□マトイ・ナデシコ(2)
■神馬耶樹さま
○イラスト評価:★★★☆☆(3.4)
○内容評価:★★★★☆(4.4)
○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
○総合評価:★★★★☆(4.0)
こちらは過日色々なコミックとともに購入をしたものとなり、過去に既刊を読んでいることから購入をしたものとなります。
コミックスとしましては他には持っていないものとなります。
内容としましては、弓道部な女の子たちを描いたお話…。
と、説明がやはり以前読みました第1巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をします。
この巻では纏さんに対し過去にトラウマを与えたかたがコーチとしてやってきてしまい、さらにそのかたと纏さんとの過去に何があったのかを(志摩子さんに話していたのを立ち聞きして)知ったルイさんは、彼女と勝負として自分が勝てば纏さんに謝ってもらう、なんて言い出して纏さんは戸惑うばかりです。
この勝負は勝負で、纏さんの成長した一面や弓道に関する知識も盛り込まれており、最後もまずはめでたしめでたしで収められるものになっていました。
後半では部長さんたちがどうしても団体戦に出ない理由が語られたりしますけれど、校長横暴すぎ…その理論ですと剣道部がどうなっているのか非常に気になるところです。
ともかくあと一人部員を揃えないと団体戦へ出られないという中、雪村希良さんという1年生で明るくかなり気楽な性格をしたかたが仮入部をしてくださいました…が、彼女が仮入部してくださった理由というのがかなり独特なもので、ですので正式な部員になるつもりはまったくないといいます。
その様な彼女を部員に引き込もうと志摩子さんは策を考え、希良さんもその性格から簡単に乗ってきて…?
こうしてお話は団体戦に必要な部員を集めることができたのですけれど…何と今作はそこで終了、この巻で完結、最終巻だといいます。
まさに打ち切りという表現がふさわしい、これからが本番だというところでの終了ということで、もう落胆もひとしお…この巻の最初の人物など、何か意味はあったのでしょうか…。
どうも連載していた雑誌(?)が終了したため、っぽいのですけれど…これは非常に残念です。
イラストは悪くありません。
百合的にはどうでしょうか、やはりよい友情なお話なのは確かで…?
ということで、こちらは面白い作品だったのですけれど、これで終わりというのは…消化不良感が激しすぎて非常に残念です。
また、同時にこちらも読みましたので…。
□はやて×ブレード2(5)
■林家志弦さま
○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
○内容評価:★★★★★(4.5)
○百合度評価:★★★★☆(3.5)
○総合評価:★★★★☆(4.0)
こちらも上の作品とともに購入をしたものとなり、過去に既刊を読んでいることから購入をしたものとなります。
コミックスとしましては『ストロベリーシェイク』新装版や『selector infected WIXOSS -peeping analyze-』などと同じものとなります。
作者のかたは以前新装版を読んでいる『ストロベリーシェイク』などを描かれたかたとなります。
…上の作品の校長が弓道部は武器を持っているため危険と言っていましたが、こちらはまさに学校内で武器を振り回す作品、ということで一緒に読んでみました(何)
内容としましては、女だらけの剣劇コメディ…攻めるも乙女、受けるも乙女ということで(どういうことで?)、天地学園という少し特殊な学校に剣技特待生として通う女の子たちの物語となります。
と、説明がやはり以前読みました第4巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をします。
この巻では結局人数が多すぎるため総力戦で一気に決着をつけてしまう流れとなり、その戦いがはじまっていきます。
はっきり言ってここへくるまでの流れが迷走している様にしか見えなくてやや気持ちが冷めてきてしまっていたのですけれど、やはり本格的な立ち合いがはじまると、色々なかたがたの思惑も重なったりして面白くなってきます。
コメディ要素もよい意味で相変わらずでしたし、この巻は十分に楽しめるものになっていました…はやてさんとナギさんが決着をつけようとする中、ついにひつぎさんが降臨されようとしていますけれど、果たして…?
