□まなびストレート!SAKRA(2)
■ヱシカさま/ショーゴさま(作・画)/ufotableさま(原作)
○イラスト評価:★★★★☆(3.5)
○内容評価:★★★★☆(4.4)
○百合度評価:★★★★☆(3.0)
○総合評価:★★★★☆(3.9)
こちらは過日色々なコミックとともに購入をしたものとなり、過去に既刊を読んでいることから購入をしたものとなります。
コミックスとしましては『艦これ』の一部コミカライズ版やアンソロジーなどと同じものとなります。
こちらはアニメ化もしており以前読んでいる様に別のコミカライズ版も読んでおりゲーム化もしている作品のコミカライズ版となります。
内容としましては、櫻園寮という場所で過ごす女の子たちを描いたお話、となるでしょうか。
と、説明が以前読みました第1巻の感想とずいぶん変わりましたけれど、この巻ではその第1巻のまなびさんたちの活動の結実として誕生したその櫻園寮へ実際に入寮したかたがの日々が描かれていくことになります。
主人公さんもその新たに入寮されたかたに変更、ですのでオリジナル版のまなびさんたちや第1巻に登場した菰さんなどの出番は(ほぼ)ありません。
この巻での主人公は真心紗久さんという14歳の女の子…基本的に元気でまっすぐ、ちょっとおバカというまなびさんの様なキャラクターといえるでしょう。
その彼女が寮へやってきてはじめて出会ったのが、名和朔良子さんというちょっとクールな雰囲気を感じる18歳のかた…過去のトラウマもあり非常に集中力が高いかたなので、また寮へ通いつつお仕事も同時にしているのですけれど、そのお仕事のことで終盤にひと悶着が発生し…?
そしてもうお一人、入寮の手続きは取ってありますのに全然やってこない備前咲綾さんという11歳の女の子…手続きは母親が勝手にしたということで行く気はなかったのですけれど、日々遊びにやってくる様になってしまった紗久さんと接しているうちに閉ざしていた心が開いていき…?
…この3人、名前の共通点のほうへ目が行きそうですけれど、名字の頭文字を取ると…?(何)
お話のほうは、その様な皆さんの日常を描いたお話…。
朔良子さん、咲綾さんともにちょっと問題を抱えたかたがたなのですけれども、それを紗久さんがそのまっすぐな気持ちで打ち崩していくというお話で、かなりよい友情のお話になっています。
作者のかたがあとがきで「『まなびストレート!』としては求められていた構成ではなかったかもしれませんが」と触れている通り、第2巻はほぼ別に作品になっている印象も受けるながら、これはまなびさんたちが目指したかたちを体現した世界の物語になるわけですし、そしてお話はまなびさんたちのお話同様にとてもまっすぐでよい友情のお話となっていましたので、これはこれでよいでしょう。
その様な今作はこの巻で完結、最終巻となっています…終わりかたもなかなかきれいな終わりかたでしたのではないでしょうか。
イラストはなかなかよきものです。
百合的には友情なお話ながら紗久さんとお二人との関係がよきものです。
ということで、こちらはこの巻で完結となりましたけれど、よいお話でした…でもどうしてこのタイミングで『まなび』の続編が出てきたのかは謎…(何)
また、同時にこちらも読みましたので…。
□ヴァルキリードライヴ マーメイド(1)
■yuztanさま(漫画)/VALKYRIE DRIVE PROJECTさま(原作)
○イラスト評価:★★★☆☆(3.4)
○内容評価:★★★★☆(3.5)
○百合度評価:★★★☆☆(3.3)
○総合評価:★★★☆☆(3.4)
こちらも上の作品とともに購入をしたものとなり、色々と気になったことから購入をしたものとなります。
コミックスとしましては『マテリアル娘。』や『悪魔のリドル』『なのはViVid』などと同じものとなります。
こちらは2015年秋に放送されたっぽいアニメのコミカライズ版となります。
…上の作品と一緒に購入をした、原作はアニメなコミカライズ版作品、ということで一緒に読んでみました。
内容としましては、特殊な能力を持った(持ってしまった?)女のかたたちの生き様を描いた作品、となるでしょうか。
と、説明が以前劇場版を観ました『スクライド』の男を女に替えただけになりましたけれど、お話の設定としては概ね同じものという印象を受けます。
この作品の物語の舞台はマーメイドと呼ばれる人口の島であり、そこには特殊能力に目覚めてしまった少女たちが隔離というかたちで送られているといいます。
その島ではヴェルターと呼ばれる組織が治安維持などをしている模様で、このあたり『スクライド』におけるアルターとロスト・グラウンド、そしてホーリーに重なるところがある気がします。
お話の主人公は処女まもりさんという16歳の、ごくごく普通の女の子…名字は「とこのめ」と呼ぶのですがやや独特なもののため過去にいじめを受けてしまったこともある様で現在も会う人会う人にからかわれたり普通に間違えられたりします。
彼女はある日その特殊能力に目覚めてしまい、わけのわからないうちにその島へ流れつき、早々何者かの襲撃を受けるのですけれど、それをたすけてくれた…どころか突然口づけまでしてくる少女が出現します。
後に解ることですけれど、特殊能力は2人で発動させることが条件となっており、その発動キーとして口づけが必要な模様です?
