2017年07月08日

鋼の巨人達は、新たなる航海へ―。

先日クリアしたゲームの感想です。
よきものでした
□スーパーロボット大戦V
 ○イラスト評価:★★★★☆(4.4)
 ○グラフィック評価:★★★★★(4.8)
 ○システム評価:★★★★★(4.8)
 ○内容評価:★★★★★(5.0)
 ○音楽評価:★★★★★(5.0)
 ○声優評価:★★★★★(4.5)
 ○難易度:★★☆☆☆(1.8)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.0)
 ○付加要素(おまけなど):★★☆☆☆(2.4)
 ○総合評価:★★★★★(4.8)

こちらは過日購入をしたものとなり、とっても大好きなあのかたにお勧めをしていただけたことから購入をしたものとなります。
機種としてはヴィータさんなものとなりますけれど、以前している『ブルーリフレクション』同様にPS4でも同時に出ている様子です?
タイトルからも解る通り、こちらは以前している『A』や以前している『αU』などと同じシリーズの作品となります。

内容としましては、地球の平和を乱す敵たちを相手に様々なロボットたちが集ってともに戦うものとなるでしょうか。
と、説明が上で触れた同じシリーズの作品と同じとなりましたけれど、お話はつながってはいないもののシリーズとしては同じものなのですからそれも当然なのでした。
システム面では基本的にはそれらと同じとなりますので、詳しい説明は省略…今作は小隊システムではないので基本的なかたちは『A』に近いのですけれど、スキルを覚えるシステムなどは『αU』のほうに近しいといえます。

お話のほうは、それら私のしたことのある過去作とは違い、『宇宙戦艦ヤマト2199』の世界観をベースにしているため初期の時点で世界の危機どころか世界が崩壊した状態からはじまりますので、かなり驚かされます。
また、過去作では宇宙人との戦いが苛烈でしたけれど、今作では宇宙人はガミラスとELS、あとはオリジナルな敵のガーディムしか登場せず、いずれも3つある並行世界のうち初期の世界にいるため、残り2つの世界は一切宇宙人がいないという、過去作からすると結構珍しく感じるものになっています(ドラゴンやインベーダーなどはいますが…こういう設定は並行世界の宇宙はどうなっているのか気になってしまいますが、どうなのでしょう?)
…並行世界、というと『A』のシャドウミラーを思い出しますけれど、今作ではこちらの勢力も3つの並行世界を渡り歩くことになります。

主人公については『A』同様に男女お一人ずつから選択して進めるもの…もちろん主人公は女のかたとし、明るく前向きなかたでまた外見もあってお名前は山城すみれさんとしました(デフォルトでは如月千早…ではなく如月千歳となっており、男性主人公のデフォルト苗字の叢雲といい、何やら引っかかる…/何)
『αU』同様に誕生日や血液型も設定できこれにより精神コマンドも変化…すみれさんは5月5日のO型としましたけれど、こちらは基本の魂の他にお相手の気力を下げる脱力や自身の気力を上げる気合、それに任意のかたのSPを回復させる期待とかなり有用な精神コマンドが揃っていますのでかなりよい誕生日設定ではないのかなと思っています。
…選ばなかった主人公は終盤で敵として登場しますけれど、『A』の様に戦死することはなく最終的には仲間になります。

そのすみれさんの乗る機体は、過去作とは違い初期に選択肢はなくヴァングレイという射撃兵器のみの機体となりますので、スーパーロボット系が好きなかたには多少つらい流れかも…私は回避や高移動力、高射程のリアルロボット系至上主義に近いところがありますので何の問題もありませんでしたけれども(何)
お話の中盤で機体を乗り換えるイベントが発生するのですけれど、その際にスピードとパワー、どちら重視のものに乗りたいか選択できます…私は当然前者のヴァングネクスとし、『A』のアシュセイヴァーや『αU』のハイペリオンの様な高機動、高移動力の単機突撃のできる非常に使い勝手のよい機体になってくださいました。
主人公さん、機体ともに私のしたことのある過去作にも負けないくらいとてもよい感じではないかと思います。
また、主人公さんのパートナーとしてナインさんという女の子がついてくるのですけれど、彼女もその機体乗り換えのタイミングでサブパイロットとして乗ってくださることになります。

