2017年09月05日

第502統合戦闘航空団 ブレイブウィッチーズ

先日観ましたアニメの感想です。
よきものでした
□第502統合戦闘航空団 ブレイブウィッチーズ World Witches Series(1〜6・OVA/写真はOVAのみ)
 ○イラスト評価:★★★★☆(4.2)
 ○内容評価:★★★★★(4.9)
 ○音楽評価:★★★☆☆(3.4)
 ○声優評価:★★★★★(4.5)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.2)
 ○付加要素(おまけなど):★★★★☆(4.0)
 ○総合評価:★★★★★(4.5)

こちらは先日OVA版が色々なDVDとともに届いたものとなり、過去に同じシリーズの作品を購入していることもあり購入をしたものとなります。
こちらは以前OVA版を観ており以前コミカライズ版を読んでいたりと色々展開されている『ストライクウィッチーズ』のスピンオフといえる作品となり、こちらも以前読んでいるものなどコミカライズ版や以前読んでいる様にアンソロジーも出ているものとなります。

内容としましては、ブレイブウィッチーズと呼ばれる第502統合戦闘航空団の活動を描いたお話…。
と、説明が以前読みました上で触れたものとは別のコミカライズ版と同じとなりましたけれど、そのコミカライズ版はアニメ本編のストーリーをなぞっていますのでそれも当然なのでした。
ですので詳細な説明は省略をしますけれど、簡単に書くと今作の舞台は現実世界のロシアはサンクト・ペテルブルクに当たるオラーシャのペテルブルグに本拠を置く第502統合戦闘航空団、通称をブレイブウィッチーズという航空隊となります。
主人公はコミカライズ版にある通り雁淵ひかりさんという才能はないもののそれを努力と体力で補う頑張り屋さんで明るい女の子…菅野さんやニパさんとそり遊びをしていたときの「こけちゃいましたー!」が恐ろしくかわいくて強く印象に残っているのですが…(何)

その様な今作、最後に届いたDVDはOVAなのですけれど、こちらは通常のTVアニメ版全6巻の翌月に続いて出てきたということで完全な続刊扱いかな、ということでこのOVA版を最終巻扱いにすることにしたのでした。
以前観ている『GA』もTVアニメ版DVDと間を置かず(こちらは最終巻と同時発売でしたっぽい…)OVA版が出たためひとまとめにしていましたけれど、それの様なものです。
ですので第6巻までの内容についてはそれらを観たタイミングで触れていますので、ここではOVA版の内容に触れていきます。

TVアニメ版は全12話でしたのに対し、今回は第13話となっておりその続きという形式となり、その第13話は『ペテルブルグ大戦略』ということでサトゥルヌス祭が終了し年末にかけてのお話という、実際には第7話と第8話の間に入るお話です(実際最後には8話につづく、と字幕が出ます)
『ストライクウィッチーズ』の登場人物でもあるエイラさんとサーニャさんはサトゥルヌス祭の物資輸送を行った後もしばらくペテルブルグに滞在しており、エイラさんはサーニャさんを街に連れ出そうとするのですけれど、ことあるごとに邪魔が入ってしまいそれを達せられません。
ここでの見どころは本編ではあまり目立たなかったジョゼさんや下原さん…掃除に張り切るジョゼさんやかわいいもの好きな下原さんといった姿を見ることができます(特に後者は、エイラさんが安全な人物だと認定した矢先に…/何)
年越しを祝うパーティで花火を打ち上げようとエイラさんは提案するものの物資不足なので却下を受け、さらにパーティ中の急なネウロイ襲来で夜戦に長けたエイラさんとサーニャさんが下原さんたちと出撃、その中でエイラさんはサーニャさんと手をつなごうとするもののそれもネウロイに妨げられたりと、ここまでは結構散々な状態な彼女…。
ただネウロイ撃破は彼女が行いその際のネウロイの粉砕されるさまが花火に見え、また年越しを空の上でサーニャさんと迎えられたので終わりよければ…という趣です?
…お話の中で、エイラさんが芳佳さんの様なことをしていた様な…(何)