特殊能力について、自らの肉体を武器に変化させるエクスターと呼ばれる存在とその武器を装備し使用することのできるリブレイターの二種類の力を持つ能力者がおり、ですので能力者が二人で一人、ということになるみたいです?
まもりさんの前に現れたのは敷島魅零さんというやや褐色な肌で鋭い目、かなり大きな胸など下で触れる『艦これ』の武蔵さんに重なる印象のかた…かなり大人びた雰囲気なのですけれども年齢は15歳とまもりさんよりも年下です。
その運命的ともいえる出会いのためまもりさんはちょっと否定しつつもでも彼女のことが気になる様子…一方の魅零さんもあまり感情を表には出さないながらも彼女のことをかなり気にしている様子が見られます。
彼女はこの島にくるまでにかなり大変なことをされていたのが垣間見れるのですが、今のところ詳細は不明です。
その他の登場人物について、そのヴェルターというところにいるかたがたや、あるいはそこでの生活が嫌で脱出し生活をしているかたがたなど…。
今のところちょっと登場人物をしっかり把握できていないので、そのあたりはご容赦いただくとして…今のところ、まもりさんたちはヴェルターを脱出して敵対する立場になっている模様です。
…そのヴェルターを設立したのはこの島で唯一の男性とされているかたでまもりさんが彼のことを意識したりして百合的に危うくなりそうな気配が見られたものの、その人は女性であることを隠した女性の模様…。
お話のほうは、その様に突然特殊能力を持ってしまったために隔離された島へ飛ばされてしまった女の子のお話…。
その島は上で触れた『スクライド』のロスト・グラウンドの様にやや暴力が支配し気味な場所で、まもりさんはどちらかといえば振り回される立場なのですけれど、魅零さんが守ってくださっているというところで…このお二人の関係がどうなっていくかなどはやはり今後を見守る必要があるでしょう。
お話も今のところ混沌としていてこの先どうなるのかよく解りませんのでこちらも見守る必要があるところ…ともかく今のところまだ何とも言えない展開です。
その様な今作、どうして気になったのかというととっても大好きなあのかたがこちらのアニメ第1話をかなり酷評していらして、そのために怖いもの見たさで気になりこうしてコミカライズ版が出たのを機会に手に取ってみたわけです(そのあのかたのお話ではどうやらゲームも出ているみたいで、そちらは面白そうとのことですけれど、果たして…?)
実際に読んでみるとその理由も確かに解ります…少なくともコミカライズ版は相当過激な描写が目立ち、これは結構人を選ぶ作品なのではないでしょうか。
その過激さはやや似た印象を受ける作品群、つまり以前コミカライズ版を読んでいる『クロスアンジュ』や以前コミカライズ版の一つを読んでいる『クイーンズブレイド』などよりも上で年齢制限がついてもおかしくない感じ、これをそのままアニメで放送するのは不可能なのでは、という印象…そのあたりどうなっているのでしょう、そこが普通に気になるところで…?
ただ、『クロスアンジュ』に較べると現状登場人物は女のかただけな分、そのあたりは安心できる印象でしょうか…百合的にもそれや『クイーンズブレイド』などよりかなり期待できる面が大きい、というのもよいことです。
イラストは悪くありません。
百合的にはメインのお二人をはじめ、その特殊能力発動のシステムの面も含め期待できそうなところです。
ということで、こちらは相当に過激な描写の目立つ作品で年齢制限ぎりぎり、といった印象を受け人を選ぶ作品ではありますけれどお話自体はなかなか悪くない感じで百合的にも期待できそうなところですので、引き続き見守ってみましょう。
…ただ、さすがに今更アニメDVDにまでは手はのびません?