私が過去にプレイしたシリーズ作品2作と今作とで最大の違いといえば、難易度を任意で選択できるということでしょうか。
私は過去作では1話で延々全滅を繰り返し資金集めをしていたのですけれど、今作では難易度を簡単にすればその様なことをしなくても資金は十分得られ、最終的には500万以上余った状態でクリアとできましたので、初心者にも非常にしやすい作品といえそうです…全滅での資金集めを一度もせずにすんだため、予想よりもさくさく進めることができました。
全滅によるレベル上げを一切しなかったため過去作とは違いレベル99まで上げることはできず、すみれさんでも74までしか上がらなかったものの、今作は『A』の様にこちらのレベルに応じてお相手のレベルも変動するっぽいので、それほど問題は見られなかったでしょうか。
その他、『αU』のPPに相当するTacPというものを貯めることによりスキルを覚えたり、さらには強化パーツを購入できたりします…こちらのほうがお金よりも大切かもしれません?
その他過去作と違うところといえば、SPが戦闘開始時には最大値ではなく半分程度からスタート、その代わりターンごとに徐々に回復するというものになっている、というところ…初期SPや回復量を上げる方法は色々ありますので、今作のほうがかえって精神コマンドを使いやすいかもしれません?
ただ、今作はなかなか熱血を覚えないものの、敵機を撃墜するごとに得られるポイントを3貯めれば再行動or確定クリティカルを出せたりしますので、なくても案外何とかなります。
あとあと、小隊システムでもないので戦闘に参加できないキャラクターはやはり非常に多くなるのですけれど、それを解決する手段としてサブオーダーという出撃できなかったかたのみが実施できるものがあり、こちらに最大20人割くことができます。

その本編についての進行状況は日々の日誌で触れていましたので、ここでは昨日進めた内容のみ触れることに…すでに最終話、最後の敵たるシステム・ネバンリンナとの戦いとなっており、BGMがボーカル曲に替わり気持ちを盛り上げる中、あとは撃破するだけということになります。
やはり最後の敵だけあって台詞が豊富で、主人公クラスのかたには戦闘前会話があるほか、戦闘時にはこちら側のキャラクターを誰にしてもそのキャラクターに対応した台詞をしゃべってくださいました…一番面白いのはロッティさんやロザリーさんへ対してのものでしたかもしれませんけれど、スメラギさんに対しては自分以上だとかなり認めた発言をしたりしていました?(戦闘前会話はザンボットのものが面白かったかも?)
また、アンジュさんで攻撃をすると妹さんが艦隊内にいるっぽい様子が見られましたけれど、ついてきたのですか?(エンディングでも普通に出てきましたし、別にアンジュさんとの関係は決裂とまでは至ってない様子…)
ただ、お相手のHPは200000と、難易度を簡単にしているためか『A』のツヴァイザーゲインや『αU』のガンエデンなどと較べても低めになっており、熱血や魂を使うとすぐに倒せてしまうため、それらを使わず少しでも多くのかたがたの会話を楽しむことに…でも、ときどき汎用な台詞を言われてしまうときもあって、そのときは残念ですが…。
…その立ち位置や雰囲気など、やはりシステム・ネバンリンナは『αU』のガンエデンに通じるところのある敵といえるでしょう(余談ですけれど、個人的に私が触れた『スパロボ』3作で一番最終話が盛り上がったのは音楽の使いかたがものすごく印象に残る『αU』で今作はその次…『A』はシャドウミラーの曲自体は大好きなのですけれど、最後の敵も同じ曲なのはさみしい…)

そうしてシステム・ネバンリンナを撃破すると、沖田艦長が責務のために戦う彼女に敬意を表しつつもう休めと声をかけます。
それに対し彼女はガーディムのことを想い諦めきれなさそうにしますけれど、ナインさんが彼女を説得、さらに過去に地球へ流れ着いたガーディム人は地球人とともに暮らす道を選んでおりですので現在の地球人の中にはガーディム人の子孫もいることを教え、それを聞いたシステム・ネバンリンナはナインさんに後を託して消滅…これ、ナインさんがもっとはやくにこの事実を教えていればあるいは戦わずにすんだのでは…。

あとはコスモリバースを起動させて地球を救うのみ、なのですけれど、そのコスモリバースは先に起動停止状態になってしまっていました。
その様な中、沖田艦長は艦長室で一人になり…その後の会話から沖田艦長はこの時点で亡くなられた様子で、さらにこれまで地球で散っていった人々の魂が集い、コスモリバースが再起動しました。
それで地球は再生されたのですけれど、元々は古代さんの兄が発動させる予定でしたこちら、それってつまりコスモリバースとは誰かの魂をもって起動させるというもの、なのですか?
そして古代さんの兄は沖田艦長がもうすぐ亡くなることを見越してあの行動をした、というのでしょうか…もしそうでしたら、ものすごくひどいお話にしか聞こえないのですが…。

