2017年07月22日

誰もが、私が男性と恋していると信じて疑わない。

先日読みましたコミックの感想です。
続刊が出てくださり…
□終電で帰さない、たった1つの方法(2)
■トクヲツムさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
 ○内容評価:★★★★★(4.8)
 ○百合度評価:★★★★★(4.5)
 ○総合評価:★★★★☆(4.4)

こちらは先日色々なコミックとともに購入をしたものとなり、過去に既刊を読んでいることから購入をしたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなる百合姫コミックスとなります。

内容としましては、同じ会社に勤めていた先輩さんと後輩さんのお話、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第1巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をします。
この巻でも引き続き彩夏さんと菜々子さんのお二人の関係を描いていき、お付き合いをはじめてから1年がたつまでの頃が描かれていきます。
すでにお付き合いをしてからのお話ですので、お二人とも非常によい関係…また基本的には彩夏さんがかっこいい立ち位置にいるはずなのですけれどもときには立場が逆転することもあり、そのあたりも面白いものです。

社会人な百合なお話ということで、時には将来に不安の様なものを抱くところもあるのですけれど、基本的には非常に仲睦まじい様子を見守る、とても微笑ましいものとなっておりよきものです。
巻末には描き下ろしとしてお二人がお付き合いをはじめる前のエピソードも収録されています。

その様な今作は以前読んでいる『百合百景』など最近ときどき見かけることのあるPixivというところで連載されているっぽく、ナンバリングの振っていなかった第1巻で続きはそちらで描いていくと書かれており、今回それが単行本にまでなってくださったということで、第1巻にはナンバリングが振ってありませんでしたので出るのはあまり期待していなかったのでなおさら嬉しいことです。
…そして、第1巻の感想について、タイトルが微妙に間違っていることにも気づき…「、」が抜けています(でもあえて修正はしません/何)

イラストは悪くありません。
百合的には申し分のないものでしょう。
ということで、こちらはよい社会人なかたがたの百合のお話で、あとがきによると続きもまだ描かれるご様子ですので第3巻が出ることを期待したいです。


また、同時にこちらも読みましたので…。
こちらもよきもの…
□アフターアワーズ(2)
■西尾雄太さま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.3)
 ○内容評価:★★★★☆(4.4)
 ○百合度評価:★★★★☆(4.4)
 ○総合評価:★★★★☆(4.0)

こちらは過日色々なものとともに購入をしたものとなり、過去に既刊を読んでいることから購入をしたものとなります。
コミックスとしましては『アカネのハネ』と同じものとなります。
…上の作品同様に大人なかたの関係を描いたお話、ということで一緒に読んでみました(上の作品は一緒に購入をした『2DK、Gペン、目覚まし時計。』と一緒に読もうかとも思ったのですけれど、上の作品はあまりお仕事ものという感じはしませんでしたので、同様に大人なお話ながらお仕事ものという雰囲気はないこちらと一緒に読んでみたのでした/何)

内容としましては、クラブでお会いした二人の女のかたの関係を描いたお話、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読んでいる第1巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をします。
この巻ではケイさんがエミさんや音楽仲間なかたがたとともにレイヴという大型イベントを企画され、それへ向けてお二人で色々行動をしていくお話となります。
メンバーの反対などもあったりしつつ、エミさんの熱意もあり計画は順調に進んでいくのですけれど、それにつれて他の皆さんの実力とあいまってエミさんは自分が役に立てているのか不安になったりもして…?

また、エミさんのちょっとした失敗(?)から、一緒に暮らしている状態になっているお二人の関係に亀裂が入ってしまいます。
けれど、この時点でエミさんの気持ちはもうはっきりしており、またケイさんもそういうつもりで一緒にいたわけですので、この巻の最後にはそれを乗り越えてお二人は完全に恋愛関係になっていくのでした。
…これであとの問題はイベントの成否、そしてエミさんの職なし問題くらいでしょうか(何)

イラストは悪くありません。
百合的には思いのほか高い事態になってきました(何)
ということで、こちらは本当に思いのほか百合的に高い作品に発展、上の作品同様に大人なかたのよい百合作品になっていってくださいそうで先の展開に期待…次巻は2017年初冬発売予定とのことですので引き続き見守ってみましょう。


『艦隊これくしょん』は響さ…ヴェールヌイさんや吹雪さん、そしてZ3さんに続いてZ1さんも改二仕様、というかツヴァイになることができました。
やはり外見は変わっていない様にも見えますけれども…?

