2018年04月14日

魔法少女リリカルなのはReflection

先日観ましたアニメの感想です。
何と前後編…
□魔法少女リリカルなのはReflection
 ○イラスト評価:★★★★☆(4.0)
 ○内容評価:★★★★★(4.5)
 ○音楽評価:★★★★★(4.5)
 ○声優評価:★★★★★(4.5)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
 ○付加要素(おまけなど):★★★★★(4.5)
 ○総合評価:★★★★★(4.5)

こちらは先日届いたものとなり、好きなシリーズということで購入をしたものとなります。
タイトルから解る通り、こちらは以前読んでいて以前アニメを観ている第4期に当たる『ViVid』など色々展開されている『なのは』シリーズのアニメ…劇場版作品となります。

内容としましては、異なる世界からやってきたかたがたと戦うことになる魔法少女たちのお話となるでしょうか。
『なのは』シリーズのアニメは以前劇場版を観ている無印から以前劇場版を観ている『A's』、作品が古すぎて感想は残っていないものの購入はしている『StrikerS』、そして上で触れた『ViVid』に以前観ている『ViVid Strike!』の順に時系列が進んでいくわけですけれども、今作は『A's』と『StrikerS』の間…というよりも『A's』からそう間もない頃、なのはさんたちが小学5年生の夏休みを迎えた頃のお話になっています。

お話の鍵となるのはエルトリアという地球とはおそらく異なる時空にあるという惑星…環境悪化により崩壊が近いその惑星を豊かにしようとしている家族がいるのですけれど、その父親が病に倒れてしまい、その子供である姉妹のうちの妹さんが地球に全てを救う鍵があると聞かされそれを求めることにする、というのが事の発端となります。
その妹さんはキリエ・フローリアンというかた…彼女はかなり綿密にその鍵がある地球のことを調べており、そこにいるなのはさんたちのことまでかなり詳細に調べ上げており、地球へやってきてからのなのはさんたちとの初接触ではなのはさんたちを圧倒するほどの力を見せます。
そのキリエさんが行おうとしている方法は地球側に少なからぬ迷惑をかける行為でしたので、姉のアミタさんことアミティエ・フローリアンというかたが彼女を追って地球へやってきて、なのはさんたちと共闘されるのですけれど…?

キリエさんが行おうとしている行為には闇の書こと夜天の魔導書が必要であり、それを得た後にそこからそこに封印されていたっぽい王の魂とその臣下が姿を得、それがディアーチェさん、シュテルさん、レヴィさんの三人…。
さらに終盤ではキリエさんが故郷や父親を救う鍵だと思っていたものから悪魔と呼ばれる一人の少女が現れ、それがユーリというかた…。
フローリアン姉妹、王とその臣下、そしてユーリさんはいずれも以前読んでいる『マテリアル娘。』というコミカライズ版に登場しており、元はゲーム版に登場したかたがたとなります。
…ゲーム版は結局しなかったので『マテリアル娘。』というコミカライズ版で大好きでしたかたがたが動いたりしゃべったりする姿を見るのははじめてになったのですけれど、やはり皆さんよい…特にレヴィさんがもう微笑ましすぎて…?

では今作はゲーム版をアニメ化したものなのか、というとどうもそうでもないっぽく、キリエさんをそそのかし王やユーリさんを復活させたイリスさんという、『マテリアル娘。』やゲーム版にはいなかったはずなかたが現状では完全な黒幕となっている、ゲーム版の皆さんを使いつつもオリジナルなお話になっているっぽいです?
現状このイリスさんというのはかなり救いのない悪役なのですけれど、このシリーズですので彼女にも何か背後事情があり、救いがある、はず…(でもよく考えたら無印のプレシアさん、『A's』のリインフォースさんなど、救いがあっても消えている人は少なからずいますから…?)