『艦隊これくしょん』の開発は12cm連装砲、41cm連装砲、失敗、天山となり、41cm連装砲が出ましたのでよい結果です。
戦いのほうは、まずはいつも通りに輸送船3撃沈任務を実施するために2-2へ通商破壊艦隊を派遣しはじめの出撃で輸送船エリアへ到達、珍しくはじめから輸送船4の当たり編成と遭遇でき任務達成となりました。
引き続き南西諸島制海権任務を実施、昨日は空母3撃沈任務も発動しており、けれど南西諸島任務艦隊の2-2への出撃が1巡した時点でヲ級さん編成出現は0回でしたので2-3へ潜水艦隊を派遣、北上しての輸送船エリア行きとなりつつ空母は2しか存在せず任務に失敗しました。
その後2-2でヲ級さん編成が出現し空母3撃沈任務は達成、南西諸島任務は最終的にボス到達5回までにはじめの分岐での北上3回輸送船エリア2回うちボス前での南下1回高速建造材という完全無意味な場所1回となり、よくはありませんけれども悪くもない結果となりました。
南西諸島任務後の潜水艦撃沈任務は1-5への3回出撃任務の最後の1回とともに実施することにします。
その絶望の初戦はけれど満潮さんへの先制雷撃は外れてくださり、恐怖の第2・3戦は無事切り抜け、ボス戦は満潮さんと阿武隈さんが微少ダメージを受けつつ敵の全滅には成功しました。
これで先週分の1-5への3回出撃任務も無事終了となりました。
今日は月曜日ということで諸々の週間任務の消化を実施しますけれど、運営電文によると朝潮型の他に白露型のどなたかの改二仕様も準備されている模様…他にも候補は多々いますけれど、五月雨さんに期待してもよいです、か…?
何気に朝潮型もお二人、となったみたいで…朝潮さんか満潮さんでしたらレベル98ありますので確実にできますけれど、その他のかたでした場合…大潮さんや荒潮さんもレベル上げはできていないものの好きなかたがたですので、彼女たちでした場合はこの機会にレベル上げしてみます、か?(ならすでに改二仕様がある叢雲さん初春さんに暁さんや皐月さん、綾波さん、響さんに吹雪さんや睦月さんなどは好きではないのか、といえば皆さん好きなのですけれど、もう人数が多すぎて今更という感じに…/何)
『七竜3』はスカイラウンジでパーティメンバー以外のかたがたと引き続きお会いしてみたのですけれど、ミオさんとの3回めの会話が2回めと同じとなり、現状では2回で終了の模様です。
ナガミミさんとの会話では彼(?)が地球外生命体であることが判明…以前第2作をしている『2020』でかなさまが、そして説明書を見ると無印のプリンセスな職業のお一人も同じデザインのぬいぐるみを持っているのですけれど、これとの関係は…。
また、ユウマさんとの会話が恋愛的な意味で多少不穏な気配を醸し出してきました…今後変に進展しないかやや注意が必要そうですけれど、そもそも疑似だとしてもアサミーナさんがああいう提案を受けるかとなると大いに疑問ですしここで止めておくべきか、それともしてしまった約束は果たすべき…?
お話は先へ進むことに…プレロマでパーティを3つに分けることになります。
ティセちゃんやサリサディアさんにとってはこれが初の実戦となるわけですけれど、どの職業も普通に使いやすくて問題のないことが確認されました。
それに皆さんキャラクターとしてもよい感じで、経験値はばらついてしまいますけれど、ときどきはこうして全員を使う機会が生じるのもよいかもしれません(ばらけた状態でセーブをしても主人公はアサミーナさん扱いのままですし)
…サリサディアさんは鎧を着こんでいるのですけれど、きちんと足音が他の皆さんとは違う感じになっていました。
パーティを分割して3の帝竜を撃破したのですけれど、その合間にエメルさんの様子を見ることができ、謎の仮面が彼女を見守っている様子を見ることができました…髪の毛からして嫌な予感もしますけれど、その様なはずはないでしょう。
その後ユウマさんと相対する様子が見て取れたのですけれど、あなたはもう憎みに憎んだ真竜になっている、なんて他人に言われてもそれは受け入れるはずがありません。
アサミーナさんたちはパーティを合流してもまだダンジョンに先がありますのでそれを進み、最奥まで進むのですけれど、ダンジョンはあくまでプレロマの外郭のみとなっており、無印で入れた塔の中は結局入れずじまいでした。
最奥ではエメルさんとユウマさんが対峙しており、ユウマさんが優勢で彼女から竜殺剣を奪うととどめを刺そうとするのですけれど、そこへアイテルさんが出現しユウマさんからエメルさんをかばうかたち…な立ち位置ながらエメルさんに刺されて消滅してしまいました。
