2016年06月25日

二人の時間

先日クリアしましたゲームの感想です。
秋編です
□FLOWERS -Le volume automne-
 ○イラスト評価:★★★★★(5.0)
 ○グラフィック評価:★★★★☆(3.5)
 ○システム評価:★★★☆☆(3.3)
 ○内容評価:★★★★★(4.7)
 ○音楽評価:★★★★★(4.5)
 ○声優評価:★★★★★(4.5)
 ○難易度:★★☆☆☆(2.0)
 ○百合度評価:★★★★★(4.5)
 ○付加要素(おまけなど):★★★★☆(3.6)
 ○総合評価:★★★★★(4.5)

こちらは過日届いたものとなり、過去にシリーズをプレイしていることもあり購入をしたものとなります。
こちらはPCなゲームとなり、特に年齢制限などはありません…またPCなゲームとしては珍しく普通のCDサイズのパッケージとなっています。

内容としましては、全寮制の女子校で起こる秋の出来事を描いた作品、となるでしょうか。
と、説明が以前オリジナル版をしていて以前ヴィータさん版をしている春編や以前オリジナル版をしていて以前ヴィータさん版をしている夏編から節を変えただけとなりましたけれど、同じシリーズの作品ですのでそれも当然…ゲームシステムや世界観なども完全に同一となっていますので、詳細な説明は省略をします。

今回は第3作め、秋編となり、夏編の直後である秋から12月にかけてのことが描かれていき、今回も春編や夏編とは主人公が変更…今回は春編の主人公な蘇芳さんや夏編の主人公なえりかさんからすると上級生に当たる、2年生の八代譲葉さんが主人公になっています。
今回は夏編の千鳥さんの様な新キャラさんは登場せず、夏編に登場した皆さんでお話が進行していきます…譲葉さんが主人公ということで、お話はもちろん彼女と明らかに親密な関係にそれまでも見えたネリネさんとの関係が中心となりますけれど、さらにそこへ苺さんと林檎さんのお二人が入ってきます。
ルートとしてはもちろんネリネさんと一緒になるルートがトゥルーエンドとなりますけれど、他に林檎さんと一緒になるルートとバッドエンド的なもの、それに加えて林檎さん視点に移動し林檎さんと苺さんが一緒になるエンディングも存在します。
おそらく冬編へつながる正史としては譲葉さんとネリネさん、林檎さんと苺さんがそれぞれ一緒になるルートが採用されると思われます。
バッドエンド的なもの以外はハッピーエンドととらえてよい結末になっていますので、春編のマユリさんエンドほどに後味の悪いものはありませんので一安心…ただ、ネリネさんと一緒になると何と全てを投げ捨て…?

過去作同様に百合ゲージも健在、今回はそれにかかわる選択肢が非常にシンプルになっており、百合ゲージを満たす方向に選択肢を選んでいけばそれだけでトゥルーエンドに到達、その他のエンディングは百合ゲージを減らす方向へ進めると途中でルートを明確に指定できる選択肢が出現する様になっていますので、夏編に較べるとルート分岐がものすごく解りやすくなっています。
推理パートも健在で、今作では譲葉さんが3回推理を実施する機会が生じます…一番はじめの推理は春編並に何回となっていますけれど、残り2つはお話を普通に見守っていれば簡単なはず、です?

トゥルーエンドを迎えると前作同様にタイトル画面に変化が訪れるとともに、夏編同様にEXTRAなシナリオ、蘇芳さん視点の物語を見ることができます…こちらはトゥルーエンドさえ見れば出現したはずです(私はトゥルーエンドを1周めに見ましたので、その時点で出現していたはず…)
こちらでは譲葉さんからついに学院の謎の鍵を託された蘇芳さんがその鍵にたどり着くさまを描いているのですけれど、謎が謎を呼ぶままに冬編へ続く、となってしまいました…バスキア教諭が何か大きな鍵を握っていそうですけれど…?
冬編へ続く、の背景は春編のメインの3人、つまり蘇芳さんと立花さん、そして夏編と今作で出番のなかったマユリさんとなっており、冬編では彼女が登場するのでしょうか、けれどそれは一体何を意味しているのか…?
さらに、春編であった譲葉さんの大怪我事件は事故ではなく本当に事件で何者かの手によるものだということが判明したり、蘇芳さんの行く道は苦難のものになると確定している様子でしたりと、これは冬編は大荒れの展開が予想されてしまいます…?(これまで、特に夏編は大荒れと思われて別にそういうことはないお話がほとんどだったのですけれど、冬編はさすがにそうはいかなさそうな気配…)