はず、となっているのは、今作は何と未完結であり、ユーリさんの封印が解けたところでお話が終わってしまっているのです。
付属のブックレットを読むと『魔法少女リリカルなのはDetonation』に続くということで、明確な前後編でした。
ブックレットを読む前に本編を観ましたので、終盤で尺の短さが気になりはじめたかと思えば完全にこれからというところで終わってしまうという事態に直面したわけで…中途半端に終わるよりはよい、ですか…。
ですので、今作1本を観ただけでは結構消化不良…後編に期待をしておきたいです。

…ところで、シュテルさんやレヴィさんと戦う際、なのはさんたちがテーマパークを守りつつ戦っていて、建物に損害を出したくないと言っているのですけれど、結界を張ればそういう建造物の損害は無効化されるのではなかったのです、か?
実際市街地で戦っている際は高速道路が陥没しようがビルに突入しようが無効化しているはずで…このあたり、ちょっとよく解らなかったかもしれません?
その点を含め、明らかに人にお願いする態度でないキリエさんやイリスさんなど結構突っ込みどころが多かった印象もあるのですけれど、それ以上にやはり色々気持ちの盛り上がる作品なのは間違いなく、やはりよいシリーズなのは確かです。

イラスト…作画は概ねよきものです。
お話のほうは上で触れたとおりちょっと突っ込みどころがあったり、あるいは尺の短さが気になったのですけれどそれは後編に期待をつなぎましょう。
音楽はよきもの…フェイトさんのあのシーンにボーカル曲を重ねるのはやはり泣けます。
声優さんも言うまでもなくよきものです。
百合的にはどうでしょうか、よい友情なお話なのは間違いなく…?
付加要素はこれまでの劇場版同様にブックレットや特典discなどついてきておりかなりのものかと思います。
ということで、こちらはまさか前後編とは思っておらず消化不良が激しいですけれど、はじめからそこを考慮しておけば後編が楽しみになるよきものでしたかと…『マテリアル娘。』が大好きですので、その皆さんの動いてしゃべる姿が見られたのも嬉しいところでした。


その様な先日はこちらのコミックを読んでもいました。
よきものでした
□はなにあらし(1)
■古鉢るかさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.2)
 ○内容評価:★★★★☆(4.4)
 ○百合度評価:★★★★☆(3.5)
 ○総合評価:★★★★☆(4.0)

こちらは上の作品が届いた日に色々なコミックとともに購入をしたものとなり、百合が期待できると教えていただいたこともあり購入をしたものとなります。
コミックスとしましては『ばけじょ!』や『好奇心は女子高生を殺す』と同じものとなります。
…主人公のお一人のお名前が「なのは」であることから上の作品と一緒に読んでみました(何)

内容としましては、二人だけの秘密でお付き合いをしている女の子を描いたお話、となるでしょうか。
お話の舞台はつつじの宮女子高等学校という学校、お話の主人公はそこに通う高校2年生の女のかたお二人となります。
お一人は青葉なのはさんという長身長髪で明るい、ちょっとおバカな印象も受ける気もするかた…。
もうお一人は藤宮千鳥さんという背の低めで髪も短めな、けれど胸は大きめな、ちょっと愛想の悪い雰囲気のかたとなるでしょうか。

このお二人は以前から親友だったのですけれども2年生へ進学されたあたりのことをきっかけに恋人となりお付き合いをすることになりました。
ただ、そのことは親しい友人も含め、他の皆さんには内緒の、二人だけの秘密とされたのでした。

お話のほうは、その様な周囲に秘密でお付き合いをすることになったお二人を描いたもの…。
周囲の皆さんに内緒でお付き合いをする、というのは特に学生同士な百合なお話ではかなりよく見られる、正統派といえるシチュエーションなわけですけれども、正統派なだけにやはりよきものです。
以前フルボイス版をしている『百合霊さん』の陸上部なお二人の如くなのはさんはオープンに気持ちを伝えたい、千鳥さんは皆さんのいるところでは隠したいという気持ちが強く、でも千鳥さんもなのはさんのことが好きなのは間違いないので秘密にはしたいものの…と、そのあたりのやり取りが楽しくまた微笑ましいものとなっています。
巻末にはお二人がお付き合いをするに至るまでのお話が収録…バレンタインのチョコレートはお互いに渡せませんでしたか…(何)