これでエメルさんは完全に暴走モードへ移行しユウマさんは吹き飛ばされるのですけれど、アイテルさん何をしたかったのですか…妹を刺したエメルさんは当然絶望してどうしようもない状態になってしまいましたし、またしても真竜を撃破できなかったユウマさんもますます心に闇を負ってしまいもうかわいそうになるレベルで、本当に何もいいことなし…。
エメルさんとアイテルさんは一体化し第4真竜ヒュプノスと化し、ここで彼女たちなりの真竜への解釈が語られるのですけれど、その以前している『サモンナイト4』で堕竜ギアンが目指した至竜への変化に近い解釈を正しいとするのならば真竜は普通に増える、合計7であるという仮定は成り立たなくなりますよね?(エメルさんが真竜になった時点でおかしいわけですが)
そもそもヒュプノスが第4真竜となったのは第7真竜を待ち受ける西暦2100年の5000年後のことなのですから、それまでは第4真竜は存在しなかった、ということになってしまいませんか?(そもそも真竜の数が増えたりするのでしたら数を数えること自体不毛で…)
そのあたりがどうしても納得も理解もできないながらともかく第4真竜ヒュプノスとの戦いとなりますけれど、エメルさんとアイテルさんの自我はまだ残っておりむしろ討たれることを望んでおり、戦闘も彼女たちにボイスもあり切なげなボーカル曲が流れ悲しいです。
さすが強さも本物で3回攻撃を実施してきます…が、例によって麻痺が効いてしまい3回全て麻痺で行動不能、ということも多々発生しますので、麻痺を切らさなければ撃破は容易なのでした。
撃破するとエメルさんは元の姿と自我を完全に取り戻すものの消滅は避けられなくなります。
亡くなられる際、ドラゴンへの執着もなくしすがすがしい様子で消えていきましたけれど、『2020-2』で真竜フォーマルハウトに消滅させられる直前の想いは忘れてしまわれたのでしょうか…。
…そもそもそこで真竜フォーマルハウトに消滅させられた時点で亡くなられた、と『2020-2』をした際には思っていたわけですけれども無印には普通にいらっしゃり、その間に何があったと…そのあたりは補完してくださらないのでしょうか。
東京へ戻り真竜の検体を渡してひとまず一段落着き、ユウマさんと真竜について話したり、あるいはミオさんがヨリトモさんのお見舞いへ行くのについていきます…この際の会話から、ヨリトモさんがミオさんの父親だという事実、どうもアサミーナさんは普通に気付いている様子です。
昨日はそこまででしたけれど、何気にクエストが1つ発生していますのでマイルームで休むのはそれを終えてから、ということにしましょう。
上記で触れた様にエメルさん関連のイベントは時系列や真竜についてなどかなり不明な点が多くてすっきりしないのですけれど、彼女の最期はやはり切なく悲しいもので、これが真竜ニアラの出現と千人砲、人竜Mの暴挙、真竜フォーマルハウトによる国会議事堂襲撃事件に続く中盤の山場だったのでしょう…満足をしてアサミーナさんへ後事を託した、というのはよかったのですけれども…。
…こう並べてみると、本当に人竜Mの暴挙だけは本当にただの暴挙…アオイさんにほんわか作業員さん…。
一方の無印は引き続き世界を回り、一通り回り終えましたけれど先日以上のことは発生しませんでした。
けれどやはり特にネバンプレス帝国の人々と話していると切なくなります…そしてプレロマにいるかたがたのことを案じる台詞をおっしゃるエメルさんも『3』での末路を思うと悲しい…。
【(更新終了)百合(かも?)作品感想の最新記事】
「ヴァルドラ・マーメイド」、私はすでにアニメ版を視聴しているのですが、確かに最初はお色気を売りにしている印象が強いので酷評されるのも分かる気がしますが、後半は(「エル」同様に?)全く男も絡まず、しっかり女性同士のつながりを正面から描いてくれていますし、バトル主体の作品としても人が無残に死ぬような殺伐した場面はありませんのでその点も安心でき、バトル百合としては良質なほうかと思っています。
わざわざのコメント、ありがとうございます。
『ヴァルキリードライヴ マーメイド』について、私は今回のコミカライズ版ではじめて触れたのですけれど、やはりアニメ版もこれくらい過激なものなのですか…それはやはり、人を選びそうではありますね…。
ただ、百合的によきもので、それに殺伐ともしていないとのことで、この先の展開がなかなか期待できるものの様子なのですね…。
ひとまずはこのコミカライズ版の続きを楽しみにして見守ってみようと思います。