その他、巻末には番外編として皆さんが質問に答えるコーナーがあり、こちらはいつも通りのおバカなお話です。
イラストは悪くありません。
百合的にはやはり刃友なかたがたたの関係などがよいものです。
ということで、巻末予告によると次巻は来年の新春に発売予定らしいながら、何とそれで完結とのこと…それは非常に残念なことですけれど、最後まで見守ってみましょう。
『艦隊これくしょん』の日々の任務結果は以下の通りです。
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【開発】
3連装魚雷、12cm連装高角砲、7mm機銃、失敗
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【輸送船3撃沈任務】
○通商破壊艦隊2-2:分岐北上→輸送船エリア到達・輸送船4編成任務達成
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【南西諸島任務(2-2)】
○はじめの分岐での北上:6(2連続:3)
○輸送船エリア行き:4(ボス前南下:3)
○高速建造材という完全無意味な場所行き:3
○ボス到達:3(最大連続逸れ回数:3→任務放棄)
○損害:中破1など
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…今週に入って大荒れ続きで先々日はもう続いての南西諸島任務に挑戦する気すら起こらなくなるほど荒れさせられた通商破壊艦隊による輸送船任務が昨日は1回の出撃で完了でき一安心…と思ったのも束の間、南西諸島任務のはじめの出撃からいきなりボス前での南下を引き起こされ、今度はこちらが大荒れの予感とされてしまいます。
その予感通り、1回ボス前へ直行しては2連続ではじめの分岐での北上、という北上率の高い状態を維持させられ、結果高速建造材という完全無意味な場所行きを頻発させられたり、ボス前での南下も連続発生させられたりと抑えられないどうしようもない流れ…結果、3回連続でボス到達できずが発生したため連日の任務放棄に至りました。
下で触れる作品があり、高速建造材という完全無意味な場所行き行きという嫌がらせを連発してくる様な大荒れ展開になど、はっきり言って馬鹿馬鹿しくていつまでも付き合ってなどはいられないのです…損害も大きく無為な出撃になってしまったわけですけれど、ろ号作戦が多少進みましたのでよしとしておきます、か?
開発結果も無残極まるもので、本当、たまには気持ちよく日々の任務を終わらせてはいただけないものでしょうか…下の作品がありますのでまだ過度な不愉快には至っていませんけれども、嫌な気持ちにさせられるのは確かですし…?
そして運営電文によると夏のイベントは大規模となるっぽい…大規模といえば昨年春や一昨年夏といったあたりを思い出しますけれどいずれも非常にきついイベントでした記憶が強く、少し不安になってしまいます、かも?
『スパロボV』は亡くなられたと思われた雪さんが意識を取り戻し古代さんと感動の再会をしたところから…これ自体はいいお話なのですけれど、ただそれと同時にコスモリバースが完全に作動停止してしまい、どうも雪さんの蘇生に地球再生のための力を使ってしまった雰囲気が見られ…?
