくても3ヶ月〜半年程度は出てこないのではないでしょうか…。

戦いのほうは、まずは例によって輸送船3撃沈任務を実施すべく2-2へ通商破壊艦隊を派遣しはじめの出撃で輸送船エリアへ到達、けれどもちろん例によってル級さん+輸送船2という大外れ編成と遭遇させられ加古さんが一撃大破を受ける上に任務にも失敗します。
2回めの出撃ははじめの分岐で北上させられた先の初戦でお相手の命中率が100%な上に高速建造材という完全無意味な場所へ吹き飛ばされてしまい任務に完全失敗します…。
げんなりしましたので潜水艦隊を2-3へ派遣、けれどそのはじめの出撃は無残にボスへ流され任務失敗、2度めの出撃も同様の惨状となり潜水艦隊の出撃は完全無意味に終わりました…。
ため息の出る状態となりつつ仕方ありませんので特設艦隊を編成して2-2へ派遣しますけれど、そのはじめの出撃は無意味かつ無残にボスへ進まされ、またもや任務失敗…。
その2度めの出撃でようやく輸送船エリアへ到達、無意味に輸送船4の当たり編成との遭遇となりやはりお相手の命中率が100%という惨状を記録させられしかも夜戦にまでもつれ込みますけれども任務は達成となりました。
…通商破壊艦隊がその任を全うできなかった際、その次に潜水艦隊を2-3へ派遣してもその任を全うできたことってあまりない記憶…通商破壊艦隊が任務失敗した際は潜水艦隊よりも先に素直に特設艦隊を編成し出撃させたほうがよさそうです。

引き続き南西諸島制海権任務を実施、はじめの出撃でボスへ直行でき2回めの出撃もボス前へ直行できたかと思いきやそこで南下させられ、3回めの出撃に至ってははじめの分岐で北上させられさらにボス前で南下させられるという事象となり、はやくも先日に引き続いて大荒れの様相を呈しはじめます。
その後はやや持ち直し、最終的にはボス到達5回までにはじめの分岐での北上5回輸送船エリア3回うちボス前での南下2回高速建造材という完全無意味な場所1回となり、よくはないものの思ったよりは荒れなかったという結果となったでしょうか。

拡張海域は4-5を残すのみとなり、昨日は榛名さんを旗艦とした古鷹さんや鈴谷さんと熊野さん、瑞鶴さんと葛城さんによる艦隊を出撃させました。
その初戦は完全勝利、対潜戦となる第2戦は損害なく切り抜け、第3戦は大きな損害なく敵の全滅に成功、先へ進む権利を得ました。
そうしてたどり着いたボス戦、航空戦は航空優勢を取りつつ双方何も起こらず、昼戦は古鷹さんが大破し葛城さんが小破に対し港湾棲姫さん混乱その他撃沈とし、夜戦を挑み敵の全滅に成功しました。
艦載機はついに鈴谷さんの瑞雲12型が全滅してしまいました…が、ボス戦の航空戦時に鈴谷さんが艦載機を放ちましたのでここまでは生きていた様子で、この航空戦の際に全滅した模様です。

4-5での艦載機蒸発を見越してその後少しでも熟練度が上がる様に、3回出撃任務が発動していて海上護衛強化月間ともども実施する1-5への出撃は4-5出撃の後に、もちろん日向さんに全滅した瑞雲12型を載せて敢行…軽巡洋艦はレベル98ながら由良さんたちに較べると経験値の少ない五十鈴さんをとりあえず続投させることにしました。
その絶望の初戦は日向さんが7の損害、恐怖の第2・3戦は無事切り抜け、ボス戦は満潮さんが中破し五十鈴さんが3の損害を受けつつ敵の全滅には成功しました。
そして戻ってくると瑞雲12型は青い線が1本だけ入り、多少の足しにはなったといえるでしょうか…あとはその瑞雲を秋津洲さんに載せた状態で彼女を含んだ艦隊で3-2へ出撃をして回復に勤しみます。
この記事へのコメント
引き続き、失礼します。
アイマスは、本当に長く続いていますね。
当初は、Pとアイドルの関係がメインのギャルゲーだったので、私は全く触れていないのですが、シリーズが進むにつれて、アイドル同士にシフトしてきているみたいなのは、やはり時代の流れなのでしょうか。
まあ、管理人さんが指摘されていた悪役ポジのキャラは、どうせなら身内ではなく、ライバル事務所などにすればもっと納得できたかもしれませんし、ライバル事務所のアイドルが登場すれば、女の子たちの幅も増すように思ったのですが、素人考えでしょうかね(笑)
Posted by おーらんどー at 2016年03月06日 09:43
おーらんどーさまへ>
こちらへもわざわざのコメント、ありがとうございます。
『アイマス』シリーズ、実のところ私もゲームはしたことがなかったりするのですけれど、ゲームでのプロデューサの扱いが『艦隊これくしょん』における提督の様に性別などがあまり見えない存在になっていれば、まだその様な感じのゲームでも妄想で何とかなりそう、かも…?
とはいえ、その『艦これ』もそうですけれど、やはり作中の女の子同士のカップリングで見るほうがよりよい感じですので、その流れは嬉しいところです。
今作のプロデューサさんの様なかたでしたら安心して観ていられますし、その意味でも今作のアニメはよいものでした。

あの人については…確かにその様な設定でしたほうがまだ受け入れられたかも、ですね…。
原作の性質上他の事務所を出すのが難しいのでああいうキャラになったのかもしれませんけれど、そもそもあんな人必要なかった…やっぱり今作でほぼ唯一の残念な要素でした…。
Posted by 桜乃彩葉 at 2016年03月06日 22:16
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