日々の任務結果は以下の通りです。
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【開発】
20cm連装砲、25mm3連装機銃、零戦21型、失敗
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【輸送船3撃沈任務】
○通商破壊艦隊2-2:輸送船エリア直行・輸送船4編成任務達成
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【南西諸島任務(2-2)】
○はじめの分岐での北上:5(3連続:1)
○輸送船エリア行き:2(ボス前南下:2・ろ号作戦終了)
○高速建造材という完全無意味な場所行き:2
○ボス到達:5(2連続:2・2連続逸れ:3・ヲ級さん編成:1)
○エラー発生:1(ボス前直行後)
○損害:大破2(同一人物)・小破1
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…南西諸島任務ははじめの2回の出撃こそボスへ進んだものの、その後は高速建造材という完全無意味な場所へ吹き飛ばされたり連日の如くなボス前での南下を発生させられ、いたずらに大破まで発生させられげんなり…。
そしてとどめとばかりに、ボス前へ直行できた直後にエラー発生という最低最悪の事象を見せつけられ、その続いての出撃では再びボス前へ直行できたかと思えばそこからの南下をまた見せつけられたかと思えばその次は高速建造材という完全無意味な場所へ吹き飛ばされ人の心をずたずたに折れ果てさせてくださいましたけれど、その次の出撃で何とかボスへ進み任務は完了できたのでした。

ろ号作戦が完了しましたので、今日あたりにでも1-5への3回出撃任務を実施しましょう。


『スパロボV』の2周めはいつかのブラックマイトガインのシナリオの様に突如1周めでは出現しなかった『想いの形』なるシークレットシナリオが発動しました。
こちらはまずは1周め同様にドラゴンがどこから現れたのかやナデシコの世界へ戻る方法などについての説明が行われるのですけれど、その鍵を握るヴィルキスを操るアンジュさんの特訓が発動します。
けれどその特訓はかなりきついものの様子で、それに耐えかねたアンジュさんは何かに擬態しヤマトを脱出してしまいました。

一方、休暇を得た一部の皆さんはかなめさんが通っていた高校に行き、そこで宗介さんが何か面白いものを見せてくれるというのですけれど、現れたのはペロリーナなる着ぐるみとボン太くんなる着ぐるみで、その両者が争いはじめます…というより、ボン太くんが一方的に攻撃を仕掛けている様に見えましたけれど…?
すみれさんなどは中の人を気にしますけれど、アキトさんは「中の人などいない」と一蹴…いえ、よいのですけれど、あの格好でそういうことを言われると笑いしか出てこないのですが…。

そこにアマルガムが襲来、何とボン太くんはそれに立ち向かうことに…一方のペロリーナは逃げ遅れたのですけれどそこにヴィルキスがやってきてアンジュさんがそれに乗り込み応戦することになります(いえ、いうまでもなくペロリーナの中身はアンジュさんでしたわけですが)
(1周めで唯一現れたシークレットシナリオはもっと後半でしたので)2周めに入り2つめとなるシークレットシナリオは、アンジュさんとボン太くんでアマルガムと対峙することに…ボン太くんはきちんとした2Sのユニットで搭乗者もボン太くんになっているのですが…?
数ターンで味方艦隊も駆けつけますけれど、お二人だけで何とかなりそうな気配も…ボン太くんを見た皆さんは様々な面白い反応を見せてくださるのですけれど、それだけでなく敵の傭兵すらボン太くんで撃破すると「ボン太くんにやられるのなら悔いはない」みたいなことを言ってきて…?

戦い終わり、ボン太くんやペロリーナの中の人についてはおおむねの人には知られないまま無事に終わることができ…学校には宗介さんたちのクラスメイト、さらにシンジさんのクラスメイトもやってきて久しぶりの再会となり、これは普通によいお話…。
ボン太くんのその後はその後でちょっとおバカなオチもついており…?

お話はここで分岐シナリオに突入、ヤマトなどとともに宇宙世紀へ残るかナデシコについて彼女たちの世界へ戻るか、の選択肢となります。
これまでのすみれさんの行動目的を考えればヤマトと別れる選択肢はあり得ないといってよいのですけれど、ただ2周めの基本方針は1周めで進まなかったルートへ向かうというものですので、泣く泣くヤマトと別れることに…それでも、古代さんはいずれはすみれさんにヤマトに戻ってくる様にとおっしゃってくださったりと、永遠の別れにはならないとこの時点で解っている様子で少し気が楽になったでしょうか。

ということで、ここから先は未知のお話へ…といっても、上のシークレットシナリオも未知のお話でしたので、すでに未知の領域に入り込んでいたわけですけれども(何)
ナデシコなどは無事にパラレル・ボソン・ジャンプにより元の世界へ戻ってくることに成功、まずは日本へ戻ることにしました。
そこで舞人さんがジョーさんから決闘を申し込まれたり、あるいは舞人さんの親友の浜田くんにできていた内藤ルンナという恋人がショーグン・ミフネ配下の忍者であることをアキトさんだけが見抜き警告をしたりされます。
そのルンナさんはザンボット3に対し興味を示していましたが…?