そしてここからはエンディング、戦いを終えた皆さんがこれからどうするのかという会話になります。
敵対勢力のうち唯一うやむやに終わった感じのする使徒についてはやはり決着はついてない様子で、これからもくるかもしれないしこないかもしれない、というお話になっている様子…これはちょっともやもやしますかも…(あれが一体何者なのか、についても全く明示されないまま終わりましたし…)
ナインさんもすみれさんとともに歩むことになりましたし、そのコスモリバースと使徒について以外はかなりきれいにまとまったのではないでしょうか。

これでゲームクリアとなり、最終的に入手総計の資金は29640657、TacPは83875となり、エースパイロットの人数は34人になっていました…エースパイロットについてはサブオーダーだけでなったかたが少なからずおり…。
さて、クリアした状態でシナリオチャートを見てみると、これまでは見えなかった、分岐シナリオで選ばなかった道がグレー表示されたのですけれど…何と49話の先で2つにルートが分岐、しかも最終話まで別ルートのままに終わっていました。
これはあれですよね、沖田艦長の謎の選択肢によりルートが分岐する、ということですか…2周めでは困難が待っているという選択肢を選んでみましょうか。
その周回では1周めで得られた全ての資金とTacP、また強化パーツから5つを選択して引き継げるといい、また3周めからは機体の改造度が10段階から15段階に引き上げられるといい、通れなかったルートのこともありやはり2周めはしたいものです。

今作に参戦した作品については以前しているアサミーナさんとかなさまの放送で触れたとおりです。
それら作品で、今作を通じて一番興味を持った作品は何になるでしょう、すでに既知な作品を除けば『宇宙戦艦ヤマト2199』『勇者特急マイトガイン』『クロスアンジュ』あたりでしょうか…一方、既知の作品の中でも私が過去に触れた2作の両方に出ている『Zガンダム』『ZZガンダム』『逆襲のシャア』『ダイターン3』(あと『A』にいた『ザンボット3』)はお話の本筋にはからまずさみしい感じ、かも?
キャラクターは主人公のすみれさんと妹の(何)ナインさんをはじめやはり相当よく、敵さんですと個人的にはグーリーさんが非常によいライバルではなかったかと思え…?

イラストはやはりキャラクター、機体ともによいものです。
グラフィックはさすが、私が過去に触れた2作品よりも10年くらい新しい作品になりますので、特に戦闘シーンはとてもよいものです。
システム面もさすが(以下略)なりますので、より洗練され、楽になっているといえます。
内容のほうも、終始非常に気持ちが盛り上がったまま進めることができ、とてもよいものでしたかと…上で触れた様なもやもやが多少は残りましたけれども気にしなくてもよい程度のものです。
音楽も例によってとても、特にオリジナルなものがよく…マップのBGMは序盤は過去作に較べて大人しく感じたものの、後半ではこちらもよいものになってくださいました。
声優さんについては、やはり例によってこれだけの作品のかたがたが集結しますので…?
難易度については、私の場合はビギナーズモードで進めましたので、何ら詰まることなく、お金にも全く困ることなく進められました…全滅なしということで時間的な問題もなく、非常にスムーズに進められました。
百合的には『αU』の彩菜さ…アイビスさんとイルイさんほどとは言わないものの主人公のすみれさんとパートナーのナインさんの関係が姉妹の様なよい関係になっており、その他『クロスアンジュ』のヒルダさんが(報われないものの)かなりよいキャラクターになっています。
おまけとしては過去作同様にサウンドモードやキャラクター及び機体などの図鑑があり、またチュートリアルが用意されていたりと十分なレベル…また、ダウンロードコンテンツは購入して損はないかと思います?
ということで、こちらはさすが最新作ということで映像面などで私が過去に触れた2作を凌駕、内容面もとてもよいもので大満足…こちらをお勧めしてくださったあのかたには感謝をしてもし切れません。

今後ですけれど、次にプレイ予定の作品群…『世界樹と不思議のダンジョン2』『よるのないくに2』が8月末(の同日…)発売予定になっていますので、それまではこちらを周回しようと思います。
過去の『A』『αU』は延々全滅を繰り返してお金を集めていた影響で1周クリア時で多大な時間を費やしてしまい結果そこで燃え尽き2周めに至る元気はなかったっぽいのですけれど、今回はそういうことを一切せず進められたためやる気が満ち満ちていて、ですので今の気持ちなら何周でもできそうです(その8月末の作品がありますので、2周めで時間切れになりそうな気はしますが、上で触れたとおり最終話への分岐が2つですので、最低2周できればまずは…?)