イラストは悪くありません。
百合的にはもちろんお二人の関係がよきものです。
ということで、こちらは楽しく微笑ましいよき百合作品…続きも見守りましょう。


『艦隊これくしょん』の日々の任務結果は以下の通りです。
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【開発】
15cm3連装砲、15cm3連装副砲、水偵、失敗
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【輸送船3撃沈任務】
○通商破壊艦隊2-2・1回め:輸送船エリア直行・ル級さん+輸送船2大外れ編成任務失敗
○通商破壊艦隊2-2・2回め:輸送船エリア直行・ル級さん+輸送船2大外れ編成親潮さん大破任務達成・ろ号作戦完了
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【南西諸島任務(2-2)】
(実施せず)
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【空母3撃沈任務(2-3潜水艦隊)】
○1回め:分岐北上→ボス行き・空母2撃沈
○2回め:分岐北上→輸送船エリア行き・空母3撃沈任務達成
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…輸送船3撃沈任務でろ号作戦が完了したものの昨日は空母3撃沈任務も発動しており、ですので南西諸島任務は放棄することになっても2-3へ潜水艦隊を派遣することになってしまいました。

ろ号作戦が完了、南西諸島任務を放棄ということで、これであと2日はのんびりできる…はず、なのですけれど、霰さんたちの3-2出撃任務を実施することになりますので、かえっていつもよりもつらいことになりそうな気が…?


『四騎姫教導譚』はアルパナさんルートが終了…ベリーグッドエンドとなっていましたので最良のエンドのはずなのですけれども一見バッドエンドかと見まがうほど重い終わりかたになってしまい、これ、ベリーグッドでないエンドならリリアティさんもアルパナさんも亡くなってしまうという救いのない終わりかたになってしまうのでは…。
あとは例によってエンディング後のサブミッションをこなしていき、次はいよいよ最後のお一人となるヴェロニカさんルートを目指すわけですけれど、またはじめから…う〜ん…。
…そういえば、今回のアルパナさんのマテリア習得の中で、これまでのかたがたでしたら間違いなく特定の敵を撃破というものが彼女の場合何でもいいので敵を撃破、というものになっていました…いえ、簡単にしてくださるのでしたらもちろんそのほうがありがたいわけですけれども、一体どうして…?
この記事へのコメント
>はなにあらし

サンデー○○系列は何となく保守的で反応が遅い気がしていますが、そこに本作が現れたということは、かなり百合漫画が一般化してるということでしょうか。

しかも、小学館だったら、周回遅れの日常微百合モノか、逆にベタな名門女子校モノか、両極端にいきそうなのに、こんな「つぼみ」「ひらり」に載ってそうな作品が来るとは。
このくらいのバランスで、かつ陽性(秘密がキッカケでピリピリした陰性のものならありそうです)の作品って、実は歴代でも珍しいんじゃないでしょうか?
Posted by soto at 2018年04月16日 22:17
sotoさまへ>
わざわざのコメント、ありがとうございます…いくつかコメントを残してくださいましたけれど、お返事を一つにまとめさせていただくことをご了承ください。
『はなにあらし』と同じレーベルの単行本はほとんど持っていないのですけれど、その様な傾向がありましたか…。

『がんくつ荘の不夜城さん』など漫画家を主役としたお話は最近結構手にする機会が多いですけれども、『こみっくがーるず』は学生さんのお話ながら一応漫画家を目指す、ではなくて立派な漫画家のお話かもしれません…?

『うちのメイドがウザすぎる!』のアニメ化はかなり意外でしたけれども喜ばしいことです…ただ、DVD購入の上では、お金の面でますます厳しくなりそうです。
Posted by 桜乃彩葉 at 2018年04月18日 21:09
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