ともあれその番外編を見ることで今作は無事終了となります…譲葉さんは基本的に愉快なかたなのですけれど、それは過去にネリネさんとの間であったことなどをきっかけに演じている、という趣の様子です。
お話の本筋はやはり譲葉さんとネリネさんの関係なのですけれど、苺さんと林檎さんはやはりかわいく微笑ましく、譲葉さんが彼女たちの存在に癒しを求めるのも解ります…トゥルーエンドだけでなく彼女たちのエンディングを見る価値は十分にあるといえるでしょう。
今作は夏編に較べるとやや重さを感じるところもあるのですけれど、その中にあってすでにデレモードに入っている千鳥さんとえりかさんは完全に微笑ましい関係となっており、このお二人の存在が物凄く癒しの存在になっていて楽しい…思えば夏編自体ずいぶん楽しいお話でしたし…。

そして最後に、その春編や夏編、それに以前している『りりくる』あたりと同様、特典としてドラマCD『二人の時間』がついてきましたので、昨日はこちらを聴いてみました。
こちらには2つのお話が収録されており、1つはトゥルーエンド後のこと…何と、学院を後にされた譲葉さんとネリネさんの後日談が描かれていきます。
お二人はもう外の世界で完全に自立した生活を送るに至っており、これはもう確実に冬編での出番はなさそう…外の世界へ出たお二人の生活、それに過去のことも回想で語られたりと、本編をプレイした後に聴けばよりお二人の関係を想像できるでしょう(今回は本当に本編が終了するまでは聴かないほうがよい内容です)
もう一つはもうすっかりおなじみとなった怪談話なのですけれど、ここではどうして蘇芳さんが虫嫌いになったのか、その理由が明かされます…これは本当に怖いお話…。

イラストは過去作同様でとてもよいものです。
グラフィック、システム面も過去作と変わりありません。
内容については、夏編の千鳥さんという個人的にもう本当に全てが好みに合致したかたのお話と較べるのはさすがに酷なのですけれど、それでも十分によいお話です…余談ですが、オートモードでプレイすると要所の曲はちゃんとシーン終了に合せて曲が終わる様になっています。
音楽や声優さまも過去作同様でよきものです。
難易度について、はじめの推理パートが難しくなっているのですけれど、ただルート分岐は単純明快になっていますので、総合すると結構簡単かもしれません。
百合的にも過去作同様にかなり正統派な百合作品となっていてその面でも満足できるものです。
おまけとしても過去作同様にドラマCDもついてきまして、それにギャラリーにもやっぱり4コマなどあり十分です。
ということで、過去2作を進めていると今作で登場人物全員がメインストーリーに関わってくることになりますので、一連でプレイしていくとそのあたり感慨深くなるもの…単体としても問題なくプレイできますけれど、やはり一連でするのがよいでしょう(夏編は単体でプレイしても問題なさそうですが…)
マユリさんを巡る謎はまた持ち越されましたけれど、冬編へ続くのは確実、そしてその冬編で物語は完結しそうですので、その謎もそこで解かれそうです…これは冬編を楽しみにしたいですけれど、これまでの傾向からするとその前に秋編のヴィータさん版が出そうです?
…蘇芳さんの影響で皆さん映画好きになってきたみたいですけれど、確かにこの作品をしていると出てくる映画を観てみたくなるかも…。