ということで、今回はエイラさんが主役といえる回…そういえば『ストライクウィッチーズ』OVA版でエイラさんとサーニャさんが主役のお話がありませんでしたけれど、こちらに回されたということなのでしょうか。
全体的に楽しく賑々しいお話になっていて、もっと皆さんのお話を楽しみたいと思っていた身にとっては嬉しいお話となっていました。

その様な今作は『スト魔女』とは違う部隊を舞台にしたお話となっており、節々でそちらと繋がったところが見られるのが面白く、それでいてそちらとはまた違った魅力的な皆さんの活躍するお話ということでこちらもこちらで、終盤も正統派な盛り上がる展開とよきものとなっています。
主人公のひかりさんをはじめ登場人物もとても魅力的で、『スト魔女』の皆さんに負けず劣らず素敵で皆さん本当にどなたも大好き…ひかりさんについてはかなり好感の持てる主人公の印象で、様々な作品の主人公の中でもかなり上位にくる好きさかも…?
ですので、こちらの皆さんのお話をもっと観たいという気持ちが強く…第2期とかしてもよいのですよ?

イラスト…作画は問題なくよきものでしたかと思います。
内容のほうは登場人物も魅力的でお話も盛り上がるよきものでかなり満足といえます。
音楽は悪くありません。
声優さんはもちろん問題のないよきものです。
百合的にはどうでしょうか、OVA版はエイラさんがメインでしたのでやや高めでしたけれど、そうでなくても色々よい関係なかたがたが見られます。
おまけのほうは『スト魔女』同様に各巻に分厚いブックレットなど色々ついてきて豪華といえます。
ということで、こちらは『スト魔女』とはまた別の舞台を主役にした、こちらはこちらでとてもよいものでこちらのかたがたのアニメをもっと観たい気持ちになるわけですけれど、タイトルを観ていただければ解る通り今作は以前コミカライズ版を読んでいる『ワールドウィッチーズ』の一環といえ、となるとこのシリーズはその気になればさらに別のアニメも可能にも感じられ、この先の展開にも期待したいものです?(ただ、これだといつお話が収束するのか全く見えなかったり…?)


その様な先日はこちらのコミックを読んでもいました。
最終巻でした
□サクランボッチ(2)
■悠理なゆたさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.4)
 ○内容評価:★★★★☆(4.2)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.3)
 ○総合評価:★★★★☆(3.6)

こちらは過日色々なコミックとともに購入をしたものとなり、過去に既刊を読んでいることから購入をしたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなりますまんがタイムきららコミックスとなります。

内容としましては、友達の少ない皆さんの集った文芸部の日常を描いた4コマ、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第1巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をします。
この巻でも桜さんをはじめとする文系部のかたがたの日常が描かれていくのですけれど、百合さんを巡って生徒会との勝負をするという流れにお話はなっていき、この勝負の結果文芸部は生徒会の雑用を1年間するという事態に…。

その様なことがあったりしつつも、後半では花陽さんの過去…彼女が文芸部に入るきっかけが描かれていくのですけれど、そこには彼女の先輩が関わっており、これはかなりよいお話…。
ただ、その先輩の存在もあってか、花陽さんは卒業後は東京へ行くという予定を立てており、それを知った桜さんはショックで、でも本音を伝えることができません。
その様な彼女を見かねた百合さんたちが背中を押し、桜さんは本音を伝えることになったのですけれど…?
その様なお話があることからも解る通り、今作はこの巻で完結、最終巻となります。
最後は皆さんが1学年進級された姿が描かれており、まずまずきれいな終わりかたでしたかと…?