第28話は街中で行われる舞人さんとジョーさんの決闘…一対一であり他の皆さんは見守るのみです。
マイトガインは10段階改造+バリア装備ですので負ける要素はなく撃破に成功しますけれど、ジョーさんは諦めることなく飛行能力をもって攻撃を仕掛け、結果マイトガインは撃破され撤退に追い込まれてしまいました。
それとともにショーグン・ミフネ率いる部隊が出現、目的を果たしたジョーさんは去っていきますけれど、代わって彼らの部隊と戦うことに…もちろんこれには遠慮はいりませんので皆さんが出撃、ただしナデシコは先のジャンプの影響が残っており移動不能、一方でザンボット3が強制出撃になっています。

胡蝶さんを撃墜するとショーグン・ミフネが今回の襲撃の目的を語りだしますけれど、彼の目的はこちらの撃破ではなくザンボット3を入手することでした…ザンボット3が色々彼の好みに合致したということですけれど、勝平さんたちはもちろんその様なことは認めません。
するとショーグン・ミフネは動けないナデシコの強襲に出ますけれど、胡蝶さんが彼の攻撃からナデシコをかばってしまい、けれどアキトさんの手助けでその場を離脱していきました。
代わってマイトカイザーに乗り換えた舞人さんが出現、さらにブラックマイトガインまで現れショーグン・ミフネの前に立ちふさがりますが、そこにジョーさんが現れまた舞人さんと戦おうとしてきます。
この一連のイベントを見ていると、やはりアキトさんも正義のヒーロー、それに関するお約束が好きなのだということが解り(上のお話の「中の人などいない」といい…?/何)…確かにこれはなかなか熱い展開です。

これであとは敵を全滅させるのみとなりましたけれど、グラハム・エーカーをジョーさんと、あるいはザンボットをショーグン・ミフネと戦わせるとやはり戦闘前会話が発生しました。
どちらも撃破するともちろんそこで終了とはならず逃げおおせます…そういえば、1周めではショーグン・ミフネと戦う機会は0でしたので、彼と実際に戦ったのは今回がはじめて、ということになります。

戦い終わり、その場を離脱したジョーさんはサリーさんにお会いしますけれど、ここで彼がどうして勇者特急隊を目の敵にするのか教えてくださいました…簡単に言えば正義の無力さに絶望した、ということになるでしょうか。
一方、アキトさんにたすけられた胡蝶さんはルンナさんとして浜田くんと生きていくことを決意した様子で、それを見守る舞人さんのことをアキトさんは自分たちの希望だという気持ちを持っている様子…?
また、ガインさんは戦線離脱…1周めでも合流時にはマイトカイザーになっていましたっけ。

昨日はそこまでといったところでしたけれど、ここでブラックマイトガインが仲間になりましたか…マイトガインを使い続けている理由というのは舞人さんではなくガインさんが好きだからでしたりし、そのガインさんに通じるブラックガインさんも当然使っていきたいところで、使用枠が厳しいものの極力使ってみようと思います!
この先のお話も未知数ですけれど、1周めの合流時のことを思うとこれからユリカさん救出やエンブリヲなる人物が登場しサリアさんたちが行方不明になる一方でサラマンディーネさんが仲間になりさらにドラゴンの秘密も明らかになる、といったことが起こるはず…続きも見守ってみましょう。


…とっても大好きなあのかたに甘えたい気持ちがちょっと抑えがたくなっていますけれど、それは何とか今日届く予定のあれを観るまで我慢を…(何)
この記事へのコメント
またまた、失礼します。

「アフターアワーズ」は第2巻もすごくいい感じになっていましたよね。

ただ、1巻が出た時点で出版社の上から「あと5000部売れないと続きは出せない」と言われ、そういう具体的な情報もオープンにした上で、作家さんはもちろん、編集さんも協力して販促キャンペーンを実施した結果、無事に2巻目(さらに3巻目も)出ることが確定したという経緯がありますので、ありがたみもひとしおです。

こういう売り上げが出ないので打ち切り、という例は某百合専門誌を始め、特別ではなく、やむを得ない面もあるのでしょうけど、売り方の工夫や熱意次第で何とかなる面もあるということなんでしょうから、百合ファンとすれば、好きな百合作品がしっかり続いてくれるように、引き続き頑張らなければと思いましたね。
Posted by おーらんどー at 2017年07月22日 08:03
おーらんどーさまへ>
こちらでもわざわざのコメント、ありがとうございます…『アフターアワーズ』は思いのほか百合作品になってきてくださいましたけれど、その様な裏事情がありましたか…。
今日の日誌で触れた作品は『終電で帰さない』の第2巻が出てくださったことが僥倖、と感じてはいましたけれど、まさかもう1冊のほうもあるいはそれ以上の僥倖に恵まれた結果でしたとは…。

そういえばもう長らく続刊の出ない単行本が百合姫系やきらら系以外にもいくつかありますけれど、それらもこういう事情の結果、なのかもしれませんね…。
悲しいことですけれど、でもともかくよいものはよいものなので、続刊が出ると信じてまずは購入するしかなさそうです。
Posted by 桜乃彩葉 at 2017年07月22日 22:19
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