□あの娘にキスと白百合を(7)
■缶乃さま
○イラスト評価:★★★★★(4.5)
○内容評価:★★★★★(5.0)
○百合度評価:★★★★☆(4.0)
○総合評価:★★★★★(4.9)
こちらは先日色々なコミックとともに購入をしたものとなり、過去に既刊を読んでいることから購入をしたものとなります。
コミックスとしましては『のんのんびより』『あやかしこ』『ささめきこと』などと同じものとなります。
作者のかたは以前読んでいる『サイダーと泣き虫』を描かれたかたとなります。
内容としましては、何組かの女の子たちの百合な恋模様を描いたお話、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第6巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をします。
この巻では園芸部に入ってきた後輩さんを通じ、彼女の世話をすることになったゆりねさんの変化、そしてその後輩さん自身の様子が描かれていきます。
前半ではゆりねさんがその後輩さんの言葉をきっかけに自分には何もないのではないかと不安になったりと、やや不安定な状態になってしまうのですけれど…?
後半ではその後輩さん、中等部2年の青井灰音さんと彼女とそう歳の離れていない叔母に当たる、高等部3年生の雪村藍花さんの関係が描かれていきます。
お二人は姉妹の様に育ったのですけれど、ちょっと距離が近すぎるとも感じるところがあり、その距離感を巡ってお互いに悩んだりするさまが描かれていきます…最後にはたとえ普通でないとしてもお互いの気持ちは同じなのだから、ということでより関係性が深まっていくのでした。
その他、巻末には番外編として何人かのかたのおまけなお話も収録されています。
イラストはよきものです。
百合的にはやはり今回のお二人も、そしてメインのお二人もよきものです。
ということで、こちらはやはりよきもので続きも楽しみにしたいところ…現状存在する正統派な百合連載作品ではこちらがもっともよいものではないかなと個人的には感じるところで、今後にも期待したいものです。
上の単行本購入と同日に届いた『フレームアームズ・ガール』のDVD付属のバーゼラルドさんは…
…本体は完成、けれど今回はこれまでのお二人とは違い武装などもかなりしっかりついてきていますので、それらを作っていくことになります。
説明書を読むと、脚は完全交換になる様子ですので、今の脚は作らなくてもよかったのでは…(何)
『艦隊これくしょん』の日々の任務結果は以下の通りです。
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【開発】
20cm連装砲、12mm単装機銃、零戦32型、失敗
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【輸送船3撃沈任務】
○通商破壊艦隊2-2:分岐北上→輸送船エリア到達・ル級さん+輸送船3編成球磨さん大破任務達成
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【南西諸島任務(2-2)】
(実施せず)
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【1-5への3回出撃任務】
○損害:なし
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…先日はあまりに無残な惨状を見せつけられ実施する意義すら疑問になってしまった輸送船撃沈任務ですけれど、昨日も一応実施、幸い1回の出撃で終えることができました。
ただ、ここにいる色なしのル級さんによりレベル90超のかたがたが頻繁に大破させられる事象を何とかしていただけないでしょうか…レベルの意味がない…。
先日まで6-4や6-5のゲージ破壊など色々出撃を重ねすぎて疲れましたので、さすがに昨日からはのんびり…昨日までに実施しなければならない1-5への出撃任務を実施します。
6-5出撃の際に艦攻の熟練度蒸発が頻発しましたので、今日のあ号作戦時の出撃とあわせ大鷹さんにそれの熟練度回復をしていただくことにしたのでした。
今日は月曜日ですので各種週間任務をすることになりますけれど、それからは金曜日からあるっぽい秋刀魚イベントまでのんびりしましょう。
北方海域任務はその秋刀魚イベントの際に消化できるでしょうし、そうでなくても日曜日が10月1日となっており3-5のゲージ破壊になりますから、いずれにしても今日から急いで北方海域任務を実施することはしなくてよさそうです。
『FLOWERS』冬編は第3章を終え第4章へ…第2章で初の推理パートが発生しましたけれど、今回のものは常識で応えられる範囲のものすごく簡単なものでした、が写真から共通項を指さすという、内容自体は簡単で間違え様のないものながら目新しいシステムが発生したりもしました。
お話のほうは、相変わらず蘇芳さんが危う過ぎる…過去のトラウマの幻影と会話を交わしたり、推理のことばかりに気を取られて会長としての職務や授業に全く身が入っていなかったり周囲が見えていなかったりと、このままでいくと破滅してしまいかねない…。
立花さんも何やら危うい気配になってきましたし、果たして…この様な不穏な気配にあってえりかさんと千鳥さん、苺さんと林檎さんが微笑ましくて楽しいかたがたで癒されます。
【(更新終了)百合(かも?)作品感想の最新記事】
新キャラのエピソード部分も毎回良いですし、一方で進展する黒沢さんのストーリーも良いですね。特に本巻では白峰さんを意識し始めた描写が大変良かったです。
この作品、なんとなく今はなき「つぼみ」の掲載作品っぽいな、と思ってます。メイン二人が『総合タワーリシチ』と少し似てるせいもありますが、雰囲気が、あの雑誌を思い出させる感じです。
こちらへもわざわざのコメント、ありがとうございます…『あの娘にキスと白百合を』は群像劇らしく毎巻新しいかたも登場しますけれど、今回のお二人といい皆さん魅力的で嬉しいことです。
もちろんメインのお二人もとてもよく、今後も長く続いていただきたいものです。
そう言われてみると、『ひらり、』や『百合姉妹』よりはそちらにあるほうが違和感のない作品かも、ですね…『総合タワーリシチ』もよい作品で、完全版が出るっぽいのでそちらも楽しみにしたいものです。
そうらしいですね!期待しています。
『メバエ』も中断してしまったし、あらた先生はツイてないですね……。
この話で思い出しましたが(話が逸れてしまうのですが)『つぼみ』が休刊して、代わって『ひらり、』が出てきたように記憶が改竄されていたのですが、実際は重なっていた時期があったのですね。しかも、その時期はギリギリ『百合姫S』が最終号なのです。ということは書店に『無印百合姫』『百合姫S』『つぼみ』『ひらり、』が同時に置かれていたタイミングがあったかもなんですね。そんな充実した期間があった記憶がないです(笑)。
こちらへもわざわざのコメント、ありがとうございます…百合姫系から出る過去に購入している作品の完全版は敬遠する傾向があるのですけれど、こちらはそうではなさそうですので購入をしてみようと思います。
『つぼみ』『ひらり、』、それにあと『百合少女』『Comicリリィ』あたりは同時に出ていた印象が私にはあるでしょうか…『百合姫S』はそれらより一世代前の印象がありましたので、それも重なっていた時期があったというのは少し意外でしたかもしれません?