2018年02月04日

ヴァンパイアちゃんが狙ってる。

先日読みましたコミックの感想です。
1冊完結…
□ヴァンパイアちゃんが狙ってる。
■わさもさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.2)
 ○内容評価:★★★★☆(4.0)
 ○百合度評価:★★★★☆(3.8)
 ○総合評価:★★★★☆(3.6)

こちらは先日色々なコミックとともに購入をしたものとなり、何となくよさそうに感じられたことから購入をしたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなりますまんがタイムきららコミックスとなります。

内容としましては、吸血鬼に好かれてしまった女の子を描いた4コマ、となるでしょうか。
お話の主人公は宮瀬しずるさんというおっとりした雰囲気の、自然が大好きでいつも森の中で本を読んでいる、ちょっと押しに弱い女の子…。
その彼女、ある日その森の中で行き倒れの少女を見つけるのですけれど、それが実は吸血鬼でして…?

その吸血鬼は森の中に屋敷を構えるクロエという、ややみちみっこなかたなのですけれど、彼女は以前観ている『アンジュ・ヴィエルジュ』のアルマリアさんの様な理由によりこれまで一度も人間の血を吸ったことがなく、ですのでいつも貧血気味で力が出ないというかた…。
しかも数年前から森の中でしずるさんを日々監視しており想いを募らせ、はじめて血を吸うならばしずるさんのものを、という決意を持っており、あまりにクロエさんが虚弱であることもあり、放っておけなくなったしずるさんは彼女の体質を治すというために一緒に暮らしてあげることにしました。
ただ、クロエさんはしずるさんへの想いが強すぎるのか、瓶越しでの吸血もままならず、またしょっちゅう鼻血を出すのでさらに…。

その他登場人物としましては、まずはクロエさんのお屋敷のメイドさんなユウリさん…幽霊な彼女はちょっと色々危ない性格をしています?
しずるさんの妹さんで12歳のみはるさんは姉が大好きで仕方なく、こちらもまたちょっと色々危ない領域に達しており…?

お話のほうは、その様なお二人を中心としたかたがたの日常を描いたお話…。
基本的にはしずるさんがその押しの弱さにより色々振り回されたり、クロエさんの暴走っぷりなどを笑って楽しむコメディ作品…やや変態的なところもありますけれど、それは置いておきましょう。
吸血鬼が人間の血を直接吸うと吸血鬼になってしまう、ということがありますので終盤になっても直接吸うことはためらっていたのですけれど、事態は突然出現した天使の行動により斜め上の方角へ…。
今作はこの1冊で完結、最終巻なのですけれど、帯に「※衝撃のラストにご注目ください」とあるとおり、終盤は結構衝撃…最後の最後のしずるさんの変わりようを見るとこれでよかったのか、という思いは出てしまいますけれど、まぁハッピーエンドといってよい終わりかたと重います?

イラストは悪くありません。
百合的には最終的には十分なところに達しているといえます。
ということで、こちらはちょっと変態的ではあるものの、悪くない作品でしたかと思います。


また、同時にこちらも読みましたので…。
こちらも吸血鬼もの…
□水曜日の夜には吸血鬼とお店を(1)
■羽戸らみさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
 ○内容評価:★★★★☆(4.0)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.0)
 ○総合評価:★★★★☆(3.5)

こちらも上の作品とともに購入をしたものとなり、百合が期待できると教えていただけたこともあり購入をしたものとなります。
コミックスとしましては『オパパゴト』や『お嬢さまは武道会で踊る』『かみつき学園』と同じものとなりますけれど、こちらは『にちぶっ!』同様に大判サイズなものとなります。
…上の作品同様に吸血鬼のお話、ということで一緒に読んでみました。

内容としましては、吸血鬼なかたと女の子が一緒にお店を営む4コマ、となるでしょうか。
お話の主人公はそのお二人となり、まずウェンズデイさんは吸血鬼だという、ややちみっこで銀髪の女の子…人間の血は吸わないという約束で、水曜日しか開かないらしいゴシック・ロリータな服のお店を任されていました。
彼女はそのお店のオーナーであるかたの料理ならば血を吸わなくても満足できていたので大丈夫だったのですけれど、ある日そのかたは療養で遠くへ行ってしまわれ、代わってそのかたの孫娘がお店へやってきました。

それが水城理沙さんという、高校生のかた…お嬢さま学校に通うおっとり少し天然なお嬢さまで、基本的には優等生らしいのですがお料理や絵などは壊滅的にダメな模様…。
理沙さんはアルバイトとしてお店で働くことになるのですけれど、これまで家事をしてきたメイドさんは祖母とともに遠くへ行ってしまったとのことで、料理などはウェンズデイさんがすることに…祖母が残したレシピにより料理問題は解決したみたいです?