イラストは悪くありません。
百合的にはどうでしょうか、桜さんが花陽さんへ伝えた言葉が私にはそういう意味にしか見えず、高めの印象を受けたのですけれど…?
ということで、こちらはこれで最終巻…悪くはないものでしたかと思います。


『艦隊これくしょん』の日々の任務結果は以下の通りです。
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【開発】
35cm連装砲、失敗、25mm単装機銃、天山
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【大型艦建造最低値】
香取さん
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【輸送船3撃沈任務】
○通商破壊艦隊2-2・1回め:分岐北上→輸送船エリア到達・ル級さん+輸送船2大外れ編成任務失敗
○通商破壊艦隊2-2・2回め:輸送船エリア直行・ル級さん+輸送船2大外れ編成加古さん大破任務達成
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【南西諸島任務(2-2)】
(実施せず)
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【い号作戦(1-4)】
○はじめの分岐南下:3(3連続:1・そのまま完全無意味なあらぬ場所吹き飛ばし:3)
○ボス到達:6(間に軽空母戦:3)
○空母撃沈数:22
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【あ号作戦(1-5)】
○ボス到達:18
○損害・エラー発生:なし
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【北方海域任務(3-3)】
○はじめの分岐北上:4
○はじめの分岐渦潮突撃:3
○家具箱前行き:6(4連続:1・2連続:1・大破終了:1)
○家具箱大行き:1
○家具箱中行き:1
○ボス到達:4(北ルート:1)
-----
…ほぼ毎週の様に1-5でのあ号作戦実施時はエラー発生という最低最悪の事象が発生していたのですけれど、昨日はそれが見られず、損害もなしと無事に終えることができました。

それはよかったのですけれど、3-3での北方海域任務のほうは相変わらずというか…家具箱前行き、私は大嫌いなのですけれど、羅針盤という存在はそこが好きな様子でせっかくはじめの分岐で北上してもそこへどんどん向かいそのままおかしな場所行きになったり、しまいにはそこのル級さんにより無傷かつレベル99の空母が一撃大破(T字不利で中破、という事象もあり…これ、T字不利でなければ大破でしたよね、ね…)といううんざり、げんなりさせられる流れを見せつけられ心底嫌になってしまいます。
家具箱前行きの確率が無残なレベルに達していますけれど、それでもボスへ4回は到達できたので悪くないといえばそうなの、かも…今日には終えましょう。

月間任務としての2-5への水上反撃任務の他、2-4への季間任務も出現していますけれど、後者については3-3への編成と同様の編成で向かうことにしていますし、何より羅針盤なる邪悪な存在と複数海域で戦うのは嫌ですので、そちらは3-3での北方海域任務が完了した後に実施することにしましょう。
2-5は…まぁ、やってみます、か…?
…大型艦建造で香取さん出るのですね…いえ、もういるのでよいのですけれど、私は確か通常の建造で出したはず…。


その他のゲームは昨日は実施できず、ただ『世界樹と不思議のダンジョン2』に関してはかつて購入した『Fate/EXTELLA』同様の判定とすることにします。
つまり…ごめんなさいごめんなさい、購入したはよいものの私に合わない作品と判断しこのまま放置、とします…。
いえ、あまりに以前している『世界樹の迷宮5』と較べてあらゆる面での劣化が激しく耐えられないレベルで…う〜ん…。

『よるのないくに2』はひとまずはそこまでひどいやる気の減衰にはなっていないので放置はしませんけれど、でも積極的に進めたい気持ちにもならず、今はそれより中途半端にあさかなやすみりお分を補充しかけたりしたこともあって『世界樹の迷宮5』をもう1周したい気持ちが強くなってきたりしていて…?
そのあたりは『全ての恋に、花束を。』を優先して進めながらおいおい検討しますけれど、ただいっそゲームよりも別の、時間ができた際にやってみたかったことを優先させようかなという気持ちもあり…とりあえずニッパーなる工具を購入してこなければ、ホームセンターあたりに行けばよいですか?(何)
この記事へのコメント
度々、失礼します。

スト魔女に続く「ウィッチーズ」シリーズのアニメ第2弾となった「ブレイブウィッチーズ」。
TV放映時にはCGの出来が酷くて、悪評を受けてしまいましたが、円盤ではスタッフのご努力により作画レベルも大幅アップし、ストーリーやキャラもスト魔女とはまた違う魅力に溢れたものでしたので、大満足でしたね。