今後について、以前している『つい・ゆり』に上で触れた『りりくる』、そして今作と続いた百合作品のラッシュも終わり、というより以降続くものが現状(ちょっと懐疑的な『カタハネ』以外)見当たりませんので一段落着くかたちとなります。
ですので延々能力値upを続けている『七竜3』を続けていくことになりますけれど、まだ果てが見えない…限界まで上げ続けますけれど、果てはいつ見えるでしょうか…。
…『つい・ゆり』『りりくる』に今作と、百合的なことはもちろん、イラストについてもかなりレベルの高いものが続いてくださったのですよね…嬉しいことですけれど、もう先に続く作品はなさそうです、か…?


また、その様な先日はこの様なものが届いてもいました。
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今期作品が…
○普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。(OVA・2)
○あんハピ♪(1)
○ハイスクール・フリート(1)
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…こちらは全てDVDとなり、一連で予約をしているものたちとなります。

『ろこどる』はOVA全2巻の第2巻なものとなります。
『あんハピ♪』『ハイスクール・フリート』は両者とも今期放送されているはずなアニメとなり、今期は他にもまだ届いてはいない『三者三葉』とショートアニメな『パンでPeace!』と4作品、ショートアニメを除外しても3作品も予約してしまっています(その分前期購入作品は以前観ているショートアニメな『魔法少女なんてもういいですから。』の1作品だけだったのですが…)
『あんハピ♪』は以前原作を読んでいる通りきらら系枠ということで、『はいふり』は以前コミカライズ版を読んで悪くなさそうでしたリとっても大好きなあのかたがお気にされていらしたりしたことから購入をしてみました。

特典として『ろこどる』『はいふり』の2作品にはクリアポスターと全巻収納boxがついてきました…『ろこどる』については以前観ているTVアニメ版も含めて、ということになります。
特に『はいふり』は1巻のパッケージ自体が以前観ている『幸腹グラフィティ』並に特殊な箱になっていますので、収納boxも相当大きいものとなっています。
また、『あんハピ♪』のほうもCDがついてきたりと特典はblu-ray版と変わらない模様で一安心です。


DVD3つのうち、『ろこどる』は最終巻、『はいふり』は未知数な面が大きいところもあり、昨日は一番気楽に観ることのできそうな『あんハピ♪』第1巻を観てみました。

第1話は『4月7日 不幸な入学初日』ということで、こちらの作品は1話ごとに日付がタイトルに含まれていく模様です。
タイトル通り高校の入学の日を描いたお話なのですけれど、このお話の皆さんが入ったクラスは幸福クラスというよく解らないクラスだと説明されてしまいます。
つまり、このクラスに入った人は全員が不幸体質の持ち主であり、ここでそれを改善していこう、ということ…先生怖い…。
一番まともながら一応悲恋体質扱いにされてしまった瑠璃さん、極度の虚弱体質でまたネガティブ思考な牡丹さん、そしてオーソドックスに不幸体質ながらそれが度を過ぎている杏さんの3人は席が近かったこともあり自然と仲良くなっていきます。
このお話ではそれぞれの皆さんの体質を紹介しつつも仲良くなっていくさまを描いており…杏さんが物凄くいい子です。

第2話は『4月11日 ハイテクな身体測定』ということで、タイトル通りハイテクな装置で身体測定が行われます。
ここで学園の案内ロボットだというチモシーが登場…彼(?)はこの時点では単なる高性能ロボットかと思われたのですが…(何)
身体測定とともに部活見学も行われるのですけれど、やっぱりメイン3人では杏さんと牡丹さんの体質が強烈すぎて瑠璃さんがごくごく普通のまともな人にしか見えない…。
また、この時点では響さんと蓮さんはまだ背景程度の登場といったところになっています。