その他登場人物としましては、人狼の末裔だというベルベットさんや死神でデザイナーをしているモーニングさん、あとは理沙さんのクラスメイトなかたがた、といったところでしょうか。

お話のほうは、ということでその様なお二人の日常を描いたもの…。
こちらは基本的に楽しく微笑ましい、かわいらしい日常のお話となっていて、それを楽しく見守ればよいものといえるでしょうか。
理沙さんは突然押しかけたかたちなわけですけれど、この巻の終盤ではウェンズデイさんにとってかなりかけがえのない存在となっていたり、お二人の関係もよきものです。

イラストは悪くありません。
百合的にはやはりメインのお二人の関係が悪くなく…?
ということで、こちらもなかなかよきものでしたかと…。


また、同時にこちらも読みましたので…。
こちら(以下略)
□吸血鬼はじめました。(1)
■雨宮結生さま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.3)
 ○内容評価:★★★★☆(4.2)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.2)
 ○総合評価:★★★★☆(3.5)

こちらも上の作品とともに購入をしたものとなり、百合が期待できると教えていただけたこともあり購入をしたものとなります。
コミックスとしましては『ろこどる』や『魔女とほうきと黒縁メガネ』『ボウリングッド!!』などと同じものとなります。
…上の作品同様に吸血鬼のお話、ということで一緒に読んでみました。

内容としましては、突然吸血鬼になってしまった女の子を描いた4コマ、となるでしょうか。
お話の主人公は東雲夢子さんという高校生の女の子…やや目つきが鋭く笑顔の怖い、友達のいないかたとなるでしょうか。
その彼女、ある日ちょっとした理由で生命を落としてしまったのですけれど、たまたま通りかかった吸血鬼により半妖として蘇らせてもらえるという、何やら以前している『よるのないくに2』のアルーシェさんの様な境遇になってしまいます。
1000日ほど過ごせば普通の人間に戻れるらしく、また弊害も毎日血を吸わなければならないことのみらしく、比較的日常は変わらないのですけれど、ただ血を吸う相手がいなくて困ることに…。

その様な中、夢子さんのクラスで隣の席に座る女の子が声をかけてきて、混乱した夢子さんは自分が吸血鬼になったことを告白してしまったのですけれども、そのお相手はそれを信じてくださっただけでなく、血を吸わせてくださることにもなりました。
その方は綾羅木れいさんという長い黒髪のほんわかおっとりした、クラスでも人気の高いかた…これがきっかけで、お二人は距離を縮めていくことになります。

夢子さんを吸血鬼にしたのは、マリーさんというちみっこの吸血鬼…基本的にだらだらするのが好きなかたで、そのまま夢子さんの家に居座ってしまいます。
その他登場人物としましては、奇術部でお調子者な若宮茜さんとその親友で絵を描くのが好きな、そして人見知りでもある三谷歌織さん…夢子さんにれいさんが血を吸わせているところを歌織さんが目撃、けれどキスをしているのと勘違いをしたため、吸血鬼であることを隠すためにお二人は恋人であると嘘をつくことに…。

お話のほうは、ということで吸血鬼になってしまった女の子を描いたもの…。
一番上の作品は終盤で主人公さんが死んでしまいますが、こちらは何と開始早々にというなかなか重い設定…その重い設定の割にはかなり楽しく重いところのないコメディ作品となっています。
ですのでそのあたりを素直に楽しめばよく、また夢子さんとれいさんの関係もよい感じで、このお二人の仲が深まるさまを見守るのも楽しいものです。

イラストは悪くありません。
百合的には夢子さんとれいさんの関係が悪くなく…?
ということで、こちらは楽しく微笑ましいよき作品でしたかと…同時に3つも吸血鬼作品が出たため(未読な作品が全然消化できずどうにもならないこともあり/何)思い切って1日で全て読んでみましたけれど、全部吸血鬼がちみっこ…以前読んでいる『となりの吸血鬼さん』あたりもそうでしたし、日常要素の強い吸血鬼作品はそうなる傾向が強いです?(以前読んでいる『吸血鬼ちゃん×後輩ちゃん』や以前読んでいる『遠藤靖子は夜迷町に隠れてる』など4コマでないストーリー要素の強い作品はそうでもないですし…?)