あと、円盤第6、7巻付録のドラマCDで重体となってしまった孝美さんが復帰できたのが、スト魔女1期で「不名誉除隊」扱い(!)となってしまった芳佳のことを思い遣った坂本さんがいろいろ動いてくれた結果なことが明らかになったりと、こちらも興味深かったですね。

で、来年はスト魔女アニメ第一期から10周年(「ウィッチーズ」が誕生して13周年)になることを記念してのプロジェクトも計画されているようで、こちらも楽しみです。

スト魔女アニメ第一期の放映前には、「パンツアニメ」とか、「下品であざとい」などと散々に叩かれましたが、それが応援の甲斐あって、10年以上のコンテンツとして継続してくれたことは、本当に嬉しいですね。

「ウィッチーズ」のJFWは、今のところブレ魔女の孝美さんが第1話に登場した新藤さんととも所属することになる508まで設定が決まっていて、シリーズ全体の結末は、世界中のウィッチの力を結集してカールスラントを解放するものになるとのことですが、そこに至るまでの経緯にはまだいろいろありそうなので、引き続き前向きで百合百合なウィッチたちの絆をメインとするコンテンツとして楽しませてもらいたいものですね。
Posted by おーらんどー at 2017年09月05日 20:13
おーらんどーさまへ>
わざわざのコメント、ありがとうございます…『ブレイブウィッチーズ』はDVDでしか観ていないのですけれど、作画面で気になるところは特にありませんでしたのでかなりの修正がされた、ということなのでしょうか…ともあれ今作はかなり満足のいく作品になっていたかと思います。

アニメ本編では『スト魔女』のかたがたはエイラさんとサーニャさんしか出ませんでしたけれど、裏ではその様なこともあったということで、確かにそれも興味深いです。

最近色々なものが10周年になっている印象がありますけれど、『スト魔女』ももうそこまでやってきましたか…その第1期から見守っている身としては感慨深く、嬉しいものです。

最終的な結末は決まっているとのことですけれど、果たしてそこまでどの様に持っていくのか…長く続くのでしたらそれはそれでもよいですし、引き続き見守っていきたいものです。
Posted by 桜乃彩葉 at 2017年09月05日 21:49
先回りしてトドメを刺すエイラさんは非常にカッコよかったです。エイラさんが一番好きなので主役級の扱いで嬉しい内容でした。

エイラさんの人気はトップクラスだと思うのですが、一期では人物像も定まっておらず、ほとんど出番もなく、たしかファン達のSSの方が先にキャラが固まったと記憶しています。なので、私は、ある程度、公式が二次創作のキャラ像を逆輸入したと思っています。
その後、「不思議ちゃん」という初期設定を捨てて(笑)二期、ラジオ、CDなどで「C調なのに本命にはヘタレるナイト」が確立して、設定上は最強レベルだった実力もちゃんと描かれるようになりました。(今回も強かったですね)
10年と言われると驚きますが、エイラファンとしては、エイラさんが進化した10年でもあると思っています!

>CGの出来

テレビ版でCGだったところが手書きになってたりしましたね……。
フミカネ繋がりでは、FAガールのOPも途中からCGが手書きになりましたが……最近はCGの方が早いのか……。
Posted by soto at 2017年09月05日 23:00
sotoさまへ>
わざわざのコメント、ありがとうございます…このOVA版はエイラさんが主役のお話といってよかったので、満足できたご様子で何よりでした。
『スト魔女』のOVA3作で彼女が主役のお話がなかった分、ということなのかも…?

そう言われればエイラさんは初期では結構目立たないキャラクターでした印象が…それがここまで出番が多くなったりしたのも、そのファンのかたがたのお力もあるのかも、ですね…。

CGが手書きに…やはりよほど力を入れない限りはまだCGよりも手書きのほうがきれいに見える、ということなのかもしれませんね…私は手書きのほうが好きではありますが。
Posted by 桜乃彩葉 at 2017年09月06日 21:39
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