また、その様な先日はこちらを読んでもいましたので…。
こちらもよきもの…
□寮長は料理上手(1)
■吉村佳さま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.4)
 ○内容評価:★★★★☆(4.2)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
 ○総合評価:★★★★☆(3.5)

こちらは過日色々なコミックとともに購入をしたものとなり、何となくよさそうに感じられたことから購入をしたものとなります。
コミックスとしましては『明るい記憶喪失』や『となりの吸血鬼さん』『にゃんこデイズ』などと同じものとなります。

内容としましては、学生寮で暮らす女の子たちの日常を描いた4コマ、となるでしょうか。
お話の舞台は衣浜という海沿いの温泉町となり、主人公で高校1年生の小花悠里さんはそこの高校に通うために学生寮へ入ることになった、都会育ちで明るく元気ですぐに周囲と仲良くなれる、ちょっとおバカで天然なところも見受けられるものの基本的にはいい子な、温泉が大好きなかた…。
ところどころで描写される限り、彼女の家庭環境にも何かありそうな気配を感じますけれど、今のところ詳しいことは不明です。

悠里さんが入ることになったのは、伍色館という元は温泉旅館だったという学生寮…温泉好きとしてはまさに天国の様な環境といえます。
そこの寮長をしているのは、悠里さんと同い年な姫市原麻耶さんという長い黒髪でクールな雰囲気を醸し出した、文武両道の女のかた…。
彼女は料理好きなところがあり、学生寮でのお食事は彼女が作っており、また悠里さんのお弁当も作ってくださることに…。

その他の学生寮の住人としては、まず副寮長で高校2年生の矢倉文香さん…勝気な性格のかたなのですけれどちょっとおバカなところの見え隠れするかたでしょうか。
初等部2年生の堀切実和子さんは麻耶さんの従妹だという、背伸びをしたいお年頃なボクっ子の子…。
中等部2年生の坂虎口さんは極度の人見知りのため現状悠里さんを避けている、成績は優秀だというゲーマーなかたとなるでしょうか。
その他、謎のカピバラが住み着いているのですけれど、知能が明らかにただ者ではなく…?

お話のほうは、その様な皆さんが過ごす学生寮を中心とした学校生活を描いたもの…。
学生寮を舞台にしたお話といえば以前読みました『ひなこのーと』や以前読みました『裏庭には…!』など最近結構たくさんの作品に巡り合えていますけれど、こちらもその正統派といえる流れなよい作品となっています。
麻耶さんがお料理好きということもあり、お料理の描写も結構しっかりしたものとなっていて、そちら方向の要素も少しありますけれど、基本的にはそれら学生寮を舞台にしたお話などの様に楽しい日常とそこに暮らす皆さんの関係を楽しんでいく作品といえます。
悠里さんの実家らしき描写が少し気になりますけれど、果たして…?

イラストは悪くありません。
百合的にはどうでしょうか、登場人物は皆さん女のかたですのでそのあたり心配はなさそうで…?
ということで、こちらも学生寮を舞台にしたよい作品で、続きも見守りましょう。


『艦隊これくしょん』の日々の任務結果は以下の通りです。
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【開発】
14cm単装砲、失敗、零戦21型、零戦52型
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【輸送船3撃沈任務】
○通商破壊艦隊2-2・1回め:無意味なボス直行任務失敗
○通商破壊艦隊2-2・2回め:分岐北上→輸送船エリア到達・輸送船4編成任務達成
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【南西諸島任務(2-2)】
○はじめの分岐での北上:3(2連続:1)
○輸送船エリア行き:0
○高速建造材という完全無意味な場所行き:0
○ボス到達:5(5連続/ヲ級さん編成:1)
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…ここのところ2日連続で任務を放棄するに至っている南西諸島任務については、はじめの出撃から4連続でボスへ進行という珍しく順調な出だしとなりました。
昨日は空母3撃沈任務が発動しておりその時点でヲ級さん編成は1のみの出現だったのですけれど、よい流れを壊したくなかったのでそのまま2-2への出撃を実施、そちらもボスへ進み何と先日までとは一転してストレートで任務完了という極めて順調な結果を得られました。
ただ、その5回めのボス到達もヲ級さん編成ではありませんでしたので、空母3撃沈任務達成のためにその後潜水艦隊を2-3へ派遣、ろ号作戦の進行率が不安になってきましたので少しでも輸送船撃沈を実施しておきたいところながらこういうときの常として当然の様に無意味にボスへ進行しさらに大破1小破1の大損害…まぁ、そうなるな。

最後の最後に残念な結果を出されてしまいましたけれど、それでも昨日は最近の中では極めて順調に推移した部類といえます。
そしてろ号作戦の進行率がいよいよ危うくなってきました…今週は2-5への水上反撃任務は実施しないかもしれません。
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