ということでこちらの作品、実のところをいうと最後まで購入しようかどうか悩んだ末の購入、でしたり…いえ、今期は作品が多いうえに、こちらの原作はそれほど強い印象に残るほどのものではなくって、アニメ化したのは意外と思えるほどでしたから。
それでもこうして観てみると明るく楽しい作品になっており、購入して損はなかったかなと思えます…今のところ問題はなさそうです。
作画は普通程度といったところですけれど、こちらも悪くありませんし、声優さんはもちろん問題なく合っています。
そういえば今作の主人公について、原作の第1巻を読んだ際の印象では瑠璃さんがそうだという認識で、このアニメ版を観てもやっぱり瑠璃さんが主人公の立ち位置に見えるのですけれど、でもDVD第1巻のジャケットを飾ったのは杏さんですし、それに原作も杏さんに何か隠された謎があったりと、彼女が主人公なのかも…この手の作品は杏さんの様な明るく元気な子が主人公、というパターンがよく似合いますし。
何気に今作も以前原作を読んでいて同じきらら系なのに同じクールでアニメが放送された『三者三葉』のメインキャラ3人と似た印象の3人が主役なわけですけれど、外見はともかく内面は結構違います(特に眼鏡な立ち位置なかた…/何)
オープニングに椿さんの姿が確認できましたけれど、彼女はアニメ本編に登場するのでしょうか…ともあれこちらは楽しい作品ですし、引き続き見守りましょう。


『艦隊これくしょん』の開発は失敗、15cm3連装砲、4連装魚雷、失敗となり、いつも通りの惨状…。
また、大型艦建造を実施するものの、結果は蒼龍さんということで、解っていたこととはいえ結局貴重なボーキサイトを無意味に蒸発させるだけで終わりそうです…。

戦いのほうは、まずはいつも通りに輸送船3撃沈任務実施のため通商破壊艦隊を2-2へ…けれどボスへ直行させられ任務失敗…。
2回めの出撃ははじめの分岐を北上させられしかもそこからボスへ進まされ、通商破壊艦隊は何ら為すことなく任務に完全失敗…。
仕方ありませんので特設艦隊を編成し出撃、けれどまたなぜかボスへ直行させられ任務失敗…。
2回めの出撃ははじめの分岐を北上させられしかも高速建造材という完全無意味な場所へ吹き飛ばされ、この艦隊すら何ら為すことなく任務に完全失敗…。
どうしようもなくなってきましたので、南西諸島任務用艦隊その1から空母を外して出撃、はじめの分岐で北上させられつつ輸送船エリアへ到達、けれど見事にル級さん+輸送船2の大外れ編成と遭遇させられ任務失敗な上にビスマルクさんが微少ダメージのみで小破近い損害を受けました…。
ため息しか出ない状態となりつつ、仕方ありませんので潜水艦隊を2-3へ派遣…けれどこれすらボスへ進まされ任務失敗…。
2回めの出撃、分岐で北上させられつつも何とか輸送船エリアへ到達、ようやく任務達成となりました。

もうこの時点でげんなりしつつ、でも引き続いて南西諸島制海権任務を実施、輸送船撃沈任務であれだけ無意味にボスへ進まされたのですからこちらでもどんどんボスへ進行…などということはもちろんなく、はじめの出撃から2回連続で高速建造材という完全無意味な場所へ吹き飛ばされ、ようやくボス前へ到達できたかと思えばそこから南下したりと、輸送船任務の際に無駄に運を使った様なかたちとなってしまいました。
その後は一転し5回連続でボスへ進行、最終的にはボス到達5回までにはじめの分岐での北上8回輸送船エリア2回うちボス前での南下1回高速建造材という完全無意味な場所2回となり、これ単体で見ればはじめの分岐での北上や高速建造材という完全無意味な場所がやや多めで多少悪いといった結果なのですが、輸送船任務の難航っぷりと合わせると極めて荒れた結果、ということになってしまうでしょうか…。
損害も多発したのですけれど、高速修復材が溢れそうになっていますのでそちらを使用してしまいます。

昨日はその時点で疲れてしまったこともあり、また時間もなかったこともあり最前線海域への出撃はお休み…でも5-3でのレベル上げは実施し、少なからぬ損害を受けましたので高速修復材が溢れることはまだなく…?
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