2016年07月29日

病めるときも健やかなるときもおねえちゃんを愛すると誓います

先日読みましたコミックの感想です。
最終巻でした
□小百合さんの妹は天使(4)
■伊藤ハチさま
 ○イラスト評価:★★★★★(4.8)
 ○内容評価:★★★★★(4.5)
 ○百合度評価:★★★★☆(3.8)
 ○総合評価:★★★★☆(4.3)

こちらは過日色々なコミックとともに購入をしたものとなり、過去に既刊を読んでいることから購入をしたものとなります。
コミックスとしましては『Candy boy』のコミカライズ版や『ガールズ&パンツァー』の一部コミカライズ版などと同じものとなります。
作者のかたは以前読んでいる『チヨちゃんの嫁入り』などを描かれたかたとなります。

内容としましては、文字通り天使な妹のいる姉を描いたお話、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第3巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をします。
この巻ではまず前巻に登場したカメラマンのちひろさんに関する顛末から…彼女は美琴さんではなく小百合さんと過去に接点があり、ですので彼女が気にしていたのは美琴さんではなく小百合さんだったのです。
ですので小百合さんとちひろさんが二人きりになったときに少々危うい気配が流れてしまいますけれど…このお話の美琴さんとちひろさんはお互いになかなか怖い雰囲気…。

ともあれそのことも落着し、小百合さんと美琴さんは再び平穏な日常を送ることになる…かと思われたのですけれど、美琴さんの様子が少々おかしくなってきました。
何か時間に追われている様な、焦っている様な…彼女は自分に残された時間があとわずかしかない、ということに気づいていたのです。
ここからこのお話の最大の謎である美琴さんがどうして天使の姿をしているのか、という点について触れられていくわけですけれど…これは結構ありがちな理由、といえるでしょうか。
それでも最後はきれいにまとまって終わりましたので、お話としてはよいもの…どうしてゆうきさんに美琴さんの天使の姿が認知できていたのかは、いまいちよく解りませんでしたけれども…(ちひろさんはどうやら別に美琴さんの天使の姿は見えていなかった模様…?)

ということで、こちらの作品はこの巻で完結、最終巻となりました。
終盤の展開はありがちといえばそうなのですけれども、それでも盛り上がりは大きくそれにやはりハッピーエンドで終わってくださいましたので何の問題もなく、お二人のこれからの幸せを願わずにはいられません…その意味で、さらに先のお二人の様子も見守りたくなるでしょうか(ゆうきさんたちのその後なども含めて…)
その他、お話の合間にはちょっとしたおまけ漫画も収録されていますけれど、美琴さんはなかなか直球…。

イラストはよきものです。
百合的にはやはり十分、実の姉妹のお話としては相当高いところではないでしょうか。
ということでこちらの作品はこの巻で完結となりましたけれど、なかなかよい作品…こちらの作者さまはよい百合作品をたくさん描いてくださっており最近ではもしかすると一番よくお見かけするといえるかもしれないレベルですし、今後にも期待したいものです。


また、同時にこちらも読みましたので…。
微笑ましい…
□新米姉妹のふたりごはん(2)
■柊ゆたかさま
 ○イラスト評価:★★★★☆(3.5)
 ○内容評価:★★★★★(4.6)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.2)
 ○総合評価:★★★★☆(4.2)

こちらは先日色々なコミックとともに購入をしたものとなり、過去に既刊を読んでいることから購入をしたものとなります。
コミックスとしましては『ひとりぼっちの○○生活』や『あやかしぃのに』『やがて君になる』などと同じものとなります。
作者のかたは以前読んでいる『Good night! Angel』を描かれたかたとなります。
…上の作品同様に姉妹をメインテーマの一つにした作品、ということで一緒に読んでみました。

内容としましては、義理の姉妹となった二人の女の子の日常を描いたお話、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第1巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をします。
この巻でも義理の姉妹となり、そして一緒に暮らすことになったお二人の日常を描いていき、お料理が苦手なサチさんが調理実習のためにあやりさんにプリンの作りかたを教えてもらったり、あやりさんがサチさんのお誕生日を祝ったり、あるいは一緒に映画を観たりと、お二人の関係もとてもよいものになっていっています。
そのお二人のやり取り…天然なサチさんとクールながらかわいらしいあやりさんというキャラクターもとても微笑ましく、読んでいるこちらも心があたたかくなります。

その様な今作は姉妹のよい関係を描くとともに、やはり1話ごとに何かしらのお料理を作る、というお料理漫画要素もあります。
最近は自転車ものとあわせて読む機会の多い印象のするお料理要素のある作品、今作はお話ごとにレシピも収録されておりやはりそちらの要素も十分といえるでしょう。
つまり要するに、おなかのすいているときに読むのは危険な作品群の一つ、となるわけです(何)

イラストはなかなかよきものです。
百合的にはやはり姉妹のお二人だけでなく、巻末のお話から絵梨さんもなかなかよい感じです。
ということで、こちらはおなかがすく危険性はありますけれども微笑ましくよい作品で、続きも見守りましょう。


『艦隊これくしょん』の開発は10cm連装高角砲、甲標的、中型艦バルジ、水観となり、水観が出ましたのでよい結果です。
演習ではT字有利ながら照月さんが扶桑さん改二仕様を一撃で大破に…夕立さんでしたら解るのですけれど、他のかたでこの事象は少し驚いてしまいましたかも?
…のんびり遠征でレベルを上げている神風さんがレベル45、磯風さんは37に秋月さんは35、嵐さんは31で親潮さんは30なってもまだ誰も改仕様になれません…思えば春風さんはレベル50、朝霜さんは45、照月さんは40にならないと改仕様になれませんでしたし、最近のかたがたは要求レベルが総じて高い、ということなのでしょうか…。

戦いのほうは、まずはいつも通り輸送船3撃沈任務実施のため通商破壊艦隊を2-2へ派遣し輸送船エリアへ直行でき、ル級さんが存在しつつ輸送船も3存在し、相手の命中率が100%でしたものの任務達成となりました。

引き続いて南西諸島制海権任務を実施、先日は荒れに荒れたこちら、昨日もまたはじめの出撃からはじめの分岐で北上させられそのままあらぬ方向へ進まされ、さらに次の出撃ではボス前で南下させられはやくも不穏な気配が漂います。
結局最終的にはボス到達5回までにはじめの分岐での北上6回輸送船エリア4回うちボス前での南下2回高速建造材という完全無意味な場所1回となり、先日ほどひどくはないもののそれでも十分荒れた結果となり、何だかものすごく嫌な流れができつつあるっぽく、ため息が出てしまいます…。
損害のほうも小破3をはじめ、こちらも先日ほどではないながらもそれでもやはり多くなってしまい、どうにも負の連鎖が続いている印象…一刻もはやく、今日にでも断ち切りたいものですが…。
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