その様な先日はこの様なものが届いてもいました。
-----
Blu-rayが…
○ひなろじ(下)
○ラブライブ!サンシャイン!!(第2期/2)
-----
…こちらはDVD(とはいえどちらもBlu-rayですが)となり、一連で予約をしているアニメとなります。
『ひなろじ』はこの巻で完結…上巻同様に結構な厚みのブックレットがついてきました。

昨日はこれらのうちから『ラブライブ!サンシャイン!!』の第2巻を観てみました。

第2話は『雨の音』ということで、学校を即座に廃校というのはなくなったものの、入学希望者を100人集める、という条件が課されることになったお話…。
ともあれ希望はつながったということで、学校説明会のための曲を作ることになりますけれど、同時にラブライブの予選も近いということで、曲を2つ作ることになり、2年生の三人とその他の六人で分かれて曲を作ることになりました。
ところが、1年生と3年生のうち黒澤姉妹以外の四人は音楽性の違いから対立…3年生は激しい曲を求めるのに対し、1年生は「無」の境地に至った模様…(何)
その違いを埋めるべく色々するものの中々うまくいかず、でも最後はお泊りすることになったお寺の雨音でみんな違ってもいい、ということで曲を無事完成させることができたのでした。

第3話は『虹』ということで、雨の影響で学校説明会が1週間延期、ラブライブの予備予選と日程が完全に重なってしまったお話…このお話の冒頭、千歌さんは屋根から転落死してしまいます(何/いえ、幸い生きてましたが、あれって死んでもおかしくない…)
どちらにももちろん出たいのですけれd、予備予選の出番が中盤になってしまいバスにも乗れないことが確定、ですのでメンバーを分割することにしました。
地区予選本番、不安そうにステージに立つ千歌さんたちの前に、残りのメンバーが登場…いえ、これ、後の描写からも全員で出ることを決めていたはずですのに、どうして千歌さんたちはあんな様子になっていて、そして分かれてステージに登場したのです…?
予備予選終了後、皆さんはミカン畑を突っ切って何とか学校説明会へ…千歌さんの家族は車で移動して同程度の時間で到着していましたので、乗せてもらえばよかった様なきもしますけれど、成し遂げた達成感が大切かもしれませんから気にしないでおきましょう(何)

また、第1巻同様に絵本になっている小冊子もついてきました。
今回は『ヤドカリリコちゃんの冒険』ということで、梨子さんのお話…第1巻のものといい、とってもかわいらしく微笑ましいものになっていて、個人的には非常に大好きです。
ただ、全7巻な作品に対しメインキャラは9人…ここまでの2巻は一人ずつ主役にしてきましたけれど、そうすると二人ほど余ってしまうことになり、これはどうするのでしょうか…(何)

ということで、細かいところが気にならないといえば嘘になりますけれど、今作はそういう細かいことを気にせず盛り上がればいいかなって思えますので、第1期最終話みたいなよほどの破綻したお話になってしまわない限りは気にしないでおきましょう。
そしてやっぱりこのシリーズのコメディなお話はとっても楽しくって面白い…作画なども相まって相当高いレベルで安定しています。
まず序盤は楽しくよいものになっていましたので、今後も期待して見守りましょう…劇場版製作が決定している様子ですので、終盤変な展開になったりしないか多少不安ではありますが…。