ここでタイトルが出ますけれど、最終話と明記されており、やはり闇の帝王は以前している『αU』同様に最終話前のボスを務めた、ということになりました。
戦艦はヤマトとラー・カイラムとナデシコが強制出撃な他に2の自由枠がありましたので、潜水艦とトレミーを出します。
コスモリバースが停止してしまいさすがの真田副長も焦ってしまいますけれど、一方の沖田艦長は落ち着いており、しかも未確認の機体の接近に対し最後の敵がくると明確に意識したうえで機動部隊の発艦を命じました。
現れたのはガーディム第8艦隊のアールフォルツ司令だったのですけれど、やはり二度あることは三度あるというとおり、彼もまたアンドロイド…また同時にナデシコやヤマト艦内にエージェントが入り込んでしまっており、転移技術をガーディムに吸収された模様です。
その吸収結果により文明再建システム…システム・ネバンリンナが完成、アールフォルツ司令(のアンドロイド)は約3000年前より彼の元となった人間のアールフォルツ司令を呼び出しました。
つまりガーディム第8艦隊が幻の艦隊となったのはここで3000年後に飛ばされたからの模様で、アンドロイドのアールフォルツ司令はこのかたにシステム・ネバンリンナを使ったもらおうと考え召喚したのですけれど、人間のアールフォルツ司令は自分と艦隊が健在である以上その様なシステムは不要と判断、ガーディム再建は自分がきたことにより達成されたということで、自分を呼び出した、そして自分と同じ姿をしたアンドロイドのアールフォルツ司令を抹消してしまいました…初対面時には傲慢な人物でしたアンドロイドのアールフォルツ司令ですけれど、この最期は切ない…。
そしてそのアンドロイドのアールフォルツ司令以上に傲慢な人間のアールフォルツ司令は地球人を矯正するためと称して人工知能な部隊を出撃させてきて、それどころではないこちらは停戦、対話を求めるもののお相手はもちろんそれを無視、地球を新たなガーディムの母星にしようと画策してきます。
沖田艦長は二度にわたって対話を求めるもののアールフォルツ司令は傲慢な態度で拒絶、ここに至って覚悟を決めた沖田艦長は戦闘指令を出すのでした。
最終話はということで人間なアールフォルツ司令率いるガーディムとの戦い…ただ、アールフォルツ司令はやや小物な雰囲気を感じた以前している『A』のヴィンデル・マウザーと較べても最後の敵だという器を感じず、また彼の乗っている戦艦も最後の敵っぽくない能力ですので、これはまだこの先何か起こりそうな雰囲気が感じられました。
けれど初期の勝利条件は彼の乗艦の撃破ですので、例によってその他の敵を全滅させてからそれを実施することにします。
アールフォルツ司令の旗艦を撃破すると、けれど撃沈にはならず、彼は過去から残りの第8艦隊を呼び寄せます。
けれどその艦隊はすでにガーディムの、けれどアールフォルツ司令とは別の者の指示によって動くアンドロイドにより制圧されており、元の乗員はすでにそのアンドロイドによって抹消されてしまっていました。
そのアンドロイドを動かしているのはシステム・ネバンリンナ…このシステムはガーディム再建に旧ガーディム人は不要と判断しアールフォルツ司令を抹殺、そして彼の乗っていた旗艦を利用しシステム・ネバンリンナの身体や機体を構成していきます。
これはこれまでの傲慢さを判断されてのことで、自業自得といえばそうなのですけれど、ただいきなり3000年後の世界に吹き飛ばされたかと思えば抹殺されるとか、少し哀れな展開かも…?
そうして現れたガーディムの文明再建システムであるシステム・ネバンリンナはこれまでにエージェントとして出現していたガーディムのアンドロイドに似た姿をしており、再建システムがガーディム人であるアールフォルツ司令を抹殺したことに対し疑問を持つ皆さんへ対し、ガーディム滅亡の真相を話してきます。
それによるとガーディム滅亡の原因はイスカンダルとの戦争が主因ではなく、高度に管理された社会体制の結果の内乱によるもの、とのこと…その古代ガーディム滅亡後、わずかに残った良識ある生存者はシステム・ネバンリンナとともに大マゼラン銀河を離れ、銀河系の地球へやってきたものの、宇宙世紀の世界の文明を一度崩壊させたミケーネの戦いに巻き込まれ滅亡したといいます。
そうして取り残されたシステム・ネバンリンナは文明再建のため、まずはミケーネとの戦いの主因を作ったエンブリヲなる人物を追いナデシコの世界へ10年前にたどり着きボソン・ジャンプの技術を得、次にイスカンダルの技術やシステム・ネバンリンナの端末であるナインさんを求めすみれさんたちの世界へ移動したのですけれど、その際に刹那さんたちが巻き込まれ一緒にあちらへ飛ばされたといいます。
文明再建にあたり、傲慢な旧ガーディム人は害悪でしかないと判断したといい、先の第8艦隊の乗員がもし傲慢でなければ抹殺しなかったというのですけれど、やはり害悪と判断して抹殺してしまったといいます。
そして、これまでの調査からシステム・ネバンリンナは地球人を素晴らしい人種と判断、それに倣い新たなガーディム人を創り出し、地球に新たなガーディム文明を築くといいます。
地球人をその様に判断しているということで話せば解りそうな気がしましたので、沖田艦長は共存できないかと説得を試みるのですけれど、融通が利かないところは彼女もまたガーディムの生み出したものらしく、唯一無二の存在意義である文明再建を強行すると言ってききません…これを見ると、すみれさんと出会ったナインさんはまさに奇跡の様な存在に感じられます。
システム・ネバンリンナはすでに第8艦隊を抑えている上にかつて叢雲さんやグーリーさんが乗っていた機体を量産し出現させます。
さらに、アールフォルツ司令が第8艦隊を呼び出したタイムホールは消えておらず、その影響で時空の歪みが加速し地球の融合がはやまり、5分で融合してしまう状態になってしまいます。
こうしてシステム・ネバンリンナとの戦いに突入、勝利条件は5ターン以内で彼女を撃破することです。
彼女は会話中に閃きと不屈の精神コマンドをかけてしまいさらには敵のターン突入時にも同じことをしてしまい2回攻撃無効化の効果を得てしまいますので、なおさら他の敵の全滅から目指していくことにします…彼女は3回行動というひどい特殊技能を持っていますので、閃きと不屈は向こうからの攻撃時に解除してしまいます。
敵を全滅させ、そしてそのうえでシステム・ネバンリンナと対峙…ガーディムな勢力のかたがたは今まで総じてこちらを見下していましたけれど、彼女はこちらを素晴らしい存在だと認識したうえで倒しにかかってきますので少し不思議な感覚を受けます。
最後の敵としてのタイプは明らかに『A』のヴィンデル・マウザーではなく『αU』のイルイさん…いえ、ガンエデンの様なタイプといえ、その後の展開からも別に救いようのない悪というわけではなく、でもガンエデンの様に融通の利かないところを見せたりしてどうしようもないので戦う、という趣を見せます。
ある程度のダメージを与えると彼女はド根性を用いHPを全快してしまい、ナインさんは彼女を撃破するために自分を犠牲にする案を提案、でももちろんすみれさんは却下します。
その様なすみれさんたちを見たシステム・ネバンリンナはそれまでの落ち着いた態度から一転して急に口調もくだけた上に怒り出します…どうもこれはこれまでにナインさんが収集した皆さんのデータが反映されてしまった結果の模様…。
さらに、ヤマト艦橋に戻ってきた雪さんと古代さんのお二人の様子を見て混乱…これはナインさんの愛についての調査にまともに答えた人が誰もいなかったことにより愛という感情が解らないための様子で、結果システム・ネバンリンナはブラックノワールなる存在同様に混乱、暴走状態になってしまいました。
BGMがボーカル曲になり気持ちを盛り上げてくる中、勝利条件が最終条件の青字になりいよいよ最終決戦へ…よく見るとシステム・ネバンリンナの特殊能力、底力がこれまでレベル9でしたのが5になっていたりと、多少弱体化した様にも見受けられます。
さらに戦闘についてなのですけれど、システム・ネバンリンナの攻撃の際に結構多彩な台詞が用意されているっぽい…何とさやかさんに対しても彼女へ対しての台詞を言ってきましたので、もしかして全員分用意されているのかもしれません。
昨日は時間制限が残り4ターンになったところまでで、全員行動できますので集中攻撃をすれば1ターンで終わるのではないかと楽観視していますが、果たして…終わりまであとわずか、気持ちは盛り上がっていますけれども一方で急いでクリアするのはもったいないという気持ちもあり、ですので最後はじっくりいきましょうということで昨日は終わらず、今日ゆっくりじっくりとクリアまで見守ろうと思います。
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