『艦隊これくしょん』の日々の任務結果は以下の通りです。
-----
【開発】
12mm単装機銃、41cm連装砲、失敗、零戦32型
-----
【輸送船3撃沈任務】
○通商破壊艦隊2-2・1回め:分岐北上→輸送船エリア到達・ル級さん+輸送船2大外れ編成任務失敗
○通商破壊艦隊2-2・2回め:分岐北上→どうしようもない場所逸走任務完全失敗
○潜水艦隊2-3・1回め:分岐北上→輸送船エリア到達任務達成
-----
【南西諸島任務(2-2)】
(実施せず)
-----
【5-5ゲージ破壊】
(アイオワさん・サラトガさん・瑞鶴さん・翔鶴さん・大鳳さん・リットリオ(イタリア)さん編成)
○1回め:初戦・潜水艦残存A判定→第2戦・敵全滅→第3戦・瑞鶴さん大破終了
○2回め:初戦・敵全滅→第2戦・敵全滅→第3戦・リットリオさん大破終了
○3回め:初戦・潜水艦残存A判定→第2戦・敵全滅→第3戦・翔鶴さん中破サラトガさん小破敵全滅→分岐南下→ボス戦・航空戦翔鶴さん大破・潜水艦残存A判定
○4回め:初戦・潜水艦残存A判定→第2戦・翔鶴さん小破敵全滅→第3戦・サラトガさん大破終了
○5回め:初戦・敵全滅→第2戦・敵全滅→第3戦・瑞鶴さん大破終了
○6回め:初戦・敵全滅→第2戦・完全勝利→第3戦・敵全滅→分岐南下→ボス戦・航空戦リットリオさん小破・潜水艦残存A判定
○7回め:初戦・潜水艦残存A判定→第2戦・敵全滅→第3戦・アイオワさんリットリオさん中破敵全滅→分岐東進終了
○8回め:初戦・潜水艦残存A判定→第2戦・敵全滅→第3戦・翔鶴さん大破終了
○9回め:初戦・敵全滅→第2戦・敵全滅→第3戦・敵全滅→分岐東進終了
○10回め:初戦・敵全滅→第2戦・敵全滅→第3戦・リットリオさん大破終了
○11回め:初戦・敵全滅→第2戦・完全勝利→第3戦・大鳳さん大破終了
○12回め:初戦・完全勝利→第2戦・敵全滅→第3戦・翔鶴さん瑞鶴さん大鳳さん中破敵全滅→分岐南下→ボス戦・T字不利瑞鶴さん大破潜水艦残存A判定
○13回め:初戦・潜水艦残存A判定→第2戦・瑞鶴さん小破敵全滅→第3戦・瑞鶴さん大破終了
○14回め:初戦・潜水艦残存A判定→第2戦・完全勝利→第3戦・大鳳さん小破敵全滅→分岐南下→ボス戦・潜水艦残存A判定
○15回め:初戦・潜水艦残存A判定→第2戦・完全勝利→第3戦・翔鶴さんサラトガさん中破敵全滅→分岐東進終了
○16回め:初戦・大鳳さん大破終了
○17回め:初戦・敵全滅→第2戦・敵全滅→第3戦・瑞鶴さん大鳳さん中破敵全滅→分岐南下→ボス戦(敵編成強化)・航空戦翔鶴さん小破ヲ級さん改1駆逐艦1撃沈・T字有利サラトガさん大鳳さん中破潜水艦残存A判定・ゲージ破壊
-----
…輸送船撃沈任務は、もう通商破壊艦隊には多くを期待しないほうが正しい、と思える様になってきてしまいました…。

拡張海域のゲージ破壊は最後に残された5-5へ…ここ、運がいいときにはこの様に最短5回に対し7回(エラー発生があるので実質6回)で終わることもあるというのですけれど、今月は大破撤退大破撤退…そしてここ数ヶ月発生していなかったボス前での羅針盤とかいう誰も幸せにしないシステムによる妨害まで発生、大荒れの様相を呈してしまいました。
特に第3戦を大きな損害なく切り抜けたのにそこからあらぬ方向へ逸走するのには本当に、怒りすら覚えてしまいます…深海棲艦に大破させられるの仕方ないといえるのですけれども、あの羅針盤というシステム、いくら何でもやっていいことと悪いことくらい考えてくださいませんか?

先月はこの様に駆逐艦2を含む艦隊で4回ボス撃破なんて任務も実施しており、その際は支援艦隊を入れることにより大破撤退なしで行えましたので、今回も支援艦隊を入れればもう少し安定するかとは思われたのですけれど、これまでそういうきつい任務の際以外は支援艦隊は使っていませんので、今回も資源と高速修復材を蒸発させて延々挑戦をし続けてみました(なしでも上で触れた様に実質6回で終えられている月もありますし…)
初戦での大破が1回発生したり、あらぬ方向への逸走が3回発生したりとつらい展開続きでしたけれども…
5-5終了
…何とかゲージ破壊に成功しました。

これで拡張海域のゲージ破壊は完了、残りは1-4と2-5への月間出撃任務くらいとなりました。
2-5のものは来週の南西諸島任務実施の際に行うとして、1-4のものは今日にでも実施してしまいましょう。
この記事へのコメント
失礼します。

吸血鬼と百合は、吸血鬼物の元祖(ドラキュラより前!)ともいうべき「カーミラ」の昔から相性が良いテーマでしたが、どうしても悲劇的な結末が定番となっていました。
しかし、ここにきて、ダーク系はともかく、シリアスから今回紹介された日常系まで、バラエティに富んだハッピーな百合がたくさん出てきて、「吸血鬼百合」が定着してきたのは嬉しいですよね。現在はこれら以外にもキューンでの「キリング・ミー」なども控えていますから、ますます盛り上がる事を期待したいものです。
Posted by おーらんどー at 2018年02月04日 11:01
おーらんどーさまへ>
わざわざのコメント、ありがとうございます…確かに、吸血鬼に近しい存在を主人公にした『よるのないくに』というゲームもその様な感じでしたかも…。
そのゲームもですけれど、本当に最近は吸血鬼ものな百合的に高めの作品が出てきて、それも楽しく悲劇的でないものも多くてありがたいことです…まだ他にもあるとのことで、それらも楽しみにしたいものです。
Posted by 桜乃彩葉 at 2018年02月05日 22:35
コメントを書く
お名前:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/182321961
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック